• 記事検索
RSS

洋の東西を問わず、従業員が挑戦より社内評価を意識すると、企業は成長への歩みを止めてしまう。

「社内より社会の評価」(2024.4.5日経1面)にありました。


取締役候補は社員の投票で決める。

社長らの経営会議も全社員が視聴でき、意見や賛否を伝えられる。

「社員の意欲 業績動かす」(2024.4.3日経1面)にありました。


なんのために働いているのか、

そこにはよろこびがあるのか、

あなたの居場所はあるのか。


成長する組織の構成員は外を見ている。

具体的には、客の反応を直に感じて喜びや改善の意欲が増す。

組織内の評価をほけとけるよう待遇に信頼を置ける。

逆に言えば、

停滞(すなわち、下りのエレベーターに乗っていて動いていない状態)する組織の構成員は内を見ている。

具体的には、上司などの動向が気になって仕方ない。

自分の評価が適切になされているとはとても思えないので、待遇に不満のマグマがいつも溜まっている。


そんなに気になるならば、みて頂こうではありませんか。

そう。

中枢の経営会議です。

意見を言ってもらおうではありませんか。

勿論、顕名し社内公開をさせていただいたうえで。

それができれば、取り締まり候補の顕名投票も行える。


できないんだろうなあ。

そんなこと。

だから、いつまでも、利益率や生産性の低い下請け体質から抜け出せない。


組織内でならばこそいろいろ言われたっていいじゃないですか。

責任を持って組織の舵取りを担っているとする矜持があれば。

それが責任者にないだけの話。

だから、パートタイマーやアルバイターの支持も得られていない。

なにか、身近な話の様。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


鈴木健二さんの「気くばりのすすめ」

組織の中で自分のやりたい仕事は1%もない。まずは残りの99%を立派にやり遂げよ。

英語でも、数学でも、学生時代に楽しかった勉強を社会人になっても続けよう。

「他人はどう評価しようと、自分自身では40点以下の落第点」

などと

(2024.4.5日経の春秋)で、

亡くなられた鈴木さん(95歳)をあらためて紹介していただいています。


社会に出た新人の心得とのことですが、

人間社会で生きていくのであれば、いつでも似たようなことだと思っている。

とくに、リタイア後というような状況であればなおさら。

人生のしがらみの中で自分のやりたくてできることはX(エックス)%もない。

この日々の生活の中でまずは残りの(100ーX=Y)%をこなしていこう。

子どものころやりたかったことをいくつになっていても遅くはないやってみようよ。

そうしてゆけば、X%は、確実に1%から増えていってくれる。

つまり、こなさなければならないとした残りのY%は着実に減ってきてくれる。


ご自分におかれては厳しい評価を付けられている様ながらも、

40点を、やりたいこと40%、残りが60% と 読ませていただければ、

相当お幸せな日々ではなかったか。


それでは僕はどうなのか。

うーん。

自己評価と周囲の評価に乖離があるような。

でも、「他人はどう評価しようと」ともあるのでそこは置いときますが、

どうも、鈴木さんの場合と、僕の場合では、「」書きの意味が正反対のような。

だからこそとしても、そこは置いておきましょう。

たぶん、どなた様の多くも、そのようなお立場なのかな。

僕のX%も、どこにある?そんなにはない?それなりにある?相当ある?

それぞれの勝手な判断です。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


物価の上昇に賃金が追い付かない日本の消費者にとっては、

中国の『デフレの輸出』は日本の金融政策よりもよっぽどありがたいことではないのですか。


「カメラ付きドローン2224円」「旅行用キャリーケース3952円」 一桁小さいと見間違うような価格がずらりと並ぶ。

不動産などの建設需要の鈍化で鋼材がだぶついた23年5月以降、輸出価格は大きく下落

「中国による『デフレの輸出』の懸念は一段と高まっている」

「中国の過剰生産能力は世界の価格と生産パターンをゆがめ、世界中の企業と労働者に損害を与えている」

中国から安価な原材料や製品が流入すれば、「インフレ退治」につながる

輸出単価の下落が目立った品目(の表では)鋼材 35%(の下落率、以下同じ)、肥料 32%、太陽電池 32%、自転車 27%、塩 21%、デジカメ 12%

などと

「過剰生産 ゆがむ世界」(2024.4.8読売)にありました。


日本以外でも、インフレに苦しんでいるお国は相当ある。

自国通貨が信用されていなくて使用できないような国もあるそうな。

日本だって、

TVをみれば、半額シールが貼り付けられる時刻にスーパーマーケットを訪れる人々が映されている。

もっと、中国製品を。

その日暮らしをなされている人々のために。

企業と労働者に損害?

そうなのかもしれないけれど、その前に、本日の食糧を求める人の立場に立ちなさいな。

もっとも、直接、食料品を中国から輸入することは???

表にあった、輸出単価の下落している品目で、間接的に、国内価格の上昇を抑えたい。

そんなことで、

だから太陽電池も安いのかな。

関連:需要予想の3倍(おもしー640)


人民元が対ドルで下落傾向にあるとのことですが、

日本円は対ドルで円安(下落)を突き進もうとしている。

円買い介入だってその効果を見通せば関係者に侮られて身動きできていない。

同じ下落通貨同士のお国で消費者目線でモノの価格を下げていきましょういな。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


誰もが平等に医療を受けられ長寿を誇る国なのに、いつからこんなに健康を求めるようになったのか。

高血圧や腰痛などの慢性疾患が増え、病気の自覚がない人たちを「半健康人」と呼んだ。

などと

(2024.4.13日経の春秋)にありました。


人生100年と言われてしまう今日、

健康と言うか、何々を補う とか 

健康的に生きたいとの願いがとても大きくなっているように思えている。

骨密度、コラーゲン、筋力、メタボ、ロコモ、フレイル。

一日のうちに、どれだけそんなようなお言葉を浴びせれば気がすまれるのか。

TVって、本当に見たくない。

勘弁してほしい。


ただ、

人々が(国内に限らず)より健康的での長寿を求めることは古今東西不変。

そんな中で、昨今は、長寿が現実的に身に降りかかるような実感・予感があり、

より、動きに支障を発生させたくない。

痛みを伴いたくない。

そんな心配をする期間を少しでも短くしたい。


家康さんの晩年のイメージは、生薬を煎じている、調合作業のような。

天下人のようなお悩みを持つ現在の年配者達と思えばいいか。

どこそこが少し悪くても、家康さんも同じだったのかも と思えば、

今の方が、医療にしても、薬事にしても、サプリにしても、

天下人の力の及ばないレベルを享受している と思えば、

少しは、痛くても、 まあ、なんとかするか?

鯛の揚げものには気をつけようかな。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


「国民の違和感は9割正しい」著者:堤未果さん

が、(2024.4.13日本海)で紹介されていました。


なにごともそれぞれの専門性が深くなり、

素人にはうかがい知れない闇の中や

地を足で踏みしめた感が薄い砂上のような歩みを

進めざるを得ないような今日や明日の生活。

そんな感じで生きている。

だけれども、

それぞれ個々の感性は大方を感じているのだとも思う。

だから、

紹介された御本を読んでいないけれども、

その署名に共感するところ大。


9割が適切かどうかは知らず。

僕の場合は、7割ほどのような。

ともかく、違和感を抱えての日常。

違和感の解決はままならず、

内包したまま引きずりながらもどかしさが進もうとするエネルギーを阻害する。

それらを忘れようとして、

忘れられる行為に没頭する小一時間など。

そんなことも取り入れながら、その日暮らしをする。


御本の表には「裏金、新NISA、大増税」とも記載されている。

僕の考える当たり前がまったく通らない話題のようで、

近づきたくない。

なので、申し訳ありませんが、読ませていただく気にならない。

書名だけ使わせていただいて、

堤さん、申し訳ありません。


ほぼすべての人々は違和感を感じながら時代の波を造っていると思っています。

そんな波は、明日はどんな影響を僕に与えるのか。


円安に介入すると思っていた週末。

アメリカさん詣でをして理解を得られたか、得られなかったか。

そこも大きな違和感あり。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


次のページ