(未定稿)
岩井快速便と呼ばれる路線が平成30年10月から開設されています。
この路線は、運行事業者によると、令和3年3月末をもって廃止するそうです。
(令和2年8月26日の総務教育常任委員会の審査事項で説明されました。)
この路線に対する鳥取県内の公共団体の負担額は2004万円で、内訳は次のとおりです。
鳥取県:92万円
内訳:令和元年度92万円、令和2年度0円(試算額)、令和3年度0円(見込額)
鳥取市:1318万円
内訳:令和元年度409万円、令和2年度606万円(試算額)、令和3年度303円(見込額)
岩美町:594万円
内訳:令和元年度184万円、令和2年度273万円(試算額)、令和3年度136万円(見込額)
これほどの公費の投入があっても、鳥取県民の利用があるのであれば、鳥取県民の生活交通に必要な路線として意味があると思いますが、実態は全く逆であります。
岩美町民の利用はほぼありません。兵庫県側の方々の利用がほとんどであります。
岩美町民の利用がないことは、杉村宏議員のR2年5月28日の調査、岩美町行政における同年8月24日における調査で明らかです。両調査とも岩美町民の利用はありませんでした。
利用されていたのは、兵庫県側の方々でした。
鳥取市民の方の利用も低調のようです。
平成30年10月から平成31年3月末までの利用状況は平均0.6人/便、
平成31年4月から令和2年7月末までの利用状況は平均0.7人/便です。
なぜ、このような路線を開設したのでしょうか。
それは、新温泉町から、新設された地域高規格道路を利用し、時間短縮が見込こみ、鳥取県の県立中央病院を経由して鳥取駅の特急に接続していた、「ゆめぐりエクスプレスバス」の赤字負担を、新温泉町は定額の600万円としていたことから、それ以外の赤字部分を事業者は公的補助に求め、具体的には、「ゆめぐりエクスプレスバス」の路線を、2分割し、「ゆめぐりエクスプレスバス」の路線の中間的地点の岩美駅から鳥取駅までの路線を、「岩井線快速便」と称して開設し(同じ車両のまま)、その開設された路線の乗車者は兵庫県側の方々であることを承知しておりながら、鳥取県等に対して、鳥取県民の生活交通に必要な路線であると謀り、そのことを、鳥取県、鳥取市、岩美町が、異議を挟まなかったことから、上記の負担を行う羽目に陥っております。
事業者における、詐欺的な路線開設及び観念した廃止申し出だと思っています。
兵庫県側の方々の、圏域を構成する中核市である鳥取市への移動手段の確保は重要で、圏域を構成する団体が適切に協議すべきであり、その協議がなされていないことが、事業者の負担回避の方策に用いられたとも思っています。
廃止後の、新温泉町から鳥取市までの交通手段の確保については、今後考えられるようですが、来年4月はすぐ来ます。
来年3月廃止の時期について、岩美町は、国土交通省への申請等に6カ月必要と説明しました。新たな手段の確保についてもそれなりの期間が必要だと思います。
岩井快速便と呼ばれる路線が平成30年10月から開設されています。
この路線は、運行事業者によると、令和3年3月末をもって廃止するそうです。
(令和2年8月26日の総務教育常任委員会の審査事項で説明されました。)
この路線に対する鳥取県内の公共団体の負担額は2004万円で、内訳は次のとおりです。
鳥取県:92万円
内訳:令和元年度92万円、令和2年度0円(試算額)、令和3年度0円(見込額)
鳥取市:1318万円
内訳:令和元年度409万円、令和2年度606万円(試算額)、令和3年度303円(見込額)
岩美町:594万円
内訳:令和元年度184万円、令和2年度273万円(試算額)、令和3年度136万円(見込額)
これほどの公費の投入があっても、鳥取県民の利用があるのであれば、鳥取県民の生活交通に必要な路線として意味があると思いますが、実態は全く逆であります。
岩美町民の利用はほぼありません。兵庫県側の方々の利用がほとんどであります。
岩美町民の利用がないことは、杉村宏議員のR2年5月28日の調査、岩美町行政における同年8月24日における調査で明らかです。両調査とも岩美町民の利用はありませんでした。
利用されていたのは、兵庫県側の方々でした。
鳥取市民の方の利用も低調のようです。
平成30年10月から平成31年3月末までの利用状況は平均0.6人/便、
平成31年4月から令和2年7月末までの利用状況は平均0.7人/便です。
なぜ、このような路線を開設したのでしょうか。
それは、新温泉町から、新設された地域高規格道路を利用し、時間短縮が見込こみ、鳥取県の県立中央病院を経由して鳥取駅の特急に接続していた、「ゆめぐりエクスプレスバス」の赤字負担を、新温泉町は定額の600万円としていたことから、それ以外の赤字部分を事業者は公的補助に求め、具体的には、「ゆめぐりエクスプレスバス」の路線を、2分割し、「ゆめぐりエクスプレスバス」の路線の中間的地点の岩美駅から鳥取駅までの路線を、「岩井線快速便」と称して開設し(同じ車両のまま)、その開設された路線の乗車者は兵庫県側の方々であることを承知しておりながら、鳥取県等に対して、鳥取県民の生活交通に必要な路線であると謀り、そのことを、鳥取県、鳥取市、岩美町が、異議を挟まなかったことから、上記の負担を行う羽目に陥っております。
事業者における、詐欺的な路線開設及び観念した廃止申し出だと思っています。
兵庫県側の方々の、圏域を構成する中核市である鳥取市への移動手段の確保は重要で、圏域を構成する団体が適切に協議すべきであり、その協議がなされていないことが、事業者の負担回避の方策に用いられたとも思っています。
廃止後の、新温泉町から鳥取市までの交通手段の確保については、今後考えられるようですが、来年4月はすぐ来ます。
来年3月廃止の時期について、岩美町は、国土交通省への申請等に6カ月必要と説明しました。新たな手段の確保についてもそれなりの期間が必要だと思います。
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