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市中に200円の文字が示されると、

買わない方でも、高くなったなと思われるでしょう。

何の話かと言えば、ガソリン価格のことです。


少なくなってきているとはいえ、

全国の給油所(ガソリンスタンド)数は2021年末で28475箇所と資源エネルギー庁が示されています。

都道府県で最も少ないのは、当方の住まう鳥取県。207箇所だそうです。

それにしたって、それらのスタンドが、

店頭でレギュラーガソリン200円と示されれば、

冒頭で申したとおり、給油する方は勿論、それ以外の方だって目にするわけで、

(相当以前は価格表示がなかったように思っていますが、

もしかすると、店頭での価格表示の自粛を政府が指導する?

でも、そんなことまではできないなあ。)

ガソリン200円台は、たぶん初めてのこと。

(1ドル360円時代はどうだったのかな。)

物価水準が高騰している象徴のように、市中看板が見えて仕舞うのだと思います。


それが嫌だから、

(物価が上がっていることを眼前にされたくない)政府は、

予備費を用いた補助金で、見た目のガソリン価格を抑えています。


資源エネルギー庁の6月20日のデータによると日本の平均燃料価格は

レギュラーガソリン 173.9円(1リットルあたり、以下同様)、軽油:153.7円

国からの補助金が石油元売りに出ていて、6月16日からは過去最高となる41.4円/lの補助金、23日からの補助金額は40,5円/l、この補助金がなかったらレギュラーガソリン価格は214.4円/lになっていた。

ということです。


ガソリン214円?高いですよねえ。

現在は、少し原油安となり、少し安くなっているようですが、それにしてもです。

そんなことになって、

米国のように、物価対策で利上げ機運が盛り上がざるを得ないということは、何としても避けたいと思う人々は誰か。

膨大な借金をしているところは、利率がどうなるかを考えるだけで、夜が寝られないと思います。

(私個人に国債の当事者意識は皆無ですが、尻拭いを、政府は求めてくる?)


何処の国でも、物価対策として、自国通貨を守るため、

したくないけど、利率を上げたり、貴重な外貨準備を放出したりしています。

どちらも、この国ではしていない。


ガソリンの話に戻ります。

(どこの国でも、ガソリンは、誰しもよく使い、その価格には敏感にならざるを得ないと思います。)


最近の各国の価格

アメリカ 178円(半年で1.5倍になった。)軽油は203円

中国 201円 軽油 184円

韓国 212円 軽油 218円

イギリス 311円 軽油 324円

フランス 298円 軽油 305円

ドイツ 270円 軽油 293円

イタリア 294円 軽油 289円

フィンランド 362円 軽油 349円

ブルガリア 241円 軽油 248円

ウクライナ 233円 軽油 260円

ロシア 126円 軽油 130円

(軽油価格も入れたのは、私の4輪の愛車がディーゼル車だからです。すみません。)


どうですか。

各国並みであれば、日本だって、物価対策の声がとても高くなる。

日本の通貨「円」は、国際通貨「ドル」に対して、

利率差が大きく、円安になる事は、水が低きに流れるが如くだと思っています。

勿論、川のどこかでは何らかの障害があって、逆流する場所や場面もあるでしょう。

同じように、対ドル円高になる事もあるでしょうが、

それは一時的だったり、局所的なこと。


補助金で、ガソリンの市中価格を抑えるやり方は、目くらまし的で、すたこいやり方だ。

また、市中であまり見られない電気料金も高騰しているが、その対策は、なんと原発増設だとか。


なにか、ここでも、貧すれば鈍するような。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:ガソリン134円(おもしー25)



タイトルは、

先進国が段階的に経験してきた進歩をひとっ飛びして最新技術が普及すること。です。

それは、リープフロッグ型発展と呼ばれていて、

例えば、

固定電話が普及していない地域で携帯電話が普及してしまうことだと思っています。


最近は、電子決済の記事が目立ちます。


「ブラジル 電子決済に革命的変化」(2022.8.14朝日)のなかで、

小さな屋台で現金を使う人はほとんどいない。

市民の利便性は、この数年間で格段に上がっている。

携帯番号あれば10秒で

手数料は一切かからない。


「SNS機能がATMの役割 爆発的に普及」(2022.8.17朝日)のなかで、

エムペサは生活を一変させた。支払いや送金が瞬時にできた。

銀行口座を介した送金に比べて手数料が低いこともあって爆発的に普及した。

ケニアではすでにモバイル決済の総額がGDPの半分に上るとされる。

リープフロッグ(かえる跳び)現象の典型的な例として数多くのメディアに取り上げられている。


ブラジルやケニアにだって、既存の銀行はあるはずです。

新たな電子決済が、手軽で、無料か安価であるならば、誰しも利用する。

ブラジルの場合は、中央銀行がシステムを開発したようです。


なぜ、日本には、革命的と言われたり、爆発的と呼ばれたりする決済システムが誕生しないのだろう。

紙幣などの現にあるお金が好きな国民性?

なにか、とても古い。(植物の繊維で作った紙や、山から掘り出した金属です。)

技術などが途中の段階を飛び越えて一気に進展する変化の形態を日本人は好きではないのかな。

たぶん、それでは、ソサエティ5.0の社会から取り残されてしまう。

(現物大好き、体験大好き、観るより下手の横好き大好き、やってみようの当方としては、

好きではありませんが、それが現実であり、

若い世代は、否応もなく、その現実に対応していかなければならないし、

若くなくても、体の実年齢は行わない言い訳に使っていいものだとは思っていません。)

簡単になるなら、何が問題なのか。と言いたいのです。

否、面倒はなるべく遠ざけるようにしたい。

(面倒なことこそ、趣(おもむき)のある部分もありますが、それは、文字通り、趣味の世界。)

たぶん社会全体の経費が相当浮くように思います。

(ただ、現在のやり方にうまみを感じている方々は確実におられます。

そのような方々は、多くを語らず、黙っています。)

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


日本の全国紙唯一の経済紙(経済専門紙)と言われれている日本経済新聞は、

国内全国紙5紙(読売、朝日、毎日、日経、産経)のなかで、

日本の経済を支えている方々の代弁者のように感じています。

つまり、実態の報道に交じって、こうあってほしいとの期待もちらほらのような。


「インフレ抑制へ決意示したFRB議長」(2022.8.28日経社説)のなかで、

FRB議長はインフレ抑制へ強い決意を示した

6月7月に続き、9月も0.75%の利上げに動くとの見方が増えている。

家計や企業に痛みをもたらす と認めつつ 物価安定に失敗すればもっと大きな痛みが生じる

とありました。


米国の株式市場は、

利上げ幅の縮小(引き締め観測の後退)と、利率ピークの来年当初到来、そしてその後の利下げ(市場の緩みや楽観)、そうゆう期待感により、

ダウ平均工業株30種平均は、7月下旬から8月中旬のわずか1ヶ月間で、3000ドル超も上昇した。

ともありました。(同日の別のページ)


それらを、議長の決意表明は否定した。

3000ドルのうち1000ドルほどが、日本時間の金曜日夜11時

(現地時間ではお昼前で、米国の株式市場は開会中でしたので)

の8分間の講演で、吹っ飛んでしまったということです。


米国市場の期待は無残に崩壊し、荒れた展開となるようです。

(下の関連の0.5%として欲しかったという期待です。)

さらに、下がってしまうのか、皆、疑心暗鬼となります。


さて、冒頭の社説。

最後のところで、

「景気と物価、国内と国外に目配りした複眼的な政策運営を求めたい。」

また、その少し前には

「経済が大きく混乱しては元も子もない。ここは注意深く利上げのペースをさぐってほしい。」

とありました。


まあ、これが、日本経済の多くの意見なのかもしれません。

簡単に言えば、物価対策よりも、景気ですと言いたいような。

日銀だって、利率は上げずにいてくれるんだから、

つまり、途中に述べた、引き締め観測の後退への期待であり、緩みや楽観に立ちたい。

市場の矢面に立たざるを得ない方々は、

どうしても、そうゆう立場に立とう立とうとする誘惑に引きずられてしまう。

なぜなら、当面、それのほうが景気が良くなるように思えるから。

株価が上がるように思えるから。

自分の立場が少しでも束の間でも安定的に思えるから。

日本は米国よりその傾向が強いと思う。

だから、それらを踏まえて、日本の経済専門紙である全国紙が社説で述べておられると感じています。


本日は月曜日。

米国の金曜日午後の市場相場を受ける形で、

土日を挟んで、極東の島国の株式市場が、

世界で最初に開くことになります。

たぶん、致し方ないでしょう。

相当(という言い方しかできませんが)、下がるのは。

(米国が1000ドルなら、日本は1000円?

かつて、アメリカが風邪を引けば日本は肺炎を起こすと言われていたこともありました。

1500円?、それとも2000円?。ともかくわかりません。)

関係者の皆様には、それぞれの立場で、ご苦労様です。

そんなことをおもってしまいました。

(8月30日追記:762円の下落でした。)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:FRB議長さんは何を語る?(おもしー46)


そうか、あの写真を目にしたのは、1993年ごろで30年ほど前のことか。

印象的でした。


「要衝・沖ノ鳥島 沈没まで「16センチ」」(2022.8.28日経)で、

東京都の小笠原村にあるとされている沖ノ鳥島のことが記載されています。

(勿論、行ったことはありません。実際に見た方は今までに1000人規模かと推測します。)

海底からの火山の頂の上にサンゴ礁ができていて、

ふたつ海上に岩礁があるとされ、併せて、四畳半ぐらいだそうです。


印象的だった写真というのは、厳しい波風から守るため、

小さな岩礁の回りに、どれくらいの半径なのか、鉄やコンクリートや岩などで円形に守っているもので、

もはや、その岩礁が、どれなのか、

(どこなのかは、その円形の中心だと見えますが)

よく見えないほど、広く大きな守りの施設でした。

1987~1993年に、事業費1600億円とされていました。


重要なのは、この島の位置です。

東京の都心から南に1700キロメートル。

日本最南端。

日本列島から南にのびる小笠原諸島による排他的経済水域(EEZ)と

列島から南西に伸びる沖縄などの南西諸島によるEEZを、

日本の最南端の位置で、両EEZをつなげている。

それも、島を中心として半径200海里(約370キロメートル)の円のほんの一部同士が

島の北東側と北西側で少しだけの重なりによりつなげている。

日本のEEZにおいて、奇跡的な位置だと思っています。

資源や地政学的に重要なEEZ。


しかし、温暖化による海面上昇もあり、タイトルのなかの沈没まで16センチはいたいなあ。

「水没は許さぬという関係者の執念は沖ノ鳥島を秘密のベールに包んでいく。

誰も今の島の正確な高さを知らない。」と記事の中にもありましたが、

地球上で、温暖化の影響を受けていない場所はないともいえる。

沖ノ鳥島に限らず、どこだって、沈没しようとする。


そんな真面目な話もそうですが、

世代的に四畳半と来れば、別のことも思い出してしまいました。

学生の時は、狭い部屋に住んでいたなあ。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


「ブラジル原潜計画 保有に野心見せる」(2022.8.22日本海)のなかで、

南米最大国のブラジルの領海は「青いアマゾン」と呼ばれる

海域の油田を守る

中国の違法漁船やアフリカの海賊の脅威

それらへの対抗として、長期間潜航できる原子力潜水艦が必要である

ということのようです。


ロシアのウラジオストク。日本海の北側ですが、そこは軍港のようでして、打ち捨てられような状態で原潜が繋がれていると言った記事が、かつてあったような。そんな記憶があります。


原子力潜水艦の推進装置などはIAEA(国際連合の保護下にある自治機関である国際原子力機関)の監視対象外の「非平和的活動」とみなされているようですが、

管理できるんですか。

ブラジルさんに言っているのではなく、保有なされているすべての国に対してです。

原子炉を。老朽化した原潜はどのように処分なされているのですか。

軍事機密で言えませんか?

全く不透明。

そんなことで、世界の環境の安定に責任が持てますか。


それにしても、大西洋まで中国の漁船が行き、違法操業とは。

日本近海のサンマ漁のとてつもない巨船群のような操業をいつか映像で見ましたが、

(とてもまぶしかった)

そんな操業をしているのだろうか。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



パウエルFRB議長の講演は、日本時間26日午後11時あたりより行われる予定だそうです。

どちら方向を、語られるのかな。

(世界の物価水準に最も影響力のある方が、人前で、公式に述べる。

立場のある方の責務とはいえ、お察しします。)


米連邦準備制度委員会(FRB)は、今年3月16日に、政策金利の0.25%引き上げ、

その後2022年内に6回、2023年に3回の利上げが見込まれていて、

そして、実際に6月、7月と0.75%引き上げ、

金利の誘導目標は2.25~2.50%になっているそうですが、

一般的に、この金利水準は、高くもなく低くもなく、丁度いい加減だそうです。

次回利上げは来月の9月(21日ごろ?)が予定されているそうですが、


本日(日本時間)から、年に1度のビッグなイベントとされているジャクソンホール会議が開催されます。

この会議は1978年から40年間以上に渡り、毎年8月頃に開催されてきており、

米国のワイオミング州

(1872年に世界初の国立公園となるイエローストーン国立公園が創られ、この国立公園のほとんど全ての領域がワイオミング州北西部の中に入っているそうです。

「カウボーイ州 (Cowboy State)」とも呼ばれています。)

にあるジャクソンホールという場所に世界各国の中央銀行やエコノミストなどが参加します。

日本と時差が13時間かな。(米国のほうが遅い。日本は極東の日いずる国ですので。)

日本の時刻なら本日26日金曜日の午前中頃から28日日曜日の午前中頃までの開催になる見込みです。


さて、

年後半の米国で

(冒頭の、どちらというのは、次の二つ)

インフレ抑制の重要性を改めて強調して利上げを進めるのか、

それとも景気後退に配慮して利上げスピードを緩める姿勢をみせるのか、

前者なら、0.75%

後者なら、0.50%

大して違わないようで、その筋の方々に与える影響はそれなりにあるそうです。


私は、たぶん後者だと思っています。

明確に言わない、言葉は濁しつつも、そんな感じにとれるような言い方をされる、

そんな見込を持っています。

それでも、今週末には、一部で言われている1ドル140円を超える。

日本国内の物価上昇は一本調子に右肩上がり。

日本の通貨「円」は、ジャンクで辺鄙な通貨に落ち込んでしまう?


今日の夜11時は、よう起きて居れないなあ。

金融や投資をお仕事にされている方々はお疲れ様です。

当方は、申し訳ありませんが、暗くなったら、おやすみさせていただきます。

明日もバイトです。早寝早起きします。

こんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。

関連:米利上げと円高?(おもしー19)

   インフレ高進と金利上昇(おもしー10)


世界企業の純利益上位25社(2022年4~6月期)(2022.8.23日経)のなかで、

順位9位(前年28位)、社名はファイザー(米)、主な事業は医薬品、純利益は98億ドルで前年同期比で70.2%増

とありました。

98億ドルとは、

1ドル140円(円安傾向で今週末にもこれぐらいになる予想もあります。)なら、

1兆3720億円になります。


私のワクチン接種は、地元病院で接種を受けており、8月23日で4回目を終えました。

接種記録では1回目から3回目までのメーカーはファイザー、

4回目のシールにはモデルナの文字が印刷されていました。


何回も接種しなければならないこと自体が、

ヒトの体がしれた感染症であると判断している証拠のように考えられ、

(重篤な症状を与えてしまう天然痘などは、1回の接種でも、体が、これはおそろしい病原だと判断し、しっかり覚えてしまうようです。)

病原の程度や接種の効果自体に疑問を持っていますが、

(勿論、専門家ではありませんので、感覚的なものです。)

これも人間社会の付き合いの範囲と受け止めています。

だから、国や自治体の判断どおりに、接種を受けてきました。


ワクチンが国民に充分行き渡っていない国々もあるだろう中で、

ありがたいことだとも、なんとも複雑な想いです。

昨今の資源価格の高騰のように、お金の力で、優先的に、ワクチンを確保してきた国々。

その結果が、冒頭の、利益に繋がっている。

日本政府も相当な割合で、同社の利益増に貢献しているのだろう。


これからも、さらに、接種を重ねなくてはならない羽目に陥っていくのだろうか。

そして、製薬会社の利益の上積みに、私も間接的に加担していくことになるのか。


世界のなかで、例えばアフリカの角に住まう方々は、希望どおりに接種を受けることができるのか。

そんなことはあり得ない。

日々の食糧の確保が、ワクチン接種に優先することは、当然のことだ。


あーあ、いやだ。やるせない。

昨日あたりから、ワクチンの副作用で、腕が痛いような気がする。

体がだるい、重い。ように感じるのは気のせいと思いたい。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


関連:アフリカ諸国にパン


今朝は、小雨でそれほどでもないのですが、

昨日は、天地始めて粛す処暑でしたのに、朝から暑かった。

一昨日も暑くて、朝5時45分、バイトに行く前の朝の食事中、

こちらはゆっくり食べているところに、

裏庭から、命の限りを知っているかの如く、ツクツクボウシが懸命に鳴いていました。

一旦鳴き止んだと思っても、同じところからまた、鳴きはじめる。同じ個体のように思います。

彼の鳴き方は、まず最初に、

ジー (少し間があり)

ツクツクツク(ツクが3回だったような) ボーシ(最初のボーシは少し強く少し長い)

ツクツクボーシ(この時は31回繰り返しました。)

ツクツクウイーヨース(3回、少しづつ音が小さくなり)

(少しつつましく)ジー

で、終わりました。

ジーで始まり、ジーで終わる。

この繰り返しを、彼の生涯で何回行うのだろう。

暑い中、まさに、命の限りを尽くして。

(彼にしてみれば、人がどう感じるかに関心はない。余計な感傷だ。)


なお、ツクツクボウシは、

カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)セミ科に分類され、

晩夏から初秋に発生するセミで、

八丈島では、セミはほぼツクツクボウシ一種しか生息しておらず、個体数も非常に多く、

八丈島はツクツクボウシの楽園と言われているようです。


楽園まで行かなくとも、もう十分に、その鳴き声を聞かせていただきました。

ありがとう。(余計な感傷ですが)息災でいてくれよ。

明日の命は、お互い分からないものだね。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


ところどころで、黄金の3年間という言い方がされています。


「電力不足 原発新増設に本腰を」(2022.8.14産経)

の記事の最後のところで、

参院選の自民党大勝で、岸田政権は衆院を解散しなければ国政選挙のない「黄金の3年間」を手に入れた。

とありました。


相当な違和感です。

岸田政権が、国民のために尽くし、世界の平和に貢献し、その結果、将来の人々から、あの3年間は黄金であったという評価・使い方なら納得します。

それが、国政選挙がなく、争点が目立たないようなときに、既成事実を作ってしまうのに絶好な時期であると読めてしまう。

原子力政策と憲法改正がその記事の締めくくりでした。

違和感の元は、主権者目線からは程遠いというか、考え方が逆であるような、そんなように感じていることだと思います。

黄金やこがねは、時代劇では、良い印象の使われ方をされていないような。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


関連:年金改革せこい進め方(おもしー31)


皆さんのお住いのお近くの海岸の砂浜の砂はどんな色をしていますか。


「海岸浸食 暮らし脅かす 鎌倉の景勝地 むき出しの岩々」(2022.8.17朝日)

の記事の中で、

神奈川県鎌倉市の稲村ケ崎は、むき出しになった岩々を波が洗っている。

「以前は、砂鉄を多く含む黒っぽい砂浜が拡がっていた。」

とありました。


在京していた学生のときだから40年以上前の話。

車だったか、バイク(250cc)だったか、

西湘バイパスを走りましたが、そこから見えた海岸の砂浜の色が黒っぽくてびっくりしました。

西湘バイパスとは、神奈川県の湘南海岸の、たぶん、西側だから、そのような名前なのでしょう。現在もあるようです。

(国道1号現道南側の海岸沿いに設けられており、二輪・四輪を問わず、眺めの良いドライブコースとして人気が高い一方で、強風・高波等の荒天時には度々通行止となることもあるということです。)


浦富海岸の砂は、花崗岩由来で、白っぽい。

波があらう岩礁も濃い色はしていない。

潜って遊ぶ海の底も白い砂が波状にどこまでも続いている。

泳ぎに疲れて砂浜に寝転ぶと、濡れているときは色が濃くても、乾けば白く美しい。

そんな少年時代を過ごした目に、西湘バイパスからの眺めは異様に見えた。

そのときは、結局、そのまま通り過ぎてしまい、伊豆半島方面に向かって行ったと思う。

ともかく、黒っぽい砂浜の衝撃が大きかった。


ちなみに、砂浜に穴を掘り、その底に潜む砂ガニをよく捕まえて遊んでいました。

10センチほど掘れば、水分を含んで、黒っぽくなっていますので、

カニのいそうな穴(カニの足跡や、穴から出した砂の出し具合をみて)に、

白砂を入れて、掘ります。

目印は、黒っぽい砂の中で、穴の形の丸く見える埋められている白い砂です。

そんな遊びを低学年の時はしていました。

湘南海岸では、どうやって、砂ガニを捕っているのだろう。


さて、大陸由来の花崗岩からの砂浜の浦富と、東日本の鎌倉や湘南は何岩?との違い。

岩石が異なる。

たぶん、住まう人の性質も、鉄の多少で異なってくるのでは、

などと、

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



「発電用石炭、価格3倍超」(2022.8.19日経)

(概略)日本の需要家である日本製鉄の発電用石炭の大口契約価格が、1年前の約3倍超の1トン375ドルと過去最高になった。


また、

「エネ高騰、中東で資源外交」(2022.8.19日経)

アジア向けのLNGのスポット価格は最近は100万BTU(英国熱量単位)あたり50ドル近くになった。平年の夏の10倍に近い。


まさに資源の売り手市場。

構図は、ロシアのウクライナ侵攻に伴い、

脱ロシアによる先進国たちのロシア以外からの資源の買いあさりで、

石油・ガス、石炭など、ロシアの財源となっている資源価格の高騰となっている。

高くても量を確保したい先進国たちの金に任せた資源略取と思う。

ロシアの資源価格だって、指標となる価格の高騰に伴い同じように上昇しているようで、

そもそも、

(ロシアから欧州への)「パイプライン供給がゼロになった場合、埋め合わせるには世界のスポットLNGのほぼ全量が必要」という。現実的でないのは明らかだ。

と「ガス不足欧州 思わぬ「援軍」」(2022.8.15日経)の中にありました。


高いお金を払えない国々は、

国内の安定のために、親ロシアの姿勢をとり、

先進国が買わないロシアの資源を買っている。

それは致し方ない選択だ。

それでも以前よりは割高だと思う。


ロシアの資源は好きなように輸出させて、

国際競争の中で、グローバルに通用する価格で取引したい。

それが、つまるところは、ロシアの資源輸出の額の減少につながっていくと思っている。

ロシアの得意な資源は国際競争に曝し、それ以外について制裁を科す。そのようにはできないのかなあ。


「ロシアGDP 5期ぶり減」(2022.8.14日経)の中で、

特に輸入依存度が高い自動車業界は制裁で苦境に陥った。 略

6月のロシアの新車販売は前年同月比82%減と大幅に落ち込んだ。7月も75%減だった。

とありました。

制裁は確実にロシア国民に効いています。


国内の不満をかわすため、侵攻などで国外へ目線を移させても、

消費が低迷せざるを得ない状況なら、いくらかの目くらましがあっても、

国民の支持は政府への失望に変わっていく。


国連の事務総長さんが「ウクライナ停戦「困難」長期化を懸念」(2022.8.9産経)とありましたし、

原油の高止まりで、原価の高いシェールオイルも生産出来たり、軍需産業が忙しかったりの米国や、資源の「爆買い」や転売などの中国は、内心で歓迎しないようにも思いますが。

そろそろ、メンツは横に置いといて、停戦できないかなあ。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


関連:ロシア、国内でばらまき(おもしー18)


「核戦争で数十億人飢餓に」(2022.8.16日本海)

核戦争で発生したすすが寒冷化を引き起こし、

食料生産が激減することで数十億人が飢餓に直面するとの試算を

米ラトガース大などのチームが15日、英科学誌ネイチャーフードに発表した。

1週間続く核戦争を想定。

インドとパキスタンが250発の核を使って3700万トンのすすが発生すると、気温は6度前後低下。

米国とロシアが4400発の核を使い、1億5千万トンのすすが出る極端な想定では、気温低下は14度を超え、農作物から得られるカロリーが90%減少。53億人が飢餓に陥るとした。

などとありました。


それなら、単純計算で(単純な計算しかできませんが)、

250発の

5分の1の50発なら1度少しの低下?

10分の1の25発なら0.6度低下?

20分の1の12発なら0.3度低下?

(0.3度は日本の平年値の気温の上昇と同じ数値です。下記関連参照)


太陽の光をさえぎる結果となり、寒冷化した事象として、

地球の歴史上では、巨大隕石の落下、破局的噴火などがあったようですが、

現在、人類が持っている技術として最大の爆発手段は核利用です。


脱炭素が進んでいない、現在のような進捗ではだめだ。とか、

脱炭素なんか急いで進めなくてもいい。化石資源による収入の道が閉ざされる。

そのような方々が、この論文を読めば、

地球温暖化を進めないために、今できることは、温暖化ガスの排出抑制に努めつつも、計画的な核爆発を行えばいいのではないかとの乱暴な理屈、対策であるとの論調が出てきそうで、人知を超えるような、なにか、そらおそろしい。


さながら、プロメテウスの火の如く。

(人に火を与えた神は、その罪により生きながらにして毎日肝臓を鷲についばまれる責め苦をうけた。その刑期は3万年であったと言われていますが、ギリシャ神話なので、未だ3万年は経過していないということかな。)


比較的害の少ない場所での管理された核爆発と地球温暖化の進捗とどちらを選ぶのか、

そんなことを突き付けられているような嫌な想いで記事を読みました。

(同様な想いは、少なからずの方の想いだと思います。)


そんなことをおもってしまいましたが、おもってしまうことは自由でも、なにか、どうかな。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


関連:平年並み0.3度高くなり(おもしー30)


「変革の躍動感に欠ける日本」(投稿)(2022.8.18日経)のなかで

米国の相続税に相当する遺産税の基礎控除は1170万ドル(2021年、15億超)もあり、日本の相続税の基礎控除とは比較にならない。

とありました。


浅学菲才の身にしており、そんなに大きな額だとは知りませんでした。


日本の国税庁のHPでは、相続税の基礎控除の例を掲載されており

4800万円。(R3.9/1現在法令等)

計算例は 3000万円+(600万円×3人)

3人は相続人の数で、配偶者と子2人の場合


同じく、財務省の「主要国における相続税負担率の国際⽐較(配偶者+⼦2⼈)」(2022年1月現在)の表の

(注5)には、⽶国は、課税価格が約27.4億円までは負担率が0%である。

とありました。


ともかく、日本と米国とでは、比較にならないほどの違いで、文字通り二けたの桁違い。


日本の相続税の位置付けは、所得税の補完税で、

毎年の収入(フロー)を的確に課税庁が把握できていないという前提で、

それなら、把握できていない部分も含めて残っているのだろうから(ストック)、

お亡くなりになられた時にまとめて課税いたしましょう、

それは国民全般の御理解がいただけるものだ、

というような考え方だと思っています。

だから、家中を家探して、地下に金塊があっただのというたぐいの報道がなされるような感じ。

課税されたくないから、どこかに隠したい気持ちは理解できますけども。


さて、冒頭の投稿者は、

米国人は失敗を繰り返しながらも、高齢になっても攻めることはやめず、経済は成長を続けている。

これに対して日本はただひたすら今あるものを守っている。

とされています。


野球でも、3割バッターは中心打者。でも、7割は失敗している。

私の人生(野球ではありません)は、もっともっと低打率。

だいたいは、覚悟の低い腰の座っていない気の抜けた振りの結果の、内野ゴロでアウト。

でも、バットをもって打席に立ちたいなあ。

ホームラン(これは野球の話)も一度ございました。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


関連(折々より)

:2018.11.20「400兆円に課税すべき」を新聞に投稿しましたが、平成30年1月1日現在で不掲載ですので、ここに掲載します。

日本国の基幹税である所得税。この税は、トウゴウサンピン(10、5、3、1)、若しくは、クロヨン(9,6,4)と揶揄され、課税対象者に対し税務署が補足している課税所得が、実際の所得に対し、給与所得者10割、営業者5割、農林水産業者3割、政治家1割と言われることもあり、不平等を嘆く主権者の切実な表現と受け止めている。(クロヨンは、給与所得者9割、自営業者6割、農業、林業、水産業従事者4割)

不平等の解消については、不断の努力を税務当局は傾注しなければならない。しかし、同時に、所得の捕捉を平等にすることは困難で、根本的には解決できないと受け止めている。だからこそ、所得税の補完機能としての相続税・贈与税の存在意味があり、とても重要だ。フローの所得に課税することの限界を、フロー所得の積み重ねの結果であるストックの資産に課税し、フロー所得課税を補完することは理にかなっている。それなりの財をなされた方々の努力には敬意を表するが、すべて所得捕捉されたうえでの財ばかりだとは言えないのではないか。

以上は個人のお話。では法人はどうなのか。企業の所得には法人税が課せられている。課せられたのちの日本企業の内部留保は6年連続で過去最高を更新し、昨年度は446兆円に達している。企業の内部留保に課税することは、税引き後の利益にさらに課税する二重課税であるとする批判がある。その批判はそのとおり。理にかなっているが、果たして総合的にそうだろうか。東芝や日産自動車の決算において、日本を代表する監査法人でも見つけることができない不適正決算を行っている。400兆円を超える内部留保に課税しても国民の理解は得られると考える。



数カ月前に、通信販売で、シャワーヘッドを購入いたしました。

宣伝の、ウルトラファインバブル(UFB)に惹かれてしまったということです。


夏は暑く、水道水も温かくなっていて、暑かった一週間前の水温は午後8時で35.7度ありました。

(このあたりでは、水道管は土被り60cmで、地面の下、60cmに管の上面がありますので、歩道の熱くなっているアスファルトの熱が、その下にも及んでいると思います。)

その水道水を、購入したシャワーヘッドを通して、浴槽に入れ、

一方からは、屋根の上に設置している温水器からの60度の湯を少しずつ入れて、

浴槽の中で調節しています。

(面倒ですが、化石燃料なしなので、それなりに良しとしています。

なお、屋上の温水器は冬でもいい温度になってくれています。

60℃以上になると、熱くなる前の水道水と混ぜて、60度にして吐水されます。)

したがいまして、夏は、ほぼ、UFBを含む水ですので、

UFBの洗浄効果で、とてもさっぱりした感じがしています。

(ここは気分の問題のようですが。)


さて、ウルトラファインバブル(UFB)は、

直径がナノサイズ(1nm=10億分の1メ-トル)の気泡のことを言うそうです。

気泡が極少のために、UFB(ナノバブル)を発生させても肉眼では透明な水に見えます。

洗浄・殺菌作用を有することが確認されています。


「ナノ(nano, 記号:n)は、基礎となる単位の10億分の1(10⁻⁹倍)の量を表す。

ナノメートル(nano metre,記号nm)」=10億分の1メートル

1,000nm=1μm

1,000μm=1mm

1,000mm=1m

⇒ 10億分の1m 100万分の1mm 1,000分の1μm


単位のことで、もう少し、

光のスピードとして、完全な真空中で、光の粒子「光子」は、秒速29万9792km、つまり時速10億7900万kmで進むと言われています。

つまり、

1秒の千分の1(10のマイナス3乗)、1ミリ(milli)秒では、約299km

その千分の1、1マイクロ(micro)秒では、約299m

その千分の1、1ナノ(nano)秒では、約29.9cm(ここで、上のナノが出てきます。)

その千分の1、1ピコ(pico)秒では、約0.299mm

(余談:この単位の呼称は、慣例として、ラテン語などが用いられているようですが、

それは、現在使われていないことも、その使用に適するそうです。

使用されている言語は、その単語の意味が、その時代に応じて変化することがある。

そういうこともあり、使われていない言葉を使用するようにしていると、以前どこかで読みました。)

さて、その続き、

もう、計算しません。

(たぶん間違えてしまいますから。)

フェムト

アト

ゼプト

ヨクト

ロント

クエクト(10のマイナス30乗)

最後の2つは、今年11月に加わるそうですが、よく解りません。


原子核や電子の大きさは?

また今度調べてみます。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


先日(たしか、8月11日)、アルバイトの後のジムを終わってからのバイクでの帰宅中のこと、

夜8時前でも、暑くて、向かい風が気持ちよかったのですが、

路上に、何か石のようなものを見て、回避して通り過ぎました。

過ぎ去る時に見てみると、首が出ていて、足もあり、亀でした。

結構大きかったと思います。

向きからして、彼は(彼女は)県道を南から北に横断中でした。

回避したのはいいのですが、その後、しばらく走行してから、

彼が危ない。

戻って、道路から遠ざけた方がいいと思い始めましたが、

そこまでしなくとも、

暗い中で、後続車からの自らの危険や、

噛まれてしまってもと、

自分に言い訳しながら帰宅しました。


翌日、同じ道でのバイトへの通勤。

残念な残骸がありました。


そうです。私は、彼を救うことをしなかったのです。

しようと思えばできたのに。


ヒトは、歩くだけで、靴の下で踏まれている微生物たちの命を相当数奪っているとも聞いたことがあります。

ヒトや、人として、そして今の人間社会を生きるものとして、

尤もそうな言い訳はいくらでもできる。

でも、してしまったことや、しなかったことでの影響はいろいろある。

全部にはもちろん対応できない。

ただ、そのような事実は事実として確実に存在するということも、時折は思い出したい。

この間、もやもやがあって、本日の掲載といたしました。

(もやもやが解消したわけではなく、少し軽減したということで、

それもまた新たなもやもやですが)

カメを助けた浦島太郎にはなれません。

勿論、私は竜宮城に行けません。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


「台湾が迫る欧州の覚悟」(2022.8.14日経)のなかで

多様性と国際秩序を守る

強権国家と深く付き合い過ぎるとどうなるか。1970年代から半世紀にわたってエネルギーをロシアに頼ってきたドイツは、いま脱ロシアで四苦八苦する。

中国に依存してはいけない。それが今回のロシア・ウクライナ危機からの教訓だ。

目先の心配はロシアだが、長期的には中国の脅威のほうが大きい

欧州経済にとって脱中国は脱ロシアよりはるかに難しい。

などとありました。


うーん。・・・うーん。

そんなことを言えば

「日本経済」にとって脱中国は脱ロシアよりはるかに難しい。

となってしまいますが。

はるかに難しいどころの話ではありません。


欧州はどうしたいのか。

米国はどうなのか。

この度の、ロシア・ウクライナ危機への米国の対応は、欧州と日本に脱ロシアを加速させるものだとも思っています。

米国は、欧州と日本を、脱中国方向にもっともっと誘導したいのだろう。

わからない。先のことが分からない。特に、短期的なこと、そしてそのもう少し先。

(今起こっていることも、大して理解していませんが。)

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


すごいなあ。

やっぱり、そういう姿勢は、何歳であっても、見習うべきだと思いました。

奥村武博さん(43歳)の記事からです。


タイトルの「その会計士、元投手につき」(2022.8.10日経)より

野球をあきらめた。その11年後、公認会計士試験に合格。

選手として引退後、次の目標が定まるまで苦戦した。

別の仕事をしながら9年かかった受験

「試験で成績を上げるには、

野球で上達するプロセスと根本的には変わらないと分かってから、

成績が一気に伸びた。」

課題をみつけコツコツと改善していく。

ピンチやチャンスの局面を想定して具体的な対処を考える。

目標を決めたらそれに集中する。


自分も、11年後、生き死には自分では不明ながら

なにをやっているのかなあ。

生きていれば、74歳か。年のような、そうでもないような。

75歳からは、もみじマークをヘルメットに貼り付けて、スポーツタイプの大型バイクにまたがっています?ほんとかいな。

しかし、明日は、今日がなければ来ないのです。

本日何をしたのかで、その上に明日があり、その後に続いていく。

そして、お休みも大事。ボーとするのも頭の整理。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


そんなことがあるとは思わなかった。

コマが、だんだん回転の力が無くなっていくように、

地球の自転も徐々にそのスピードが下がって行き、

地球の1日は、少しずつ長くなるものだと思っていた。

現に、何年かに1度、うるう秒として、1秒追加されてて、

1972年から27回追加されているそうです。

直近の閏秒の挿入は、2017年1月1日午前9時直前、つまり、

(たしかこうだったような、間違っていたら、ごめんなさい。)

8時59分59秒の次に、8時59分60秒を入れて、その次に9時00分00秒とされていたと思っています。


ただし、この理解(自転スピードの減速によるうるう秒挿入)は間違っているようで、

自転スピードは確かに減速しているものの、

その程度は1世紀に1.4ないしは1.7ミリ秒(ミリ秒は1000分の1秒)/日 程度とされていて、自転減速がうるう秒挿入の理由ではなく、原子時計との差が挿入理由とのことです。


そのうえで、

(CNN)によりますと

「地球で原子時計が発明されて以来、最も短い1日が観測された。世界の時間管理を担う国際機関の国際地球回転・基準系事業によると、6月29日の地球の自転時間は、通常の1日24時間より1.59ミリ秒短かかった。」との記事がありました。


短かった理由はわかりません。

しかし、想うに、アイススケーターが氷上で回転するときに、

手足を体から遠ざければ、回転が緩くなり

体に巻き付けるようにすれば、回転は速くなっている。

地球は、柔らかい。ボヨンボヨンとしている(と思っています)。

赤道あたりで、自転により膨らんでいる部分が少しへこんだのかな。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


ウシの呼気には、1日に600リットルのメタンが含まれるそうです。

(ウシのゲップと言われることもありますが、

ヒトのようにゲップと音を出して出るのではなく、

吐きだす呼吸の中に含まれるということのようです。)

餌をよく食べる乳牛ということですが、

メタン(CH4)は二酸化炭素(CO2)の27倍の温室効果があると言われています。

(2022.8.9日経)より


なにか、ウシが悪いことをしているようなニュアンスが出てきてしまうような?

(記事には、そのような意味合いはありませんが、)

でも、ウシはもともとそういう生き物で、

たくさん飼育している人が悪いのであって、

ウシには決して悪気はまったくないし、罪もない。

罪深きは、牛肉も好きな私も含まれる人々です。


600リットルのメタン(分子量16=12+4)は、

気体は1モルが22.4リットルであることから、

約27モルで、約428グラム。

二酸化炭素(分子量44=12+16*2)は、

同じ600リットルで1178グラム。

27倍の温室効果ということなら、31814グラム。

乳牛が出すメタンは、二酸化炭素換算で31㌔を超えることとなるという計算?

(これってあっているのかな?)


ともかく、反芻して、植物を胃の中の微生物に消化してもらうのだから、胃液が出て消化する前の段階では、そのなかにメタンを生み出す生物がいて当然だと思う。河や沼の底などと同じです。


4っつも胃があるそうで、

第1の胃はミノ(厚みがあって、歯ごたえがあり、とても好きです。)多数の微生物が共生しており、その微生物の作用によって飼料の繊維を栄養として吸収できる形に分解しているそうです。

第2の胃はハチノス(これも時々、あれば、食べます。)消化しづらい食物を食道や口まで押し戻すし、口まで押し戻された食物はゆっくりかみ直されて、第3の胃へ行きます。

第3の胃はセンマイ(これもよく食べます。さっぱりしています。)食物を選別しながらすりつぶすそうです。

第4の胃はギアラ(これも時々、あれば、食べます。)胃液を分泌することにより最終的に食物を消化します。



それにしても、胃の中の食べ物を口で噛みなおすとは、ご苦労なことです。

そうでもしなければ、消化しずらい食物繊維を、微生物に食べてもらえない。

そしてたぶん、ウシは、口から植物を入れているけれども、消化吸収しているのは、植物で増殖させた微生物なのだろう。だから微生物由来のタンパク質なども吸収し体を作っている。

そうではないかなあ。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



「国の借金 初の1人1000万円」(2022.8.11日経)

この記事によると、

2022年6月末で

「国の借金」(国債、借入金、政府短期証券)が、1255兆1932億円。

7月1日時点の総務省の人口推計では、1億2484万人。(概算値)

単純計算で、

国民1人当たり約1005万円。

1000万円を超えたのは初めてだそうです。

国内総生産(GDP)の2倍を超え、先進国の中で最悪の水準。

などとありました。


MMT(現代貨幣理論とよばれている「Modern Monetary Theory」)論者の方々のご意見を拝聴したい。

たしか、

「独自通貨を持つ国であれば、債務返済のための通貨発行に制約を受けないため、いくら借金をしても財政破綻は起きない」

ということであったと思う。

本当にそう思っているのか。

責任を持てる理論であると考えているのだろうか。

申し訳ありませんが、私の頭では理解できません。

このような節目にこそ、自説の正当性を主張すべきだと思います。


そんなことをおもってしまいました。

関連:オレのもの(おもしー2)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


いつものとおり、日本国の政権政党の進め方はせこいなあ。

もっと、堂々と自信をもって議論を進めていただきたい。


「政府が次期改革を予定する2025年は、夏に参院選がある。

国民の関心が高い年金改革は、過去にたびたび政治問題化してきた。

政府・与党としては、国政選挙の直前になって急に批判が盛り上がる展開は避けたいところだ。

このため、厚労省は2024年に財政検証の結果が出るのを待たず、

今秋以降、早めに改革案の骨格を審議会に示す方針。

できるだけ早い時期に一通りの議論を行った上で、改革の方向を固めることを目指している。」

(2022.8.4読売)

つまり、

「国が運営する公的年金は、さまざまな前提を置いた試算で財政をチェックする「財政検証」を5年に一度行うことが、法律で政府に義務付けられている。次の検証は2024年で、政府はその結果を受けて、2025年1月召集の通常国会に年金改革関連法案の提出を予定している。」(同記事)

のが、当然の議論の流れですが、

財政検証を実質的に骨抜きにしようとして、話しを進め、もう済んだ議論ですと、すました顔で言いたいのでしょう。せこいやり方。

責任感をおもちの政権なら、問題点を国民の前にしっかり示し、共有しながら、より良い方向に進めようとするものでなければならない。


前回(2019年)の財政検証は、合計特殊出生率が将来1.44になる想定ながら

昨年の出生率は1.30まで低下している。

そんなことも含めて、25年の財政検証では、厳しい検証結果が示されると思う。

その前に、話を詰めようとするなんて、制度に対する裏切りです。

改革案を審議する審議会のメンバーがどのような方々なのか知りませんが、

財政検証が出るまで待つべきだとの意見を言ってほしい。

当たり前のことだと思っている。


記事の中に

「厚労省が切り札と位置付けるのが、基礎年金と厚生年金の間での「財政調整」案だ。

財政が脆弱な基礎年金に、比較的余裕がある厚生年金の財源を一部移す。」

ともありました。

「比較的余裕がある」?、本当なのか?

平均寿命などから、これからも含めて年金支出額は大体見込むことができると思っている。

それに対して、現在の原資と、将来の積立額との見込みはどうなのか。

毎年のように変化するのだろうけれど、その見込みを検証するのが、「財政検証」なのでしょう。

年金は破綻していると著書にあらわされている著名な評論家もおられます。


逃げないで、堂々と論議してほしいと切に思う。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



天気予報の平年並みの平均気温が0.3度も高くなっています。

これはとても大きな上昇だと思います。


10年ごとに更新されている平年値。

本日現在の数値は、

2021年5月19日から使用されていて、2031年の5月まで10年間使われると思います。

何時の平年値かというと、

1991年から2020年までの30年間。

気温で言えば、

年平均気温を前平年値(1981年~2010年)と比べて、

低い順から(高い順からでも同じですが)、

低いほう3分の1、高いほう3分の1、間に挟まれた3分の1の、

11番目から20番目の範囲を「平年並み」としています。

その、平均気温が、前平年値と比べ現平年値は0.3度も高いということです。

「前平年値は、比較的気温が低かった1980年代前半のデータを含む平均値」とされています。

(2022.7.30日経)より


では、なぜ、こんなにも高く(と思っていますが)なってしまっているのか。

しかも、たった10年ずれたぐらいで。


それは、核実験の残さの影響が少なくなったからだと思っています。

1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた。

そのエネルギーは、広島へ投下された原発の3万5千発以上に相当するそうです。

特に、1957年から1988年の間は、恒常的に40回を超えています。

1961年には人類史上最大の水爆実験がソビエト連邦によってなされています。(50メガトン)

人為により、大気中へ多量のチリが拡散した。


世紀程度の流れとしては、

産業革命により温暖化ガスの排出量増加で1900年以降、温暖化開始

核実験による大気汚染の影響で1940~70年頃は気温が上がらず、むしろ下がり気味(温暖化が止められてプチ寒冷化)

核実験が行われなくなり、大気汚染の減少とプチ寒冷化の間も温暖化ガスは排出されており濃度が高くなっていることから温暖化効果が以前より強いため急激に温暖化

そんな感じだと思っています。

そういえば、コロナ禍の中で、交通量がとても少なかった時の夕焼けは、とても美しかった。


1960年代の小学生の頃は、2階の庇から積雪深のある雪の中に飛び降りて遊んでいた。

夏の暑い時でも、32度ぐらいまでだったような。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


関連:2018.9.18「人新海進。関東ネーデルランド」没原稿

私が生を受け、現在、生命活動を行っている場所。それは、地球と呼ばれている惑星の、固体などが表面にあり、その上にある気体状態である大気と言われているものの底であります。

惑星への、大きな隕石の衝突や、惑星内部からの噴出、地軸の傾きの軽重などによって、恒星である太陽からのエネルギーを受ける量が変わるため、大気の状況は変化し、生き物の生活は翻弄されてきています。しかし、ここ11700年の間は完新世と呼ばれ、最終氷期のあと、温暖で調和のとれた環境を享受してきた。折々には小氷期で、飢饉などが起こってきたものの、ボトムネックほどには生物種の減少はなかった。その完新世が終わり、大きな隕石衝突に伍する影響を、人がこの惑星に与えているため、地質学的に人新世が西暦1950年から始まっているともされている。地質的世代の交代は、生物種の大量絶滅としても現れ、ビッグファイブに次ぐ、現在が6番目の絶滅期に入っていると言われている。

東京44度、札幌41度とする2100年の天気予報を環境省は公開した。今年、2018年の夏は酷暑で、私の住まう鳥取でも最高気温37度以上あたりが多くあり、夜もエアコンがなければ寝られなかった。全国で暑くて、2100年に最高気温高知県四万十市44.9度と言われても、そうなんだろうなあと思う。いや、もっと高くなるのではとすら思う。そのように思う人がいる見込みがあるからこそ、環境省もこのタイミングで公表したのだろう。

6000年前あたりに縄文海進と呼ばれる、温暖化に伴う海面上昇があった。温暖化していたときの縄文の皆さんは豊かな生活をしていた部分もあるようだ。しかし、縄文遺跡の場所は、現在の汀線から遠く離れた相当な内陸にある。80年ほど先の東京で44度、数百年先に、現在進行形と思われる人新世による海進、海面上昇はどれほど見込まれるのか。縄文のときのように、人々は内陸に追いやられるのではないか。関西国際空港は、関東平野は、水没するのか。羽田空港や東京の水没を防ぐため、東京湾を閉め切り、オランダあたりのネーデルラントのように、関東ネーデルラントと呼ばれるのか。東京湾閉め切りなど、とても難しい。

温暖化進行を防ぐためには、大気を汚し太陽からの光を遮る方法もある。惑星内部からの噴出として、日本で最後に起きた破局的な噴火は7300年前。阿蘇山は何万年かの間隔で何回か破局的噴火をしている。意図的に、人類の必要な時に大きな噴火をさせる。もっと難しい。

よほど、現在言われているCO2削減などの温暖化対策が、簡単な方法に思えてくる。


よし。そうじゃなっくっちゃあ。

原因はどうあれ、3月に一時1バレル130ドルを超えた原油相場だったものが、

「NY原油下落一時87ドル台」

「米景気に減速感需要鈍る」

指標となるWTI原油先物は期近の9月物が4日に一時87.55ドルと2月3日以来の安値を付けた。

ロシアのウクライナ侵攻開始以降の上昇分をすべて帳消しにした。

(2022.8.6日経)だそうです。


化石資源の相場が下落すれば、ロシア財政を支えている虎の子の収入が減ります。

ですから、ロシア原油の相場も一緒に報道して欲しかった。

(どこかにあったのかもしれませんが)

「ウラル」の相場はどうなっているのかな。

ロシア産の原油相場の上限を人為的に定めようとしていたようですが、必ず抜け道が出て、期待薄だと思っていました。

よほどいい。


下落の理由は、各国中銀の相次ぐ利上げで世界経済の先行きへの懸念が強まっているためだそうです。

つまりは、需要の減少見込みにより供給過剰とみられている。そういうことなのでしょう。

「原油の需給が足元で供給過剰なのは、ロシアの生産が想定より減っていないことも一因だ。」

(2022.8.4日経)


7月の米大統領の増産要請に確約せず、実質的に応えなかったサウジアラビア。

OPECプラスは現状維持と8月3日の閣僚級会合で決めた。

産油国にとっては増産しなくて、当面、正解でした。

さすが。石油に対する評価の深さが違う。

次回開催は9月5日。それまでに状況はどのように変動するのか。


日本の「ガソリン店頭価格 2カ月ぶり170円割れ」

補助金39円による価格の抑制効果は41.1円

(2022.8.4日経)

補助金総額は1兆円をはるかに超える記事がどこかにあったような。

「次週8日時点の価格は、補助金がなければ208.4円になると予測する。

4~10日は37.7円の補助金を支給する。」

(2022.8.4読売)

原油下落があるとはいえ、持続可能な政策とはとても思えません。

そんなことをおもってしまいました。

関連:ガソリン134円(おもしー25)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


えー。

もう、そうなってるのか。

「新型コロナウイルスに疲れた外国人観光客がイタリアに押し寄せている。

 中略

 一泊平均室料が1800ユーロ(約24万円)の同ホテルは10月中旬まで予約でいっぱいだ。」

(2022.8.7日経)

とありました。


いったい、どこの国のどのような方々が、アマルフィ海岸の崖の上から地中海を見下ろされているのだろうか。(これは、少し、置いといて)


そして、なぜ、欧州なのか。

割安感からだと思います。

「ユーロ、対ドル「等価」割れ 20年ぶりドル独歩高鮮明」(2022.7.14日経)

「欧州単一通貨ユーロの下げが加速している。13日の外国為替市場では、20年ぶりに1ユーロの価値が1ドルに並ぶ「パリティ(等価)」を割り込んだ。歴史的なユーロ安が映すのは、ロシアの安いエネルギーを使って中国など世界に製品を輸出する欧州経済の構造問題だ。」

とされています。

i一昨日のチャートでは、ユーロが割り込みから少し戻していて、1ユーロ1.018ドル程度のようですが、だいたいパリティです。


そうです、

欧州は日本などよりも安くエネルギーを得ることができていて、言わば、製造原価を抑えることができていたということで、国際競争力があった。

それが、今般、良くも悪くも、安いエネルギーを放棄した格好になってしまった。


ドルとユーロはパリティ。

若しくは、米欧の金利差拡大ならユーロはもっと安くなる?

いったん中国やインドなどに流れが行ってしまったロシアの安い原油やガスを、欧州が元通り輸入することにはなかなかなりません。


ドルをお持ちの方々は、この20年来よりも割安と感じられる。

今後はもっとそうなのか。

安い原油が手に入らないなら、より強く、化石エネルギーからの決別を目指すしか道はないのか。

これも厳しい道のりだ。

そんなことをおもってしまいました。

関連:「制裁は逆効果か」没原稿

   8.7.5(おもしー24)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」




一晩を過ごすとは、いろいろ、意味深ですが、

ナンシー・ペロシ(82歳)さんのこと。

「ペロシ氏は2日夜に台北に到着。中国への配慮から短時間にとどめるとの見方もあったなか、一晩を過ごしたのは台湾が歴訪先の他のアジア諸国と「同格」と示す狙いがあったとみられる。」

(2022.8.4日経)

とありました。

アメリカ合衆国の下院議長として25年ぶりに台湾を訪問し、台湾の総統と、民主主義を支えることなどの内容で会談したそうです。

対する中華人民共和国は、人民解放軍を使って統合演習を台湾本島周辺で実施したということです。


どうかな。

気持ちはわかりますが、1世紀ぐらいかけてお互い忘れていたよというばかりの姿勢のほうがいい。根深い問題はいろいろ対処しにくい。そうは思っても、現実はいつも直面せざるを得ない。

すみません。どうすればもっともいいと考えられるのか、示せれません。


なお、私事の範囲ですが、母親が本日満88歳(ナンシーさんの6つ上)の米寿を迎えました。

昨日も、自宅裏の畑から、汗ブルブルになって、胡瓜、茄子、ゴーヤ、とうもろこしなどを収穫してくれています。ありがたいことです。

人の褌で相撲を取るなと言われそうですが、頑張っているナンシーさんにおすそ分けしたい。

冷蔵庫で冷やした胡瓜のまるかじりは、みずみずしくてとてもおいしいです。

そんなことをおもってしまいました。

関連:序列(おもしー26)

   歩み寄る気配から険悪な2時間へ(おもしー21)

   ゴーヤーまるかじり(おもしー8)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


「中国は相手国の序列を重視する。」

「軍事的緊張高まる」として(2022.8.4日経)の記事の中にありました。

相手国の序列だけではなく、勿論、自国の序列も、否、たぶん、自国の序列こそ最も重視するのではなかろうか。

人事を決める共産党大会の開催も近いですし。

中国4千年の歴史とも言われ、多民族、地続きの大陸に住まう人間、住み続けて現在がある人間はその傾向が強いのでは。

島国に暮らすものたちよりも。

勿論、傾向的にはと感じる程度ですが。


それにしても、

「世界で30万人以上がサイトで注視する騒動となった。」(2022.8.4日本海)

中国が領有権と管轄権を主張する地球の表面部分を避けた、米大統領の継承順位2位の方の搭乗した飛行機のルートがあり、それを各国航空機を追跡する民間サイトで中継のように、たぶん、固唾を飲んで見守ったという話のようです。

どのようなお立場でも、不測の事態は避けたいし、その影響は、瞬時に各種の経済指標にも影響してしまう。

注視せざるを得ない方々も含めて、ご苦労をお察しいたします。


その頃の時刻、何をしていたのかなあ。

暗い時に台北の空港に到着なされた写真があったので、のうてんきに寝ていたのかな。

なにか、申し訳ありません。


そして、本日は、「八月や六日九日十五日」の一日。

その日だけではもちろんないけれども「二度とあってはならない。」

この言葉を使う人の、軽佻浮薄度はその後の言動に現れます。

そんなことをおもってしまいました。


関連:歩み寄る気配から険悪な2時間へ(おもしー21)

   失われた12年(議会改革)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」




中国山東省(中国東部)で、

「ガソリン価格は中国最安値の1ℓ134円」

「米国に隠れてロシアの安い原油を大量に仕入れているんだ」

(2022.8.5日経)

中国は原油の7割を海外からの輸入に頼っているそうです。


(2022.7.29産経)によりますと

ウクライナ侵攻開始以降の各国によるロシア産化石燃料輸入額は

中国   126.4億ユーロ

ドイツ 121.8億ユーロ

イタリア 79.1億ユーロ

オランダ 78.8億ユーロ

トルコ   67.7億ユーロ

フランス  43.8億ユーロ

ポーランド 43.8億ユーロ

韓国    34.9億ユーロ

インド   34.1億ユーロ

 中略

日本    18.6億ユーロ

(2月24日から6月3日まで、CREA資料から作成)

とありました。

ロシアの財政を確実に支えています。

また、これなら、インドの露原油洗浄などかわいいもののように感じます。

やはり、消費量の大きな中国だ。


中国の天然ガスの輸入依存率は46%

取引拡大へ、矛先は日本が温めてきたガス開発事業「サハリン2」に向かう。

他を押しのけてでも爆食を続けなければ、統治の体制が揺らぐ。

(2022.8.5日経)


ガスにも。

そうだろうなあ。

消費の量が、日本とは違う。

恒常的に確保することはどなたでも難しい。

制裁よりも、実質的な収入の減を図りたい。

それが戦線縮小のための遠回りのようで結局は近道となる。

制裁による商品相場の高騰で、相対的に安い原油などによる輸出元と漁夫の利が大きすぎる。


そんなことをおもってしまいました。

関連:「制裁は逆効果か」没原稿

   8.7.5(おもしー24)

   インド応援したい(おもしー14)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


タイトルの数字は、820、720、490を簡単にしたものです。

1ギガワットを発電するのに排出する温室効果ガスの量ですが、

石炭発電は820トン、石油発電は720トン、天然ガス発電は490トンということで、

同じ発電量を供給するのに、燃料の違いでCO2の排出量が違うということです。

従来型バイオ燃料は230トン、再生可能エネルギーは43トンです。

(以上、ナショナルジオグラフィック日本版2022・8月号のP91より)

脱炭素のために、安価な石炭から他の燃料ややり方へ。


でも、「LNG高騰 アジアで10倍」

「足元のスポット(随時契約)価格は平年の夏に比べて10倍近い。ロシアの天然ガス供給量の削減で欧州のガス価格が再び高騰し、アジアの相場も押し上げられている。」

(2022.8.3日経)

石油に続きガスも高くなっています。

短期的とはいえ、高くされていますと言った方がいいのかな。

深刻なのは、新興国やフロンティアと呼ばれている国。

「燃料に使える外貨を考えると、我が国はLNGを買う余裕はない。」とパキスタンの首相が言われているようです。

発電コストが膨らむ国と、外貨準備高が乏しくそもそも手に入れられない国。

・・・・・。

自分にできることは、燃料消費量を少しでも削減することしかないのかと、天を仰ぎます。


LNGは液化天然ガスのことで(リキッド・ナチュラル・ガス Liquefied Natural Gas)でして、

天然ガスを-162℃まで冷却し液化させたものです。

液化すると体積が約600分の1になることで、タンクローリーや鉄道での輸送やタンクでの大量貯蔵が可能になります。

(余談:令和2年に高圧ガス移動監視者の講習を修了し終了証を取得しています。(LNGも運搬できます。)取得理由は、タンクローリーの運転手さんが不足するとだいぶ前に新聞にあり、しかも、AIの発達が見込まれ、中期的に各種の自動車運転手は滅びゆく職業と位置付けられ、それなら、将来のある若い方々ではなく滅びゆく私(令和2年は61歳)が10年程度(それ以降はAIがしてくれる?)でも担っていくべきではないかと考えて、大型やけん引、大型特殊の自動車免許や危険物取扱者免状(甲種)と共にその頃取得し、免許的には大きなタンクローリー(30トン積など)も運転できますが、鳥取にその仕事がないということを取得後に知りました。トホホ。近くて境港市、その次は倉敷あたりのようです。アルバイトで、日常的に中型車両は運転していますけど。)


さて、

持ってる者は強い。

ロシアは、理由を付けてパイプライン経由の供給量を大幅に絞って供給不安とし、高騰させている。

欧州は耐えられるのか。欧州の冬は寒い。冬には一段と需給が逼迫する懸念が強いとされています。


逆に言えば、従来、ドイツなどは、日本よりは安価でロシアから石油やガスの供給を受けてきたことで強い産業構造を維持できていたのかな。近いですし。

そんなことをおもってしまいました。

関連:インド応援したい(おもしー14)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


「なやみのとびら」で回答者の石田衣良(いしだいら)さんが、

「誰でも30代のどこかで、自分の人生のテーマと出会うものです。

そのときは損得や生涯賃金、出世などでなく

本能に従い、やりがいのある仕事や会社を選ぶようにお勧めします。

仕事がおもしろいというのは一生のご褒美だからね。」とされていました。

(2022.7.70朝日)

当方、30代は遠い過去のお話しになったなあ。どうだったのだろうか。

でも、そのあたりの苦労は、今の私を確実に支えてくれている。と思います。

適当にその場を凌いでいたのであるならば、・・なんて。

さて、60代に突入し、一部の年金支給も(この部分は繰り下げしたくてもできないので)始っているなかで

(年金受け取らんぞと言いたいところですが、生活費をアルバイト収入で賄っている身には、やはりありがたい。)

ご褒美のような、おもしろいことをやっているのか、やろうとしているのか、やってみようと挑戦しているのか、趣味のような傍流ではなく、本流としてどうなのか。

石田さんの「なにを選ぶとしても、あなたは自分で決めた通りに動く人で、あまり他人の意見を聞くことは無いだろうと思います。好きなように伸び伸びと働いてください。」は、60代こそ、そのとおりだ。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



「台湾有事、制裁で食料逼迫」(2022.8.2日経)の記事の中で、

「輸入の3割を米国産に頼る大豆はアキレスけんになる。」とありました。

また、

「農業大国の中国だが、実は大豆の自給率は2割に満たない。中略 大豆の供給が止まれば、とたんに14億人が食の問題に悩まされる。」ともありました。

暑すぎない場所、冷涼な時もある場所が、大豆栽培に適しているようですが、中国北東部ではそのようなところもあるのでは。

いくら、中国にとってアキレスけんでも、出している方だってアキレスけんともいえる。

制裁など実施すれば、双方とも失うものが大きすぎる。

そのような考え方として、ロシアのウクライナ軍事侵攻はないと見込まれていたのは半年前。

場所が、ウクライナと台湾では、日本に与えられてしまう影響は段違い。

なにか、ここでも他人事のようになってしまい、我ながら恥ずかしい。

浦富の畑でも、大豆は作れないのです。

本日も暑すぎる予報です。

本日の朝はここまで。

そんなことをおもってしまいました。

関連:一次生産者は知っている


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」




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