• 記事検索
RSS

4輪の運転を、バイトでも、私生活でも、よくしています。

ですので、

誰でも、いつでも、とは申しませんが、

僕にとっては、

タイトルにした 瞬眠(マイクロスリープ)は、

他人事ではないことを、改めて、認識しました。


「居眠り運転事故 直前に「瞬眠」」(2023.6.17朝日)では、

トラックで事故を起こした運転の実態は、

マイクロスリープ(瞬眠)という15秒未満の短い睡眠ー。

事故1分前から、無意識に顔や頭を触ったり、腕を伸ばしたりするなどの「抗眠気行動」が高まり、

事故40秒前にはピークになった。

事故20秒前には体の動きが止まり、半眼や閉眼になったりする「マイクロスリープ行動兆候」が増加。

事故10秒前には不自然な車線逸脱や減速が起きる「車両挙動異常」が急増

とあります。


日頃から、

運転中でも、眠くなったら、なるべく、すぐに、まっすぐになって寝る。

ほんの5分間の睡眠でも、全く違う。

相当に覚醒する。

バイトでの車両の到達時刻が決まっていようが、寝ることを優先している。

だって、

事故などのことを考えれば、それの方が、比較にならないほど、とてもよい。

そう思っています。


眠い時には、記事にあるとおり、

顔や頭(剃髪にしているので手触りが気持ちいい。)を触る。

あくびをする。

歌を歌ったりして、少しやり過ごす。


しかし、

眠くなったら、寝る。と、書いたけれど、

そんな「抗眠気行動」を起こす時というのは、事故を起こす1分前のことだったのか!

ああ。危ない危ない。

体験的には、もっと前から、そのような行動を起こしているけれど、

もっと、早めに、速やかに、おやすみしたほうがいいなあ。

そう思いました。


そもそも、

居眠り運転って、ぐーぐー、すーすー、長い時間、居眠りするなんてことはあり得ない。

マイクロスリープ(瞬眠)という15秒未満の短い睡眠 と示されているけれど、

感じとすれば、

15秒間もの睡眠を、瞬眠と呼べるのかどうか。

2、3秒間のことのように思うけれど。

カックンと頭が落ちるような感覚も、有るような無いような。


有料道路などの高規格の道路は、路肩に止めにくく、

適当な場所を探すのに、もたもたして、ついつい、そのまま走行してしまうことがあるけれど、

これも、相当危ない。


4輪での居眠り運転と2輪での居眠り運転。

え、2輪?バイク?

幸か不幸か、そこまでの居眠り運転のようなことは、2輪では経験したことが、たぶん、ない。

同じような眠気があったとしても、

手も足も、体全体を使って操作する2輪では、居眠りになりにくい。

そう思います。

それなら、4輪だって、操作するのに、なるべく体全体を使うようにすればいいのかな。

いやいや、さっさとおやすみなされたほうがいいと思います。

(運転免許歴は50年近くになり、交通事故を起こしたことも起こされたことも無いけれど、今日だって、わかりません。それでは、今日も、バイトに行ってきます。車間距離はいつも相当取っています。)


さて、

本日で、今年も半分終わります。

何やってたのかなあ。

皆様にとって、今日の日が大安吉日でありますように。

(本日は、住民税が口座から引き落としとなりますし、

公務員様には期末手当が支給されるようです。

円安はもっと進行するような感じ。

そんな、週末であり、月末であり、四半期末である6月30日(金)です。)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


先日、北陸地方に行きました。

そこでも、当たり前のように、日本語を話し、当たり前のように、通じて対応してくれる。

久しぶりの遠出だったので、少し新鮮でありながら、

日本人の僕は、日本は住みやすいなあ と 感じてしまった。

だって、ビジネスホテル隣で、たぶんもう二度と行かないだろう、朝飯の、吉野家さんだって、高速道路のPAだって、意思疎通できる。

そんな感心をしていたところに、


「ソニーはスズキを超えるか」(2023.6.29日経)で、インドのことが書かれていました。

インドにとって「米国か、中ロか」は重要ではない

エネルギー調達や経済成長など 実利的判断が外交の最終決定要因になる

公用語(22言語) 100以上ある地方言語

AIで自動翻訳

英語を母国語とする国と、そうでない国の間で、 次第にフラットになる

など、ほんの一部です。


そうなんですか。

インドの公用語は22もあり、それに加えて、地方の言語が100以上!

あら、まあ、びっくり。

多いとは聞いていたけれど、さぞかし大変だろうなあ。


国内の同国人同士で、ドラえもんの翻訳こんにゃくが必要となる。

これまで、さぞかしご苦労されていたのでしょうけれど、

AIによる自動翻訳ができれば、その垣根は低くなり、フラット化される。

つまり、

インドで言語の壁を低くできれば、世界に通用する。

切実さが大きすぎて、僕も含めて、たぶん日本人の大半は、その大きさを実感として理解できない。


そして、日本より暑いだろうなあ。

食物の腐敗も早く、実利的判断の連続の中で毎日があるような。

市場などでは、言葉による意思の伝達よりも、ボディランゲージによる、ごくごく簡単のことがらの伝達のほうが多いのかも。

インド応援したい。

感覚的に、そう思っています。

関連:躍動感(おもしー272)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


蒸し暑くなってきました。

そして、

本格的な蚊の季節が到来します。

昨日も、バイト先のアースノーマット替えボトルをドンキで購入してきました。

1か月ほど前には、コストコで、蚊取り線香の大きな箱を購入しました。


「蚊は何階の高さまで来るの?」(2023.6.24朝日のDO科学)では、

日本の一般的なマンションだったら、だいたい3階くらいの高さまでが限界ではないか

エレベーター 人の衣服や荷物 上昇気流 で高層階までたどり着いてしまうこともある

と ほんの一部です。


そうなのです。

高いところにはやって来にくい。

そうです。

それなら、

網戸をしないで窓を開けられる。

なんてすばらしい。

さぞかし爽やかな風でお眠りできているんだろうなあ。

(僕は、網戸を介してなので、昨夜も、暑くて、風通しが悪くて、寝苦しかった。)

でも、

マンションの高層階で就寝する機会は、僕にとって、可能性はほぼゼロ。

それなら、

時たまの、ホテルにお泊りの時、高層階なら、窓を開けて、みようか。

たぶん、防犯上や安全確保のため、あまり空けられないだろうなあ。


以前、ここに書いたところを探るのも、億劫ですが、

ヨーロッパの岩山の上にある修道院などが、そこに在る存在理由は、

悪い空気(≒マラリア≒瘴気≒蚊が感染症を媒介する環境)から逃れるため。

そう思っています。

人を死亡させる動物の筆頭が蚊であるとのとこ。


あー。

僕も、高いところに住んでみたいなあ。

蚊の心配なしに住めるところ。


昨夜は、

蚊の気配がなかったものの、

ふーん、と 頭の辺り、自らおつむに平手打ち、

そんなことにならないよう、蚊取り線香を焚きまする。


蚊の羽音にヒトが敏感なのは、

それだけ、ヒトが、長い長い、何万世代もの体験の積み重ねの中で、ひどい目にあわされてきたことを体に記憶させているから。

生命が拡散する理由の基本は、様々な環境でも、あるところが多少の変化でも連綿たる生命存続の維持をしてくれれば、どこかでそうでなくとも、全体での貢献になるため。

でも、

ヒトとして、具体的に、個々の理由として挙げられることとして、

蚊からの逃亡もあると思う。

蚊がすみにくい冷涼な気候を求め、緯度や高度の高い場所を求める。

そうに違いない。

現に、今の僕がそう。

4階に住みたい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「ヒトは衰退するのか」(2023.6.26日経の1面トップ)のなかで、

「10年もすれば人間の男性の細胞から卵子がつくれる。」

2匹のオスのネズミから子供をつくる実験に成功した。

などとありました。


・・・・・・。

言葉が無い。


そのような技術も、進展する。

規制する場面があったとしても、無くならない。

人知超す技術 歴史の主役に のサブタイトルもあるけれど、

その歴史を刻んだとして、その次に来るのは、なんなのか。


僕の、感じとすれば、

確かに、

ヒトは衰退する。


後世に、

人新世などと呼ばれることがあったとしても、

そう呼ぶのは、はたして、ヒトなのか?

そして、それは、地球の地質年代のなかで、とてもとても短い期間のような。


この惑星の、生命に対する環境は常に変化し続けてきた。

記事の最後のところで、

人類は地球史の分岐点に立つ。

と 締めくくられている。


衰退への道のりを、突き進んでいるような。


でも、

明日のことじゃない。

明後日のことじゃない。

それ以降も、ますます、よくわからない。

僕の差配できると思っている、この目に見えている個体生命の可能な範疇を

あまりに 遥かに 遠く 超えている。

(なにか、無責任な感じもありますけれど。)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


新しいお札が来年7月に発行されるようです。

新1万円札、新5千円札、新千円札。

「新紙幣の発行 来年7月にも」(2023.6.25日本海)にあるとおり。


さあ。

タンス預金をなされている皆さん。

タンス預金を継続なされたいのであれば、

手持ちの旧紙幣と呼ばれるようになる紙を、

預金して、

新紙幣で払い出しして保管されなければなりませんねえ。

(いつだって、旧紙幣の使用期限を設けられてしまうことはあり得るんですから。)


何故って、

可能性はいつだってあるんです。

危うい均衡の上に成り立っている貨幣経済。


マイナンバーカードを普及させたいと、

時の政府は拙速だとの批判をものともせず突き進んでいますねえ。

(僕の思っている)その本当の使用目的を明示することなく。


突き進みたい気持ちが、否が応でも募る。


タンス預金をなされている皆さんにも、

これから、たぶん、来月の7月には、

(新紙幣発行の1年前になりますが、)

日銀の政策金利見直しの動きがあり、

タンスから銀行へ資産移動の誘惑にかられることもあるのでしょうが、

そこは、我慢のしどころ と 捉える方々もあるような。

そんなに大きいな金利上昇を日銀はようしませんので。

ポーズの範囲内ですから、

我慢して、いままでどおりタンスを継続しましょう。

少しばかりの金利上昇に目を奪われて、元本を奪われては元も子もありませんので。


でも、

新紙幣発行が2024年7月なら、

それまで、今日から1年間以上ある。

逆に言えば、

それまで、お国は、旧紙幣使用期限を設定できない。

(預金封鎖は、ありうるけれど。)

順番としては、

預金封鎖してから、

旧紙幣使用期限の設定、

マイナンバーに紐づけた預金口座からの簒奪かな。

(国の主権者の資産を、主権者が使っている組織である行政に奪われるのは、簒奪だと思っています。)


この1年間も、個人資産を、国の簒奪から守るための対策検討期間としたい。


僕ができる対策としてのタンス預金である500円玉貯金。

今年3月から始めて、本日現在で、やっと27枚。(13,500円也)

関連:500円玉貯金の預金封鎖対策(おもしー248)

あーあ。

みっともない。

そんなことしかできないなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


へー。

そうなんですか。

来店者の7割以上が女性なんですって。

なんでだろう。


「カプセルトイ 1回で2000円!?」(2023.6.22日経)では、

偶然が生む驚きと楽しみを女性がSNSで発信。

来店者の7割以上が女性

クレーンゲームと違って必ずモノが手に入るのが良い

かつての衝動買いから目的買いに変わった

カプセルトイ専門店

20~30代の大人の女性をターゲット

平均価格を割り出すと21年は302円だったが、23年は347円と15%上がった

300円が販売価格の中心だったが、原材料高も加わり400円に移行しつつある

日本カプセルトイ協会(名古屋市)

日本ガチャガチャ協会(東京・中央)

21年から最高で2500円の商品を扱える自販機を展開

米国発祥のカプセルトイが日本に導入された1965年当時、価格は10円だった。

などとあります。


どれにしようか迷いに迷う。

これだと、大げさながらも、心に決める。

大事な百円玉を、数個も投資する。

半ば禱りながらも、

ガチャリと廻す。

少し力を籠める。

そこには、百円玉を数個も投資した、小さな冒険が始まる。

ゴト(コト)と、出てきてくれる。

開けるのがもどかしくも、

急いで開けたくない気持ちも、

織り交ぜた、

ワクワク感。

開けてみるまで、

なにがでるか、中身が解からない。


途中ながらも、

ここらあたりが、

ガチャガチャ(カプセルトイ)の最大の魅力では と、僕は思っている。

出てきてくれてからの、喜びや落胆は、その次 かな。


たぶん、

しばらく しばらく 相当しばらく

50年以上の歴史があるそうなガチャガチャということですが、

40年以上前の10代を最後に、自分で、ガチャガチャを買っていない。

そんな僕の体験の上に書いているので、

大きな見当違いも含んでいるような。


でも、

最も大きなキーワードは「ワクワク感」ではないか。

そこには、小さな「非日常」がある。

朝昼晩と定型的な日常に縛られることが多いのは、男性よりも女性のほうだと思っている。

だから、小さな冒険ができるカプセルトイの来店者の7割以上が女性。


呼ばれている名前からも、そのことが窺える。

なんで、「カプセルトイ」を、

「ガチャガチャ」と呼ぶのか。

それは、その行為を行うときの「ワクワク感」の最高潮に至る時、

自分が命じた肉体(手の)の動きにより結果をもたらそうとする、

まさにその時のその音が、

「ガチャ」と いっているから。

中身は 見えないけれど、わからないけれど、

出たときには、すでに、結果は出ているけれど。


だから、

形はカプセルに入っているトイのままでありながら、

人々は「ガチャガチャ」の名前を共有し理解する。


それに、

落胆の場合であっても、最低限と言うか、既に持っているものと同じであったとしても、何も手にしないことにはならず、なにかを手にすることはできる。

少し、心の、滑り落ちを止めてくれる。

それが、

もう一回やってみようか。

それとも、別の。

そんな勇気も出てくる。


「ガチャガチャの森」直営店に行ってみたくなりました。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「モノと人の関係性読み解く」(2023.6.4日本海)のなかで、

誰しも地位や財力、人と違う自分を際立たせ、それを何らかの形で表現したいという欲望がある。

その欲望はかつては権力者にしか許されなかった。

だがお金さえあれば誰もがブランド品を買える現代を深井は

「過去になかった平等社会が実現したのかもしれない」と解釈

などとありました。


田舎者で、昭和生まれの男として、

社会的肩書も無く、大した財力も無いなかで、

持ちたいモノやこととして何があるのかと聞かれれば、

うーん。

でも、まあ、・・・高級車ぐらいかなあ。

そんなことしかようお答えできない。

物欲や権力欲が無いようで有るような、そうでもないような。もうすぐ65歳の僕。

そんなこと、どうでもいいじゃない?

たいしたことじゃない。


例えば、レクサスさんのLC500コンバーチブル 1500万円ほど?

そんなモノ(自動車)を乗り回していれば、

地域では 少し 良いも悪いも話題となる。

そんなことで自分を際立たせたい場合、

車の価格と維持費を何とか工面できない人ばっかりではない。

たしかに、

歴史の権力者の人民に対する割合よりも格段に高い割合で実現できる人は多い と 思っている。

というような意味で、平等社会の実現と言われているような。


車でなくても100万円ほどのバッグなら、

それに魅力を感じておられる方にとって、

もっとハードルは低く、より高い割合で実現できる人は多い。


人は、

目に見えるモノや社会的立場を使って自らを飾ろうとする。

目に見えない内面や、

あまり直接的に顕わにすると距離を置かれかねない 身体や財力などを。

暖かくなって、薄着となることで、殊更に薄着となり身体を見せようとする男女。

お金の力が使えるんだよと、さりげなくでも、こだわりのモノを身につける。


でも、醸し出ずる力に気づかれる方は、目からの情報を凌駕する。

関連:剃髪(おもしー344)


そう思うと、

なにか、モノは、うつろで悲しいような。

それなりの立場だって、その時限りのこと。

モノやことと人との関係においての平等社会って、

あんまり重きを置かないほうがいいような。

(まあ、でも、これも、持たざる者の、ごまめの歯ぎしりの範囲だなあ。)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


八百屋(やおや)さん。

こんな単語も死語のよう。


人口が減少するということは、

お店が立ち行かなくなっていって、無くなるということ。

そう思っています。

最初に、専門店が無くなり、

スーパーマーケットが無くなり、

コンビニエンスストアが無くなり・・・、

昔あった、何でも屋の、八百屋さんが復活するのでしょうか。

いやいや、移動販売車が来てくれるようになる昨今のよう。

そのあとは、

相当な部分で自給自足?

そんなこと、今を生きる人々に、いくらかでもできるん?

そんなことを思ったんは、


「100年後に5000万人割れ」(2023.6.6日経)では、

国立社会保障・人口問題研究所が

日本の総人口が2120年に5000万人を割り込んで4973万人になると試算した。

とあったことからです。

関連:本末転倒の人口推計に基ずく年金改革(おもしー327)


2020年の1億2614万人から、6割減って4割ぐらいになるということ?

たった百年で、とても大きな日本の社会の崩壊。

そう思います。


ただ、

地球にやさしい といったフレーズを 時々聞きますが、

ヒトって、どれくらいの人口が、地球にやさしいのだろうか。

日本列島と呼ばれる陸地で、ヒトも緩やかな生活ができそうな規模は?

なにか、少なければ少ないほど、やさしいような。

そして、

やっぱり、「地球にやさしい」って、けっこうな上から目線のような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


僕に、

「いつものあれ、いつものとおり(5つ)買って置いて。」

毎日の昼食に同じものを食べようとされている

30代半ばあたりの3子の奥様。

「お昼に、何を食べようか、考えたくない。」

ひとつは食べて、4つは職場の冷凍庫で保管しておられる。


「「決断」について」(2023.6.16日本海の万華鏡)では、

人生は「決断」の連続だ。

「決断」はエネルギーを使う。

人間が1日に「決断」できる回数には上限があるらしい。

アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、その回数を減らすために毎日同じ服を着ていたとか・・・。

などとありました。


そうだよなあ。

僕も、ともかく、そんなことはどうでもいいと思っていることに対しては、適当。

ジョブズさんではないけれど、

ここのところ、10年ぐらいかなあ、1年中着る物は一緒。

寒いときは上に重ね着をしますが、

ほぼ、ユニクロさんの、紺のポロシャツと白の、なんていうのかわからないけれど、パンツ(ズボン?)。

その昔、大洋ホエールズのユニホームが、

その色の組み合わせであったことが、印象的で、かっこよかった想いがあり、

僕に似合うかどうかは置いといて、

何も考えず、着る物の選択・決断をほぼしていない。

おかげで、紺のポロシャツの色は、相当色褪せてきているけれど、大した問題じゃない。

生地がしっかりしているのは、さすがユニクロさん。ありがとう。

動きやすくて気に入っています。


冒頭の若奥様にしたって、

お子様のことなど、日々、雑事と言っては失礼になりますが、

「ママ、ママ」と呼ばれて、育児に、

家庭の主婦として、奥様として、

バイトの仕事のなかでも、

1日の内に、相当な回数の「決断」や判断を求められていると思う。


だから、

どうでもいいことは、

「考えたくない。」

その気持ちよくわかります。


本当は、

どうでもいいことではなく、

お忙しい日々を送られる方にとってのお食事内容は大事なことで、

身体が求める栄養素を摂取していただきたいところながら、

そんなことに、僕が、配意できる立場じゃないので、

ご希望に沿って、僕が買う時に一緒に「買ってきます。」となる。


多くの「決断」をせざるを得なかった時期があれば、

それなりの休養期間を身体に与えておきたい。

この夏は、そんな時期にしようかなと思っている今日この頃です。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「剃髪の男はカッコいい」(2023.6.10日経のなやみのとびら)に、

実は真に重要な内面の若々しさのほうがこちらに強く伝わってくる。

思い切ってスキンヘッドもしくは、刈り込んだ短髪にしている男たちは一様にカッコいい。

もう髪の毛はありませんが 見事に熟年男性ならではのセクシーさを手に入れてしまっています。

「ローマの休日」という名作映画で、街に出た主人公のアン王女が長い髪をばっさり切ってショートにするシーンは有名です。

それは、古くて堅苦しい世界から、自由な世界で生きようとする時の通行手形。

女性は経験上、外見の変化が内面に及ぼす多大な影響力をよく知っています。

などとありました。


ともかく、めんどくさくないのがいい。

寝癖を直すなんて、時間の無駄。

薄くなる前からそう思っていたので、

(髪の毛があると、どうしても、その在り様が気になってしまうので、)

40代、50代、60代と、

徐々に、頭部に薄くなる部分が拡がるにつれて、

頭髪の長さも、刈り込むことが多くなり、

今や、剃髪と言っていい状態にしています。

(カッコいいとは思わないし、

どなたかにそう言われることも全くありませんが、

短いうちはざらざら、少し伸びるとさらさらして、手触りはいいです。)


自分で、バリカンとシェイバーと三角カミソリで、時々短くしていますが、

石鹸一個で、

頭から足先まで洗い流す。

簡単で、使うものが少なくて済み、剃髪は気に入っています。

ただ、バイクのヘルメットは被る時、

以前より、ぶかぶかになってしまい、前に落ちてくる。

頭皮も薄くなりにけり?

だから、帽子のようなものを被ったうえでヘルメットをしています。

寒い冬はちょうどいいものの、

暖かくなると、困る。

小さいサイズのヘルメットを買うかなあ。

今のヘルメットも気に入っているし、傷んでもいないし、うーん。

内面の若々しさ(?)は、ヘルメットでわざと隠している(?)ので、重要アイテムなのです。

なお、

本日23時58分、夏至であります。

直射日光が剃髪の頭を強く照らす日。

曇り予報で、少し救われます。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


どこに行くにも雨が降る。

近くのスーパーマーケットに行くだけでも雨が降る。

雨男。

そんなことを聞いて、笑ってしまいましたが、

何か、それなりの理由があるような。


僕が思うに、

雨が降りそうになると、そわそわして、じっとして居れなくなってくる。

気圧が低くなりはじめると、じっとして居れなくて、どこかに出かけようとする。

気圧の低い方が体に合っている。

そうでもなければ、

ご近所のスーパーに行くだけなのに、自転車で最初の角を曲がって、雨が降り始めて、帰ってくる。

(ここは、お聞きしたとおりの話。)

そんなことにはならない。

気圧が低くなると、動きたくなるのでは。


冒頭の話を聞いて、

思ってしまったのは、

雨男とは、雨が降る時の前に行動しようとする男。

雨が降ろうとする時とは、たいがいに、気圧の低下が起こる時。

その気配を察して、体がむずむずしてしまうことから、何かしようとして、

その場面は、大概に、天候不順となる。

それが、いわゆるところの雨男。

気圧が低下して、天候不順の時の女性の多くは、自らの体調も不順な感じ。

そんなときのお出かけは少ないこととなる。

だから、雨男よりも雨女の方が少ない。

そう思っています。


では、逆に、晴れ女と晴れ男はどうか。

これも、天候が晴れに向かうときは、たいがいに気圧が上昇する時。


そんな時は、女性は高揚しやすいように思う。

男性はそれほどでもないような。

だから、晴れ女はよく耳にするけれども、晴れ男は少数にとどまるような。


なぜ、男女でそんな違いがあるような感じに受けてめているのか、僕は。

やはり、体脂肪率の違い、

筋肉量の違い。

それらによる血流量の増減。

体脂肪率が高ければ高いほど、血流の支障になっているような。

筋肉量が多ければ多いほど、血流の流れに支障がないような。

そうなのかなあ。

それなら、男女の違いよりも、それらの違いのほうが、雨〇・晴れ〇になってしまう?

でも、まあ、

大まかには、雨男と晴れ女。

ではないかなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


一昨日から県外に出かけておりまして、

いわゆるところの、ビジネスホテルに泊まらせていただいています。

お金をお支払いしているので、

カトラリーや歯ブラシなど、置いていただいているものを使わせてもらえばいいのですが、

いつも使っている小物入れを、こんな時も、だいたい、そのまま持参しているので、

(何かの都合で、車中泊になったとしても、例えば、歯磨きができなくて、気持ち悪い思いをしたくないので。)

それぞれの考えでいいのですが、

使わないなら手を付けません。

そのまま。

使わないなら、いかにも手を付けておりませんよと言わんばかりの、来た時のままにしておく。

仮に、使われていなくても全部廃棄する考え方の施設であろうがどうだろうが。

それはその施設の経営方針。

そんなことは、僕の守備範囲外。

お風呂もそう。

使わないなら、タオルやカーテンもそのままにしておく。


勿論、使うなら、使用させていただきます。


使用する側にも、提供する側にも、

余計な手間をなるべく、かけたくないし、かけさせたくない。

それが、僕の、考え方であり、やり方。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


今回は1949年以降で月の平均海面水温差が最大3.6度と最も高く

「スーパーエルニーニョ」と呼ばれた97年春~98年夏に匹敵するほど

赤道域の海水に熱量がある

世界気象機関(WMO)は2023~27年の5年間、世界的に記録的な高温になる可能性が高いとしている。

「冷夏にならず暖冬か エルニーニョ4年ぶり」(2023.6.10日経)にあります。


エルニーニョになると、

日本は、冷夏や暖冬になりやすいと言われているので、

それも、スーパーが付くエルニーニョならば、

寒い夏、暖かい冬で、四季がはっきりしない、温帯でないような気候?

いつかあったなあ。そんなことが。

それが、1997年98年のことだったのだろうか。

25年ぐらい前、なにやってたかなあ。


確か、お米がとても不作だったような。

いろいろの作物が、その時以上に、悪い影響を受けるのでは。

5年間も高温になるならば、

いろいろな世界的な厄災が発生する。

この前ニュースになっていたカナダの森林火災以上の自然災害と人が勝手に呼んでいる事象や。

戦火の拡大や発生も見込みたくないけれど。

背に腹は代えられない場面が増えてきそうな。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「アカミミガメ、野外に放たないで」(2023.6.11日本海)で、

アカミミガメはアメリカ原産

飼いきれずにすてられるケースが相次ぎ、池や川で大繁殖。

もともといた生き物のすみかをうばうなど生態系に悪影響をあたえています。

などとあります。


子亀は、ミドリガメとも呼ばれている亀で、

僕が子供の頃から存在は知っていて、

TV番組のプレゼントにもなっていたような記憶があり、

そのころ、欲しかったなあ。


先日、湖山池の水辺に放した亀も、

記事の写真にそっくり。

僕も、湖山池の生態系に悪影響をあたえていることになってしまったのだろうか。

関連:亀さんを湖山池に(おもしー328)


でもなあ。

個々の亀さんには、何の罪もない。


それに、

地球の環境はいつも変化しており、

その原因が人為的かどうかには関係なく、

変化していく環境に適合していくしか生きるすべはない。

アメリカから持ち込まれた種が、生きていくのに、

生態系に悪影響をあたえると、果たして、言い切っていいのだろうか。

彼らは(カメさん以外も含めて、外来種と呼ばれている命全体は)、

ただ、懸命に生きようとしているだけ。


野外に放つことを禁止とされたようですが、

それに、どれほどの効果があるのか、はなはだ疑問。

「最後まで大切に飼って」と呼びかけられても、

たしかに、所有者管理が原則ながら、

それができていない現状を確認する中での呼びかけでは、

100%の方がそうするなどということは夢のまた夢。

必ずどなたかは放す。

そして、繁殖する。

だから、

そんな呼びかけも、なにか、無責任のような。

単に、批判を受けたくない行政が姿勢を示しているだけであって、

これにより、繁殖を少なくすることができるとは誰も思っていない。


湖山池に放った亀さんよ。

君には何の責任もないし、君の亀生を自由に生きてくれ。

くれぐれも、

愚かな人の造作したドウロなど、

君に危険が及ぶようなところには行かないようにしてください。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


はー。

よくぞ、押収していただけました。

ありがとうございます。


「覚醒剤700キロ 東京港に密輸」(2023.6.8日経)

7日までに、 男女4人を 逮捕した。

覚醒剤とみられる約700㌔の粉末が3月に見つかり、 押収した。

末端価格は計434億円相当で、一度の押収量としては過去2番目に多い。

東京税関が陸揚げ後の検査で発見した。

その後、埼玉県 を経由して千葉県 に運ばれた。

警視庁は積み荷を追跡するなどとして捜査し、4人を逮捕した。

などとあります。


末端価格の額は大きいのだけれども、

社会全体に影響を与えてしまう額を換算するならば、桁が2ケタ以上も大きくなると思っている。

僕には見えていない悲劇の発生や拡大を、少しでも、軽減してくれた。

税関と警視庁の連携に敬意を表します。

繰り返し、ありがとうございます。


しかし、

感じるのは、

押収できるのは、ほんの一部なんだろうなあ。

行くところに行けば、当たり前のように流通している。

と 思っている。

こんな密輸が現実に存在することこそが、その証左。

だからこそ、陸揚げ直後ではなく、追跡捜査で少しでも元締めに近づこうとする。

ただ、逮捕しても逮捕しても新たに利権を得ようとする者は現れる。


そのうえ、

他紙のどこかに、

すでに、幾人か釈放されたとの記事もあった。

えー。

なんで。

割に合わない密輸であると観念してもらうほどの厳罰でなければならない。

だって、人の、身体や命を、家庭や社会を、どれほど痛めつけているか計り知れない。

そう思っているけれど、

それが、すでに釈放だなんて。


一般人には、目に見えない

アヘン戦争の原因となった事象が、燻り続けているような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「社用車なし・接待なし・ゴルフなし」の3つのレス

「キーエンスを見抜いた投資家」(2023.6.14日経の中外時評)にありました。

その一部は、

屈指の高収益で知られるセンサー大手のキーエンス

顧客のニーズを聞いて歩き、すぐ会社に報告して新製品を設計・直販する。

中間マージンをそぎ落とす効率経営

などとあります。


これで、連想したのは、コストコ。

コストコの利益は会費収入でその多くを確保して、販売している商品の仕入れ原価を9割としていて商品売買での収益に重きを置いていない。

行けば、なにか、買わなければ損をするような感覚になってしまう。

仕入原価+程度の販売価格であるとの僕の認識からなのかもしれませんが、

蛸の大きさとその価格から、それが裏付けられている、そう思ってしまうんです。

関連:そうだったのか「コストコ」原価率9割!


共通するのは、

中間マージンのできるだけの排除。

客の求める品質。


そして、

コストコでは、若い女性が溌剌として従事なされているようにみえる。

彼女たちのご活躍をはた目で見ていると、気持ちがいい。

内部事情は知りませんので、ご苦労もあるのでしょうけれど、

田舎に住む僕の身近にはあまりない外資系というのは、こういう感覚なのだろうか。

推察するに、キーエンスさんの3つのレスからも、そんな感じを受ける。

女の方の働き方を、やりやすくというか、自由にというか、制限なくというか、

上から目線なのかなあ。なんとかしなくては。

関連:3人に2人は女性(おもしー334)


キーエンスさんや外資系のいいところを取り入れたい方は、もっともっと御自分のものとする。

それが、日本社会の構造的改革を進めることになる。

多様な商機を、もっと多様に。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


なにか、

この数日の間に、

明後日ぐらいなのかな、

日本の衆議院は、解散される

そんな、ニュアンスを、

チラチラ見る街頭のTVや、

新聞各紙、

ネットニュースなどから、受けますねー。


どちら様も、それぞれ、ご自愛くださりませ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


追加記載(2023.6.16)

「今国会解散見送り」(2023.6.16日本海1面トップ)

とありましたので、

僕の感じは外れました。

G7サミット解散は腰砕けでしたね。

ゼレンスキー大統領さんに、ネットででも、演説していただいて、

戦う相手は異なっても、共に戦う姿勢を示されればよかったのに。

なにか、上手くしようとする姿勢のように見えてしまい、

打破しようとする様子が見られないなあ。

まあ、それは、僕も一緒だけれども。


そうだよー。

はやく、皆さん、できるだけ、

マスク 止めたいのです。


3年間の”過保護”生活の反動で、さまざまな感染の波が生じている。

これは、

「免疫低下で風邪流行」(2023.6.8産経)にありました。

それ以外にも、

コロナが急増している実感はないが、広義の風患者が多く、免疫が弱まっていると重篤化もする

季節外れの流行が続いているのがインフルで、今年は5月に入っても各地の学校で集団感染が確認されている

乳幼児を中心に RSウイルスは約2倍 ヘルパンギーナは約5倍

風邪患者増加の一因とされるのが、コロナ禍でマスク着用を徹底したことなどによる免疫の低下だ。

コロナ禍前は、日頃からウイルスにさらされることで免疫を獲得していた

などとあります。


そうなんです。

どなた様も、深窓の御令嬢のまま大人になっていくわけではありません。

いろいろなものやことにさらされて、

いろんな意味の免疫を獲得していかなければ、

ヒトや人、人間の社会の中で、スムーズに歩んでいけない。

自由で横断的な、生活の質(QOL)を高めることにも繋げていけるような。


”過保護”ではなく、マスク常用はやめようよ。

できるだけ。

僕は、マスクをなるべくしないようにしよう。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


飛行機の電動化はできない。

空中に浮かべるもので、小型・短時間なら、ドローンのように可能でも、

10時間以上も数百人を高速で移動させる航空機を電動化させるのには、

少なくとも、21世紀、今世紀中に見通しが立てられるのだろうか。

難しい。

そう思いました。


「航空・船舶 脱炭素の現実解」(2023.6.8日経の第4の革命)では、

航空業界は電動化が難しい。

合成燃料は再生可能エネルギー由来のグリーン水素と回収した二酸化炭素(CO2)からつくる燃料で、「人工の原油」と言われている。

航空向けの合成燃料の価格はジェット燃料の10倍以上する見通し

脱炭素のイノベーションは飛び級で進む

などとあります。


そうだなあ。

飛行機の燃料として、人工炭化水素は現実解。

相当な量を確保する必要がある。

そして、燃料単価を商業ベースで消化できるまで低減しなければならず、

それには、規模の大きさと、投入されるエネルギーの低価格(無料)が鍵となる。

どう考えても、

太陽光線の強い砂漠地帯などでの太陽光発電による需要を上回る部分の電力利用が有望。


記載では、

チリ最南端プンタ・アレナス。世界初の合成燃料の量産が始まった。

とあります。


地下資源由来のガソリンなどにしても、

人工の原油にしても、

炭化水素化合物を、無料で利用できる空気中の酸素で助燃させて、

エネルギーを得る方法は、

たぶん、無くならない。

飛行機に利用される。

来世紀のことには僕の考えが及ばないので。

本日現在ではここまで。


人工炭化水素製造の規模を大きくできるなら、

そして、それが、再生可能エネルギーの時間的でこぼこを均す作用に資するなら、

僕の保有する内燃機関移動物体(車やバイク)も利用可能期間が長くできる。

世界のどなたの物体もそうだ。

これは、既存設備の利用延長で、だから、「現実解」。


この日経新聞の「第4の革命」の連載のおわりに、

人工原油「合成燃料」を取り上げたは、

既存設備との折り合いがよいからだろう。


それに、

やっぱり、

電動のキュイーンのような感じよりも、

可燃物の爆発のドコドコ感のほうが、

動くという能動感を刺激する。

内燃機関に対して、未だにあこがれを持っている世代の僕でした。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


そうだよ。

「断片的対策で解決せず」

そのとおり。


「少子化の原因は男女不平等」(2023.6.11日本海)では、

少子化問題は社会の構造的な問題の帰結であって、

根本的な問題に対応しなければ、断片的対策では解決しない

男女間の賃金格差が大きければ男性が育休を取るのは難しい。

非正規の場合、出産後の離職率も高い。出産・離職後にシングルマザーになれば、貧困に陥る可能性もあるわけで、合理的に見れば出産は経済的なリスク

女性も男性も将来に不安を感じ結婚や出産をためらう社会状況の中で、児童手当や婚活支援といった断片的な方策が効果を発揮することはまずない。

賃金が上がらない日本からチャンスを求めて海外移住が増加している。過去最高を記録した昨年の55万人のうち、3人に2人は女性だった。

男性が意識せず履いている高げたを脱いでもらう措置が必要

などなど。


いちいち、ごもっとも。

当たり前の、中満泉さんの「現論」でした。


政治・経済・社会  男女平等にする。

その帰結への過程が、少子化の反転を現実のものとする。

そんな構造的改革を行うのであれば、

30兆円だってまだまだ足りない。そうは思いませんか。

関連:3兆円台半ば(おもしー329)


チャンスを求めての海外移住?

海外移住なんていう言い方は、心象的な的を得ていない。

簡単に言えば、海外への出稼ぎ。

日本では、やっていられない。

あほらしい。

意欲ある方から我先に海外へ。

その3人に2人は女性だった?

あああ。

日本は大事な大事な人材を放出している。

そして、それは、女性のほうが多い。


しかし、

男女間の賃金格差が大きければ男性が育休を取るのは難しい。

男性が意識せず履いている高げたを脱いでもらう措置が必要

とは、

現実として、相反する。


男性の大多数は高げた状態を心地よく感じていて、

いくらか育休取得しても、それを推奨する社会、家庭の構造ではない。

だって、男性のほうが高給なら、そちらを優先する方が合理的だと、

当の奥様だって致し方なく受け入れざるを得ない。

だから、しかたなく、保育所からの熱が出ましたの報により、お迎えに行く。


心地よい環境から、高い下駄を履いている状況から、

地面に足を付けて、低くなった目線で、

家庭や、社会から、平等の扱いを受ける。

それに対する恐怖を感じている層が、頑なに、政治・経済・社会の男女平等を阻んでいる。

みずから高げたを脱いでもらうことは、日本社会では不可能。

社会で不可能なら、その社会が投影される政治と呼ばれる部分でも不可能。

だから、関連にも記した小手先の対策のみ。

時の政府はそれぐらいを打ち出せる能力しかない。


個々の人の受け止めとしての良くも悪くも、世界の現状は、男女平等方向。

島国のガラパゴスでいたいなら、鎖国政策。

それなら、更なる、女性を中心とした大規模な移民の発生。

これは自然の流れ。

そんな日本の将来だって、今のままなら、あり得る。


男女平等の御一新が無ければ、グローバルな世界に通用しない。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


書名「承認欲求捨ててみた」

著作者:諸富祥彦 もろとみよしひこ さん

を、地元の図書館からお借りして、斜め読みしました。

(斜め読みにしては、とても時間をかけてしまいました。)


はじめに の 終わりのところで、

あなたが「自分の人生」を生きるのを妨げている元凶、その正体が「承認欲求」です。

とあります。


そうなんですよねえ。

認められたい。

ヒトとして生まれ出ずる者の宿命だと思っています。

関連:ヒトの動機(おもしー322)


ヒトから、人へ、そして人間へ。

単純に、人口密度が高くなってきている。

高くなり過ぎてきている。

だから、2千年前前後には四大宗教も生まれざるを得なかった。

人と人との近接した生活を送るには、心の安寧が必要。

そう思っています。


書かれているなかで、

人間の人生は2種類しかない。

A 夢に踊らされて操られたまま、生きていくか?

B 夢幻から目覚めて、本物の自分の人生を手に入れるか?

また、

「何のために時間を使うのか」のほうが

「何のためにお金を使うのか」よりも重要

「タイム・イズ・モア・ザン・マネー」「金より時間のほうが貴重な財産」

限られた時間とエネルギーを誰のためにどう使うのかは、とても大きなこと

そして、

「本当の愛の基準」として、

①自分にとって大切な時間、②エネルギー、③お金、そして④「傷つきのリスク」。

この4つを、誰かのために惜しみなく使えるとしたら、それは「本当の愛」でしょう。

いくつか抜き書きしました。

(詳しくは、どうにかなされてお読みくださりませ。)


書かれているとおりにはなかなかできませんが、

僕も、いいねの数もあまり気にしない。

マウントを取られても、どうぞどうぞ。

できるだけそんな感じに。

だって、当方は、やりたいことで、手一杯。

ここでも、その時その時の、

書きたいことしか書いていない。

書けないことも含めて、自分の考えを少し整理する。

それで、おまけがついてきてくれれば、望外のこと。

身近な皆さんには迷惑もおかけしているような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「ご自由にどうぞ」

たしか、

そのような立札があったので、

それなりにお寺の巡りもしているけれど、

そんなことは見たことなかったし、

それならば、この機会にと思って、

角々と曲がっていく狭い階段を身を捩(ね)じりながら登っていきました。


清水寺(きよみずでら)の三重の塔に(登楼ではなく)登閣させていただきました。

お寺の塔に登らせていただいたのは、これが、最初で最後。

30年ほど前の話です。


「宝島の地図みたいに 清水寺の魅力びっしり」(2023.6.2日本海)では、

安来市の古刹・清水寺の観光マップ「安木の清水さん」が作成された。

とありました。

その記事を読ませていただいて、

思い起こしたのが、冒頭の次第。


そもそも、お寺の塔は、

飛鳥時代など、古いお寺であればあるほど、寺域の中心に位置して最も大事な施設。

なぜなら、

仏舎利(お釈迦様の骨)を保存するストゥーパ。

そんなところに、

凡夫の僕などが足を踏み入れることは、

本来はあってはならず、罰当たりの行為であったのかも。

(たしか、靴は脱いで、靴下で登閣させていただいたような。)

だから、

僕のわずかな見分のなかでは、

お寺の塔に登らせていただけることなど、聞いたことが無い。

64歳になっている、いまだに無い。

清水寺が全国唯一との記載もどこかにありました。

30年前の、その時も、足を踏み入れることに躊躇したけれども、

お寺様が「どうぞ」とお許しになられておられるので、

ということで、

心の折り合いをつけさせていただきました。

そんなことも、書きながら思い出す。


もっとも、

日本に現存する最古の法隆寺五重塔の解体調査では、

法隆寺五重塔の心礎(心柱の礎石)に掘られた穴に納められていた仏舎利の正体は

ダイヤモンドであった

という記載もありますので、

お釈迦様のお骨が、

インドから遠く離れた日本のお寺まで、

ほんの一粒であったとしても、

存在するとは、とてもとても。

しかし、一方では、時の権力者の病気平癒のために、仏舎利が飲まれたとの記載をどこかで読んだことがある。

本当のところは、たぶん、誰も判らない。


ただ、大事なことは、

塔を建立なされているということは、

ストゥーパとしてお釈迦様を大事にしていこうとの意思の現れだと思っている上に立って、

それぞれのお寺のやり方で、

お寺の施設のご利用方法が異なってくることは当然のこと。

塔の役割や立ち位置の変化も、人の歴史を経るうえで相当あり、

それに従って、寺域の周辺あたりに位置するようにもなっている。


清水さんのHPでは、

三重塔登閣申込がありますが、

本日現在で、

「申込み受付は終了いたしました。」

と、ありました。


清水さんの観光マップ(新聞の写真)では、

三重塔はお寺の中心から離れた左奥の方に描かれています。


大事に残されている古刹を、維持なされておられることに尊敬の念を感じます。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


これもまた、面白い。

まるで、人工マグマみたい。


「脱炭素実現 蓄電池が左右」(2023.6.6日経の第4の革命カーボンゼロ)のなかで、

コンクリートの建物内に並べた大量の小石に熱を蓄え、水蒸気を出して発電タービンを回す。

100万キロワット時の電気を1~2週間蓄える。

コストは従来の蓄電池の5分の1になる。

20年代半ばの商用化を目指す。

再エネの発電量は天候で変動し、再エネの比率が高まるほど変動幅は大きくなる。電気が余った時にためて足りない時に放出する蓄電池で変動をならす。

などとありました。


たぶん、

余剰となっている時間帯の電力で、建物内の小石に熱を蓄える。

それを電力として放出させる。

そんな仕組みは、いろいろ工夫されている。

揚力発電や深夜電力利用の温水器もそう。

ただ、この岩石に熱を蓄えることは、

失礼ながら、ローテクのような感じで、とてもいいと思う。

熱と冷たさの逆だけれども、氷室のような感じ。


地熱発電がエネルギー源とする地下の熱利用が、引き続きとても有望だと思っていることに変更はない。

けれども、なかなかに進捗が見られない。

そのひとつの原因に、地下の酸性成分などによる配管腐食など、施設の更新をせざるを得ない部分の費用が掛かりすぎることもあるのでは。


その点でも、

地下のマグマほどまでの熱を帯びていなくとも、

地上に断熱されたマグマ溜まりのような場所を構築して、

そこから地熱発電のシステムよろしくエネルギーを取り出す。

小石に熱エネルギーを与えるのは、

「捨てる」とされてしまう余剰部分の電力。


いいんじゃないですか。

記事にある、発電量やその発電期間も、実用に及するように思う。

地上に太陽をとするものが核融合なら、

関連:地上の太陽(おもしー160)

この技術は、地上に人工マグマをとする岩石活用蓄電。

普及して欲しい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


昨日のことですが、


今日も天気が良くて、運転する中型車両も普段どおり調子が良くて、快適だ~。

お昼前の、制限速度プラス10キロ前後。


ん?

(なにか通常ではない事象の認知)

えーー。

(その事象の具体的な解釈)

ヒ―。

(その事象によって引き起こされかねない事態を回避するために、自らが速やかに行わなければならないことに対するさし詰まった悲鳴)

どうしよう。どうしよう。

(具体策の模索)


前を行くゆっくりの移動体がどんどん近づいてくる。

ともかく、急いで、ハザードを焚き、

後方車両に何らかの異変を知らせる。

急なブレーキ操作にならないような踏み方で、ゆっくりスピードを落とし、

左の車線の走行車両の有無を確認し、

1台行かせてから、ハザードから左信号に切り替え、

運転していた積載車(普通乗用車を積んでいました。)を左側の走行車線に移行させた。


なにって、

2車線ある右側だから、一般的には追い越し車線。

そこの真ん中あたりを、自転車(いわゆるママチャリ)で、

子供ではなく、若者でもなく、中年でもなく、女性でもない方が、

(じっくり見る余裕はありませんでした。)

ゆっくり、鷹揚に、漕いでいる。

時々、左後方を振り返られたので、その度に少しふらつかれる。


場所は、県庁所在市の郊外方面で、

僕の進行方向は2車線ながら、反対方向は右折車線も入れて4車線の、

交通量も多い主要な幹線道路。


目に入ってから、それなりの距離があったため、

上記の操作ができたものの、発見が遅れていれば、急ブレーキもの。

多重事故の可能性大。


走行車線に移行後、

すぐさま、再度、ハザードをつけて、ゆっくり、

追い越し車線を走行中の自転車を追い抜いた形としたけれど、


その時、

僕が執るべき最適解は、どうだったのだろう。

どうすればよかったのだろうか。

バイトで、車両のお届け中。

でも、その方の命にかかわること。


後続車両も、似たような操作をなされ、

そのうちに歩道内に移動なされることを祈りながら、

車両のお届けを済ませ、同じ道を帰路としていると、

先ほどのあたりで、

なにやら、点滅灯が多く回っている。


複数の警察車両、救急車、その他の車両が停車。

そのなかで、

自転車がひっくり返り、

(たしか、こんな方だったような)人が、道路端に、お座りになられていた。

警察官が、かがみこんで何やら話し掛けているような。


あー。

ともかく、というか、

とりあえず、というか、

まずもって、その方のお命がそこで潰えることはなかったようです。

少しながら、ほっと。

同時に、罪の意識も。

どうすれば、もっともよかったのか。


全く違うことのようで、

根っ子は同じようなことではないかと連想しました。


場所は、J国の国会。

子供ではなく、若者でもなく、中年でもなく、女性でもない方々が、

ジェンダーギャップ指数のどん尻あたりで、ゆっくり、鷹揚に、漕いでいる。

時々、他国などから指摘を受けて、その度に少し修正のポーズを示しつつも、

結局は、周りの迷惑顧みず、我が道を行く。


僕が執るべき最適解は何なんだろう。

日々の生活で忙しいふりをしている。

でも、この国の現在と将来にかかわること。


わからない人は、どこまでも、わからないのだろうなあ。

だから、本日の現実がある。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


御冗談を。

そんなことで、この流れが底を打つわけないでしょお。


「少子化予算 3兆円台半ば 首相指示 年末までに結論」(2023.6.1産経)では、

首相は31日、

「次元の異なる少子化対策」の実現のため、

今後3年間で集中的に取り組む「加速プラン」の年間予算額を

「3兆円台半ば」とするよう関係閣僚に指示した。

とありました。


僕なら、30兆円です。

また、出まかせを。

そのとおり。

出まかせですが、人はびっくりしない。

妊娠なされてから、大学卒業まで、

学費も医療も、全て無料。+生活費。

仮にそうなら、必要となる額はおいくらなのか。

そこから国は説明しなければなりません。

家計負担について多くを語っているとは言えない。


家庭の負担が如何ほどである。

国の負担はどうあるべきか。


ただし、進路の方向の各種や再度の学びなど用意したうえで、

入学は易く、卒業は難し として、

ご本人のご努力や、若しくは怠慢は、斟酌させていただかなければなりません。


読まれた方々が、3兆円半ばで、下の関連にあった、出生率の底打ちとなるとどれほどの想いが重なるのだろうか。

あまりないだろうなあ。

関連:本末転倒の人口推計に基ずく年金改革(おもしー327)


次元の異なるとは、

2次元から3次元なら、

線から面ですよ。

どこが、次元が異なるのか、申してみなさい。

あほらしい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


昨日のこと。

道路上にノッソリノソリ。

亀さんです。

以前のことがあるので、バイクを駐車して、歩いて戻りました。

関連:浦島太郎になれません(おもしー37)

こちらの気配に気が付いたのか、少し横にそれて、

坂道の横の少し崖になっている下の方、蓋のない側溝のなかに転落。

そちらまで行くと、未だ頭手足を甲羅の中に仕舞い込んだまま裏返し。

甲羅を持ち上げてみると、結構大きい。

25センチくらいはある。

鋭くとがった爪がある。

足のほうを押してみると、さらに奥へ収納しようとする。

柔らかい。


人という動物が、

勝手に地表の一部に硬いもの(アスファルトなど)を敷き詰めて平らにし、

そこを踏みつけながら、重たいもの(車など)を急いで移動させている。

そこをドウロと呼んでいるそうだが、こちとら、危なくて仕方ない。

あらゆる動物たちが、そう感じているに違いない。

(と 思うようにしています。)


関連にあるとおり、以前助けることをしなかった。

昨日は、その罪滅ぼし。

近くの水辺(湖山池のほとり)まで、御同行いただいた。

息災で。


時期により、亀さんも、水辺から離れて繁殖活動などを行うのかもしれませんが、

ともかく、道路は危険。

そんなところに道路を作った人間が悪いのはそのとおりながら、

僕の力ではどうしようもない現実。

せめて、気が付いて、当方の身の安全が確保できる状態ならば、

これからも、そうしよう と思っている。


そんなことをしていれば、

浦島太郎のように竜宮城へ行けるのか。

そして、

独り占めしようとしない犍陀多なら、天国に行けるのか。

そんな下心もどこかにありながら、

亀さんではないけれど、ヒトだって、とかくこの世は住みにくい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「年金財政検証と人口推計の闇」(2023.5.19日経の大機小機)では、

2024年度の年金財政検証の大きな前提となる、

将来人口推計が4月末に公表された。

「日本の将来の人口規模や高齢者比率は6年前の推計時点と大差なく、年金財政には大きな影響はない」

今回の中位出生率の仮定値も、2023年の1.36(推定値)を底に回復し、1.36で安定するという。

なぜ、本年が底で上方トレンドに転換するのかの説明がない。

日本の将来人口が前回並みを保てる最大要因が年間外国人入国超過数

コロナ感染期直前の4年間の「実績」に基ずくが、その後、大幅に減少した外国人流入数がこの水準まで回復しその後50年間固定という大胆な想定だ。

「移民頼みの将来人口推計」の結果、「年金財政検証には影響なし」という年金官僚の判断は、まるで出来レースのようだ。

政権は国民の反対が大きい年金改革をやりたくない。

そのため楽観的な将来人口推計が必要というのでは本末転倒だ。

などとあります。


そのとおり。

以前にも書きました。

関連:年金改革せこい進め方(おもしー31)

政権側に在る者の狡さが、

若年や中年層の年金に対する信頼を

ずーうと瓦解させ続けている。

出生率が底を打つ?

誰が信用するのだろうか。


さらに、

「出生率1.26 過去最低」(2023.6.3日本海)では、

出生率は05年に1.26まで落ち込んだ後、

第2次ベビーブーム(1971~74年)に生まれた世代の出産などで15年に1.45まで持ち直したが、

16年から再び低下した。

とあります。


つまり、これから、どんどん落ちますよ。

だから、次元の違うと言わざるを得ない少子化対策。


若い方ばかりでなく、40代の方でも、「年金はもらえない。」そう言っています。

一方で、現在の年金受給者やその予備軍である僕たちの世代の皆さんの多くはだんまり。

否、受給者の組織として増額を求めている。


その場しのぎの政権の対応を、

社会保障審議会なる諮問機関の専門家たちがお墨付きを与える。

どんな墨で与えるのか。

僕が委員なら、朱色の墨で、ばってんだ。

出された人口推計が信用できない。

関連にも書いた通り、進め方も含めて、結果ありき。

たしかに、出来レースそのもの。

せめて、複数想定を示すべきだ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


関連:ペトロダラー(おもしー324)

「キッシンジャー元国務長官100歳に」(2023.5.29日本海)がありました。


関連のなかでも、ご活躍の一部を記載していますが、

そうですか、100歳ですか。

御長寿、おめでとうございます。

世界の歴史にその名を残されています。


74年の密約など、米国の今日ある地位の維持に大きな貢献をなされたと思っています。

あくまで、米国にとってはですけれど。

世界全体にとっては、どうなのだろうか。

2023年の今から見れば半世紀前の判断や行動の数々。


記事の最後に、

1月にロシアのウクライナ侵攻による被害拡大を防ぐため、両国の国境線を昨年2月の侵攻前の状況に戻して停戦することを提案した。

とあります。


この点は、僕もそうだと思っています。

クリミア半島にこだわるウクライナの気持ちもわかりますが、

(適切ではないのでしょうが、

日本で言えば、沖縄や九州、若しくは北海道が他国に占拠されているような状況だと感じています。

それだけ、クリミア半島がウクライナ固有の領土だとウクライナの人々は思っておられるような。)

日本にしても、北方領土問題がある。

中国も台湾は自国領土だと主張する。

南北朝鮮は分断中であります。

これらを、一緒くたにするものではないことはそのとおり。

ただ、領土の問題でもあることは、誰も否定できないし、

一方的であると反対側の立場の人たちが反論しているとしても、

自国の領土の問題だと主張し続けている、これもまた、否定できない。


領土の問題が皆無になることはない。

おそらく、人類の歴史上全てにおいて。

たぶん、動物の世界だって、縄張りがあり、その線引きは、その時々の強弱に比例しながらいつも移ろいゆく。

領土・領海・領空に問題があるとしても、

まるで、癌と共生するヒトの身体のよう。

完治・完解とは夢幻のようなもの。


そんななかで、

やはり、停戦はとてもとても大事なこと。

人知を尽くすべき事柄です。

昨年2月の侵攻前の状況に戻して停戦すること

僕も提案したい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


関連:ペトロダラー(おもしー324)

「ドル基軸通貨体制の行方 人民元の地位向上で動揺も」(2023.5.23日経)では、

サウジの最大の輸出相手国はかつて米国だったが、00年代後半以降のシェール革命に伴い、米国は世界最大の産油国となった。サウジの最大の貿易相手国は今や輸出入ともに中国だ。

ドルが基軸通貨として国際決済で広範に利用される重要な礎となるのが、原油など国際商品市場でのドル決済だが、それが揺らぎつつある。

74年の「ワシントン・リヤド密約」、すなわち米国によるサウジからの原油購入と軍事援助、サウジによる米国債購入の合意がドルの基軸通貨としての地位維持につながったとされる。

などとあります。


併記されている図として、

「世界の外貨準備の通貨内訳の変化」

(2016年第四四半期→22年第四四半期)では、

米ドルの1人負け(減少)で、人民元や日本円、ユーロが増加しています。

尤も、構成比は、

米ドル 58.4%

ユーロ 20.5%

日本円 5.5%

英ポンド 5.0%

人民元 2.7%

6割近くを米ドルが占めている現状ですけれど。


どこにもないのですし、誰も書いていただけてないのですが、

ペトロ日本円だって、あっていいと思う。

全面的でなくてもね。

日本の原油輸入は、いつだって高水準で、OPECを潤し続けている。

ペトロの時代も移行期に入っているけれど、

日本円を世界の外貨準備マネーにしようとしている実績も、

米ドル、ユーロに次いで、3番目。

人民元の2倍ほど。

日本円を積み増そうとする動機を

もっと多く大きくするには、

どんなことなら、さらに強くすることができるのだろうか。

変動為替に、意識していなくても翻弄され続けている生活に身を置く者としては、

取引が円である割合が大きければ大きいほど、向かい風も追い風も穏やかになるかな?

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


この「おもし」は、素人が新聞などを読んで、

ああ、そうなんだ と 思ってしまったことを綴っているものですので、

そんなことも知らなかったのかい と 言われるようなこと満載です。

(そんな人間も、人の経済の動きの中にある。

否、全部知っている人など無く、

ほぼ、知らない人ばっかりが、右往左往して経済も動いている と 思っています。

だから、素人の受け止めも、大事なことだと感じています。)

今日のこともそうなんですが、


「「ペトロ人民元」の虚と実」(2023.5.16産経)のなかで、

ドルは1971年8月のニクソン声明で金とのリンクを断ち切り、73年には変動相場制に移行した。

ドルは円や欧州通貨と同じく、ペーパーマネーつまり紙切れとなったのだが、その信用をつなぎ留めるいかりとなったのが石油である。

74年、キッシンジャー米国務長官(当時)がサウジの首都リヤドを訪問し、サウジをして全ての国々への石油の販売はドル建てで行うと約束させた。

米国はその見返りとしてサウジ王家の保護と同国の安全保障を引き受けた。

世界最大の石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジが石油取引をドルに限定したことから、石油と同じ炭化水素である天然ガスの国債相場はすべてドル建てとなり、ドルは「ペトロダラー」として基軸通貨の座を堅持し、現在に至る。

などとありました。


お恥ずかしいことに、なんにもしらなかったなあ。

だから、基軸通貨なのか。

世界の取り扱われる商品で、主要なものの筆頭といえば、たしかに、石油なのかな。

石油を売買するためにはドル。

物の価値の中心が、金からペトロに移行した時代。

それに乗っかる ドル であり、米国。

だから、ペトロ(世界のなかで求められているモノである石油)に裏打ちされているドル(世界のなかの1つの国の通貨)で、ペトロダラー。


さてさて、

今年に入ると 1月には、サウジ財務省がドル以外の通貨で貿易決済での話し合いに応じると言明。

と、記事の続きにあります。


そうなると、

なにやら、

雲行きが怪しくなります。

記事のタイトルにある人民元。

そりゃあ、中国は、自国通貨で決済したいでしょう。

中国のみならず、どこだって同じこと。

日本だって、円で決済したい。

(米国は決して許さないのでしょうけれども)

このところの円安で、1ドル140円ほど。

ガソリンなどの店頭価格抑制のための補助金を縮小・取り止めの報道がなされているなかでの円安になり、日本政府の意向逆なでの情勢で、一昨日だったか、円安進行阻止の姿勢を雁首を揃えた緊急会合で示さざるを得なかった。

なんとも、情けなくも右顧左眄のようでいてかわいそうな立場の方々。

円決済なら、円安ドル高が直結はしないところなのに。

なにか、日本円は、米ドルにとって、世界経済の変化の直撃を受けないためのクッション効果のために存在しているような、そんな感じを受ける。

基軸通貨ではないということは、そういうことであるにしても、

特に、日本円が米ドルの防波堤のような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


次のページ