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「父親もおらず世間に蔑まれるような職業の母を持つ夕子が、非常に困難な状況にあることは容易に感じ取れたが、十四歳の俺達にはなにをどうすることもできず、自分たちの無力さに腹を立てるばかりだった。」

と、高知東生さんの小説「土竜(もぐら)」のなかにありました。


DJのGINTAさんの Way Back Home の歌い出しには、

「何も変わらないこの日々 また無駄にしてしまった1日

何もかも上手くいかない どうしていいかすら分からないから」

とあります。


よく、若者が生き急ぐような表現をされることがあります。

また、

よく、お年寄りは、気が短くなるような表現もあります。

どちらも、そうなのだろうと思う。


では、その間は、どうなのか。

単に、個の生命の働きの限界を、気にしないふりをして、

目の前の、いわゆる、人間社会の(たいがいは)どうでもいい付き合いが、

さも、重大なことのように、深刻ぶっている。

でも、それだって、日々の糧にありつくためには、しょうがないこと。


誰だって、

十四歳でなくても

「どうすることもできず」と感じることばかり。

若者でなくても

「どうしていいかすら分からない」ことばかり。


本日は、

日本社会の多くで、年度の末とされている日。


まあ、

今日までのことは今日まで。

何があっても、

明日が来るなら、みんなで明日を迎えたい。

隕石落下で、

明日が来ないなら、僕だけに来ないのではなく、みんなに来ないのだから。

それも、また、良しなのだろうか。


ともかく、

抗って生きたい。

抗う自由が欲しい。

自分を拘束・束縛するようなことから、若者も、お年寄りも、それらとは言われない方も、

誰しも、解放されて、

自分の無力さに腹を立てるばかりだったとしても、

やりたいことを、少しでも、やってみる。

そうすれば、

無力は無力でそのようでありながらも、

自分の、僅かにしか思えないようでも、無ではなく、ほんの微力に気が付くことだってある。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


日本の朝までに決着しなければならない。

そう、考えて動かれたということ。

どこの誰が?

なんのために?

なにがあって?


日本時間の(2023年3月)20日午前6時。

世界の主要市場で最初に開く東京市場の取引開始に間に合わせる必要があった

そう、「スイス政府、異例の積極介入」(2023.3.21産経)にあります。


なんのためには、

基軸通貨であるドルの不足でパニックを起こさないためにも、6中銀は迅速に対処した

ということ。


どこの誰がとは、

6中銀で、それぞれ誰が中心となってかまではよくわかりませんが、

6中銀とは、

日本銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)、カナダ銀行、英イングランド銀行、スイス国立銀行

のこと。

でも、

スイス中銀の緊急融資、政府の介入もあり迅速に救済買収は進んだ。

それは、スイス発の世界的な金融システム不安を回避するために不可欠だった。

ともありますので、スイスの方が中心だたのかしらん。


そして、記事にあるとおり、

東京市場に取引開始の朝が来る。

その時刻が、先の20日午前6時。

積極仲介する側や仲介を受ける側、

立場それぞれでありながら、多くの人々の合意を”スピード決着”に至らせた。


もし、

日本の政府や日本銀行に、

同様な、迅速な意思決定やそれに伴う合意形成の必要性が生じたとき、

意固地ともいわれている姿勢で乗り切ることができるだろうか。

そもそも、その必要性は低いと、緩和政策を唯一日本だけが継続しているなかでは、

そう言われるような気がする。


ともあれ、

スイス金融大手のクレディ・スイスの破綻を回避する「救済策」はまとめられ、

「リーマン再来」は防がれたと記事ではされている。


リーマンショックが、どれほどのものかはよく知らないけれども、

6中銀が協調しなければならない状態であると、

その6中銀自体が判断したということは確実なのでしょう。

「リスクは定義できればリスクでなくなる」

何が起こるか、どんなリスクと言えるのか。

たぶん、正直なところ、6中銀の皆さんも、よくわかっておられない。

来るべき朝を凌ぐことで精いっぱい。


そんな、人間どもの右往左往に関係なく、

地球は自転してくれて、

(自転してくれなければ、

づっと太陽光を浴びさせられるか、それとも、づっと日陰の極寒か。)

滑らかに、それぞれの闇夜を、順次、晴らしていく。

朝が来てくれてよかった。


どなたにともなく、お疲れさまでした。

寝れる時には、ゆっくりお休みくださいませ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


おもしろいし、図にしてくれているからわかりやすい。


「全国の「縄文人度」分析 東大」(2023.3.19読売)では、

現代日本人のゲノム(全遺伝情報)から縄文人由来の遺伝子変異を検出する手法を開発し、

「縄文人度合い」に地域差があることをあきらかにしたと、

東京大学の研究チームが明らかにした。

とありました。


以前から、

ぼんやりと、

縄文人のなかに渡来してきたヒトが入って来られたということで、

北九州から瀬戸内海中心に近畿あたりまでの多数の渡来の人々の歩み。

押される側として、その辺境あたり、

つまり、沖縄やアイヌの方々の住まうところは、

記事で言うところの「縄文人度」が高いという記載は、いくつかの本で読ませていただいていた。


この記事によると、

山陰両県だって、それなりの縄文人度の高さ。

山陰にズーズー弁のようなものが残っていることも、関連がありそうに感じたりする。

東北や鹿児島は高い。(北海道は図に載っていませんでした。)

なにか、縄文人の特徴と言われる、お酒に強い地域と重なるよう。

意外に感じるのは、北陸。

福井が低い。

戦国時代の浅井・朝倉の判断にも、なにかの、深層心理的な影響を与えたりしていたりして。


全く関係ないようでいて、

どこかでつながっているような。


もしかすると、

いまだに、

縄文と渡来の、対立や、違うからこその魅力的に見えたりすることもあるように思う。


沖縄出身の芸能人の方が多いように感じるのも、そのひとつ。


さて、

僕の「縄文人度」は、いかに。

最近、時々目にする、自分の遺伝情報の検査。

戸籍などの文献資料など比較にならないほど深遠な遺伝情報。

僕のルーツ、軌跡はどんな感じなのか。


でも、

誰でも、

顔つき見れば、意識するしないに関わらず、大概のところは、解っているような。

チャンチャン。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


僕の、4輪の愛車は、12年目を迎えているディーゼルエンジン車。

今のところ滞りなく、快適に動いてくれて、走行距離17万キロに届きそうな今日この頃。

だから、

燃料の軽油価格については、いつも、気になる。


そんな中で、軽油半値!?

(少しばかり、目が点に。)


「欧州軽油、半値に」(2023.3.28日経)では、

欧州の軽油先物価格が下落し、

2022年3月の最高値と比べ半値で推移している。

欧州の軽油輸入の半分を占めてきたロシア産の禁輸による供給懸念を、

アジアや中東からの輸入増で解消したためだ。

インドや中国はロシア産原油を安価で購入している。

そこで精製された軽油を輸入している可能性があり、

ロシア産軽油の迂回輸入との指摘もある。

などとあります。


相変わらず、口ごもった表現。

迂回輸入に決まっていると思っています。

僕には、それしか考えられない。


一方で、

欧州では、

2035年までに内燃機関(エンジン)車の新車販売を事実上禁止。

しかし、その方針は、転換したと伝えられています。

フォルクスワーゲン(VW)など自動車大手を抱えるドイツの反対があったよう。


もともと、

欧州を走っている4輪車の半分ぐらいは、ディーゼルエンジン車と読んだことがあります。

だから、

僕以上に、欧州では、軽油価格に敏感なのでしょうし、

内燃機関の多くを、

ガソリンエンジンよりも燃焼効率の良いディーゼルエンジンが占めていて、

メーカーが反対することは当然に見込まれていたことだったにも拘わらず、

条件付きながらも方針転換。

この方針転換と軽油迂回輸入の根っ子はつながっているように感じます。


さて、

それなら、

産業用にも多量の軽油を使用している日本にも、迂回輸入で安い軽油を調達してください。

戦争現場にほど近い欧州でさえ(一時的な最高値からとはいえ)半値で調達しているのだから。

インドなどのアジアからなら、原油を輸入しているペルシャ湾岸諸国よりも近いし、

ホルムズ海峡などの狭くて危険度の高い海域を航行しないので安全度は高く、エネルギー安全保障的にもよい。

第一、安いのでしょう。

原油輸入一辺倒で、国内精製でなければ品質の信用性が低いという意見もあるのでしょうが、たしか、ガソリンは韓国からの輸入もあって安売りされていたような。

軽油を、インドや中国から輸入しましょう。

でも、こんな意見は、日本で聞いたことが無いし、

たぶん、あったとしても、とても少数派で、マスコミにも載らない扱いなのだと思います。

僕にしても、あらゆる可能性を考える中でのものであり、

実際に、もろ手を挙げて、是が非でもと言う訳ではない。


ただ、そんなことを言っている、この時においても、

安価な軽油を輸入しているのは、欧州だけではないと思うし、

中国やインドなどの精製国は、原価の安い軽油を使用できている現状であることに間違いはない。

関連:漁夫の利は当面続く(おもしー258)


迂回輸入に踏み込まず留まることが、矜持のある先進国。

背に腹を代えられないのが、グローバルサウス。

先進国から中進国に落ち込んでいるとの指摘もされている国は、どっち。


今朝は、1ドル131円ぐらい。

来月の4月からの値上げも、相当あるような新聞記載もありますし、

いまでも、燃料の補助(販売価格を公費を使っての割引)は、やっているのかなあ?

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「貿易が映す世界の分断」(2023.3.27日経)では、

2022年の貿易データを21年と比較すると、

中国、インド、トルコの3カ国が対ロ貿易を大幅に増やした。

中国にとっては安価なエネルギー輸入が貿易の柱だが、自動車などの輸出も増やすことで制裁下のロシア経済を下支えしている。

インドは西側がロシアとの取引を断った分野で穴を埋めている

インドやエジプトは南半球を中心にウクライナ戦争に中立的な立場の「グローバルサウス」に属する。

中立国は経済の分断から利益を得ている

などとありました。


このような情勢は、

仮に、今年の早いうちに停戦となったとしても、当面続くように思います。

ましてや、停戦の、ての字も、どこを見ればうかがえるのかわからない。


シギとハマグリが争っているのを利用して、漁夫が両方ともつかまえた。

チドリ目に属するシギが、硬い殻を持つハマグリを食べようと格闘して、

周囲の状況をあまり確認していなかったときに、

漁をなされている方に、両方とも捕獲されてしまった。


ウクライナもロシアも

目の前の相手のことで精いっぱい。

売れるものがあれば、

相場より安かろうが、買ってくれるなら、ありがたい。


グローバルサウスなどと、なにか、今どきの言われ方をされているけれど、

先進国のような生活水準に至ることままならず、

日々の大きな貧困から、少しでも向上させたい。

インドなどには、当面有難い情勢。

安穏な生活を送れている僕からすれば、決して、非難される姿勢ではない。

そう思っている。


それでは、

この戦闘状態がいつまでも続いてくれれば、

「グローバルサウス」と呼ばれる国々は利益を受け続けるのだろうか。

それもまた、サスティナブルではない。

そうとも思う。


ロシア起点に「新経済圏」とも記載されているけれど、

世界の貿易にも分断が目立っているとされているけれども、

2023年の貿易データを22年と比較すると、

貿易の分断は縮小傾向にある。

そんな記事に、1年後、出会いたい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


醤油は何色か。

赤橙色の液体をそっと揺らすと、ときに艶やかな光を放つ。

どこかで見た色。

そう、ほの暗い木樽にじっと寝かされたウイスキーやワインと同じ輝きだ。

そう、

「クラフト醤油 赤橙色の誘い」(2023.3.26日経のこんな日曜日が待ち遠しい。)の冒頭にありました。


3日ほど前、家人が飲め飲めというので、ディスカウント店から購入したという箱のワインを緩やかに注いでいると、その赤ワインの色が、とてもきれいだと感じました。

(アルコール自体は、昨年3月より基本的に止めていますが、付き合い的に時々少々。)

確かに、赤橙色と言えるような。

セキトウショク あかだいだいいろ

やや赤みの濃い橙色と説明されていますが、

赤ワインの、黒い方側に相当寄っている赤橙色のなかで、

注がれた液体の、

水深が浅く、表面張力で上に引き上げられているあたりや、

緩やかに雫の垂れてくれているその一滴一滴の縁(ふち)のあたり、

光が透過してくれて、赤みの橙色が増す。

黒側から橙色側に寄って来てくれる色となる。


ペットボトルで購入した無糖コーヒー。

今、目の前、手にしているガラスコップに入っている。

太陽色に近づけているというライトに透かす。

浅いところは、黒い中でも、赤色がある。

これも、悪くない。


飲まなくなってしまったけれど、相当量あるウイスキーの瓶達。

お気に入りのメーカーであるニッカ。

箱入りの瓶を、ごそごそ、出して、ライトの近くに。

暗い中から取り出されて、眩しそうながらも、

こちらは、薄いだいだい色にほんの少し黒めがある。

表示されている YEARS OLDを超えて、誰かに開封され愉しまれる時を、僕は共有することができるだろうか。

ただ、ワインなどと比べれば、色としては、薄くて、頼りない。


はてさて、

醤油。

この、とてもおいしくて、魅力的な液体。

蒸した大豆と炒った小麦に種麹(たねこうじ)を加えて室で寝かせ、塩水と一緒に木桶などに仕込む。攪拌などの手間をかけて、1年以上発酵・熟成させる

そうです。

色も、コーヒーに似ているような。

色の正体は、麹菌の働きで、糖とアミノ酸によるメイラード反応物質のメラノイジン。


たぶん、醤油のおいしさは、取り込まれにくい窒素(なにせ3重結合のN2なので)を含む、アミノ酸に由来するような。


だから、褐色や黒色、赤みのあるそれらの色をもつ物質は、

生命として必要なものであることを、体は知っているから、

美味しかったり、

美しく見えたりするような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


放流したら、逆に魚はいなくなる

放流が大規模な河川ほど魚の数が少なかった。

放流で一時的に数が増えた魚は河川を独占する。他の種類の魚はエサにありつけず、すみかを追われる。 同種同士でも争いが起きる。 河川にすむ魚が共倒れする。

同じ遺伝子が増えると多様性を失い、環境の変化で滅びる危険

天然のウナギがすむ河川に養殖ウナギを放流してもほぼ生き残れず、数を増やすのは難しい

放流が人間のおごりの象徴となるのか

日本は国が旗を振り、 放流大国だ。

などと、

「「放流で魚が減る」波紋」(2023.2.26日経の科学の絶景)にありました。


漁獲したい種の稚魚を放流しても、その稚魚の住むこととなる河川のキャパシティーを超えるようなことになれば、

そりゃあ、

元々いた魚の、エサもすみかも、放流された魚のそれらも、足りなくなってくる。

川に魚がいなくなる。

そんな論文などが紹介されています。

一人暮らし向けのワンルームに大人数は暮らせないとも書かれています。


なにか、人間様のことが書かれているみたい。

一時的に数が増えた種(人)は、場所(地球)を独占する。

他の種は食べ物にありつけず、すみかを追われる。

同種同士(人間同士)でも争い(経済という名を付けられている奪い合いや戦争)が起きる。

同じ遺伝子(たかだか20万年前からのホモサピエンス)が増えると、多様性が失われる

放流(1万年ほど前からの温暖な環境と、それに伴う文明の発展で可能となった食料増産によるヒトの口の数の爆発≒神のおぼしめし?)が大規模な場所(惑星)ほど生命個体の数が少なかった。(と、いうこと?)

放流がなにかの意思のおごりとなるのか


それでは、

放流されたそれぞれの魚の個体は、どう生きていけばいいのか。

争いを、やめる、やめさせる、ことに至れない種の個体(僕のこと)は、なにをすればいいのか。

目の前の、日常のことばかりに、限りある体や頭を使ってしまっている。

今日もまた、趣味などと、愚にも付かないくだらないことに、一日を費やす。

お天気の予報は、雨のち曇り。

心が晴れないけれども、晴れの日ばかりも、よろしいことではない。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


血圧は上(収縮期血圧)が100mmHg(ミリメートル水銀柱)程度で、

年齢が上がってもさほど上昇しない。

「日本人の摂取 現在1日10グラム」(2022.12.10日経)のなかにありました。

冒頭のことは、

アマゾンの先住民族のヤノマミ族のことで、狩猟採集の生活で、塩分をほとんどとらないということのようです。

根拠は、

彼らの排泄される尿の分析で、1日の塩分摂取量は1グラム以下と推定されているということです。

そもそも、

野生の肉食動物の塩分摂取量は1日2グラムほど。

草食動物は0.5グラムほど。

石器時代の人類も1日に1~3グラム程度と推測されている。

ともあり、

1日1.5グラム摂取すれば体は十分機能する

ともされています。

そして、

日本では1日に約10グラムの塩を摂取

ということ。


どうなのかなあ。

ほぼ毎日いただいている即席みそ汁の1食あたりの塩分量は1.3~1.5グラム。

それだけで、1グラムを上回っている。


僕の血圧はだいたい安定していて、

上が、107、98、103。下が、60、56、64。

ここ3年間の(不)健康診断結果の数値ですが、

やはり、血液を押し出す圧力が高くなくても、血液が流れて行けるなら、諸々の疾病は遠ざかる。

そう思っています。

血圧は体のバロメーターのようなもの。


ん。

そういえば、これも、毎朝いただいている納豆。

栄養成分表示を見ると、食塩相当量0.7g(0g)とあります。

( )内は納豆のみで、たれやからしに0.7gが含まれる。

それなら、

たれなどをかけずに、そのままでいただいてみようか。

そういえば、少し塩辛いなあと思っていたので、オイルを垂らして食べているし。


草も肉も食するヒトが1~3グラム程度と推測されていることは、何か納得できる。

でも、現代の人間社会における食は、消費喚起が優先されているようで、

味付けと称して、塩分が加えられることが多い。

あまり、その流れに飲み込まれないようにしたい。


ただ、

ヤノマミ族さんの塩分1グラムは、

(毒されている部分も多いと思っている)文明社会(?)に生きているものとしては、果てしなく遠い。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「年収の壁対策は「第3号」見直しが本筋だ」(2023.3.22日経の社説)の最後のところでは、

少額でも働いて収入を得たら、それに応じた保険料を納める。

これが本来の社会保険の姿だ。

年収の壁の解消はこの考え方を徹底することで実現すべきだ。社会保険の原則に反した「負担なき給付」になっている第3号被保険者の制度にメスを入れることこそが、政府が取り組むべき改革である。

と、締めくくられています。


130万円とか、106万円とかの年収の壁。

社会保険加入による保険料負担の発生などで、手取りが減るのであれば、

日々の生活のためには、当然に、勤務時間の調整などを行う。

誰にとっても、当たり前の対応だ。

それを、

支払うこととなる保険料額を国が肩代わりし手取り額の減少が無いように見せる。

そんなことを、今の総理大臣さんは記者会見で述べたそうです。


本筋を語らず、姑息な、その場しのぎ。

社会保険の負担と給付の公平性をゆがめる懸念が大きい。ともこの社説にあるけれど、

もっとはっきり言えばいい。

不公平の拡大だと。

社会保険制度の支持や理解を、さらに、遠ざけるものだと。


前提として、

15年間ほどなのかな、

僕の配偶者は年金制度のなかで、第3号被保険者と呼ばれる立場として、

保険料の納付の義務を負うことなく、

基礎年金に期間加算されている(60歳を超えられたので、いた)ということになっています。

つまり、

年金受給者となられれば制度の恩恵を受ける。

これは世帯としても、恩恵を受けることとなります。

そんな見込みです。

(本日現在は受給開始に至っていないので。)


だから、あまり大きな声では言いにくいものの。


収入に応じた社会保険料を負担すべきだと思っています。

第3号被保険者の認定を受けておられる方でも、

段階的に、

例えば、

年間の給与収入が55万円の方は、給与所得が0なので、

(令和2年分以降。その前までは65万円。)

そこまでは社会保険料の負担は無し。

55万円を超えてから、少しづつ、負担をしていただいて、

130万円の給与収入なら、今の半分程度の負担で、

200万円あたりまで、調整しながら増額させていただく。

そんなこと。


でも、

そんな面倒なことは現実的ではないから、

現在のように、一定の線で区分せざるを得ない。

それなりの不公平はあるものの、

その均せ方は、社会保険制度ではなく、全体的に税で行っているという立場とせざるを得ない。

そんなことも思ったりしますが。


それで、人々は、納得するのだろうか。

だから、落としどころが、とりあえずの、負担発生額を政府が負担すること。

賛成できないなあ。

もっと、スッキリできないかなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


米国さんでは、

中堅銀行の2行が相次いで、破綻し、

そこに預金していた預金者達の預金は全額保護されました。

これって、おかしいよね。

そして、米国さんの金融責任者は、

他の銀行でも預金の取り付け騒ぎが発生すれば、同様の措置を取ると明言した

と、報道されています。

ますます、おかしいよ。


保護される額には上限があったはず。

たしか、

預金保険制度の保護される額

米国 25万ドル(約3300万円)

日本        1000万円

の範囲までは、金融機関が預金保険料を支払っていて、

その、保険で、破綻行の預金を保護して、預金者への払い出し希望に応える。

保護の範囲を超えれば、払い出しできない。

つまり、超えた部分は、預金蒸発。雲散霧消。無かったこと。

その、蒸発する部分を無しにする。

でも、そんなところまでは、保険料を支払っていません。

では、どこが、なにを財源に、超えた部分の保証をするのか。

勿論、発言者が、保険料以外の財源で、行うこととなる。

つまり、

発言者が受け止めている、破綻行やそれに続きそうな銀行があるような現状は、

預金保険を行いだした米国さんの1934年、日本の1971年、それら以降現在に至るまでの間に保護し安心感を与えていた同制度だけでは、

金融の安定が期待できない恐れがあるとして、

制度以上の対策をする必要があり、実際に、2行に対して行った。


それでは、

日本ではどうなのか。

そもそも、米国さんで銀行破たんが表面化した理由は金利を上げたので、

保有している低金利の債権の価格が下落したこと。

それはそうでしょう。

政策金利を上げたのだから、上げる前の金利での債権は評価が下がる。


日本での低金利の債権と言えば、国債。

それをたくさん持っているところは、

まず、日本銀行。市中銀行も相当持っておられるようです。

そのこともあって、日本は、金利を上げることはできないと以前から思っていますが、

昨年末に、ポーズを見せたけど、どうするんだろう。

たぶん、その状況になれば、日本も保険料で賄える額を超える部分まで、

米国さんに追従して行うのだろうなあ。


だけど、

それって、

何を保護すること?

日本の一口座1000万円を超える預金を守ることって、何を保護すること?

少なくとも、僕の預金を保護することとはほど遠い。


たぶん、通貨を守ること。

預金保険って、結局は、一つの目安程度のこと。

通常の範囲の銀行破綻なら、保険で対応。

それを超えて、通貨の安全が脅かされそうなときは、通貨の信用を保証する発行体の国が保証する。

そりゃあそうでしょう。

自国通貨を使えなくなったら、

他国通貨を使う羽目になってしまう。

どこの国の人も、紙だろうがデジタルだろうが通貨が無くなれば、とても困る。


だけど、

今って、

そんなに、危ういときだと、米国さんは考えているということなのか。

少なくとも、預金保険だけでは、対応できないとの認識であることは間違いない。

では、

どんなことをしておけば、僕のリスク回避となるのだろう。


なにか、後ろ向きで、あまり面白くないなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


相談する行為そのものが頭の整理につながる。


そうか、そういうことか。


「一人で抱え込まないために」(2023.3.11日経の元気の処方箋)の最後のところに冒頭のとおりありました。


相談したって、何の解決にもならない。

でも、

聞いていただいて、気持ちが少し楽になった。

と、

言っていただけることもよくある。

それは、

相談を受ける側の問題ではなく、

やはり、

相談する側の問題で、

相談者が、少し立ち止まって、状況を説明することで、

自分が自分を見つめることで頭の整理ができるということなのか。

困ってしまうと、どうしても、そのことばかりが頭の中をぐるぐると。

どんどん、スパイラルのように落ち込んでいって、他のことが考えられなくなる。

そこから、一歩、横に出てみるようなことかな。


その他には、

動物のなかで服を着るのはヒトだけである。

外観だけでなく心の中に秘め事を持ちながら生活する動物ともいえる。

隠すという行為はヒトの社会生活では不可欠のもの

抱える→隠す→回避 共有

(共有で)問題が解決するとは限らないが、少しでも力添えがあると心理的な負担が減る。

などともありました。

また、

その場しのぎの嘘をついてしまい、打ち明けるタイミングを逃したまま罪悪感に苦しむ経験は誰にでもあるのではないだろうか。

学校や職場など組織には人が集まるからこそ一人ではできないことを成就できる。ただ、自分の担当というものがあるため、誰もが一人で抱え込むリスクに直面する。

ともありました。


組織から離れると、自由な感じが増すのは、

加わっている組織を使って自分の自己実現力を増幅できる代わりに、

その組織のルールに従わなければならない。


年齢がいって、自由感が増すこともよく分かります。

高齢になればなるほど、その度合いが増すのかもしれません。

関連:若さや健康を失えば自由を手にする?(おもしー247)


さて、

僕は、なにか、誰かに、相談したいのかな?

さしあたって、思い浮かばない。

脳天気で能天気な日々が、嬉しいような。


本日の天気予報は、曇り、少雨。

県西部まで行くので、運転には気をつけます。

何も考えず、音楽も流さずに運転することも、

頭の整理が行えるように思うので、

普段あまり、聴きたい時以外は、運転中に音楽やラジオを聞きません。

しかしながら、そもそも、頭のなかで整理をするべき事項が、

断捨離されている?

そんなこともあるような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


ネット記事に、

年収1200万円なら年金額は、どれくらい?

の記事があったので、

つい、読んでしまいましたが、


就職なされ厚生年金に加入された22歳から

退職なされる60歳までの38年間、

ずっと、年収1200万円

(毎月65万円、ボーナス120万円が3回)

であったならば、

65歳からの年金額は、

月額28万円4千円

(2カ月に一度振り込まれるので、2か月分なら56万8千円)

年額なら、340万円

という内容であったと思います。


まあ、呆れました。

そんな方おられるの。

居られるんじゃないでしょうか。

22歳の最初から、1200万円の方は少なくても、

38年間のアベレージであれば、厚生年金加入者の内で1、2%ぐらいはおられるかも。

僕にとっては、そんな認識です。

(相当なひがみ根性丸出しでございます。)


でもまあ、気になるので、読んでしまう僕のような方もいることは確実。

現に、僕が読んでしまっているし、

大手検索ページの前の方にある記事なので、

相当な方の読み込みがあり、

そのような読者があるとの見込みを持っての、ページ掲載であり、

読まれた方の考える方向を、期待しての、掲載者たちなのだろうと感じています。


僕が考える掲載者たちが期待する読者の考える方向とは、

年金繰り下げ者の増加。

です。


繰り下げすれば、

自分の年金も、生涯平均年収1200万円の人と、同等となる。

それなら、少し考えてみようかなと思いませんか。

動ける間は、勤労して、数年でも、繰り下げできないかと。


例えば、

65歳から200万円の方が、75歳まで繰り下げするのならば、

84%増額ということで、368万円となるのかな。


この、わかりやすい数字の200。

年金額、200万円から計算を始めてみれば、

生涯年収1200万円の方と同等の年金額となる。

計算上は上回ることもできる。

だから、200万円から始まって、何か少し中途半端の感もある1200万円に導かれる。

なにが、120万円のボーナスが、年3回ですか。

そんなこと、僕には考えられない。

200万円があるから、1200万円にするための、

レトリックみたいなこと。

でも、それにちかづけるならいいなあ。

それは、素直にそう思います。

そして、年金200万円前後の見込みのある方は、ある程度絞り込める。

そんな世代や所得層に向けた発信なのでしょう。


繰り下げなされれば、

加給年金の支給が抑えられる。

関連:加給年金(おもしー233)

年金原資の減少を、当面先送りできる。

関連:年金支給年齢引き上げに賛成(おもしー242)

今後のインフレなどの見込みもある中で、支給する痛みの軽減が期待できる。

そんなところかな。


しかしながら、

個々人におかれましては、

どのような方の意図や期待があろうとも、

自らの貴重なご選択をなされることを。


まったく。

支給を受ける側として、年金って、ほんとうに、捕らぬ狸の皮算用。

年金支給に責任を持たれている政府においても、確実なことは誰も言えない。

おぼろげで不確実そのもの。

そして、より明確になるような期待感まるでなし。

より混沌としていくような。

僕の余生、あとどれくらい?

そんなこと、考えなくてよろしい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


まちの安心感が徐々に低下している?

住の環境が、住居の少し外側あたりも、安全でないようになりつつある?

そんな感じを受けます。


「「侵入しにくさ」見せる」(2023.3.18日経)で、

一軒家の防犯対策が、たくさん記載されていますが、

どれも、やっていません。


以下のとおりの一軒家の防犯対策。(図の左上から反時計回転で)

〇一階二階とも窓に補助鍵を付ける。

(窓などは、特に二階は閉めてもいない。)

〇ダミーカメラを付ける。

〇「防犯カメラ作動中」のステッカーを門あたりにつける。

(門がない。)

〇塀は高すぎないようにする。

(居宅に塀がない。)

〇カメラ・録画機能付きインターホンにする。

(インターホン設置の必要性を感じない。

昔、お金持ちそうなお宅のピンポンダッシュしたなあ。)

〇玄関にセンサーライトを付ける。

(国道に接している玄関で、少しは明るい。)

〇家の周囲や庭には歩くと音がする防犯砂利を敷く。

(なんとも。草取りがめんどくさそう。)

〇玄関には門を付ける。

(玄関と国道との間は、犬走だけの約40cmほどで、門設置は無理。)

〇車にはハンドルロックかタイヤロックを付ける。

(仮に、何度かしたとしても、絶対が付くと思うけれど、続かない。)

〇小さな窓もしっかり施錠

(閉塞感)

以上、一軒家の防犯対策ということでした。


子供の頃、玄関も施錠していなかったので、

配偶者が来られた時あたりから、玄関の施錠をするようになり、

とても、息苦しい感じを受け続けています。


だいたい、居るところに、よそ様の欲しがるものがある、ありそうだとみられることが、不正行為の動機につながる。

現金なし。

(持っていても、2・3万円ほど。)

貴金属などなし。

仮に、僕が、僕の家に、泥棒さんに入ったとして、なにをいただけるのだろうかと考えるけれど、現金2万円ぐらいなもの。

コスパはよろしくないなあ。

いわゆるところの、金目なものが、さて、どれなんだろう。

部屋を見渡して、家人の言う、ガラクタばかり。


そうか。

だから、オレオレ詐欺が、現実の窃盗ではなく、預金などを狙っているのか。

自宅に無くても、あるところにはあるんでしょ、と、思っている者がある。


そんな、特殊な詐欺も、規制が強まり、元の現実の強盗なども増えているような。


一軒家の防犯対策を、なされたい方は思うとおりに。


でも、やっぱり、大事なのは、

自宅周辺も含めた

まちの安心が、安心感が、住環境の心地よさの基盤のような。

だから、

各家に、ダミーカメラが付いてしまえば、

それだけでも、この辺、危ないところですよと、各家が主張しているようなもの。

持たざることの心地よさのことを、もっと、大事なことだと認識したほうがいい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


夏は暑いし、

冬は寒い。

だから、夏は熱いし、冬は凍える。

何を当たり前のことを。

と、

思われるのでしょうが、

バイクに乗れば、特に、そうなのです。


夏は、股下にある発熱元であるエンジン。

これが、熱い。

だから、冷やすためのファンがよく回る。

(水冷エンジンのラジエーターを、停車時はファンで空冷します。)

エンジンの熱が上昇してきて、信号停止の時など、非密閉サウナのよう。

勿論、もともと、外気温も高い。


冬は、エンジンの熱はあるものの、低い外気温により、ファンもあまり回らない。

ハンドルを握る手が凍える。

愛車には、ハンドルヒーターがあるものの、冷たい風が容赦ない。


そんな想いまでして、バイクに乗らなくても。

そうなのですが、

動物の性(さが)とでも申しましょうか、

この社会において、一般的な生き方をする中で、

合法的に、動けることの快感を、

実感をもって、日常的に、肌身で感じるには、

やはり、バイクが最も適していると思います。

(通勤にも当然のように使えるし。)

それも、大型がいい。

余裕がある。


でも、熱いし凍える。


ここで、やっと、タイトルにした「冷暖房ウェア」。

「異色タッグでPB開発 服に冷暖機能、5月発売」(2023.2.2日経)では、

5月に「ペルチェ素子」を使った冷暖機能付きの服を発売する。

とあります。

2023.2.21の同紙の広告では、

イノベーション製品

瞬間冷却 最大約ー10℃  瞬間温熱 最大約43℃

2万円で5月発売

とありました。


これって、バイクに使えるんじゃね?


暑い時に、ファンのある作業着をめされて屋外で勤労されている方々があり、

脇の下の汗を吹き飛ばして欲しいと、

切に思いながら、

ライダースーツの暑さに閉口しています。

うらやましいと思いつつ、ファンで膨れ上がっている作業着を見ると、

ちょっと、手が出しにくい。


件の商品は、とても薄型に見える。

ペルチェ素子利用なので、一着で冷暖ができることも、いい。

はたして、使い物になるのかどうか。

異色タッグとは、ワークマンさんとパナソニックさんなので、

5月になったら、ちょっとお邪魔してみよう。

はたして、2万円をお支払いする以上の価値を、僕が期待できるかどうか。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


農業があまり好きではありません。

土いじりにいい印象がない。

よく細菌感染して、指先などに膿を生じさせていて、痛かった。

まあ、感染するそれほど、よく、畑で遊んでいたということなのですが。

釣りも上手くできない。

いつまでも、釣り糸を垂れしていて、餌を捕られていたのも判らずに。


何が言いたいのかと申しますと、

本日中、今月中では、

ほぼ全くと言っていい、

可能性がほぼ無いと思われる預金封鎖の対策です。


人類が用いている通貨というものに、

そもそもに一定の不信感がありまして、

どこの通貨にしても、ソブリンの信用が裏付であることから、

そんなに信用できるのか、

どこまで信用できるのか、

いや、いや、あやしいものだ。

世界通貨(シェアを取っていれば)のドルならば、発行国だけの信用力だけではないものの、

ましてや、シェアを広げられていない円のような、

地域通貨であれば、その発行国の信用力に頼ることが大きい。


その国の大事があれば、

預金を封鎖して、国家がまきあげる。

国家としては、当然の措置。

個人としては、全く、やめてください、だけども、

その国家に属しているから、しょうがない。


預金を取られない為の対策が、例示されています。

僕もそうだろうなあと思っています。


その、難しいけれども、対策としてとても有効なことが、

みずから価値を生み出すこと。

みずから食するものを生産すること。

貨幣経済を通じなくとも、生産者になり、生産物を、直接消費する。

それなら、貨幣の出番がないので、通貨の価値と呼ばれるものの上がり下がりに翻弄させられることが無い。


そうだろうけれども、

農も漁も、不得手。

(そんなことになれば、そんなこと言っておられませんけれど)

田舎に居住していれば、

得手不得手は関係なく、すればできそうな環境は存在しているのですが・・・。


その、対策の、簡単なほうから、

①小銭貯金

②ドル現金保有

③金など現物保有

④趣味資産保有

⑤円を外国銀行で保有

⑥海外移住

⑦農業

どれも、なんとも、やりにくい。

特に、モノを保有するのも何か嫌だ。

昨今は、田舎でも物騒なニュースもあるし。

何かを保有して、家のどこかにおいて置くことは、危険です。

第一、変な心配で、かえって、生活の質が落ちる。

だから、④③②は、しない。

⑦は、上記のとおり、嫌だけど、そのときになれば致し方ないか。

⑥は、ちょっと、考えられない。

⑤は、10万円程ならできるかも。


だから、やっぱり、①ぐらいしかできないかなあ。

戦後の預金封鎖では、額面の小さい通貨は交換する手間が多すぎるため、対象にされなかったそうなので。

でも、1円玉は一個1グラム。10万円なら、10万グラム=100kg

お、お、お、重い。

ならば、100円玉は、4.8g 10万円なら、4.8kg

どこかにおいて置けるかなあ。

それならば、500円玉ではどうか。

500円玉は、7g 10万円なら、1.4kg

100万円なら14kg。

持ち運べないこともなさそうだし、逆に、簡単に動かすのもどうかというような重さ。

これなら、その昔の、なにか、壷に入れて埋めておく人もあったりして。

そんなことで、

2枚の500円玉貯金から、昨日、始めました。

その程度の資産保有なら、

そもそも、預金封鎖を心配する資格はありませんけれど。

たいしたことないなあ。

単なる気休め。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


そうなのかもしれません。

若さや

健康、

そんなことも、ある意味、

そうあって欲しい

そうありたいと願う

自分にとっての、呪縛を課している部分があるのかな。


「老いという解放」(2018.5.14日本海の新著の余禄)で、

落合恵子さんの「泣きかたをわすれていた」が紹介されていました。

テーマは重厚だが、

読後感は不思議と軽やか。

「老いる」とは、若さや健康を失うばかりではなく、

あえてそれらを手放した代わりに、

大きな自由を手にすることなのかもしれない。

そんなほの明るい思いが、胸に残る物語だ。

最後のところには、このようにありました。


書評の飛ばし読みで、

すれ違いのところばかりだと思いますが、

やっぱり、

街で、すれ違う若い方々は、

特にこの時期、卒業式が済み、何人かで連れ立っている。

とても楽しそうで、笑顔があって、こちらもなにかうれしくなる。

どなた様にも、そのような時があったのと。

そんなときに戻ることはできないことは、それこそ言わずもがな。

考えることさえ禁忌のような。


誰の人生も、今日の一日も、初めて経験する。

生きているこの時により、

自分の歴史は、刻々と刻まれている。

そりゃあ、昨日よりも一日、昨年よりも一年、年老いている。

表現がマイナス的ならば、熟成している?


確かに、歳をいただいてきて、心の自由度は増してきたような。

単に、

いくぶんの我がままを、

周囲が許容せざるを得ない年齢になりつつあるのかもしれませんが。

でも、

過分なまでに、若さや健康に、固執しないようにしてみればとも思っています。


少しばかり気をつけているとすれば、

やっぱり歩き方。

べつに、何の恥ずかしいこともない。

胸を張って、春風を切って、後ろ足をしっかり張って、ぐいぐいと。

ウインドウに映る姿を、遠目の横目で見る。

春なのに時折の冷たい風なのか、それとも花粉なのか、

なぜか、鼻水が垂れることは、御愛嬌ぐらいのこと。

そんな感じで、バイト先でも歩いている。

気持ちよいと思っているから、そうしているし、

歩けば、何かの可能性が拡がるような気配も。


ただ、やはり、

自分に課していることがあるならば、できるだけ軽減したい。

あまり、前向きになれないことであればなおさら。

年齢を重ねて、それのできる部分が大きくなるのであれば、

それはその分、自由を手にすると言っていい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


遠方の支店にある車両が欲しい。

こちらの支店にある車両をその支店が欲しいと言う。

ならば、支店どうしの中間あたりまで、

それらの車両にそれぞれの支店の者が運転して行って、

落ち合い、車両を交換して、もとの支店に戻り、それぞれの営業に使う。

この、落ち合って車両の交換を行うことを「中継」と呼ぶ業界があります。


「中継輸送で日帰りシフト」(2023.3.7日経)では、

運転手を入れ替える仕組みを取り入れた。

互いの車両を受け渡し、東西半分ずつの運搬を担う。

「宿泊を伴う2日単位から毎日の運行になり人繰りがしやすい。

共働き世帯など毎日帰宅できるニーズにも合う。」

中継輸送は自社単独でも導入しやすい一方、高速道路の乗り降りによる差額などコスト増要因になる。

などとあります。


「24年問題」といわれ、

自動車運転業務に時間外労働の上限規制が適用される2024年4月

運転の時間外労働は年960時間(月80時間に相当)

3割を超える荷物が運べなくなる推計もあるそうですが、


年960時間の時間外でも多い。

24年に至らない現在では、それを相当上回る時間数であるからこそ、

3割を超えるほども運べなくなるということ、

なのでしょう。


冒頭の

「中継」のように、

「中継運送」を一般化できれば、毎日帰宅できる。

男性でも、女性でも、家庭の役割が当然にある。

毎日帰宅できれば、勤務を希望なされる方も増加する。

要は、

大型運送=長距離運転=複数日の自宅を離れた勤務状態が当然

から

「中継運送」を取り入れることにより

大型運送 でも 中距離運転 だから 毎日帰宅できる


例えば、

200kmごとに、中継地点があり、その間の往復の1日であれば、

アルバイトでもこなすことができる。

広く人材を募集できる。

当然に、安全運行が前提だけれども、運転支援システムの向上も期待できるし、

将来的には、自動運転の領域も拡がって行く。

そのようなことで、

僕のような緩い働き方を希望する者にも機会を与えて欲しいなあ。

年齢もいっていますが、安全運転的な運行を行いますので。

「24年問題」への対応は、

広く行わなければ、乗り越えられないような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


賞と呼ばれるものの評価や価値は、

与える側から与えられる側へ移動するものではなく、

与えられる側が与える側のそれらを高めるものだと思っている。


その行為が連綿となされていけばいくほど、

賞そのものに価値があるように受け止められ、

受賞することが、大きなことであると報道などがされることが多いけれども、

本来は、

与える側の選定者達が厳正で公平で大きな影響力の評価のための審査をすればするほど、

自ら、与える側のそれらを高める。

そう思っています。


中国の習さんが、

国内の体制固めにひと段落を付け、

中東の大きな国どおしの仲介も道筋がつけられ、

昨年から現今に至る戦火の停止のために、

表に現わさない目的がどうであれ、

行動しようとすることは、

自然な成り行きのように感じる。

ライバル国も、なにか、動きが少ないし、

今なら、中国独り占めにできるかも。

関連:中米に平和賞を(おもしー70)


ロシアとウクライナの両為政者に会える人は限られている。

中米で評価を分け合うのではなく、

戦車部隊の本格的な動きが行われる前、

この3月の内に、

ここは、動いておいて、損はない。

また、動きますよと伝わることだけでも、効果がある。

そんな、お考え。


本日朝のネットニュース

「ロイター通信は13日、中国の習近平国家主席が早ければ来週にもロシアを訪問し、プーチン大統領と会談すると報じた。

一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、習氏はウクライナのゼレンスキー大統領との会談も計画している。実現すれば、ロシアによるウクライナ侵攻後初となる。」


なんのために、両大統領と会談しようとするのか。


思惑満載で皆さんお忙しい。


ただ、

僕にはできないことをやっていただけるのであれば、

その方の思惑がどうであれ、僕は支持する。

それは、僕が、その方を使って動かすことと同様だから。


結果として、受賞があってもいいと思っている。

もらってください。

賞も、社会のなかの道具のようなもの。

形を変えた、特別な通貨のような。


それで、その賞の価値などが向上するかどうかは、

世界の方々が判断する。


いつものとおり、長々と書きましたが、

タイトルにしたノーベル平和賞のほんの一面について、

の感想です。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「ヒト・モノ・カネが逃げ出す国」(2023.3.8日経)では、

日本の1人当たり国民所得が経済協力開発機構(OECD)諸国のなかで平均以下になってしまった。

平均以上を先進国とするならば日本はもはや先進国ではない。中進国だ。

とあります。


OECD加盟は、

38カ国(ヨーロッパと北米が中心)の国々。

国際経済全般について協議することを目的とした国際機関。

そのなかで、先進国扱いはなされない。

そういうこと。

記載のタイトルのとおり、

ヒトの待遇がよろしくないため、ヒトが逃げ出し、優秀なヒトを呼び込めない。

カネの待遇がよろしくない(政策金利がマイナス)ため、日本円が流出し、海外で運用される。

モノの待遇がよろしくない(モノとヒトで製造して新たなモノを作り出す収益性が低い)ため、モノが逃げ出し、国内よりも海外での投資が増える。

そんな感じ。


「赤字の海」のなかで低生産性を続けている

労働者の7割を雇用しているのが中小企業だが、その6~7割が、バブル崩壊後、赤字で税金を払っていない

我が国の生産性が低い最大の原因は中小企業だ。

赤字でもつぶれないのは手厚い保護策があるからで、昔のソ連の国営企業と同じだ。

ソ連は生産性が低迷して国がつぶれてしまった。

などともあります。


一方で、

「サウジ・イラン正常化は安定をもたらすか」(2023.3.12日経)では、

サウジアラビアとイランが外交関係の正常化で合意した。

中国が交渉を仲介した。

とあります。


長く、互いに、いがみ合っていた、中東と呼ばれる地域の大きな国どおし。

その、交渉仲介を行ったのが、中国だということ。


極東の日本国に対して、中東の国々は、潜在的には尊敬の目でみていただいている部分もあったと思っている。

そんな日本国は、降りていくエスカレーターのうえで、立ち止まっているのか、更に降りようとしているように見えるのか。


世界一の人口の国ではなくなったけれども、

エネルギー確保の期待もあからさまに見えるけれども、

人権重視とはとても評価できないけれども。

(ここは重なる部分もあるようだし、)


坂本龍馬の薩長同盟仲介ではないけれど、

外交関係正常化に向けようとするサウジアラビアとイランにとって、

仲介役として、頼りにするのは、どんなところがよりよさそうだと、現時点で、考えるのだろうか。


僕が、その立場なら、

あなたが、その立場なら、

どうする。

(NHK大河ドラマ「どうする家康」ではないけれど、

歴史の結果を知っている、僕たちが、

未だ歴史となっていない、目の前の選択として、

どういう判断をするのだろう。)


多数は、中国を選ばれる気がする。

日本を選ばれる方は、少数にとどまるような。

世界を見ると、なにか、日本って、小さい感じ。

なにか、倭国に戻っているような。

国会中継なんて、売らんがためが見えてしまうので見たくないCMよりも、さらに魅力がない。


日本国は、平和においても、経済においても、人権においても、

世界中から頼りにしたい国、であってほしい。

そのためには、どの分野においても、先進で未踏に繋がる荒波を被らなければ、鍛え上げられない。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


不肖、わたくしめにも、土地の所有権がございまして、

二筆、親から相続いたしました、

岩美駅前で、町道に接していて、

台帳地目も評価地目も田の2118平方メートル。

非農地化の農業委員会の許可は取りやすい場所なのではと思っていますが、

(たしか、農業振興地域外だったような。)

毎年、水稲の耕作をしていただいています。


町職員・町議会議員として、約38年間ほど、

町民の税金をいただいて、生活させていただいてきました。

この町でも地域高規格道路の整備が進み、

「移住者期待、分譲地の造成も」(2023.3.10日本海)にあるとおり、

自然や交通の環境を考慮して、周辺地域からの移住や、

それに伴い必要となる、

特に高規格道路のICと鉄道駅との間に、分譲地造成や賃貸住宅建設などが目立ちます。

以前、何人かの方に、直接、移住理由をお聞きしたときにも、

子供たちや高齢者に与える自然の影響のこと、

鉄道や高規格道路、商業施設、病院に近しいことなどを、主な理由に挙げられていました。


僕個人には、その能力などもないながら、

どなたか、まち全体のために、

僕が所有権を有するとして社会で認められている土地を、

今より、お役に立てさせていただくことはどうなのだろうか。

新聞記事を見て、そう思いました。

今日の地元紙1面には

「岩美道路きょう全線開通」(2023.3.12日本海)ともあります。


中央公民館の横のテニスコートの東側。

大字は浦富、字は切左。

地籍調査済み。

登記簿の甲区には所有権のみ、乙区は記載なし。

この土地は、

どのようなかたちが、この土地を包含するこのまちのために、

よりよい使い方なのだろうか。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


65歳を目の前にして、

今さら、なにを、のように思われる方もありましょうが、

みずからに対しての年金受給が現実味を帯びる中で、

やっぱり、年金支給年齢は引き上げるべきではないかなあと思っています。

現実的でないと、なかなか考えないもので、今さらとは、そういう意味です。


「年金支給年齢の引き上げを」(2023.3.9日経の大機小機)では、

04年に改正された年金制度では、年金保険料に上限を定めた。受給者の寿命が延びることへの給付増加分は、毎年の給付額の削減で賄うという厳しい方式を選択した。

しかし年金額が持続的に減っては、生活できない高齢者が続出する。このため物価上昇にスライドする範囲でしか年金給付を削減しないこそくな仕組みを導入したが、デフレ時には機能しない。

過去の年金積立金がなぜか急速に積み上がり、100年間維持できるような、都合のよい運用利回りと賃金の見通しが描かれている。

無理な将来試算をするより、長生きする分だけ年金を受け取れる時期を先送りするのが合理的だ。

などとあります。


なんとも、

年金制度に対して、いかにその場しのぎなのか。

こそくな仕組み

都合のよい運用利回りと賃金の見通し

さらには、

積立金が自動的に膨らむような大本営発表を繰り返すべきではない。

とも、言われています。


制度改正の進め方についても、ほぼ信用していません。

関連:年金改革せこい進め方(おもしー31)


ただ、

例えば、

成人式の式典に、あなたが祝辞を述べるとして、

何を語りますか。

希望の溢れる将来?

可能性を伸ばして欲しい?

それらは、目の前の個人個人に対して、もっともなこと。

でも、その前に、現在の現状にあることは直接間接を問わず、いいこともそうでないことも、大人世代のなしてきた結果の今がある。

その責任は、賛成してきたのか、反対してきていようが、若い世代には関係ない。

僕も含めた世代の人が、責任感を背負って生きていくべきだ。

その一つに、年金制度がある。

なにが、100年安心年金だ。

そんなことを、信用している若い世代の方がどれほどおられる?


こそくとか都合がいい などと言われない もっともな制度にして行く責任がある。

でも、

そんなことを言われる政治家さんはおられない。


せめて、僕は言いたい。

これからの世代に対して、申し訳ない気持ちでいっぱい。

だから、

僕に今できることとして、

動けるうちは勤労し、僅かですが年金原資の積み増しを行う。

いつぽっくり逝くかわかりませんが、

勤労所得で日々の生活を細々とつなぎながら、受給年齢の繰り下げをできるだけする。

バイクで転んで死んだら、そんなに多くは受給しないと思いますので。

少しでも、残るように。

それが、満65歳を前にしての、僕の気持ち。

そうであるから、制度としての、年金受給年齢の引き上げに賛成する。

信用できない年金の制度や見通しに対する、それが一つの責任の取り方だと思う。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


少し関連:加給年金(おもしー233)


数字が大きすぎて、よくわからない。


4300兆 5億5000万


地球史上最大の絶滅であると言われている古生代ペルム紀末の大絶滅。

約2億5000万年前で、

超大陸パンゲアの分裂に火山活動が原因と考えられています。

パンゲア超大陸の図を見ると、

(南北がよくわかりませんが、たぶん地球上の南北も固定していないのだろうから。)

ユーラシアに北アメリカと南アメリカ、その右側にアフリカ、下方には南極、インド、オーストラリア。

(南北アメリカ大陸とアフリカ大陸との当時の接合部分は、現在でも、それと思わせるわかりやすい地形です。)

これでは、いったい、他にはどんな大陸があったのだろうかと思わせるぐらい、

現在の大陸のほぼ全部がくっついている。

その超大陸が分裂して、その過程で、ゴンドワナなどもありながら、

現在の、地球上では、それぞれの大陸が、それなりの分散をしている。

だから、超大陸は現在は無く、

インドとユーラシアが衝突して、その皺で、ヒマラヤ山脈が形成されているように、

そのうちまた大陸同士の衝突で超大陸も何億年か後に生まれるのでしょうが、

さらにその後の分裂までは、もはや、ヒトは、ほんの少しの化石としてしか残っていないのでしょう。

つまり、超大陸分裂によるような巨大すぎる火山活動は何億年も見込まれない。


そして、

その前の、

5億5000万前は、人類にも続く「左右相称動物」の巣穴の化石が発見され、

その後のカンブリア爆発につながっている。

「動物「カンブリア紀に」覆る(くつがえる)」(2018.3.25日経)に、

そんな感じで、記されています。

(感想部分は、僕の私見。)

だから、巣穴の生命(ミミズのような)も、地球史上最大の絶滅も含めて5回と言われている大絶滅を経て

(経て と記すことは、あまりに軽すぎるけれども、)

最初の「左右相称動物」とみられる生命から、

5億5000万年間を生き続けている。

末裔と言うか、進化の結果と言うか、僕もその中にいるということ。


その5億5000万年。

乗するところの365日では、2007億5000万日。

更に、24時間と60分60秒を乗すると、1京7344兆8000億秒。


冒頭に書いた、4300兆の4倍ほど。

4300兆とは、

「デフォルト回避に危うさ」(2023.3.9日経)に、

2023年の米連邦議会で最大の焦点となる政府債務の法定上限問題。

約31.4兆ドル(約4300兆円)の上限を引き上げなければ政府の資金繰りは止まり、

史上初となる米国債のデフォルト(債務不履行)が現実味を帯びる。

7月にも限界を迎える。

などとありますが、

法定債務の上限に賛成票を投ぜられる米議員の方々は、

観念的に超大陸のような、そのあまりの巨大さに責任を負えるのだろうか。

と、余計な心配をいたします。

(皆様が心配すればするほど、円高要因ですか?、

でも、世界の基軸通貨なので、しかたなくも、当面、大丈夫なのでしょう。)


1京7344兆8000億秒と4300兆円。

1京と言えば、

「世界債務10年で5割増 1京9千兆円、IMF報告」(2018.10.11日本海)というのもありました。

秒と円、どっちが重い。

勿論、秒。

時の方が格段に重い。

円と呼ばれる(ドルだって、ユーロだって同じ)通貨として使用されている道具の制度は、

化石にもなれないような。

泡沫(うたかた)のよう。

1秒と1円。

僕には、比較にならないほど、秒の方が大事なことのように思える。

そして、

事実を目の当たりに示してくれる化石たちは、とても力強い。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


そうなんですか。


「5年に一度程度の割合」で良い投資機会に巡りあえたこと

「バフェット氏「恐怖相場は友」」(2023.2.27日経)のなかにありました。

投資家として、とても有名な方だそうです。


その方をして、

5年に一度と 言わしめている。

投資で財を成すことは、相当困難なのでしょう。


バフェット氏は58年間のバークシャー経営を

「まずまずといったところ」と総括する。

とも記されていますので、

米投資会社バークシャー・ハザウェイを通じて、

記事のタイトルからも感じられるとおり、

恐怖相場は優良企業を割安に買える「友」と呼んでおられるそうです。


なにか、素人が手を出すことでは全くないような世界みたい。

相当な余裕資金をもって、

相当な下落があったとしても、

優良企業であるとの確信をその裏付けと共に持つことで耐える。

それでも、いつも成功するわけではなく、

5年に一度程度の良い投資機会に巡り得た。

そういうことなのでしょうか。


ここでは、

たかだか、3か月、四半期ごとの損益なんて、なんのこと。

ましてや、1日の上がり下がりなんて知りません。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、

一昨日の7日、米議会での「利上げペースを加速する用意がある」発言で、

ニューヨーク株式市場でダウ工業平均株価が574ドル下落。

日米金利差が意識されて円安が加速し、1ドル=137円台後半と2円ほど円安。

そんなことに一喜一憂される方は、投資に向きませんと言われているような。

少なくとも、バフェット氏のやり方とは違うと言われるような。

そんな感じで読みました。


その紙面の隣には

「「歴史的な金買い」が語る局面変化」(同紙)では、

金市場への資金シフトが止まらない。

とありました。


投資先に何を選ばれるのかは、全くの自由。

そして、

大きなおカネがのたうち回っている。

ヤマタノオロチみたい。

そんな感じを受けています。


人が作り出した通貨と呼ばれているもの。

その発行が人々の生活に必要な規模を大きく超えすぎていて、

もはや、人間の制御能力を超えているように思える。

しかも、各国が自国の通貨を発行しているので、複雑怪奇。

それらの動きに少しでも、

時々でも(5年に一度でも)

乗ることができれば、

人は、乗られた人をして、カリスマとか成功者のように呼ぶのだろう。

何か虚しい。空虚な空間の出来事のような。


当面、僕の生きている生活に、

良いか悪いかはわかりませんが、そのような気配は、ほぼ無いなあ。

しかし、大きな影響を受けることもあるだろう。

だけど、オロチに呑ませる酒も、僕はやめてしまったし、

吹き荒んでいると思っているおカネの嵐を鎮静化させる方法を知らないのです。


どなたかが、どのようにかして、

草薙剣(くさなぎのつるぎ)を得て、

荒れた草を、凪のような、平坦な安定した状態にしていってくれることを。

でも、こんな、他力本願でいいのだろうか。

今は、今も?、いたし方ないなあ。

ここが、僕の、バカの壁(養老孟司先生曰くの)のひとつです。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


魔女見習いとして 1週間毎日生のタマネギを食べる

これは、

「不思議少女と世界を楽しむ」(2023.2.25日本海のひなどりの本棚)で、

紹介されていた本の一部ということです。


生のタマネギ、よく食べています。

魔女にはなれませんし、

魔男(まおとこ?、とても、なにか、抜けた感じ)にもなれないけれども、

(僕が、間が抜けた感じには、食べる前からなっている?)

美味しいと思って、から揚げなどと供に食しています。

辛みがあって、ジューシーで、少々臭くて、

(この臭いところがまたいいのです。)

葉物とは違って、

付いているかもしれないと気になる葉っぱの虫や、

根元の方のどうしても落ちにくい土壌が少し残っていたりすること、

それらを、洗い落とそうとする必要もなく、

剥けば、新鮮で、あらたな皮?が内側から現れてくれる。

山歩きの時の小さなナイフで、

ままごとのように

根の方側と茎の方側、両方を切り落とし、一枚づつ、切れ目を入れて丁寧に切ります。

(内側の方まで切ってしまっては、明日までに少し鮮度が落ちる?)

から揚げの脂も旨いし、交互に口に入れる、白いタマネギもジューシーさがいい。


オニオンと言われると、西洋のイメージになり、

日本で、普及したのは1900年代あたりのようで、

歴史モノなどの読み物にも登場していない感じですが、

世界では、現存する最古の栽培植物の一つと言われていて、

紀元前の1600年あたりからすでに栽培されていたとか。


臭いや辛味の元になっている成分の硫化アリル

(真ん中にSの硫黄がいます。CH2=CH-CH2-SーCH2-CH=CH2)は、

タマネギを切るときに細胞が壊れて、

アリシン(C6H10OS2)という成分に変化し、

アリシンはビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、

ビタミンB1を含む他の食品と一緒に摂取すると吸収率を高める効果がある。

水溶性で加熱に弱いという性質がある。

と、されています。


なお、硫化アリルは可燃性があり、

引火点が 46°C で、消防法における危険物(第4類第2石油類、危険等級III)に当たるということで、

第4類第2石油類は、例えば、灯油や軽油ですので、

それらを口にしたことはありませんが、刺激臭があることはそのとおりで、

タマネギを口に入れて、燃えることは、含量が少ないためないものの、

刺激があることは、納得できるような。


以前から、

スライスし水にさらしたタマネギは、抜けた感じだなあと思っていましたが、

やっぱり、生が一番。

でも、そんなに多くの量を食べられるものではありません。

少ししか食べていないので、やっぱり魔法を使うことはできません。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


白黒なのか、黒白なのか、

なにか、政治家さんも参戦して、

もう、だいたい、決着がついていると思うのになあ。

できていないし、後始末しない(できない事態に貶めた)ままとんずら。

だと思っているから。


「白川氏「金融緩和 壮大な実験」」(2023.3.4読売)では、

日本銀行前総裁の白川方明(しらかわまさあき)氏は、

国際通貨基金(IMF)の季刊誌への寄稿で、

黒田東彦総裁が2013年以降実施してきたマイナス金利政策の導入など大規模な金融緩和について

「壮大な金融実験」と表現し、

「インフレ(物価上昇)への影響や経済成長への効果は控えめだった」と指摘した。

長期の金融緩和が「より根本的な改革が必要な構造的問題に対する応急処置となった」とし、急速に進む高齢化や人口減問題などへの対応を遅らせたとの見解を示した。

黒田氏が4月に退任する直前のタイミングで批判した形だ。

などとされています。

けれど、

全国紙である同紙の表現は、不明確な印象。

どっちつかず。

記事の面積も小さかったですし。

まあ、同紙の姿勢が示されているような扱いかな。


同じ寄稿文に対して、ネットの記事の表現は、もっと明確で、苛烈ともいえます。

曰く、

異次元緩和を「壮大な金融実験」「ややナイーブな前提があった」などとクサし

異次元緩和は「おばかさん」

「ナイーブ」には「おばかさん」の意味がある。

日銀のバランスシートは膨れ上がり、利上げすれば債務超過必至。

日本経済はメチャクチャになった。とんでもない事態

「黒田総裁は自分の仕事は終えたとの認識で、現状維持で退任するつもりのようです」

無傷でトンズラされたら、白川氏でなくても怒りは収まらない。

などなど。

(抜き書きと言うか、抜きコピーです。趣旨が異なることにはならないと思いますが。)


IMFの季刊誌ということで、

季刊の発行ならば、年4回ほど?

是非とも、次回には、黒田さんの「異次元の実績」(?)を読ませていただきたい。


しかしながら、それはできないだろうなあ。

「日銀総裁バトンタッチ 見えざる手に向き合うには」(2023.3.1朝日)のなかで、

日銀はホームページ上で「中央銀行は短期金利はコントロールできても、長期金利はできない」と解説していた

雨宮氏は自らの名が次の総裁候補にあがると周囲に「量的緩和からイールドカーブ・コントロールまでやった僕のような人間がやっちゃいけないんですよ」と語るようになった。

などと記されています。


できないことをできると過信されて、しこたまおカネを使ったけれど、結局できなかった。

参照:23兆6902億円(おもしー207)

固辞したとも伝えられている総裁候補と目されていた方の「やっちゃいけない」は、適切なご判断だと思います。


白黒ついていると思いますけどね。

ただ、総裁候補者が4月の就任前に、

具体的な行動を明示してはならない。それだけのこと。

だって、まだ、その立場に立っていないのですから。

ETFは大問題と小出し(?)にする程度です。

明後日から、3月9・10日に、日銀会合があり、現体制では最後ということのようですが、、

僕であれば、

次の方が少しでもやりやすいよう、現体制の自らが泥を飲み込む。

そんな姿勢を示すべきだと考えています。

一部には前述の現副総裁などが説得して「黒田総裁は置き土産として長期金利の変動上限を1%に引き上げる可能性がある」と予想する向きもあるようですが、

(0.5%から1%へ)

すでに、0.5%を何度も越えていますよ。

だから、その程度で、いいのだろうか。

そんなあたりが、限界だと思っているのだろうか。

またまた、乱高下の気配。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


目の前を、

(正確には、ヘルメットのシールド越しの3mほど前)

駱駝さんが3頭、人に引かれて、横断歩道を、

ゆったりと歩いて、御出勤。(駱駝の厩舎(?)からの移動のようでした。)

一昨日の土曜日の朝のこと。

(わたくしめも、バイト出勤の途上。)

(写真や動画を撮らせていただきたかったのですが、

すぐさま、手袋を脱ぎ、スマートフォンを取り出すことはかないませんでした。残念。)


目の当たりにすると、結構、大きい。

出勤先は、鳥取砂丘。

いつもは、立っているだけの写真撮影などのようなのかな。

観光のお客様を背に乗せて歩くこともあるのだろうか。

ともあれ、

横断なされる少しの間、バイクは一時停止。

(刺激しないように、ドコドコエンジンを切った方が良かったのかも。)

その日の天気予報は「晴れ」、降水確率0%、

風は冷たいけれども、まずまずの土曜日。

砂丘リフトも朝から動いていて、

駱駝さんたちの、ご活躍いただけることを。


昨日の日曜日も、「晴れ」、降水確率0%、

同じく、風は冷たいながらも、

朝方、東向きの窓側はぽかぽか。

畳に座り、新聞を読んでいると、

家猫(勘太君)が外回りから帰宅して、

(自宅周辺、それなりの範囲の見回りを行っているようです。)

暖かいところをよく知っています。

近寄ってくるので、胡坐をかいている、足の上に横にさせると、ゴロゴロとのどを鳴らして気持ちよさそう。

半分、しかたなく、撫でる。

ますます、気持ちよさそうにする。


何が言いたいのかと申しますと、

目の前の新聞の記事、

「常任理事国による侵略 国連安保理は」(2023.3.3朝日)では、

国際の平和と安全の維持についての責任を担う国連安全保障理事会は、常任理事国による侵略行為という現実を受け うんぬん。


駱駝さんにしても、我が家の猫にしても、

日々の生活費獲得と称してバイト先へ移動するため脳天気にバイクにまたがる人間が猫を撫でるにしても、

申し訳ない気持ちになる平穏なものごとや時間。

ウクライナをはじめ、戦闘状態である地域からすれば、

安穏な生活があることへの渇望があると思っている。

直接には、具体的に何もできないけれども、

ほの暖かい気候ともなり、ますます、申し訳ない気持ちがつのる。

どうしたろいいのだろう。

何をしたら、少しでも、戦闘停止に近づくのだろう。

駱駝さん、おしえてください。

人間は、その答えを、知らないのです。

だから、1年以上経過させてしまっている。

人がつくった、平和と安全の維持を目的とする国際機関も機能させることができないんです。

なんで、そんなことまでしているのに、常任理事国の立場に居座っているのだろうか。

猫君、ゴロゴロばかり言っていないで、何か教えてくれよ。

何気なしに振り向いてくれた。

君は、なんて綺麗な瞳なんだ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


ホタルイカを刺身で食べるには、

内臓に寄生虫がいるケースが報告されているため、

厚生労働省は

①氷点下30度以下で4日間以上冷凍

②内臓を取り除く

いずれかを行うよう調理指針を定めている。

「ホタルイカ 高い栄養価」(2018.3.21読売)より


ホタルイカを刺身で生のまま食したことはありませんが、

たぶん、とてもおいしい と 思う。


そもそも、僕は全部食べる派。

できるだけ、除かないで、そのものの全体を食したい。


おいしいし、

その生命体の栄養素を全部いただけるようで、とてもありがたいことだと思っている。

硬いところや苦いところを除去することは、とても残念。

その全体で生命として維持している(いた)のだから、一部を除くことは、

いただく立場の生命体においても、何かが足らなくなることに通じると感じている。

しかし、

大きい生命体を、全部食べることは、硬い骨などもあるし、難しい。

その点、

小さな生命体を、動物にしても植物にしても、丸ごと

(食べられる生命には、申し訳ありませんが)

歯でよく噛んで、細分化し潰し、唾液と混ぜて、流動化させて、胃の腑に流し込む。


だから、小さな、ホタルイカも大好き。

肝臓の部分のうまみなど、好きな方も多いのでは?

少し大きめの皿いっぱいにして、

茹でた山盛りを毎年春にいただいている。

僕は、少し、お醤油を垂らします。

歯に固く、くっつくこともあるので、

目を、ぺっと

(上品さのかけらもなし。)

出してしまうことがありますが、

(以前は、いちいち手で目を除去していましたが、めんどくさくなって、止めました。この、茹でられて硬くなってしまった目は、飲み込んだら消化されるのだろうか?)

やっぱり、丸ごと。いいですね。


この前、何かのニュースで、

ホタルイカ漁の網に、スルメイカが多く入っていたとか。

今までどおりの、漁では、思い通りに行かないことが多くなっているのでしょう。


さて、

冒頭の、ホタルイカの刺身。

記載では、

滑川市の「ほたるいかミュージアム」にある「レストラン光彩」では、

①②両方の食べ方が楽しめる刺し身定食(税込み3000円、1日10食限定)を

4月13日まで提供している。

と されています。


個人の家庭で、厚労省さんの指定の調理を行うことは、あまり現実的ではありません。

件のような処に行き、お足をお支払いさせていただいて、食させていただく。

でも、ちょっと、遠いなあ。

(5年前の記事ですので、本年、どうなされているかどうかは不明です。)


春の土用の丑の日。

今年、2023年は、4月25日だと思いますが、

富山県の県ほたるいか協会さんは、

「体調を崩しやすい季節の変わり目にぴったりの食材。」を食べてもらおうと、PRされているとのこと。(同、5年前です。)


富山県に限らず、

たしか、お隣の兵庫県にはホタルイカ水揚げ日本一とPRされているところがあるようだし、

鳥取県の、この町の漁でも、相当、水揚げしていただいているようです。

だから、毎年、お皿に山盛りでいただける。

ありがたいことです。

その時節が、近づいてきます。


土用は、年に4回、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のこと。

つまり、季節の変わり目。

それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と呼ばれ、

体調を崩される方、崩さないまでも少し本調子ではないなあと感じる方、

それは、季節に体が馴染もうとすることで、当然の体の対応です。

無理は禁物。

ちなみに今年の春の土用の入りは4月17日のようで、

もう少し先ですが、

花粉も飛んでいるようだし、今の時期はイベントごとや、別れや出会いもあったりして心身にも負担あり。特に、無理は禁物。

(なにか、とても、年寄り臭い。)

溌剌とされている若い方には、関係ない?

眩しいなあ。

そういえば、若い方に、ホタルイカは、あまり、似合わないような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


かっこよすぎます。

憧れます。


商才を発揮し、45億円。

そのうち、30億円を我がものとし、自由に人を動かせることができる道具(お金)を保持し、

隠居して、自由な時間を得て、

少年よりの好奇心のあったことの知識を深め、

その世界のなかで、日本で初めてのことを成し、

個人の功名心に止まらず、後世の人の役に立つことを、誰もが目に見える形で示す。

お生まれになったのは、1745年。

お亡くなりになられたのは、1818年。

と、満74歳、数えで75歳。

タイトルのとおり、江戸時代の中期に生きられた伊能忠敬様のことです。

(憧れを込めて、様付けしています。)

とても、失礼ながら、簡単に、御生涯を次の記事をもとに書きました。

「隠居後はわがままに」(2023.2.24日経のゴールの流儀)


町役場に就職した40年前、給与の仕事もさせていただき、退職手当の手続きも行っておりましたが、

その頃の定年は55歳(男性)だったと記憶しています。

(女性は52歳か53歳で、当時も男女の格差がありました。)

そんな昭和の時の定年である55歳から、

お亡くなりは今から200年以上前の時代であるにもかかわらず、

最初の測量に出かけられた。

そして、17年、72歳になるまで地図作りのため北海道から九州まで3万5000キロも歩き続けられた。

事業を下支えしたのは、道具(お金)。

10次にわたる測量の旅の第3次からは100%幕府の資金が投入されたものの、それまでは忠敬様の個人資産で実施。

スポンサーの幕府も、どこまで信用していいのか、どんなものができるのか、当初は疑心暗鬼の部分もあったのでは。

したいのなら、自分の金でしてみなさいな、そんなところもあったかもしれません。

解説されているように、事業の当初は「忠敬の個人事業」ということのようです。

そして、第1次の180日の旅で、蝦夷地の地図を幕府に提出し高い評価を得たということですが、

このあたりは、どうなのでしょう。

21世紀の現在において、歴史や地理を知っている僕たちが、

忠敬様の図を見て、(知っている日本地図にそっくりだと)驚くのは、ある意味、反則。

どなたも、宇宙空間から、蝦夷地を見たことが無い時代に、図を見せていただいて、素直に、素晴らしいと、僕であれば、言えるかどうか。

たぶん、責任が重ければ重いほど、すんなりとは言えない。

よほど、その図に、説得力があったのでしょう。

(僕は、未だ、直接、忠敬様の図を見ていないので、見てみたい。

何処に行けば、いいのだろう。調べてみます。

伊能大図と呼ばれるものは、50メートル四方になるそうです。)


書けば書くほど、長くなる。

詳しくは、ウイキペディアなども参照なさってくださいませ。


ともあれ、

歩き続けていた部分が、当時にあっての、御長寿となられた部分もあるのかもしれません。

僕も、中途半端ながら、

見習いたいなあ。

道具作りや、体を動かすこと。

それに、子供の頃からしてみたかったことって何だったかなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


閉塞感。

なにか、いつまでも、「円」や「日本」が安売りされているような。


現在は昨年10月の150円台よりも円高で、輸入に必要な円売りも減ると考えがち

だが、

昨年の円相場の平均値は130円ほどで、現在はそれよりも円安。

年間を通して考えると貿易赤字が劇的に減る可能性は小さく、需給要因も引き続き円安材料として働きやすい。

などと

「浮上する1ドル140円説」(2023.3.1日経)にありました。

ですので、

円キャリー取引が強まる条件が整いつつある

超低金利の円を借り外貨資産に投資する円キャリー取引が活発になった05殻07年は政策金利差が3~4%台だった。

ともあります。

昨日来から、137円あたりまで円安方向ですので、

140円は、きっかけがあればすぐそうなります。


carry(キャリー)は「運ぶ、持っていく、連れて行く」みたいな意味のようです。

で、

タイトルにした「円キャリー取引」とは、

超低金利の円を調達(借り入れ)して、

それを外貨に換えて高金利国の資産で運用して運用益を得る、

(円を持って行って取引する)

加えて金利の利ザヤを稼ぐ そんな取引のことのようです。

円を外貨に換価しようとすれば、

(円を売ってドルを買えば)

当然に、円安圧力が高まります。


加えて、

「いずれにせよしばらくは低金利」(2023.3.3日経のエコノミスト360視点)にあるように、

基調的インフレ率は 粘着性の高い指標で 過去20年は0%前後にとどまっている。

昨年後半から1%台へ明確にシフトアップした。

(それらの上で)

現在の緩和を全く修正しない か、

長期金利操作やマイナス金利などの異例な政策をやめつつ、しばらくは緩和的環境を維持する との、

(二つの考え方を示されて)

ただ、しばらく低金利が続く点では両者に大きな違いはない。

などともされています。

示されているお考えに対して、僕もそんな感じを受けるから、閉塞感が強まるのです。


本日現在で、

日本の政策金利が、マイナス0.1%、米国さんの政策金利が、4.75%。

さらに、米国さんは金利を上げる手を、本年中は緩めることができないような経済指標が、それぞれ出ています。

日本の中央銀行の、4月9日からの総裁に確実視されている候補者さんは、

「安全運転」と評価が高いようですが、

日本の政策金利発表予定日は、今後近いところでは、3月10日、4月28日とされています。

日本経済に、動かざること山の如しのような姿勢を保持する余裕はないと思っています。

なるべく速やかな、アプローチを進められることを。


でも、4月の統一地方選挙が終わってからでないと、

誰も、言い出さないだろうなあ。

近いところばかりの様子見政治。だから、ますます、閉塞感。

死に体からの、逆バズーカは、絶対が付くほど無いでしょう。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


満65歳が近づいてまいりました。

生きていれば、本年中に到達いたします。

否が応でも、年金のことを考えてしまいます。

いろいろなお知らせなどが舞い込んできますが、

なにか、考えることに消極的。

嫌なのです。

年金受給が。

(個人的な感想ですが、)

なにか、お上から支給されているみたいで。


さて、

年金制度の中で、

加給年金と呼ばれるものがあるようです。

加えて給する?


加給年金は、

厚生年金の被保険者(年金受給予定?者)が65歳に到達した時点で、

被保険者が扶養する子供や配偶者がいる場合に支給される年金のこと。

「年金における家族手当」と呼ばれており、

扶養家族がいる場合は通常の老齢厚生年金にプラスして支給される

ということのようです。

支給の所得要件は、

扶養されている家族の収入が、年収850万円未満または所得が655万5千円未満。

支給額は、配偶者の場合、年額388,900円など。

なのですが、


おかしいとおもうなあ。

①なぜ、65歳時点のみで判断するのだろう?

②なぜ、年収要件が、一般の家族手当要件より大幅に大きい額なのだろう?

③なぜ、月額約32400円と、一般の配偶者家族手当より大きい額なのだろう?


まず、①ですが、

なんで、家族手当を加えて給するのに、65歳時点のみしか考慮の対象にしないのだろう。

ご家族の構成は、いいもわるいもうつろいゆく。

まして、健康長寿の方も増えている高齢化社会。

そして、年金受給者が在職していれば、毎年、年金額の増額改定も行われる制度となっているのに。

毎年のように、加給年金対象者の増減がなされてもいいのではないか。

現在は、65歳時点で認定し、あとは、その対象が少なくなるだけ?

そんなのは、いかにも、お役所的。

庶民の現実の暮らしを見ていないということ。

加えて、政府は、年金受給の繰り下げをしてほしくてたまらない。

しかし、繰り下げをすれば、加給年金がその繰り下げした期間受給できなくなる。

これでは、厚生年金の繰り下げを選択なされる方は、あまり見込まれません。

なぜって、多くの御夫婦には、数歳の年齢差があり、その間のみしか支給期間がありませんので。

現に、繰り下げを選択なされる方はとても少ないようです。

やってほしいとしながらも、自らの制度が、邪魔をしている。

へんなの。

(逆に、65歳前に、年齢差の大きい婚姻をなされるケースもあるような?

それはそれで、寿ぎますが。)


そして、②ですけれど、

これは逆ですね。

年収850万円の配偶者がおられるならば、

例えば、年金が200万円ほど、若しくは、もっと、300万円であったとしても、

その配偶者の方は、年金受給者が扶養するべき配偶者ではなく、その配偶者に扶養されている年金受給者であるので、

家族手当の意味合いでの加給年金を支給することは、矛盾する。逆です。

もっと、収入要件を下げるべき。

よく言われているではありませんか、130万円の壁などと。

その130万円のレベルが適正かどうかは置いといて、その考え方に沿うほうがいいと思います。


さらに③ですが、

民間準拠と制度の上では説明されている公務員の給与。

その給与のなかで、扶養手当と呼ばれる家族手当の額も、民間の支給額に依拠して算出されている。

配偶者の場合、たしか、月13000円だったかな。

そのような考え方がいいと思います。

なんで、2.5倍近くの月に約32400円なのだろうか。

よくわかりません。


加給年金って、おかしな制度。

たぶん、既得権益者達の言い分を金科玉条としている。

これも、票欲しさの為ですね。

年金については現実味がなく身近に考えられない若者たちを、欺いている制度です。

しがみつかれて、吸い取られて、小さくなっていく。

なにって、年金原資がです。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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