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周りの方々、本人たちも含めて、お疲れさまでした。

とりあえず(この言葉は、とても使いたくないのですが)、1週間ほどは少しお休みください。


(2022.7.30日経)の「台湾巡り険悪な2時間」について、

そもそも、なんで、7月28日のこの時期に、協議をしたかったのか。

米国:11月の中間選挙を前に歴史的なインフレを抑えたいため、中国製品への制裁関税の一部を検討した。

中国:米国向けの輸出増で、悪化する経済のテコ入れをし、5年に一度開催される秋の党大会に臨みたい。大会では、共産党幹部の人事を決める。

ともに、秋のあたりの政治的イベントでの成功のため、形や場所は異なるもののそれは双方にとっての利害が重なるということで、歩み寄る気配があり、直前ともいえるこの7月の終わりに協議がなされた。

しかし、顔も見たくないのか(その気持ちよくわかります)、3月はお互いの顔が見えるテレビ電話方式であったものが、今回は、テレビ電話ではなく、電話でのやりとりとなったようで、なにか、始まる前から気まずい雰囲気。

2時間20分の主要議題は、台湾で、平行線で終わり、米国の対中関引き下げの議論は深まらず、それぞれの経済対策よりも、中国にとってはどうしても譲れない核心的利益の台湾問題に焦点が当たったとされています。革新的利益問題が当面の利益への対処を吹き飛ばした格好のように見える。

そもそも論から言えば、大事な問題を棚上げし、目先のことを論議しようとすると、どうしても矛盾が出てきてしまう。そんな感じ。

双方とも、この秋は、盤石とはいえない歩みになるのかな。

他人ごとみたいで誠に申し訳ありません。しかし、両国の政治と経済の変動は確実に日本や世界に大きな影響を与えます。よく注視したい。

しかも、変調の見込みとなれば、なにかと波乱含みは確実です。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


①「洪水リスク 世界18億人」「低中所得国に集中 日本3600万人」(20222.7.6産経)

②「海抜ゼロ拡大 影響157万人」「東京圏、海面1メートル上昇なら」(2022.5.30日経)

①の記事では、「100年に一度」レベルの洪水として、浸水15センチを超えるとありました。

体感的には100年に一度ならもっと大きな浸水になるような。

18億人のうち16億人は低中所得国に集中し「悲惨な影響を及ぼす」とも記されていました。

②の記事では、

現在、東京圏のゼロメートル地帯は71平方キロで影響人口89万人、

1メートル上昇で、3倍の225平方キロに拡大し、影響人口は157万人に

3メートル上昇では、560平方キロに拡大し、影響人口は384万人とされています。


関東平野と呼ばれているうちで平野部の面積は約1万6千平方キロとされているようですので、560平方キロは約3.5%ぐらいなのかな。

でも、TDLも含まれますよ。

勿論、海面上昇は東京圏だけに起こる事ではありません。

こんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」




関連:以下は、以前に新聞投稿し没となったものです。

2018.9.18「人新海進。関東ネーデルラント」

私が生を受け、現在、生命活動を行っている場所。それは、地球と呼ばれている惑星の、固体などが表面にあり、その上にある気体状態である大気と言われているものの底であります。

惑星への、大きな隕石の衝突や、惑星内部からの噴出、地軸の傾きの軽重などによって、恒星である太陽からのエネルギーを受ける量が変わるため、大気の状況は変化し、生き物の生活は翻弄されてきています。しかし、ここ11700年の間は完新世と呼ばれ、最終氷期のあと、温暖で調和のとれた環境を享受してきた。折々には小氷期で、飢饉などが起こってきたものの、ボトムネックほどには生物種の減少はなかった。その完新世が終わり、大きな隕石衝突に伍する影響を、人がこの惑星に与えているため、地質学的に人新世が西暦1950年から始まっているともされている。地質的世代の交代は、生物種の大量絶滅としても現れ、ビッグファイブに次ぐ、現在が6番目の絶滅期に入っていると言われている。

東京44度、札幌41度とする2100年の天気予報を環境省は公開した。今年、2018年の夏は酷暑で、私の住まう鳥取でも最高気温37度以上あたりが多くあり、夜もエアコンがなければ寝られなかった。全国で暑くて、2100年に最高気温高知県四万十市44.9度と言われても、そうなんだろうなあと思う。いや、もっと高くなるのではとすら思う。そのように思う人がいる見込みがあるからこそ、環境省もこのタイミングで公表したのだろう。

6000年前あたりに縄文海進と呼ばれる、温暖化に伴う海面上昇があった。温暖化していたときの縄文の皆さんは豊かな生活をしていた部分もあるようだ。しかし、縄文遺跡の場所は、現在の汀線から遠く離れた相当な内陸にある。80年ほど先の東京で44度、数百年先に、現在進行形と思われる人新世による海進、海面上昇はどれほど見込まれるのか。縄文のときのように、人々は内陸に追いやられるのではないか。関西国際空港は、関東平野は、水没するのか。羽田空港や東京の水没を防ぐため、東京湾を閉め切り、オランダあたりのネーデルラントのように、関東ネーデルラントと呼ばれるのか。東京湾閉め切りなど、とても難しい。

温暖化進行を防ぐためには、大気を汚し太陽からの光を遮る方法もある。惑星内部からの噴出として、日本で最後に起きた破局的な噴火は7300年前。阿蘇山は何万年かの間隔で何回か破局的噴火をしている。意図的に、人類の必要な時に大きな噴火をさせる。もっと難しい。

よほど、現在言われているCO2削減などの温暖化対策が、簡単な方法に思えてくる。


アメリカさんが0.75%の利上げをされました。

通常は0.25%だそうですし、しかも0.75%は2カ月連続ということです。

金利の誘導目標は2.25~2.50%になるそうです。

対する日本国。ゼロ金利。利上げは行わないそうです。金利の上昇を抑える目的で「日銀の国債購入」は前月の6月は「過去最高の16兆円」(2022.7.8日経)

7月も終わりに近づきますが、7月はどんな感じなのかな。

だれでも、自分の貯金は金利の高いほうに預けたい。国が違ってもそれは同じ。

預金を預かっている金融機関(金融機関のBSでは預かっている預金は負債)や投資家なども同じ。

だから、金利差が拡がれば当然に高金利の通貨を求めて為替が動く。

でも、昨日は1円以上の円高でした。

為替に算入されておられる方々の、もろもろの織り込み済みは、当事者の皆さんもそれぞれお互い様子見もありそうで、ともかく、明日のことはわからないなあ。

でも、それで、いや、それがいいのです。

しかし、短期的、中期的、長期的、超長期、世紀を超えて、長くなればなるほど流れは見通しやすいようにも感じます。

こんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


えー。そんなあ。

「ロシア、国内でばらまき」「資源元手、欧米揺さぶる」の見出しがありました。(2022.7.24日経)

ロシアでは、最低賃金の10%引き上げ、年金の増額を実施しているとのことです。

財源は、資源の価格上昇で、為政者への支持率は8割を超えているそうです。

なんだかなあ。

おかしいで。

ハンガリーの首相は「欧州連合(EU)は制裁でロシアに打撃を与えられると考えたが、実際は我々の受けた打撃の方が大きかった」(2022.7.26日経)

資源は需要と供給でその価格が上下する。人為的操作を加えると、その目的から離れて行ってしまう。

そんなことをおもってしまいました。

関連:「制裁は逆効果か」没原稿


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


みかんで有名な和歌山県の有田市。

どうもそこは企業城下町のようです。

市の製造品出荷額の9割以上を占める。

稼ぎは、石油元売り大手の製油所で、従業員450名、協力会社では900人の雇用を支えておられるそうです。

その製油所が、来年10月に閉鎖の記事がありました。(2022.7.26日経)

国際労働機関(ILO)によると、2030年までに石油など化石エネルギー分野で約600万人の雇用が失われる。その製油所閉鎖もその一部とされています。

有田市や和歌山県にとって大変な事態が襲来することとなります。


岩美町域では、奈良時代からの古く長い歴史の鉱山(銅など)があって最盛期には500人の雇用があったようです。(現在は坑道からの排水処理を行っています。)

500人と言えば、鳥取銀行と同じような規模のようです。生産や消費の規模が大きくて、小さな町域で、とても大きすぎる雇用喪失であり、現在もその調整に苦労している部分もあるように感じています。


また、日本の北海道や九州などの炭鉱では閉山となり数十万人の雇用が消えたとされています。

多くの方が、職を求め都会などへの移住をされた歴史があると思っています。


そして今は、化石エネルギーから再生可能エネルギーへの転換。

2030年とはあと8年です。

脱炭素とはこういうことも含むものなのだ。

すでに、身近にある事なのだと見込まなくてはならない。

こんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



世界で5億人近くがバナナを主食にしているそうです。

今のようなバナナは種がなく、芽を植えて増やすそうで、

野生のバナナもあり種類は何百もあるようですが、

特徴は均質で、カビに侵され枯死したこともあり

「バナナを脅かす「絶滅」危機」(2022.7.24日経)とありました。

5千年以上前に突然できたタネがないタイプとも記載されています。

生産地域の食を支えながら、貴重な収入源にもなっているバナナ。

7千年(5千+2千)で絶滅はダメです。

こんなことをおもってしまいました。

アフリカ諸国にパン(おもしー13)


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」




身近な日本の雷で、反物質が生成されている。

反物質?遠く離れた宇宙のどこかでの話ではなくて、この岩石惑星の大気の中で発生する雷、しかも日本の北陸での話。

雷のエネルギーで、大気中の窒素が炭素の変わる時に反物質であるプラスの電子が発生し、すぐさま近くの物質であるマイナスの電子と出会い消滅する。その時に大きなエネルギーが発生し、放射線を放つ。その放射線(ガンマ線)の解析で明らかになったということのようです。

にわかには信じられない。

そもそも、反物質?プラスの電子?対消滅?大きなエネルギーの発生?

物質と反物質で1グラムあれば、対消滅でガソリンでドラム缶1万3000本分のエネルギーとなるそうです。

しかし、村山斉教授は「(反物質を)肉眼で見える0.25グラムもの量を作には、電気代が1兆円の1億倍、つまり日本の国家予算の100万年分かかる。およそ人類にはできませんよ。」とされています。

(以上は、2022.2.16読売の記事より)

人類にできないことを、雷様はやっている。

雷様がやっていることは、落雷による「強力なガンマ線」が大気中の窒素14Nの原子核にぶつかり、中性子を1個外に弾き飛ばす。中性子がひとつ減った窒素の放射性同位体である窒素同位体13Nが生成される。この窒素同位体13Nは不安定なため、ベータプラス崩壊を起こし、原子核の陽子1個が中性子に変わる。その結果、炭素13C、ニュートリノ、陽電子(反物質)が発生し、この反物質が大気中の電子と衝突することで対消滅し、「電子・陽電子対消滅」ガンマ線を放出する。

(以上は、京都大学の研究チームが発表2017.12.23より。抜粋です。)

雷が当たった窒素も、普段は三重結合でのんびり安定しているのに炭素に変えられてしまうなんてたまったものじゃないなあ。その炭素が食べ物として口に入っているのかも。大変だったんだあと言いたいような。それとも貴重な体験。いやいや、宇宙では普通のこと?

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


インドを応援したいと思っています。

いろいろ大変だろうなあと拝察します。

「インドで「規制爆弾」続々」として、デジタル決済に対しての活用禁止を挙げて「副作用の多い規制を十分吟味せずいきなり通達や指令などで実行しようとするインド政府の悪い例の典型例」として、「インド経済の前途が多難な理由のひとつ」(2022.7.20日経)とされていました。

さんざんな言い様です。本当に前途多難にみえるのだろうか。逆ではないのかなと感じています。

挙げられた事例では確かに、前途多難に見える。しかし、やってみればいいじゃないか。成功例も沢山あると思う。申し訳ございませんが、伸びしろの大きい発展途上の国だと思っている。

丸山茂雄さんが私の履歴書で「行儀のいいベンチャーなんてありえないよね。」(2022.7.16日経)とありました。そのとおりだと思います。

また、元陸上選手の為末大さんが私たちの国は「なにかあったらどうするんだ症候群」にかかっている、と発信していたともありました。(2022.6.8日経)日本がこの30年間で陥った停滞の理由ということです。

インドも、いろんなことをどんどんやってみればいい。

そんななかで、疑惑発生です。インドが「ロシア原油に「洗浄」疑惑」として「ロシア産原油を(ガソリンなどの)石油製品に精製して(欧州や米国に)輸出する「オイルロンダリンブ(原油洗浄)の中継拠点としてインドの関与が浮上してきた。」(2022.7.14日経)とありました。

そりゃあやっているでしょう。私からすれば、確実にやっている。

だって、インドの貿易収支は赤字幅が拡大し、6月に対ドルの外国為替相場で過去最安値をつけ、そのまま安値を更新中です。これは大変なことですよ。外貨が必要なのです。割安でロシアから原油を仕入れガソリンなどを欧米に輸出する。それのどこが悪いのですか。この国の運営のためには致し方ない。

なぜなら、「インドの人口は年齢の中央値が27歳と若い。」しかし「仕事が見つかる見込みがなく、職探しをあきらめたインド人が約1700万人いるという。」「若者の高い失業率がもたらす深刻な社会病理、中でも男性の無法な行為や暴力を考えると、若者が人口ボーナスをもたらすという期待感は薄れつつある。多くの若者が失業したままでは、インドは人口動態上の時限爆弾を抱えているようなものである。」(2022.7.10日経)とまで言われている。少しでも、仕事を若者に与えたいという研ぎすまされたような緊張感・切実さを感じます。

そして、インドの人口は、来年、2023年に中国を抜き世界最大となる見込みだ。(2022.7.13日経)

そんなインドを「クアッド」日米豪印として、取り込もうとしているが、日本は同じ非資源国であり、中国を挟む遠交近攻としても、共同歩調が執りやすい。

だから、独自にインドを応援し、交流をもっと深めたい。

問題は、インドにとって日本が魅力的に見えているかどうかです。

また、そもそも、応援なんておこがましい。日本に応援できる余力があるのかな。上から目線であって、意図的に潜在しているようにさせられている日本の問題をインドも知っているのではないかな。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


山極寿一(やまぎわじゅんいち)先生が、日本海新聞に現論として掲載されていました。「」内はその一部です。(2022.7.17)

「ロシアのウクライナ侵攻で小麦の輸出ができなくなり、アフリカ諸国が深刻な食糧危機に直面している。冷涼な気候に適した小麦は熱帯アフリカでは栽培できない。しかし、今やどこの国でもパンは人々の主食になっている。 中略 ガボン共和国でも、かつてパンの値上がりを機に大規模なデモが起きた。」

一方、国連が世界の人口を推計する中で、アフリカが人口の重心となり、サハラ以南のアフリカは2040年代に20億人を超すとみられているようだ。

主食のパンのための小麦を生産することができない地域なら、他の地域から手に入れ続けなければならない。それは、今のウクライナ侵攻時のように、とても危うい。しかも、現在10億人程であるから、すぐ来てしまう約20年後の40年代には今の倍を、2100年の見込みでは40億人だから、今の4倍を必要とすることとなる。そんなことできるのだろうか。今、生きているものとして、とてもおそろしいことのようにおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


国連が世界の人口を推計しています。

3年ぶりに改訂し、大幅に前倒しと報道されました。

前回推計 人口ピーク 2100年、109億人

今月11日発表の人口ピーク 2086年、104億人

3年間で、14年の前倒しと5億人の減ということのようです。

また3年後に改訂されるならば、また、前倒しがありかもしれませんね。

「人類史でも、特異な20世紀の経済成長を支えてきた人口爆発は近く終わりを迎える。」(2022.7.13日経)

本年は2022年ですので、あと64年で、地球と呼ばれている太陽系第3惑星上に住まう、人類の1種であるホモサピエンスの口の数がピークを迎えるということです。私は満63歳ですので、その時には生存していない。しかし、前倒しが何回もあれば、もしかして、生きているやも。何か少し、人類の一人として感慨深い。

でも、19世紀初めに10億人、1987年に50億人、1998年60億人、2010年70億人、今年2022年11月15日に80億人に達する。そして、104億人か。なにか、とても重たいなあ。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


戻り梅雨で、体調のはかばかしくない方もあるかもしれません。

代表的な気象病がメニエール病だそうです。

富山大学医学部の調査では、12~3月の4カ月にメニエール病の初回の発作の50%が集中していたとありました。(2022.6.25日経)

本日は、7月ですが、梅雨前線と低気圧により気圧が下がっている日もあるようで、めまい、耳鳴り、耳閉感、片頭痛などを感じる皆様、ご自愛ください。

母親が「メニエルだ、メニエルだ」と言って、薬を飲んで、寝ていたことがありました。ひどい時は天井がぐるぐる回るそうで、相当きついと言っていた。最近はあまり聞かないなあ。

私自身は、例えば、富士山登頂時(山頂での気圧は640ヘクトパスカルほど)のときも、特段自覚症状がなかったと思っています。気が付かなかっただけかもしれませんが、山頂の御釜の周遊は天気にも恵まれ、のんびり歩いて、とても気持ちの良いものでした。

天井が回ることはとても苦しい。深酒したときにそんなことがありました。メニエール病は水毒だとの記事もどこかで読んだような。内耳の三半規管が水ぶくれを起こしているような記載だったような。(ここはあやふやな記憶です。)二日酔い(三日酔い?)も、水分が体から排出されていないことも理由のように思います。

趣味のひとつの山歩きは、気圧差を意識しないで体を耐えさせます。もう少し、山行回数を増やしたいなあ。高所でのなんとなくの高揚感は、低い気圧が理由の一つかもしれません。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


結局、伝えたいことは何?

勝手な抜き書きですが、

「潮目が変わった」

「それは誰にもわからない」

「小規模な債務ショックが至るところで起きる」

「成長が出口戦略になる可能性は低い」

ジリアン・テットさんの記事です。(2022.7.20日経、「」書きは同記事から)

「7月13日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比9.1%と1981年以来最悪の数値となった。当然ながら、金利の上昇が一層加速するのではないか」ということで、「金利とインフレが数十年にわたって低位安定」から「インフレ高進と金利上昇」への「潮目が変わった」として、「世界の債務は今世紀だけで3倍以上に拡大」しているが「今後金利が上昇すればどうなるか。それは誰にもわからない」としたうえで、スリランカや中国の恒大などの破綻するケースが出ているとし、「大規模な危機(大量の債務不履行)を招くことなく債務圧縮に導けるかどうかだ。現状を鑑みると、成長が出口戦略になる可能性は低い。」

つまり、人口のピークも前倒しに見込まれる中で、人口ボーナスから人口オーナスの逆風下の国々から見ても、世界全体の成長は、それがいいことなのかどうかは別にして、もはや見果てぬことのような。そのようなことを伝えたいのだろうか。

一方で、温暖化ガスの排出量は増え続け、世界が記録的な熱波に襲われている。(2022.7.20日経)

温暖化ガス排出のない革新的なエネルギー技術というような、抽象的な言葉しか思いつかない、そして、どこの国の政府も中央銀行も債務不履行のトリガーを引きたくない。そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


亀は、長生きのようです。

1766年に捕獲されたアルダブルゾウガメが、1918年まで生き、飼育期間152年、捕獲時50歳と考えられ200歳。1835年ごろ捕獲のガラパゴスゾウガメが2006年まで生き、170歳を超える。(2021.12.18朝日)

そして

老化が極めて緩やかか、無視できる状態。

「特定の年齢間隔でみると、死ぬ割合は同じ」

なぜ?

一般の生物は大人になると、繁殖にエネルギーを注ぐため、成長をやめる。それと引き換えに体内で傷んだ細胞の補修作業がおろそかになり、老化が進む。カメは成熟しても成長がとまらない。

いずれも(2022.7.17日経)より

ということだそうです。

つまり、ヒトのような一般の生物は、次の個体に繋ぐことを優先して成長を止め、元の個体の寿命を後回しにするということのよう。

それならば、長生きするために(それもどうかと思うけれど)、成長ホルモンを分泌させる生活を心がけようか。

よくねること。成長ホルモンは睡眠中に2時間から3時間の間隔で分泌されるそうです。

運動すること。強度の高い運動を行なうと血中の成長ホルモン濃度は200倍程度に増加し、睡眠中にも同程度に増加するそうです。

でも、寝ることはともかく、長生きのために運動するなんてまっぴらごめん之介。

好きでやることでなければ続かない。

あれ。まてよ。

カメさんは、たぶん何時も筋トレ状態?重たい甲羅のせいで。

そして、天敵がいるのかどうかしらないけれど、甲羅で守られて熟睡できているんじゃない?何万年ものあいだ。だからですよ。

人も筋トレできるし、現在のヒトは熟睡できる環境がある。これが何万年も続いて行けば遺伝子も納得して寿命も延びる?

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:「センテナリアン」没原稿



ゴーヤーまるかじり(おもしー8)

自宅裏の畑は、満87歳の母親が作物を作ってくれています。

今の時期は、今までの種が落ちて、ゴーヤー(ツルレイシ)がなってくれます。

(ゴーヤーの日が5月8日、裏ゴーヤーの日が8月5日)

畑での初採れは、7月12日でした。

(その写真は、インスタグラム(#杉村宏)に掲載)

初採れ以来、毎日、収穫してくれますので、食べるのが追い付かずに、黄色くなって苦みがなく歯ごたえもなく鳥の食べ物となってしまい、廃棄してしまうこともあります。(中の種の回りは赤くなり甘いです。)

なにものも大体そのままいただくようにしています。

縦に半分に割って、中の種子などを取り除き、まるかじり。

苦みがいい。

(ビタミン豊富で、制癌作用もあるようです。ただし、妊娠阻害や流産誘発などもあるようです。)

歯ごたえがいい。

採れたてでもあり、果汁が滴るジューシーさがいい。

から揚げなどとの食べ合わせを昼食にも頂いています。

若いころ、20代だったか、沖縄に行き、沖縄でしか食べれない苦瓜なるものの生ジュースをいただいた。初めてだ~などとしゃべっていたので、近くにいた見知らぬ女の子が、あんな苦いものをといった顔で見ていた。一口飲んでみて、それほどでもなかったので、強がりも含めて、こんなものかなどと言ったと思う。「なーんだ、残念。」その子たちは、そんなことを言って立ち去ったことを覚えている。

1990年までは沖縄本島産のものが、ウリ類の大害虫ウリミバエの拡散防止のため、域外への持ち出しが禁止されていた。

いまでは、どこのスーパーでも販売されている。

原産は、インドなどの熱帯アジアで、沖縄を経由して、本州に伝播しているということになる。

元々あったものの勢いが弱くなり、外来種という言われ方をするもののほうが元気であるような、そんな感じ。

しかし、植物とはいえ、中のわたや種子を取り除くということは、やわらかい白い繊維にやさしく包まれた成熟する前のまだそれほど固くない種子などをえぐり取る行為で、考えてみれば、とても野蛮で残酷なことです。大事にいただきます。そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:「一次生産者は知っている。」没原稿


 以下は、1カ月前に新聞投稿し、本日現在のところ掲載がありませんので、没になったと思われるものです。


題「大国の近隣だからこそ」

 カナダの元首相が「米国の隣で生きていくことは象の隣で寝るようなものだ」と語ったそうだ。フランス系住民の多いケベック州独立問題などを包含しつつ、大国と国土を接している国のご苦労をお察しする。

 直接領土が接しているわけではないが、大国の近隣で苦労してきた歴史の深さにおいて、日本列島住民には有史以前から長大な紆余曲折がある。大陸人より「背丈の小さい人種」を意味したという説もあるが倭人と呼ばれ、歴代の大陸政権へ遣使を送り認めてもらい、共に派兵し、近代には「眠れる獅子」との戦争も行った。

 今と中期的展望において、中華の国が、象なのか獅子なのか、はたまた鯨なのかは知らないし、寝ているか鎌首を持ち上げているのかもよくわからない。明らかなことは、日本人の私が存命中に中華を標榜する国は周辺国に良くも悪くも大きな影響を与え続けるということだ。大国の近隣であり、他国への配慮を不可欠とせざるを得ない国こそ、様々な事情を抱える世界の国々の要になるべきだと信じている。

 今後、半世紀程度の見通しの中で、日本は国際連合安全保障理事会の常任理事国となり、議長国を恒常的に務めることを目指したい。行儀のよさや、スポーツで対戦相手も応援する心の広さ。また、白人(露国)に戦勝した過去を持ち、中東諸国などに潜在的期待を持っていただけている日本国は、それにふさわしい。そのためには、これから50年程、国連をリードするための至高の平和主義を提起・実践すべきだ。第1歩は、米国の核の傘に残ったままだとしても、核兵器禁止条約に署名する。ダブルスタンダード批判も受け入れる。目的のため手段が矛盾するようなことはいつでもどこでもあることだ。

(文字数は、698文字です。)


5日前の日曜日から、とても落ち込んでいます。

しばらく、立ち直れない。

理由は、小学5年生の女の子を泣かせてしまったからです。

私の拳(拳サポーターあり)をその子のおなかあたりに当ててしまいました。

これは、人生のイエローカードです。


経過は、こうです。

今年に入ってから、空手を習っています。

小学生の先輩たちは、何年も経験し段や級を取得されていて下に見てくれています。習った形を「よくできています。」などと褒めてもくれます。

それでいいのですが、半年の練習の成果も少しづつでてくるなかで、

夏の暑い体育館、各自の体の休憩もかねて、試合形式の対戦を先生が指示されました。

対戦相手は先生が指名され、一本とか有効とか言われて、勝敗を定められます。

その間、皆さんそれを見ています。

最初の対戦相手は、有段者でしたが、やさしさと配慮をいただいて、当方の勝ちとしていただいたようでした。はじめてでもあり、拳サポーターを身につけること自体、格闘技のようで抵抗がありましたが、試合形式となると、どうしても、何とかしたいと思ってしまいます。先生も、まだまだとか、気合を入れてなどと鼓舞します。

普段の練習で足技もきれいな、かわいくてたまらない、小学5年生の女の子が、お母さんの送迎で来ています。4人目。先生がその子との対戦を指示されたとき、嫌だな、やりたくないなとは思いましたが、致し方ありません。

右足のきれいな回し蹴りをいただくときに、前に出て左手で防御しながら右手で突きをしたときに、当ててはならないのですが、ポコッとおなかあたりに当たってしまいました。

その子は、立ちすくんでしまい、ショックなのか、泣き出してしまいました。

当方からすれば、ポコッとの印象でしたが、その子からすれば、体重差がたぶん2倍(当方65㌔)以上?の大人からの突きです。私も体重が倍の130㌔の人なら、対峙するだけで腰が引けますが、そのような人からの突きをいただけば、腰が抜けるかもしれません。

お迎えに来られたお母様には何度も謝りました。

(そんなことはいつでもあることです。私も剣道でそうでしたと言われましたが)

練習終了時に、ご本人にもごめんねと言いましたが、返事がなかったような。

練習場では、いつも物静かな、かわいいお子さんなんです。

もう対戦したくない。しても、防御しかしない。

空手経験の差が多きいとはいえ、大人と子どもです。これは人生のイエローカードです。

今日も練習日です。やめないで、来てくださいと祈っています。

関連:空手始めてます。


追記:1週間後の日曜日の練習に来てくれました。お母さんによると、金曜日は学校で疲れて行けなかっただけで、本人も気にしていないとのことでした。そのまま受け止めるのもどうかと思いますが、少しほっと致しました。ミニオンのお菓子、食べて頂戴ませ。


「日本の人口の半分は東北」(おもし-7)

 「今世紀末には、秋田市が大阪市のような気候になる可能性がある。」2015年に筑波大学の日下教授が発表された論文の一部だそうです。(2022.7.8朝日)

 そうなってしまうと思います。

 暑くてやってられない。同じところに住む限り、エアコンなしではやってられません。

 7千年前の縄文時代前期、現在より3度程気温が高く最温暖期で、海水面が3~5m程高かったとされています。

 縄文の人々も暑くてやってられなかったと思う。どうするか。

 3千年前の縄文時代晩期、日本列島の人口は7万5800人で、その52%が東北に暮らしていたと鬼頭宏さんが「人口から読む日本の歴史」で示されているそうです。

 そうです。関東や西日本が暑くて住みにくいなら、東北がいい。北海道もいい。移動しよう。

 現代の人間社会は住居を変えることがとても困難な、まるで、その一生を同じところですませる植物のような生活です。よっぽどのことや一時的なモラトリアムのようなことが無ければ基本とする住所を変えることが少ない。

 小学生のころ見た竪穴式の住居は冷たそうな印象でしたが、今では、土がひんやりして快適かもしれません。

 北海道の土地は、海外の方が購入しているとの報道もありました。その理由はなに?

 そんなことをおもってしまいました。

(530文字)

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:「一次生産者は知っている。」没原稿




「平均寿命50歳前後」(おもしー6)

 センテナリアンと言われているこの時代に、平均寿命が50歳前後と書かれていました。

 アルコール依存症の方の平均寿命は50歳前後と言われているようです。ご家族はどうしてもその病気に巻き込まれ、早い死に直面され、悲しみが家庭を覆うこととなる。

 何十年か前、職場の気のいい先輩が、そのにおいをよくしていた。残念ながら、そのようなご年齢でお亡くなりになられてしまった。先輩が、患われていたかどうかはわかりません。

 半世紀の飲酒経験があります。依存症であったとは思っていませんが、さっぱりと止めています。

 飲酒を止めるには、二段の段階を踏むこととやりたいこと・目的があった方がいいと思っています。一段階目、糖質から遠ざかる事(ビール・日本酒などから焼酎やウイスキーへ)。二段階目、アルコールから遠ざかる事。やりたいことのために飲酒は妨げとなる事を自覚すること。お酒を止めることだけが目的であれば続けにくいと思います。

 お酒を止めると、自分に課していたような束縛から精神が解放されて自由感が向上したと思っています。

 まさしく余計なおせっかいですが、有為な人材を、飲酒で失いたくない。先輩がお亡くなりになられたときも、とても残念でした。今の時代では短すぎる平均寿命を読んで、そんなことをおもってしまいました。

(518文字)

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:「停酒、一ヶ月」没原稿

   「飲酒は呪縛?」没原稿

   お酒止めて、力みなぎる

   「センテナリアン」没原稿


「たちが悪い」(おもしー5)

 国家収入の半分を化石資源に頼っているロシア。何千万年前の太陽の恵み由来の化石に頼らない構造改革が進んでいない。国家収入の半分は紙を刷って賄っている日本。赤字国債に頼らない構造改革が進んでいない。「日本のほうが、質(たち)が悪い。」バイト先の妙齢の奥さまが言われました。

 それぞれ、半分とは、とてもおおざっぱだけれども、わかりやすく言っているだけ。でも、日本の2020年度決算は新型コロナウイルス対策があり、前代未聞の147兆円が一般会計歳出額で、それを賄う国債額は108兆円。約4分の3。国債の残高は1000兆円を超えているらしい。天文学的で、よくわからない。「利上げはできない。借金まみれの国が困る。」散髪屋さんでお隣の方がおっしゃっていました。

 世界の金利が上昇しているなかで、日銀だけが長期金利の上限を0.25%に止めようとしているのは難しく、この3か月(7~9月)の間に、大規模緩和策の修正をするのではとヘッジファンドの記事があった。日銀総裁の発言もその地ならしというか、それしかないのだろう。

 円の信用は失墜し、1ドル500円、国債投げ売りの記事もあった。最近、MMTなる方々からの意見をあまり拝見できていない。そんなことをおもってしまいました。

(文字数は、525文字です。)

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」

関連:「オレのもの」(おもし-2)


 以下は、1カ月前に新聞投稿し、本日現在のところ掲載がありませんので、没になったと思われるものです。


題「制裁は逆効果か」

 ロシア産石油の買手の言い値では安く、中東産石油の売手の言い値では高く。安く買っているのは誰で、高く買っているのは・・・私です。そんなことかな。

 ロシアのアジア向け油種エスポ1バレル94ドル、アジアの指標とされるドバイ原油114ドル、年初の価格差は数ドルだったと報道されていた。では、割安の原油価格で輸出しているロシアの石油輸出収入は減っているのか。否。IEAによると1~4月の前年同期比で5割増とも記載されていた。それは、西側諸国がロシア産の封じ込めをし、代替を中東等の産油国に求め、限られた産出量の奪い合いで国際指標の北海ブレンド原油やアジア指標のドバイ原油が高値となり、その高値から比べれば割安とは言え、ロシアの原油もいい価格で中国・インドなどへ輸出できているからだ。

 これでは制裁の実効性は逆効果なのか。そもそも、資源輸出の制裁は、石油産出ビッグ3のロシアに対して、その輸出量が大きく、代替先が速やかには確保できなかったことから、侵攻から100日を経過した今の段階では、科さないほうが結果的にはロシアの収入は増えていなかったのではないか。少なくとも5割増にはなっていなかったと思う。この5割増は、この間の、そして短期的なロシアの戦費を確実に支える。

 侵攻当時、欧州が石油等の禁輸を行うべきとの論調が新聞各紙に踊っていた。ロシアと欧州間ではそうでも、世界全体を見据えた視点ではなかったと思う。制裁に加わる国は世界の4分の1だそうだ。中国・インドなどにもそれぞれの事情や思惑がある。

 高騰している原油高は、日本における諸々の物価高の要因のひとつだ。高い原油を買っているのは税負担部分も含めて私になります。

(文字数は、699文字です。)


「1400円」(おもしー4)

本日の日本海新聞「海潮音」に前回の参院選の選挙に使われた税金が、鳥取県の場合、有権者一人当たり約700円、投票率は49.98%で約半数が棄権したとありました。

つまり、投票された票あたりで考えると、倍の1400円とみていいのかな。

選挙の経費はあまり表に出ませんし、注目もされません。でも、それぞれの有権者もそれぞれの選挙に付き合わざるを得ない状況で、投票率のために何とか纏められないものか。

せめて、来年4月にも予定されている統一地方選挙、統一と言われているわけでもあるし、地方の選挙は、市町村議員選挙、市長村長選挙、都道府県議会議員選挙、都道府県知事選挙、それぞれの選挙時期のご事情もありましょうが、主権者の都合も考えて、なるべく纏めるようにしたい。4年に一遍は付き合うけど、後はいい事してよ、そんな感じです。

選挙自体の必要性を真っ向から否定する方はあまりいない。ならば、主権者にもっと寄り添うような選挙制度や運用・利用にすればいい。そんなことをおもってしまいました。

(433文字)

関連:1票3万円

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


 どうですか。次の国々。

 ①アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、バングラデシュ、ボリビア、ブルンジ、中央アフリカ、中国、コンゴ、キューバ、エル・サルバドル、赤道ギニア、インド、イラン、イラク、カザフスタン、キルギスタン、ラオス、マダガスカル、マリ、モンゴル、モザンビーク、ナミビア、ニカラグア、パキスタン、セネガル、南アフリカ、南スーダン、スリランカ、スーダン、タジキスタン、ウガンダ、タンザニア、ベトナム、ジンバブエ

 ②アゼルバイジャン、ブルキナファソ、エスワティニ、エチオピア、ギニア、ギニア・ビサウ、モロッコ、トーゴ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベネズエラ

 国連総会緊急特別会合は3月2日(日本時間3日未明)、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議を賛成多数で採択しました。193カ国中、賛成141カ国、反対5カ国(ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、ロシア、シリア)、棄権35カ国でした。①は棄権の35カ国、②は意思を示さなかった12カ国。それぞれに事情があるのでしょう。

 ①のなかのスリランカの首相は議会演説で「破産した国家」と語り、ロシアに燃料支援の要請をしているそうです(2022.7/8日経)。ラオスも「頼みはロシア」(2022.7/7日経)とありました。両国とも、ガソリンの給油に長蛇の列で、なかには、数日間並んでいて死者まで出ているそうです。経済の低迷がある中で割安で石油が手に入るならば、背に腹は代えられない。すきで燃料要請しているわけではない。理念やきれいごとだけでは、目の前の生活が立ち行かない。銃などによる政情不安もあるのか。そんな事情も含まれるそれぞれの国々であると思っています。

 屋根があり、食べることができている人間が、一面的にそれらの国を非難できない。それぞれの国の問題を解決できるんなら飛び込んでやってみろ。そう言われると尻込みする自分がいます。

 でも、過ちを行ってしまうことや判断を違えてしまうこともあるなかで、今できることを積み重ねるていきたい。そんなことをおもってしまいました。

(文字数は、853文字です。)

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


(♪オレのものはオレのもの ひとのものもオレのもの だから地球はオレのもの(^^♪)ひょっこりひょうたん島(NHKの人形劇1964年4月6日 - 1969年4月4日)で、たぶんトラヒゲ(ひょうたん島にイカダで流れ着いた片目の海賊)が歌っていた。今でも時々歌います。陽気な感じと自分勝手な理屈が面白い。バイト先のお姉ちゃんがバカな爺さんという顔でみてくれます。

 政府の純の負債が709兆円、海外の対日純負債が412兆円、合計1121兆円。これに対して家計の純の金融資産が1657兆円(それぞれ2021年末)。資産があるので負債を楽々と賄えられる。だから日本はカネ余り国で、プライマリー(基礎的)な財政の収入と支出のバランスをとろうとすることは虚妄で醒めるべきだとの論調が産経新聞(2022.6/4)にあった。

 いつも、どうもよくわからない。僕のわずかな貯金も含まる資産額が、国の借金額を上回るから、日本はカネ余り国だとしか読めない。(♪国のものは国のもの 僕のものも国のもの だから日本は国のもの(減滅♪)ということなのか。

 それが本当なら、さあ、困ったぞ。僕のものは僕のもので、いつでも取得時の資産価値で使いたい。苦労して溜めたんだ。日本のお金持ちたちは資産の保全にどうしているのだろう。米国の金利引き上げが本格化したため、「未曽有の資本逃避が始まった」として、中国ではかつてない激しい資本逃避に見舞われているとやはり産経新聞(2022.5/22)にあった。当局の監視網をかいくぐる資本流出の激化で、元安と外貨準備の減となっているそうです。米国金利引き上げの影響があるのは中国だけなのか。そんなことがあるわけない。

 僕(63歳)の虎の子100万円貯金は、銀(Ag、昨日1グラム95円)でも買おうか。金(Au、1グラム8423円)は高くて買えないけど、100グラムぐらいならなんとか。そんなことをおもってしまいました。

(文字数は、798文字です。)

「おもし=新聞記事などを読んだりして、おもってまったことです。)」


「七夕の夜の貨物列車」(おもし1)

 普通の価格で売れるが、安く仕入れることができる。

 雲がなく冴えわたる七夕の夜、上弦の月が見守るシベリア鉄道。2000トンを載せて東へ向かう貨物列車。モスクワを出て、向かうは平壌か北京か。はたまた。

 鉄路の規則的な響きの中で、乗員の緊張感が伝わってくる。成し遂げるためには、交代で休憩することが大事だ。

 空からは人が作った衛星が追尾している。爆破すべきか。乗っ取れるか。

 「ロシア産原油は買いたたける」との記事があった。市場価格の3割安だそうだ。中国やインドなどが買っている。ロシアは原油も金も生産量は世界第3位。金も買いたたけると、背に腹が代えられない窮状のある人々、地下組織、テロ組織など、諸々の正義の下にモノが狙われる。現に、今年5月にはスイスがロシア産の金をウクライナ侵攻以降初めて輸入している。ロシア中央銀行が3月時点で保有する金は2298トン。現在の大統領職にある為政者は、ドル建ての収入が今すぐにでも欲しい。持っていくから、金を3割安でもいいから買ってくれないか。昨日の金相場は急落した。表向きの理由だけだろうか。

 シベリア鉄道の夜明けが速く感じる。そんなことをおもってしまいました。

(文字数は、493文字です。)

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」



岩美町議会の議員定数は12名です。

これに対し、削減の意見を持っていまして、7名がいいと思っています。

論議が深まります。

理由等:モルゲンロート13のP9モルゲンロート13


一気に7名でもいいと思いますが、経過的または妥協案として以下のことも考えています。

「上限12名、下限7名の範囲で、立候補者数を1.5で除した数(小数点以下切り上げ)を定数とする。」

これですと、無投票は多くの場合、回避できますし、そもそも、選挙とは、1名や2名の落選者数ではなく、半分くらいの入れ替えが可能となり、その時代の意見を反映できる人員に変わっていく必要があると考えています。


具体数での例

立候補者数12名の場合 12÷1.5=定数8名 落選者数4名

13名の場合 13÷1,5= 8.66 →定数 9名 落選者数4名

14名の場合 14÷1,5= 9.33 →定数10名 落選者数4名

15名の場合 15÷1,5= 定数10名 落選者数5名

16名の場合 16÷1,5= 10.66→定数11名 落選者数5名

11名の場合 11÷1,5= 7.33 →定数 8名 落選者数3名

10名の場合 10÷1,5= 6.66 →定数 7名 落選者数3名

9名の場合 9÷1,5= 6(下限を下回るため)定数7名 落選者数2名


 7月5日に無投票当選となったとされる12名の岩美町議会議員。

 自らの、不作為、無能力、無責任を恥じて、二度と無投票があってはならないとした結果責任を果たすため、主権者として敢えて上から目線で言う。

 議員としての矜持があるならば、任期の初日、7月25日に自主解散し、選挙が実施されるまで、それを繰り返しなさい。

参照:失われた12年(議会改革)


 以下は、1カ月前に新聞投稿し、本日現在のところ掲載がありませんので、没になったと思われるものです。この投稿にはテーマ「筋トレ」があり、それに沿って作りました。


題「バイクと筋トレ」

 スポーツタイプの大型バイクを楽しんでいます。専ら安全運転です。バイク乗りが、手を挙げてよく挨拶してくれます。挨拶の返しを行いますが、信号待ちなどでは、自分も見られているんだろうけれど、バイクよりも乗っている人のおなかあたりが気になってしょうがない。バイクや服装はカッコよくともおなかが出ていれば幻滅、台無しのように見えてしまう。バイクに乗せてもらっているようではなく、また、力でねじ伏せるような乗り方でもなく、柔軟にバランス感覚良く乗りたいのですが、腹回りも含めてある程度の基本的な筋肉があり、かつ、身軽で引き締まっていなければ、操っている感が乏しくなる気がします。

 バイク通勤のバイト先の若いお母さんたちが、「歩いている姿勢がかっこいいです。」「絶対に腹筋割れてる。」見てもいないのに勝手に語ってくれます。娘と同世代のお母さんたちの声を励みに、今日も筋トレします。これも楽しい。体脂肪率一桁台は譲れません。

(文字数は、403文字です。)


 以下は、1カ月前に新聞投稿し、6月22日(水)に日本海新聞「やまびこ」に掲載いただいたものの原稿です。


元題「夏は来ぬ」→掲載された題「初夏の香りに疲れ癒され」

 今年は、5月5日が立夏で、6月21日が夏至。前のほうのひと月ほどが初夏と呼ばれ、夏の初めという気候を実感する日がよくあり、とても爽やかで大好きです。

卯の花がどんなものなのか知りませんが、植物の香りがいい。5月29日の日曜日、趣味の帰りに網代から田後の間の県道をオートバイで車体を傾けて軽快に走らせていると、ヘルメットの中に、山の斜面から爽やかな少し酸味のあるような香りが入ってきて体の疲れを忘れさせてくれた。停車してみてみても、どの植物からなのかが判然としませんでしたが、とても好きな香りです。この県道の前には砂丘道路を走りましたが、松の香りも好きです。

 この日は、朝方5時ごろ、時鳥(ほととぎす)も鳴いてくれていました。「ホットットギスス ホットットギスス ホットット」と聴こえているような。

 「夏は来ぬ」は文語で、口語では「夏は来た」と言ってしまっていいようですが、梅雨の前の爽やかないい気候です。

(文字数は、397文字です。)


12年前(2010年)の岩美町議会議員選挙。岩美町政で初めての無投票。

「多くの町民からこのようなことが二度と無いようにとの批判の 声が上がり、議会は町民が議会に無関心で無投票となったこと、信頼される議会は 選挙での信任が必要であるとの認識で一致した。」

以前から、町議会に対して任せっぱなしで大きな声になっていませんでしたが、この時は議会の怠慢を指摘されています。

岩美町議会は仕方なく、「議会改革特別委員会」を設置し、3年後(2013年6月)に報告を本会議で行いましたが、その内容の多くは改選後(2014年)に先送りし、「改選後、再度の検討を望むものである。 」としています。(「」書きは、報告書より引用。報告書は町議会HP掲載)


では、改選後の4年間(8年前(2014年)から4年前(2018年)まで)で、議会改革の検討を行ったのか。

皆無です。

複数回の全員協議会で、検討の再開を主張しましたが、報告書を本会議で読み上げた特別委員会の当の委員長や委員も下を向いて黙ったままでした。

この4年間の中で、彼らは何を行ったのか。議員報酬の複数回の引上げです。

反対者は、私だけでした。

反対理由は、議会改革を行うとしながら定数などの主要なテーマは協議すら行わず、報酬を上げようとすることは、順序が逆だ。やることをしてから報酬論議に入るものだ。としましたが、引き上げは可決されました。

この時点で、議会改革に関わった議員の方々は、4年前の選挙に立候補される資格がないと考えています。何の反省も口にしない。

議会改革は協議すら行わず、自らの報酬を上げることのみ行った4年間でした。


現在の議員任期の4年間(2018年から2022年)になり、岩美町の議員の皆さんは何をやったのか。ほぼ中身がありません。

2018年に、あろうことか、岩美町議会は「議員報酬調査特別委員会」を立ち上げました。

反対者は、私だけでした。

反対理由は、先の報酬引き上げと同じ趣旨です。することやってから報酬を論議すべきとの論調です。

特別委員会は賛成者多数で可決されましたが、何回かの開催の中で私の主張に抗することが困難となり、この特別委員会は止めてしまいました。それに代わって、「議会活動の在り方検討特別委員会」を設置しました。

この提案に対しては、賛成しました。検討内容が以前の議会改革報告書の内容を含むとされたからです。当然のことです。しかし、結局、主要なテーマ(定数や反問権など)で協議すら行わず、その委員会の報告もあったのかなかったのかあいまいなまま(本日現在で議会HPに掲載なし)となっています。むなしすぎる公費の垂れ流しです。実施したことは、私が当たり前すぎることと主張してきた議会の公開の一部(TV生中継、ネット配信)ぐらいなものです。


議会改革について、2010年から2022年までの12年間は、岩美町議会の失われた12年です。議論を主導すべき議員が協議すら始めず、取り巻きや、付き従う議員が異議を言わず、当たり前すぎる論調を押さえつけてきた。それが2022年現在の岩美町議会議員の12名です。


そして、その12名がそのまま、反省を口にすることなく、当たり前のように、2022年7月10日を期日とする岩美町議会議員一般選挙に立候補されようとしている。彼らは2回目の無投票を期待しながら、安住の立場を守ろうとしています。

このままでは、失われた12年に、さらに4年が加わり、失われた16年となってしまいます。


関連:ともかく議事録など公式記録に残さないようにすること(密室協議)に一生懸命の岩美町議会と足立義明議長です。

議会改革調査特別委員会の再設置の趣旨


 以下のとおり、6月中に聴かせて頂いた声を、紹介いたします。(杉村宏やその家族に言っていただいた声です。その内容は、その時点で受け止められているその方(発言者)としての現実か何かの意図を含んだものと捉えています。)


◎宏さんは、かっこいい。姿もシュとしていてそうだが、考え方や行動がいい。旦那もそう言っている。今は、自由で、好きなことができていて、充実していると思う。だから、インスタも、宏さんの行動や視点でおもしろい。(妻経由)

(いつも、インスタグラムで「いいね」していただいて、ありがとうございます。充実と言われると、どうでしょうか。)

◎無投票になりそうだけど、7月の町議会選挙はどうなだ。町議会の議長は大したもんだで。あんたは県議会で活躍したほうがいいと思うで。

(発言者の真意や町民の民意はどこに?確実に言えることは、明日のことはわからない。父は57歳、父の男兄弟も同じような年齢で亡くなりました。私は63歳になってしまっています。いつ、バイクでコケてしまうかもしれないといつも言っています。)

◎岩美町議会はよく知っている。自分たちの報酬を上げることばっかり。なにもしていない。岩美町議会始まって以来の無投票が12年前にあった。今回も無投票になる。何もする気がなく、そして無能力で、それらの人に付き従っている人たちが現在の12名だ。無投票はその証明。

◎投稿読みました。体が疲れる趣味?今回は、優しい書き方でそれはそれでよかった。少し、杉村さんらしくないところもある。

(自宅裏の町道にて、米寿の母親がお聞きしたようです。)

◎私も、植物の香りが好きです。


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