• 記事検索
RSS

アメリカのニューヨーク州で、11月20日ごろ数日間にわたり雪が降り続け、180センチ以上もの積雪となったそうです。

北半球を廻って来る寒気は、12月には日本にやってくるのでしょう。


さて、

ニューヨークの北西側には、5大湖があり、そこが大雪になる水蒸気の供給元。

規模は違いますが、新幹線で雪のため遅れが出ることがある関ヶ原の北西側には琵琶湖があります。

反対に、

豪雪県である新潟県の新潟市は周辺地域よりも積雪量が少ない。

それは、新潟市の北西沖合には、佐渡島があり、そこでそれなりに雪が落ちてしまうので、周辺市などよりも除雪費負担が楽。

(新潟の方が、ビジネスで来鳥された時に、よくご存じですねと言われたので、たぶん、本当のことなのでしょう。)

鳥取県の東部の鳥取市よりも西部の米子市の方が雪が少ないのも、米子市の北や北西には島根半島があることも一つの理由。

西高東低の冬型の気圧配置で、日本列島に、北西の風で運ばれてくる雪は、その風上にある、水蒸気の供給源となるものか、盾となってくれるものがあるところかによって、積雪量に大きな違いが出てくる。

そう思っています。


さて、

「「地球無風化」、電力確保に難題」(2022.11.21日経)では、

気候変動によって長期的に風速が落ちるという「地球無風化」の予測

地球上の風は北極および南極と熱帯地域との気温差によって引き起こされる。

北極では赤道直下より温暖化が進行し気温差が縮まっているため、ジェット気流(偏西風)が弱まっている。

などとありました。


偏西風は、天候を、西から東に変える原動力。

そして、赤道と極の温度差が大きくなると偏西風は、あばれて、南北に蛇行することがある。

偏西風が波動すると呼ばれているようですが、

ようは、北半球で言えば、北極と赤道付近との温度差が大きいと、その温度差でよく混ぜ返されてしまうということなのでしょう。

それが、温暖化により、温度差が少なくなるなら、混ぜ返す力が弱まって、おとなしくなってしまう。

蛇行も少なく、風力も落ちる。

そんな感じなのかな。


「12月後半から寒気が強まる 気象庁、3か月予報」(2022.11.23日本海)では、

南米沖太平洋の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」の影響で12月後半から冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすくなる

とありますので、

鳥取県東部に住まうものとして、

様子を見ながら、スタッドレスタイヤに交換します。

(根性も貧乏なので、なるべくぎりぎりまで。)

180センチなどと言わず、

ぼちぼちの積雪でお願いしたい。

でも、偏西風が弱いなら、数日同じような気候が続いてしまって、

積雪深が大きくなってしまう?

なんとか、ロックもできる4WD車が動く程度の積雪まででお願いいたします。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」



「最悪の金融危機を警告」(2022.11.18日経)では、

世界最大級のヘッジファンドの一つであるエリオット・マネジメントは、

世界は「ハイパーインフレ」に向かっており、第2次世界大戦以降で最悪の金融危機に突入する可能性があると警告した。

投資家にとって資金を逃避させる場所がほとんど見当たらなくなっている。

ピークから底までに50%下落することは「正常」だと予測

危機を招いた責任の多くは中央銀行の政策当局者にある

「不誠実」行動をとってきたと強調

などとありました。


感覚的には、賛同します。

だって、

通貨が出回りすぎている感じを受けます。

例えば、

世界中にあるとされる通貨の総額は、どれくらいなのかよく知りませんが、

それを、大根1本や米1合の価値で換算すると、すさまじく高騰してると思っています。

要するに、おカネ余り。

リセッション(景気後退)程度で済むことなく、

かつて教科書でみたような、戦後のドイツの写真で、手押し車に紙幣を満載して、買い物に行かれている、そんなことを「ハイパーインフレ」というそうですが、そうなることを、警告されているのでしょう。

世界中の人々の日常生活が、その日の糧に苦労なされているところは特に、破壊されてしまう。

大きすぎる数の人の生命が奪われる。

だから、「最悪」と表現している。


そうなれば、私も、逃げ切れない。

たぶん、死を迎えるでしょう。

数年間を要するであろう回復までの期間を、耐えられない。


「近づく「最悪」、漂流する協調」(2022.10.19日経の中外時評)では、上級論説委員さんが、

各国の通貨当局はインフレで荒れた自分の庭先を整えるのに精いっぱいだ。

「要するに、最悪の事態はこれからだ」

「確信犯」の景気停滞が眼前にある。

景気より、目下は物価高騰の延焼阻止が優先だ。

半世紀ぶりの高インフレには、まず経済の冷却という手段をとるしかない。

国連貿易開発会議(UNCTAD)が「軽率なギャンブル」と先進国の利上げを酷評した。

などとされています。


委員は「最悪」と表現されている事態を具体的には示されていませんが、

ともかく、「最悪」なのでしょう。


21世紀と呼ばれている現在を、地球上で共に生きている生命達。

経済が「最悪」となって、生命体数の著しい減少が見込まれる種は、

やはり、ヒトなのだろうか。

それ以外の生命達にとって、「経済の最悪」は、なんのことなのか。


でも、まあ。

ファンドの方も、委員さんも、

あの時に言っていたのにと、論を示しておくだけということもありますし。


たしか、建築されて、あと3年程で100年になる自宅の玄関付近の床下に、

芋倉?芋を保存する穴があると年寄りから聞いたような?

使いますか?使います?

そんな悠長なことを言いているからダメなんだ。

だって、「最悪」なんですよ。

甘い私は過酷な食糧難を想像できない。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


日光浴不足だったのかなあ。


思えば、

最近、アルバイト先の人員不足気味で、

月に200時間も働かせていただいている。

(フルタイム以上の時間で、希望する時間数の倍ぐらい。

でも、以前、私都合で休みたいと、無理を言ってきたからなあ。)

しかも、この数カ月は、ビルの谷間のような場所や、部屋の中で過ごしたりして、

あまり、直射日光に当たっていない。


それでなのか、10月ぐらいから、

なんとなく、関節が痛い。筋肉の付きも弱くなった感じ。

この前の、股関節痛にも関係あるような。

関連:筋肉障害。面目なし。(おもしー133)


そう感じたのは、

11月25日(金)は晴れの日で、たまたまアルバイトの場所が日にあたるところとなって、

午前を、シャツをまくり上げて、ウロたチョロ松で過ごしたところ、

何か気持ちいいし、調子もいい。

太陽の光を浴びることは、いいことだ。と、とても感じました。

夏の時期は、バイクで腕を曝して、黒くしていたし、

(本来は、転倒時のことを考えて、腕を曝すことは、よくないのですが、暑くてやっておられなかったもので、)

そのころ、体の調子もとてもよかったし。


「免疫力や筋力の低下も ビタミンD不足」(2022.11.19日経)では、

ビタミンDには骨や筋肉を強くし、感染症を防ぎ、糖尿病のリスクを下げるなど、多くの効用がある。

紫外線が弱い季節こそ、積極的に日光を浴びることが大切だ。

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し「骨をつくるビタミン」

ビタミンD不足はLDLコレステロールが高いようなもの。

最近の日本人は 略 81.3%もの人がビタミンD不足だった。

大人一人の目安を8.5マイクログラム

紫外線の強い夏 略 10分ほど顔と両手に日光を浴びるだけで10マイクログラム

今の季節だと1時間 略 30分でも5マイクログラム

などとありました。


また、

「冬、楽しい活動増やそう」(2022.11.22日経のこころの健康学)では、

冬季うつ病は季節性感情障害

北欧のように太陽光を浴びる時間が極端に少ない地域に多く見られる状態

日本 略 冬場になるとうつ病とはいえないが、何となく元気がなくなる体験をする人は少なくない。

約10人に4人の米国人が冬に気分の落ち込みを経験している

などとあり、


太陽の光は、ヒトの体の調子に、大きな影響を与えているようです。


「手のひらを太陽に透かして見れば 真っ赤に流れる僕の血潮」

と、つい、口ずさんでしまいますが、

太陽光は、ヒトの体の表面だけではなく、もう少し内部まで届く。

たぶん、腕などにある、僕のでこぼこの血管の内側から皮膚の表面側を見ると、太陽の光が相当届いていて、かなり明るいのではと思う。

そこを流れるコレステロールに紫外線があたり、ビタミンDに変わってくれる。


必要な量が確保できるなら、皮膚は黒くなり、光の透過率を下げ、身体をつくる大事なコレステロールを守り、

不足になるなら、皮膚は白くなり、光を吸収しようとする。

体毛が薄くなったヒトの皮膚の色は、

元々はそういう理由で濃くなったり白くなったりしていたものが、

ヒトの遺伝情報に格上げされて現在に至っていると思っている。


深窓の御令嬢の肌が白いのは、それだけ、その人の体が太陽光を求めているから。

ビタミンD不足は、

くる病、骨折、筋力低下、感染症にかかりやすくなる、アレルギーを起こしやすくなる、うつ病になりやすい。

深窓で、大事にされればされるほど、悪化するような。

佳人薄命にも通底するような。


日照時間が少なくなる季節、特に、天候のよくない日も多い山陰地方の冬。

意識して、太陽光を浴びたい。

本日の天気予報も、昨日に続いて、晴れ、でした。

30分でも、10分でも、日にあたる時間を確保したい。

明日からは雨模様で、来月からは、冬型の気圧配置になるようでもあるし、

できる時に、できることを。

ビタミンDは、AやEと同じく脂溶性で、

Cのように水溶性で過剰部分はすぐ体外へ流出してしまうものではないようで、

少しは、体にストックできる期間もあるのかな。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


考えてみれば、別に異常な揺れでもないような。


太平洋の東側、北米大陸の西側から南米大陸の沖合にかけての長い長い東太平洋海嶺から始まり、

地下から湧き上がってる若いプレートが、

西側の日本方向に移動するにつれて、

2億年近い、長い期間で

冷たくなり硬くなり密度が増して重くなり、日本海溝付近で地球内部に落ち込んでいく。

日本列島はその上にあり、

地震の震源がそのプレート内部であったとしても、

直の地上方向(震央)へは、堆積物などの比較的軟らかい岩盤が揺れを弱めてしまうものの、

硬いプレートが揺れをあまり弱めずにプレートを伝って揺れを伝えてしまう。

そんな感じなのでしょう。


「三重沖震源 福島など震度4 「異常震域」発生」(2022.11.15朝日)では、

三重の沖を震源とするも、福島や茨城で最大震度を観測したとありました。


三重と福島、相当離れていますが、

福島や茨城は、プレートの位置が比較的浅いところにあるということです。


40年ほど前の在京していたときに、

震度3程度をよく経験しました。

鳥取では、たぶん、経験していなかったので、

なんだか、よくあるなあと感じていました。

今回の地震でも、東京都、神奈川県などの広い範囲で震度3を観測したということなので、

当時も、震源地から離れた関東で異常震域の揺れがあったのかもしれません。


それにしても、プレートの旅は長い期間。

地球内部に落ち込むプレートも、あまり深くは潜れないようだったような。

深くにはもっと重いものがある。

沈むものがあれば、浮かび上がるものがある。

まるで、みそ汁のオラオラのよう。

どちらが、主な原因なのか。

熱く湧き上がる動きなのか。冷たく沈む動きなのか。

ただ、どちらも、それ自体、自然な動き。

善も悪もない。良くも悪くもない。

すべて、自然に受け止める。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


振る舞いを行った彼らも、それを公表した連盟も、

そして、最初に気づき大切なことだと思われ、おそらく社会的に下支え為されている立場の方々が報告した、それらが、とてもうれしいことだと想いました。


「代表ロッカーぴかぴか 称賛」(2022.11.25日経)では、

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の 略 日本代表の振る舞い

試合後のロッカールームをぴかぴかに片付け、折り鶴とお礼のメッセージを残したサムライブルー

国際サッカー連盟(FIFA)は公式ツイッターで、日本代表が使った試合後のロッカールームの写真を公表。

備品や水をまとめて置き、ごみ一つ見当たらない様子を「ぴかぴかだ」と表現

折り鶴と、日本語とアラビア語で「ありがとう」と書かれたメッセージの写真とともに「これも彼らが残したもの」と紹介。

「誇らしい」「美しい」など世界中からメッセージが寄せられている。

などとされています。


強敵相手に勝利を勝ち取られたことは、

28年前の「ドーハの悲劇」を知るものとして、

奇跡のような事実。


そのうえ、振る舞いに対するFIFAの表現。

日本人に、勇気と希望を、強く与えてくれた。

ありがとう。

「素晴らしい」「尊敬する」と称賛を受ける日本の人々は、確実に存在する。


書きたくもないが、閣僚さんがよくお辞めになられているようで、そんな見向きもしたくないことと正反対。


ただ、

逆に、

それだけ、他国のロッカーの後の様子との違いが歴然であることをすぐ想像してしまう。

連想するのは、

たしか、米国のプロ野球のベンチの床も、

日本出身の選手が、唾や、ガムの吐いたもので、あんまりだとの感想を、ずいぶん前に読んだことがある。

背景や文化の違いと言ってしまえば、それまでだが、

世界が注目する場所で、際立つ振る舞いが、行われたことを誇りに思います。


AIにもよる、より公正な審判での、ゲームの進行だと聞いている。

どこの国の選手・監督さんであっても、

人の社会に対して、サッカーを通じて、希望をより強く与えていただけますよう、

サッカー音痴(行ったり来たりの走ってばっかりはとても苦手。)は思っています。


小さな記事でしたけど、

こんな記事を読みたい。

最近、あまりないので。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「2つの出口」(2022.11.25日経の大機小機)では、

戦争は始めるのは簡単だが、終わらせるのは難しい。

などとして、


ウクライナ戦争と

日本の野心的な異次元緩和の

終わり方を、2つの出口とされ、

終わり方が難しいとするなかで、

指導者の撤退への胆力についても、紹介されている。


ウクライナ戦争について、

露国の大統領の任期がいつまでなのか知らないが、

戦争継続中に置いて、任期が来たので辞めますとは、本人も含めて誰も考えていないと思う。

祖国興隆の英雄なのか、敗軍の将なのか、

ともかく、戦争責任から逃げることはしないだろう。

(と思う。)

(一方で、中東・米国などへの早めの亡命が、全体的には傷口がまだ小さくて済むとも思う。

それは、戦争責任を柔道で鍛えられたただの一身のみで背負おうとすることも、ひとつの、出口の考え方。)


また、日本の経済・金融では、

超低金利の長期化、無制限の国債買い入れ、禁じ手と言われる株式(投資信託)購入、

円の信用や金融市場の混乱する恐れから、記載のとおり、出口が見えない。

それでも、来年春に日銀総裁の任期が来ることから、新総裁の人事予想が時折報道されている。


こんな、「異次元」の対策をしておいて、通常のとおり任期が来たから辞めます。

日本国で、これは、通る道理なのだろうか。


一定の方向が出せるまで、責任を取るべきだ。

言い方は悪いが、

自分のお尻は、自分で拭いてもらいたい。

死んだ人をうらやましく思うこともあるだろうが、

ここが胆力を示すところだ。

立場と、やって来たことに相応する行動を行うべきだ。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


やっぱり、そうか。


ロシアから中国へ金が運ばれていたのでしょう。

関連:七夕の夜の貨物列車


「中銀、金買い最大ペース 300トンは「名乗らぬ買い手」」(2022.11.22日経)では、

7~9月期 略 中銀の購入から売却を引いた純購入量は 略 1967年以降、単年での過去最大の純購入量を上回っている。

中国がロシアから金を相当量購入したのでは

ロシア中銀が保有する2000トン以上の金の一部を、原油同様に中国が買ったとの見立て

中国は9月末時点で金の約2200トンに相当する米国債(1212億ドル)をロシアのウクライナ侵攻直後の2月末から売却を進めた。

中国が資産を売却して得た資金の一部が、ロシアからの金購入に流れたとすると辻つまがあう。

などとありました。


記事の見立ての通り、「名乗らぬ買い手」は中国の中銀だと思います。


ただ、

記事が報道する7~9月の期間の、その後は、どうなのか。

10~12月は来年2月にならなければ明らかにされないようですが、

本日現在も尚、300トンに続く購入を中国は行っているのか。

300トンなどと言わず、ロシアの所有する2000トン全部でも買える資金を用意しているようだし。

外貨準備の分散として金保有を各国の中銀は行ってきた。

この機会を利用して、ロシアの外貨準備としての金を、丸ごとでもいただきたい。

そんな思惑があっても、全く不思議ではない。

それも、ひとつの、国家戦略のうちであり、少子化などの国内問題を抱える国にとって生き残りの手立ての一つ。

否定はしないが、なぜ、「名乗らぬ」のか。

現在の国際情勢に置いて、あえて顕名する理由も利益もない。

そう判断することは推して知るべし。


しかし、

問題は、軍資金を中国はロシアに提供しているということ。

それも、

たぶん、

相場よりも安く金を手に入れていると思うし、

ウクライナ侵攻の、

露国の軍事行動の資金的支えを中国が行い。

ウクライナの軍事行動の武器の提供を欧米が行っている。

欧米の武器供与はだいたい報道されているようで、世界の認識しているところ。

しかし、中国の金購入による軍資金供与は「名乗らぬ買い手」。


名乗らずに、後ろめたいと思うなら、そんなことするな。


なにが、大国だ。

ウクライナだろうがどこだろうが、自国の利益のためには、

戦争状態でさえも継続させる。

そんな風にしか受け止めできない。

言い過ぎなのだろうか。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


そうだろうなあ。

そのうえ、

やってる人たちには、そんなに悪いことをしている意識もないようにも思う。


「北朝鮮の「10億ドル」錬金術」(2022.11.20日経の風見鶏)では、

北朝鮮が2022年に発射した弾道ミサイルが50発を超えた。

発射費用の総額は 略 10億ドルを超す。

サイバー攻撃で北朝鮮は暗号資産(仮想通貨)を盗み取っている

判明分だけでもミサイル資金の10億ドル程度を集められそうだ。

「特別な天才が北朝鮮に多いわけではない」

理由は「人海戦術」

北朝鮮のサイバー攻撃部隊は1万人規模に達する

北朝鮮の若者には夢の仕事だ。

大量のハッカーが試行錯誤を繰り返して経験を積み、成功につなげる。

などとありました。


良くも悪くも、人間の21世紀です。

目に見えている露国の戦車部隊やミサイル攻撃の印象は20世紀。

サイバー攻撃による軍事資金盗み撮りは、21世紀の印象になってしまう。

モノから仮想へ。


そもそも、錬金術とは

鉄や銅、アルミニウムや鉛、亜鉛など、要するに、すぐ錆びてしまって(酸化されて)、

人々が、美しくない、価値が低いとするモノから、

人々が、美しい、価値が高いとするモノ、

貴であるとされている金属(特に金)を精錬しようとする試み。


「星の衝突でレアアース合成」(2022.11.20日経)では、

衝突時の爆発で発生した光を詳しく解析して、特定のレアアースがあることを確かめた。

今後の観測でさらに重い元素を特定できれば、金やプラチナなどの貴金属ができる仕組みの解明にもつながる。

鉄までの重さの元素は恒星内部でできる。

とあります。


宇宙では、錬金術が目指した結果が、当たり前のように為されている。

太陽よりも大きな恒星でも、その内部の圧力は、

鉄(Fe、26個の陽子と25個の中性子と26の電子による元素)をつくるのが精いっぱいで、

それ以上の重い元素は、もっと大きな圧力が発生する星

(太陽よりも大きな恒星がその寿命を終え爆発して収縮し中性子星と呼ばれる星)

の衝突時に出来上がる。

それを、錬金術とは思わないけれども、

人の言うところの卑金属から貴金属が生成されている。

地球上で、目にする金なども、その過程を経て、宝石屋さんの店頭に並べられている。

それが、宇宙138億年のなかでほんの微細な一部のこと。


そんな、ながいながい過程、人の歴史など知ったこっちゃないモノの流れ。

それに比べれば、サイバーの攻撃によるとする仮想の資産と見なされている価値のようなものの盗掘。

なにか、かわいいような、稚拙のような。


「錬金術」をやっている人たちは、

「水平線」の歌詞の中にある

正しさを別の正しさで 失くす悲しみにも出会うけれど

にあるように、

別の正しさであると受け止めている、受け止めざるを得ない、そんな感じなのか。


宇宙に、正しさはない。ただ、事象があるだけ。


仮想空間の防衛力。21世紀から加速度的に重要度を増すのか。

なにか、やるせないし、おもしろくない。宇宙人みたい。


しかしながら、生きとし生けるものとして、目の前の生活には、モノやエネルギー(食物など)が無ければ成り立たない。

自分も、いろいろ、相当、矛盾している。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


痛くて、寝返りが打てない。

右足の付け根、股関節が特に痛い。

立ち上がるのに右足が使えない。

5日ほど前から痛みが出てきて、3日ほどは我慢して、

アルバイトでも右足をひきずるようにゆっくり歩いた。

寝室のある2階に上がるのに、痛いし、右足に力が入らないので、階段を両手と左足で上がった。

降りるのも、同じ姿勢。

ジムも、趣味にも、とてもじゃないけれど行けれない。


昨日の月曜日、診察を受けると

筋肉の障害でしょう。

レントゲンで骨に異常はないので、

痛そうですが、

痛み止めがあればだいぶ楽になります。

シップも出します。

と診断いただきました。

コロナウイルスのワクチン接種や健康診断以外で、医療機関にお伺いするのは20年ぶりぐらいだろうか。

いやはや、情けない。面目なし。

痛いのは決して嫌いではないので、

(痛いことを感じることで、現状の認識・確認ができるし)

よほどのことが無ければ、痛み止めの薬は飲まないようにする。

(何かごまかしているようで、ともかく、薬嫌いなので。)

シップはめんどくさいし、たぶんやらないので、お断りさせていただきました。

でも、診ていただいて、日にち薬と安心いたしました。

爽やかな感じのDrさんでしたし、受付や看護の方々もいい感じ。

月曜の朝から、多くの受診者が来ておられました。


原因は、たぶんあれだ。

いい気になって、足を、床面に落としつけた。

練習の中で、何度も、何度も。

右足が痛いのも、形のなかでは、左足の2倍の数だけその動作があるから。

参照:かかと落とし(おもしー126)


「何でもやり過ぎはだめ」(2022.11.15産経の痛み学入門講座)では、

「スポーツ障害(使い過ぎ症候群)」

使い過ぎ、骨の配列異常などがもとで、関節や靭帯(腱)、筋肉の過労障害、疲労骨折を生じるもの

特に、靭帯が骨に付く部位での炎症、その付近を通る神経の絞扼(こうやく:締め付け)によるものが多い。

などとあります。


いい年をこいて、(もうすぐ満64歳になってしまうなあ。)

なにやっているのか。

バイト先の、娘の年齢と同じようなお嬢さんに、気を使ってもらって、

(土曜日の)昼から休まれてはどうですか、朝よりひどくなっていませんか、後はやっておきますので。

おかげ様で、土曜日の午後(半ドン(=半分ドンタク)だあ。)、シフトの入っていない日曜日、月曜日と、安静にできて、

相当楽になった。

バイト先の皆さん、ありがとうございます。

迷惑かけました。

繰り返します。

面目ありません。


でも、

たぶん、

また、

やってしまうだろうなあ。

障害が回復すれば、前よりも、もっと強くなっているなどと思ってしまって、

(もう少し、おとなしくしますけれど。)

また、足を床に力強く踏み落としてしまう(だろうなあ)。

その動作の目的は、相手の足の甲を強く踏みつぶすためだし、

(形なので、相手はいませんが、いると思ってやっています。)

そもそも、

そういうことができるのは、

爽快だし、気持ちいい。

体育館の床も大きく鳴ります。


亀の甲より年の功。

自分には、そんなことがいつになったら当てはまるのだろうか。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


11月17日、ウクライナの首都キーウに初雪が降ったそうです。

計画停電という電力のない時間がある生活のなかで、ウクライナに本格的に冬が到来してくる。


「ウクライナ電力半分停止」(2022.11.20日本海)では、

ロシアのミサイル攻撃によりウクライナのエネルギー施設の約半分が停止

市民から電気や水、暖房や通信手段を奪っている

などとありました。


このように引用したり書いたりすると、やはり、何か他人事のよう。

それは、仕方のない部分もあるけれど、

でも、

たしか、何日か前には、大山に初冠雪とか。

キーウの気象に詳しくないけれど、

大山頂上とそんなに変わらないような。

そう考えると、実感している現実に近くて、少しは、身近。

氷点下の日常がこの時期からキーウで始まるのだろうか。


「ウクライナ、米ロ協議警戒」(2022.11.18日経)では、

ウクライナが目指す「全領土の奪回」は高いハードルだ。

(2014年に併合を宣言された)クリミア半島を含む(ウクライナの)全領土からロシアを追い出す形でウクライナが勝利する可能性は軍事的に低い

ウクライナへの支援が負担になってきた欧米では外交での解決に前向きな意見も出てきた。

プーチン(大統領)が直接交渉を求めているというサインを(西側経由で)受け取っている

など。


欧米各国の国内事情も変動幅が大きいようで、

それぞれの政権基盤の先行きも見通しにくい。

そろそろお互い矛を収めてもらいたい。

が、本音のような。

そして、経済振興(化石燃料消費増)に進めたい。

そう言いたいような。


「戦争はいかに終結したか」千々和泰明さんの著書が産経新聞(2022.11.12)で紹介されています。

戦争の終わらせ方を主導するのは、当然ながら優勢勢力側となる。

「紛争原因の根本的解決」を追求するのか、それとも「妥協的和平」を選ぶのか

優勢勢力側が「将来の危険」と「現在の犠牲」のどちらを優先するか

ナチスを存続させた場合の「将来の危険」が大きい

バグダッド進軍で生じる「現在の犠牲」を嫌い、またフセイン政権は放っておいても倒れるだろうと「将来の危険」を過小評価

などとされています。


軍事物資などの援助を受けている側が優勢勢力と言っていいのかどうか。

ただ、

たぶん、千々和さんの言説は正しい。

そして、加えて、

「解放「なによりもウクライナ!」占領耐えたヘルソン市民」(2022.11.18朝日)のように、

現実に耐えてきた庶民・市民の感覚をもっと重要視したい。


キーウでは、凍死も見込まれている。

たぶんに弱い立場の方々が最初に犠牲になっていくのだろう。

そんな目前に対して、

やはり、

一刻も早く、

停戦すべきであると、

私は思っている。

それが、短絡的であると批判されても。

そもそも、なんのために生命を賭してまで戦っているのか。

前線の兵士たちも、よくわからなくなっているのではないか。

もう。いい。

やめてくれ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「石油マネー300兆円どこへ」(2022.11.17日経)のなかで、

サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェートの

3つの政府系ファンド(SWF)の資産残高は足元の2兆1470億ドル(300兆円)から拡大する見込み。

2022年の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の石油輸出収入が米エネルギー情報局(EIA)の推定で9000億ドル超と13年以来の高水準になるためだ。

巨額マネーの行き先に市場の関心が集まる。

などとありました。


確実に言えることは、

損失に対する補償には、1セント、1円たりとも廻らないだろうと思っています。


なぜなら、

少し古いですが、

「サウジ改革、原油安の逆風 消費税3倍の15%へ」(2020.5.12日経)では、

サウジは今年度の予算で原油価格を現在の価格のおよそ倍にあたる1バレル60ドル程度と想定

外貨準備も取り崩している。

過去20年で最大の落ち込みを記録した。

などとあり、

「原油安がサウジ財政を直撃している」というグラフでは、

ブレンド先物の価格が、

財政均衡価格の80数ドルはおろか、

経常収支均衡価格の60ドル弱も下回り、

2020.4月に20ドル少し

と示されていました。


このころ、サウジの方々は、苦しくて胃の痛い日々を送られていたと思います。

そもそも、有限資産の石油を、いかに高く、持続的に購入させるか。

いずれ、有限の期日や、価値の激減してしまうであろう時期が、誰かに、見通しされてしまう。

だから、苦しい時に、サウジ国民に消費税増税を飲ませようとした。

そんなときのことをよく知っているから、

たまたま、石油輸出収入が、冒頭記事の「13年以来の高水準」であったとしても、

それが、持続できるかどうかは懐疑的にとらえているのでしょう。


だからこその、

「自衛の石油減産 米と火種」(2022.11.16日経)では、

米国などの利上げで景気減速し原油需要が鈍りかねない。

原油価格を保つため供給を絞る、というのがサウジの論理だ。

などとされ、

自国経済の「自衛」のための「石油減産」を行い、原油相場の下支えをしようとする。


私が、サウジ国民なら、そうするかもしれません。

また、先の米国大統領だった方が、サウジの指導者であったならば、

自国ファーストとして、もっと力強く自国の権益強化と財産の保全と価値の増加を図ろうとするでしょう。


そんななかで、

2.8兆円。

かわいいものではありませんか。

「損失」に対する「補償」の話です。

「温暖化「損失支援」 エネ企業課税案」(2022.11.16日経)では、

化石燃料の生産者に利益に対する炭素税を支払わせるべきだろう

バルバドスのモトリー首相は、 略 主要なエネルギー企業はこの3か月で2000億ドル(28兆円)の利益を上げた

「1ドルにつき10セントの搬出を期待してもいいのではないか」

関連:バルバドスの首相はリーダー格(おもしー124)

などとありました。


28兆円の10%で、2.8兆円。

エネルギー企業とありますが、元々の利益は産油国に多く留まる。


だからといって、

確かに多額ではある300兆円。

これの一部

(一部でいいかどうかはとても疑問で、50年には1兆ドルになる分析もあるそうで)を、

パキスタンの洪水被害、海面上昇による移住、大型ハリケーン被害など、

紙面では、「損失支援」とされていますが、

「損失補償」と言いたいところを、現実路線、目的のための方便というところなのか、

「とりやすいところ」に照準を絞ったようだともされています。


なにやら、ともかく、とんでもない数字ばかり。

温暖化というのは、たぶん、人の理解を超えた部分がとても大きいのだろう。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「「安い日本」回避へ経営力高めよ」(2022.11.18日経の大機小機)のなかで、

安い日本の提供が望ましいのだろうか。

(最後のほうで)

安い日本の提供は、自国の良さに無知なまま、たたき売りに陥るのが落ちだろう。

明治になって浮世絵をはじめとする美術品が海外に流出したのと同じ轍(てつ)を踏む。

などとされています。


うーん。

安いのか。

日本は。

記載の中で、

観光産業は円安に大喜びし、政府も日本の売り込みに注力している。

とも、されています。


なにか、

日本の安売りは、

日本人の心を安く売っているようで、はなはだ遺憾。


円安が国益のお考えもあるのでしょうが、

日出国(ひいずるくに)の民として、とても、おもしろくない。


週刊誌の広告でも、

日本のお客様をお迎えする産業の安さに外国の方の驚きがあったような。


日本は安くない。

安くあってはいけないし、安売りするなんてもってのほか。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「世界人口、80億人に」(2022.11.15日経)では、

国連は15日を「80億人の日」とする。

とありました。


実感はありませんがそうなのでしょう。

「人口増のペースは鈍化」のグラフもあり、

実績として、

1804年が10億人、

1927年が20億人、

1960年が30億人、

1974年が40億人、

1987年が50億人、

1998年が60億人、

2010年が70億人、

2022年の11月15日が80億人、

中位推計の見通しでは、

2037年が90億人、

2058年が100億人

とありました。


当方の誕生年は1958年でありますが、

それから、倍以上に増加しています。

小学生の頃の教室で、人口増の見通しの教科書の記載があったような。


人口が増加すると拡がり易いものもある。

いいものも、そうでないものも。


1918年に起きたスペイン風邪では、世界の人口が18億人だった時に5億人が感染し、5千万人~1億人が死亡し、2年後に収束した。

現今の、コロナウイルス禍の発生から2年以上経過かな。

3密とは、なんのことだったかのような、雑踏などの事件の報道もあります。

収束していると言っていいのだろうか。


実体がないと言っていいと思いますが、暗号資産と呼ばれるものに、価値があるとされ、その評価は大きく上がり下がり。


ヒトが考え出すものは、人になり、人間となって、その数もとても大きくなり、

いろんなことを考え、生みだし、若しくは廃棄し、正負の影響を大きく与える。

そんな中で、人は、毎日、その口に、食料と呼ばれるものを運ばなければならない。

大きな脳は大きなエネルギーを必要とする。

そしてその数は15日で80億となっている。

大型哺乳類の1種だけで。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


新聞紙の上から8段目の小さな記事。

「世界石油需要 来年は伸び鈍化 IEA見通し」(2022.11.16日経)では、

国際エネルギー機関(IEA)は15日に公表した11月の石油市場リポートで、

2023年の世界の石油需要は前年比1.6%増と、22年の2.2%増から鈍化するとの見通しを出した。

とされています。


鈍化する理由は、

世界の金融引き締め加速による景気減速で石油需要が伸び悩む

ともされていました。


そんななかで、

「首脳ら植林、脱炭素訴え」(2022.11.17日経)には、

20カ国・地域(G20)の首脳は16日、首脳会議(サミット)を開いたインドネシアのバリ島で、マングローブを植林した。

G20の脱炭素への取り組みをアピールした。

ともありました。


今回の、G20の議長国の方々の諸々のすり合わせの努力がうかがえることは確か。

しかし、

結局は、

言っていることとやっていることが正反対。

そういったことに、

怒りを隠しきれない行動が、

名の知れた芸術作品への、若者による液体の投げ付けなどの行為、

だと思っている。


なにが、脱炭素への取り組みアピール?

しらじらしい。

結局は、伸びの鈍化程度で、減少できていないではないか。

しかも、鈍化理由は金融引き締め?

何を拠り所としていて、何のための金融なのか?

何のためのG20なのか?

22世紀末、23世紀から見れば、

ただの、その場しのぎ。


人々が、とりあえず、数年間ほど、国の指導者としている人も、

その、とりあえずを弁えていて、その立場に立っているからこそ、

それぐらいの期間の判断になってしまう。

何十年先まで生きていくであろうと考えている若者とは感覚が違う。


「G20首脳宣言の要旨 ウクライナ侵攻、経済に悪影響」(2022.11.17日経)では、

今年はウクライナでの戦争が世界経済に、さらなる悪影響を及ぼすことを目の当たりにした。

と、されています。


目の前の経済に対する悪影響は、その経済が依って立つところの地球環境に対する好影響なのかと言いたくなる。

誰の力でも、

化石燃料消費増は、今のところ、止められていない。

人ではなく、

ウイルスが減少させた年もあり、

経済よりも人命優先であったのでしょうが、

人々は、今も、経済を理由に、消費増を補助金まで付けて煽っている。


ウイルスによる減少があった。

そのような消費減少が、毎年、毎年あるようなことでなければ、

目標とされている1.5度までの上昇に抑えるなどと言うことは、

私は、明日の自分に対して、恥ずかしくて、口にさえできない。

(自家用車両を日々使用している矛盾を包含しつつ。)


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


日常的にクラッチのある四輪や二輪に乗っています。

どうだろう。

本日現在、珍しくなっていると思います。


さて、

カエルとキリギリスを併せて、カエギリス。

それぞれの足裏には、微細な六角形模様があり、

ぬれていてもグリップする。

引っかかったり滑りすぎたりせずに一様の摩擦を生じる。

同じような六角形模様をスチールプレート表面に加工すると

排油性が高まり、クラッチとしては低温時の伝達安定性と耐久性が高まる。

(ジヤトコさんのHPを参照させていただきました。)


「手本はカエルとキリギリス」(2022.11.13日経の生物に学ぶ⑤)では、

自動車の発進や停止時に働く「クラッチ」で、開発者たちが「カエギリス・クラッチ」の愛称で呼ぶ製品がある。

開発した変速機大手のジヤトコ(静岡県富士市)

クラッチを構成する鉄に、微小な六角形の溝が刻んである。

一辺120マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル、深さ20マイクロメートルの溝

摩耗安定性が改善し、耐久性も1.5倍以上になった。

などとありました。


それにしても、なになにマイクロメートルの溝を整然と六角形にどうやって鉄に刻むのだろう。

基礎研究の賜物なのでしょうか。

私が知らないだけで、専門家さんでは簡単なこと?


そして、

このような技術開発を見聞きすると、とてもうれしい。

ジヤトコさん、引き続いて躍進してください。


カエギリス・クラッチは本年5月の発表で、

私の愛車の四輪・二輪とも、それ以前の製造であり、カエギリス技術は使われていません。

本日現在、買い替えは全く考えていませんが、

(気持ちよく動いてくれているので)

また今度も、クラッチのある車両を選んでしまうのだろうか。

時折運転することとなってしまう関係者のひんしゅく(運転しずらい)を買うこととなりますが、

自分の車両は、気に入ったものとしたい。

そもそも、社会的に、いつまで運転させていただけるものなのか不明。

(いまのところ)自動運転なんて、まっぴらごめん之介。

(そのような感覚の人こそ自動運転が適切なのか?)

いや。いや。いや。人生に、社会に、抗う気持ちの部分も必要なのだ。

(できるかどうか、するかどうかは、別にして。)


HondaさんのシビックタイプR、気になっています。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「骨への衝撃でフレイル予防 「かかと落とし」効果的」(2022.11.7日本海)では、

心身の機能が低下する「フレイル(虚弱)」状態の予防で、骨に注目が集まっている。

かかと落としか、ジャンプを1日50回実施した結果、骨粗しょう症の可能性がある骨密度の数値が8カ月で正常値近くまで上昇した

骨密度は年齢とは関係ない。家族や友人と一緒にかかと落としをしてもらいたい

などとありました。


足への衝撃は、いろんな効果があると実感しています。

今年1月から始めた体を動かす趣味で、

形の練習も行っていますが、

なかには、相手の足を強く踏み落とすように、膝を高く上げて(高く上げているつもりで)足を体育館の床に力いっぱい落とす(踏み潰す)こともしています。

基本はすり足ですが、この時ばかりは、床を鳴らします。

(形ですので、目の前に相手はいませんが、いるつもりでやってます。)

かかと落としのように、

床に、足を強く踏みこむことができることをありがたいことだと思っていますが、

1年近くやってきて、足の形が変わってきました。

足の甲が厚くなり、足の親指や、特に薬指や小指が太くなったような。

これらの爪も以前よりよく伸びるような気がします。

見えていないけれども、足腰の骨も、感覚的に強くなってきたような。


記事には、

骨をつくる骨芽細胞が記憶力や筋力をアップさせる”若返り”のメッセージ物質「オステオカルシン」を出すとされ、健康な状態を保つためには骨への衝撃が重要

ともありました。


なにせ、体の筋肉の3分の2は足腰にあるそうで、

筋肉だけでなく、それを支える骨は、当然に重要。

無理、怪我をしないよう、

趣味の先輩の小学生に負けないようになどとは、けっして思わないで、

ぼちぼち、続けさせていただければ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


心配しています。


「FX個人、再び介入と対決?」(2022.11.9日経)では、

10月21日の介入時に円売りで利益を得た成功体験を持つ投資家

①円下落の過程でまずドルを買う

②一段の円安進行で介入の可能性が意識されるにつれて徐々にドル売りで利益を確定。さらに売り越しにも転じていく

③介入でドルが下落したら買い戻すーといった手法だ。

などとありました。


これはどういうことなのだろう。

つまり、

円がまだ高いうちにドルを買っておいて、

さらに円安になれば、買っていたドルを売って、円に戻し、円における利益を確定させて、

さらに、ドル売りを先行させて、売り越しにも踏み込んで、

介入で、円高ドル安になった時点で、ドルを買い戻す。

しかも、投じた額の何倍・何十倍の益(損)が発生する取引。


そんなこと、うまくいくのだろうか。

うまくいくとしても、相当な、てこの原理(レバレッジ)と呼ばれる何十倍の危うい世界。

でも、成功体験とあることから、

日本の個人投資家(通称ミセス・ワタナベ)さんは、利益を得ているのでしょう。


そんななかで、

「円高、一時138円台 一日で7円上昇」(2022.11.12日経)では、

米金利の先高観を理由に投資家が積み上げてきたドル買い・円売りのポジションが一気に巻き戻された

とありました。


私・素人(外国為替証拠金取引(FX)を行っていない。)での、両記事の読み・解釈では、

介入ではないものの、円高になったのだから、①と②を踏まえて③のドルを買い戻されて利益を出している?

しかも、1日で7円、145円から138円では、7円、5%近い。これは大きい数字です。

利益を出している?

そうなのですか。

それならいいのですが。

なにか、この前の仮想通貨の投げ売りもあって、

いろんなものの乱高下の予感。

だから、なにか心配がつのる。


「水平線」という歌の歌詞に、

あなたの夢がひとつ叶って 歓声と拍手の中で 誰かの悲鳴が隠れている

とあります。


いつも想う。

人生は、あざなえる縄の如し。

よい人があれば、そうではない人もいる。

利益を得た人がいるなら、損失を背負う人も、同じ額分だけ居られる。


ただ、介入における、個人の成功体験の裏側の損失引受者は円買い介入者としか考えられません。


そして、この度の、7円円高で、損失を負担する立場はどういった人々なのだろうか。

それとも、損失を確定させないで、円安になる時を待つのか。

想像しただけで、胃が痛くなるような。

そんな方も居られるみたいに。

あ、

そうか、

138円なら、円高だから、

政府・日銀は、円売りドル買い介入をして、

外貨保有を元通りにさせればいいのか。

そもそも、円安は国益に資するとする総裁達だし。

急だったから問題としていたのだし。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


バルバドスは国名で、

その国の位置は、

南米大陸の北側の、地球最後の秘境とも言われるギアナ高地のあるベネズエラの沖合で、

人口は30万人ぐらい。

全体が珊瑚礁で出来ている島国。

首相のミア・アモール・モトリー(英語: Mia Amor Motley )さんは、私より7つ年下の方らしいですが、

リーダー格と言われています。


なんで?どこの?

それは、次の発言などによります。

「COP27、カリブ海の声を聞け」(2022.11.11日経の大機小機)のなかで、

産業革命以降の化石燃料使用で温暖化ガスの大半を排出し続けた先進国にこそ、気候変動の責任があると糾弾する。

「平均気温がセ氏2度上昇する未来は、気候変動に脆弱な国々にとっては死刑宣告だ」と訴えた。

大国相手に一歩も引かないその姿勢に世界の注目が集まる。

などとあるところからです。


至極、当たり前のことを述べておられる。

大国の人々は、逃げ腰なのでしょう。


記載の紹介を続けます。

経済協力開発機構(OECD)と国際エネルギー機関(IEA)によると化石燃料への政府補助は2020年の3624億ドル(約53兆円)から21年には6972億ドルとほぼ2倍に増えた。

ともされています。


いったい、どこの国が「化石燃料への政府補助」といった気候変動に対する無責任さの重い国なのか。

そうです。

日本だと指摘されています。

「COP27で日本「化石賞」」(2022.11.11日本海)では、

気候変動対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に日本を選んだ

化石燃料への公的搬出が世界トップだった点を理由とした。

とありました。


あーあ。

日々、バイト先への通勤などに燃料を使用し、日本中で燃料補助金が気体となって世界中を循環し影響を与え続けている。

私は加害者の1人です。


さらに、記載の紹介を続けます。

「自国優先主義」に歯止めをかけなければ、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に登場する無慈悲な男のように、自国の利益を優先しようとする先進国の動きが、糸を伝おうとする世界全体を奈落の底に落としかねない。

先進国ですら財政状況は逼迫しており、脆弱国の多くはもはや限界状態にある。

ともされています。


そうか、自国優先は蜘蛛の糸か。

そして、糸は切れてしまう。否、切れざるを得ない。

英国トラス前政権崩壊の顛末はどこの国でも起こり得る。


開催中(11月6日から18日まで)の国連の気候変動対策会議(COP21)。

事務総長曰く、

「我々は気候の地獄への高速道路をアクセルを踏んだまま走っている」


ブレーキとアクセルの踏み間違いで、車が建物に突っ込む事故が時々報道されますが、

最近の車両は、衝突被害軽減ブレーキの機能を多くは搭載しています。

車両はそうでも、

気候に対しては、

足元の、戦争、エネルギー、インフレを理由として、

ブレーキを踏むどころか、補助金を出してアクセルを踏んでいるようなもの。

気候変動に対して、後ろ向き、対策を進めていない。


バルバドスの首相に戻ります。

同国では、提案した憲法改正に伴い、君主制廃止を果たされたそうです。

小国であるとか、人口が少ないとか、それがどうなのか、関係ない。

言いたいことがあれば、誰だって、言えばいい。

応援もさせていただければ。


言いたいこと。

この、毎日のブログも、そんな気持ちも含めてやってます。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「車の脱炭素、合成燃料にも注目を」(2022.11.9日経の私見卓見)では、

合成燃料の原料は水素とCO2で、既存のガソリンエンジンに使える

1リットルあたり700円程度

などとありました。


連想したのは、水力発電の揚水発電。

揚水発電は、需要の少ない時間帯に、

原子力など1日24時間の中で出力の変更が困難な他の発電所の余剰電力で、

下部貯水池(下池)から上部貯水池(上池ダム)へ水を汲み上げておき、

需要が増加する時に、上池ダムから下池へ水を導き落とすことで発電する水力発電方式です。

つまり、

揚水発電所、そのもの自体の効率は悪いけれども、

全体では、余剰の電力を使って、水を高所に押し上げておいて、

必要な時に、水の位置エネルギーを電力に変換している。


合成燃料も、

合成燃料製造にかかるコストは1リットル700円と効率は悪いけれども、

余剰の電力(夜間や太陽光発電などとなるのかなあ。)を使って、

ものである燃料を製造しておいて、

化石由来の燃料と混焼させたりできる。

しかも、既存のガソリンや灯油、軽油などの液体燃料として、そのまま利用できるとか。


たぶん、

普及のポイントは、

コスト面の実用化。

普通に考えて、

燃えカスであるCO2(エネルギーが低い)と製造する水素(コストをかける)により、

エネルギーの高い燃料を合成するのは、いくら技術革新が行われても、

錬金術ではないので、効率が悪いというかコストが必要となるとしか考えられない。

余剰や捨てられている電力をいかに(効率が良くなくても)もの(合成燃料)製造に活用できるか。

そこだろうなあと思います。


ふだん、移動する以外、あまり役に立たない二輪車に乗らせてもらっていますが。

やはり、エンジン始動によるCO2排出には、背徳感が否めません。

排出しても合成して再利用できるなら、

薪ストーブと同じく、カーボンニュートラル。


あまり、ご近所などの迷惑になってもいけませんが、

爆発音は人の心を刺激し、人によっては高揚させる。

パルス感もあって、V型エンジンは心地よい。

20世紀から普及している内燃機関を過去の遺物化させることは、

現時点で、あまりに惜しい。

と、

20世紀生まれのおじいさん年齢の者として、

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「暗号資産32兆円喪失」(2022.11.11日経)では、

世界の暗号資産(仮想通貨)の時価総額が、10日までの2日で約32兆円消失した。

投資家が投げ売りを急いでいる。

価値の裏付けがない暗号資産は期待で価値が膨らみやすい分、逆回転するともろい。

10日時点で世界全体の仮想通貨の時価総額は8000億ドル強(118兆円)と2日前比で2割減った。

昨年11月のピーク時と比べると約4分の1に市場が縮んだ。

持ち分の評価を1億5000万ドルからゼロにすると公表した。

ソフトバンクグループや 略 損失は避けられない

などとありました。


当方、仮想通貨も保有しておりませんし、

記事の如く、価値の裏付けがないものに興味はありませんが、

(その考え方が古いのだろうなあ)

どこが、

なにが、

数字を押し上げるのかを、

鵜の目、鷹の目、AIの目で探し続けておられる投資家の方々には、

裏付の有無は、目の前の値上がりにに対して、あまり関係ないのでしょう。

それにしても、大きな数字なのだろうなあ。

他人ごとのようにも思いますが、

損失影響を受けるとされるよく聞く名前も掲載されています。

また、そういう状況のなかでも、

損して得をえるスタンスの、いわゆる逆張りの方もあるのでしょう。

いろいろ、気苦労の、絶えないことだと拝察いたします。

自分なら、なにか、10円禿げでもできてしまいそうな。

10円? それぐらいで済むなら、いくらできてもいい、そんな悲鳴も聞こえてきそうです。


さて、32兆円は仮想通貨から逃げて、

どこに行ったのか。

裏付というか、実態のある、例えば、貴金属や原油など。

また、米国などの株式の相場押しあげに貢献した?

たぶん、泣いている方があれば、笑いが止まらない方もあると思います。


もしかして、それらの相場を上げるために、

どこかが、意図的に、新参者の仮想通貨を狙っている?

なにか、そんなこともありそうな。


そんな、金融というか、経済というか、資産の動きというのか、

そんな世界は、人々にあまりいい影響を与えないと思う。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「東京都、防潮堤かさ上げ 最大1.4メートル 温暖化の海面上昇想定」(2022.11.8日経)では、

防潮堤全体の半分に相当するおよそ30キロメートルで、最大1.4メートル高くする。

将来の気候変動を想定した防潮堤のかさ上げ計画は全国で初めて

「東京湾沿岸海岸保全基本計画」の案は地球温暖化が進展し、2100年に海面が60センチメートル上昇すると想定した。

国も20年、防潮堤の整備に関し気候変動を踏まえた見直しを都道府県に求めていた。

などとありました。


海面上昇は、東京湾だけなのか。

そんなことは全く無い。

全国の沿岸、世界中の沿岸で、現に進んでいる報道を見ない日はないがごとく。

計画をつくれと国は言っているようだが、

果たして、どこまで、都道府県の責任で行わせようと考えているのだろう。

どうしても、

財源に余裕のあるところから、計画策定や工事着手は進んでいく。

それがおかしい。

海水面の上昇と財源のある都道府県は、当然の如く、イコールではない。

コロナウイルスと同じように、人間社会の身分にも、財源の有無にも勿論関係なく、沿岸を有する責任者は、極めて平等に問題に直面する。

したがって、

対策が行える東京では、新たな東京一極集中の原因造成となる。

そして、地方の沿岸は、文字通り、水没する。


ただ、東京都の計画も、一時しのぎの感を強く持つ。

世紀を超えた対策にはならないように思う。


同じ構図で、

「温暖化「損失対応」隔たりも 被害大きい途上国ほど資金難」(2022.11.8日経)では、

小規模な途上国はこれまで排出が少なく、先進国に比べて温暖化の責任は重くない。

先進国と異なり財政的な余裕はなく、有効な対策をとれず影響をじかに受ける。

などとありました。


東京都と鳥取県を比べればよくわかる。

鳥取県全体で人口54万人ほど、沿岸の延長は直線でも100kmぐらい?

東京都は人口1400万人で、西の八王子市だけでも58万人おられる。

都の防潮堤延長は、30kmが半分なら60km?

温暖化の海面上昇は、都道府県が均等に負担・対策できる問題ではない。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「温暖化対策はこの10年が勝負」(2022.11.4日経の私見卓見)のなかで、

どんなに急いでも30年に温暖化ガスを13年比で46%減らす目標には間に合わない。

地球を守るにはこの10年をどう費やすかが勝負となる。

などとされていました。


この、地球を?守る?

このあたりが、申し訳ありませんが、いつもひっかかる。

地球という惑星にとって、

人間どもが、気温上昇を1.5度に抑える努力をしていることは、

ああ、そうですか。

勝手にどうぞの世界。

地球は、

極地から氷が無くなったことも、

反対に、全球が凍結しアイスボールになったこともあり、

1.5度?上昇に抑える? それが、地球を守る?

ちゃんちゃら、おかしい。

そう、地球さまは、蚊に刺されたほどにも感じていない。

そう思います。


もっと、はっきりと、正直に、表現しないと人々は理解できない。

人が築いてきた文明の拠点が危ういと。

多くの都市が水没します。

穀倉地が安定して穀物を産出できない。

食べ物が不足します。


地球を守るのではなく、

地球の歴史から見れば、200年程の刹那のような期間の、人の暮らしを守りたいのだと。

砂浜が消滅しつつある。

島が水没しつつある。

都市の0メートル地帯が拡がろうとしている。


この1万年程の間氷期

(氷河時代のうち、氷期と氷期の間に挟まれた、気候が比較的温暖な時期で、現在の完新世間氷期は、約11,700年前に更新世の最後の氷期が終わり始まっている。)

の間に、人は、温暖な気候の上で文明を築いてきた。

その中で、

過去の太陽の恵みが化石として地下にあったものを、掘り出して燃料として利用し始めた。

200年前からですか。

その結果として、植物が光合成で二酸化炭素を消費する量以上のCO2などが排出され続けている。


人は、自らの人力を超えたエネルギーの力に酔っていて、

それが当たり前の世界なのだと納得しようとしている。

まるで、エネルギー中毒。

(大型バイクを少しの登り坂で押せませんでした。

エンジンがかかっていれば、急な坂道でも、おかまいなく、あんなに力強く、加速できるのに。

これも、中毒症状の一部。)


地球を守るのではない。

砂上の楼閣の如くの、危うい均衡の上に建つ、現代の人の暮らしを維持したい。

そういうことでしょう?

しかも、原因物質大量排出国の国民は中毒症状がひどく抜け出そうとはあまり思っていない。

そして、環境変化を大きく受ける国の国民は原因物質をあまり排出してきていない。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


太陽、地球、月の、恒星と惑星と衛星の直列によって、

太陽という恒星からの光を、地球という惑星が遮り、地球の衛星である月が日陰になる。

それも、衛星の全部が。

ですので、満月(20時2分)ですけど、食の間は影踏みで遊べません。


本日、次のように皆既月食となるそうです。

2022年11月8日 皆既月食(日本では全国で見られる)

半影食のはじめ 17時00分頃

部分食のはじめ 18時09分頃

皆既食のはじめ 19時16分頃

皆既食の最大 19時59分頃

皆既食の終わり 20時42分頃


さて、重たいもの(星)が直列するとどうなるか。

地球は、太陽と月からの重力を受けて両方から引っ張られる。

岩石部分はあまり見た目の動きが無いのでしょうが、

液体である海水部分は動いて、それぞれの方側が満潮になろうとする。


満潮があれば干潮もあります。

潮の満ち引きですが、

身の回りに水が集まり、また、去っていく。

その動きを、そんなに動けない生物は利用し、生命を拡散しようとする。

サンゴの産卵が有名です。

拡散すれば、環境が変化しても、どこかの個体が生き延びることができる。

だから、生命個体は拡散しようしようとする。


戻ります。

太陽の赤道半径は、約69万6000kmで、月の直径は3474Km。

大きさがまったく違うのに、同じような見た目の大きさになることは、

頭では分かっていても、不思議。

人の肉眼で大きさがわかるものとしては、最大であろう太陽、

それと同じような大きさに見える月。

太陽を直径2mの球だとすると、地球は約210mのところにあるビー玉

そのビー玉の近くを、くるくる回っている月。

なにか、

自分も回っているようで、

少し、目が回ります。

ワォーン

満月の夜は、狼が遠吠えを発することが似合うような。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「たどり着いた「ゆでるだけ」」(2022.10.7朝日)では、

湯でゆでるだけの「湯煮」

いまは「僕が教える料理の中で最強最速」

「調理時間はどの魚でも5分以内」

「 生臭さを感じずに、魚の個性が味わえます」

などと、漁食普及活動家の上田勝彦さんを紹介されています。


そもそも、

料理というか、調理というのか、

よくわかりませんが、

そのままの味わいを大事にしたいと思っています。

なるべくそのまま。


つまり、

ラーメンなら、食材がいろいろ工夫されて組み合わされていますが、

それをなしにして、

麵だけをゆでて食べる。

出汁をとるもの、例えば、小魚や動物の骨髄など、出汁にしないでそれをそのまま食べる。

トッピングのチャーシューも、豚肉はゆでるだけで食べる。

など。

(そうすると、あまりおいしくないものも沢山あると思いますが、それがその食材の正体だと思っています。)

それなら、料理でも何でもなくなってしまう。

でも、そうでなければ、

味付けなど、いわゆる、さしすせそ。

砂糖、塩、酢、醤油(せうゆ)、味噌の味がこんがらがって、

素材の味わいが分からなくなる。

素材をなるべくそのまま食べることは、とても大事なことだと思っています。


日常の現実のなかでは、なかなかそうはできません。

玉ねぎやキャベツを生のまま、剝いて食べたり。

味付けの少ないような、から揚げを買ってきて食べたり、

豚肉を、昨日の味噌汁の残りに入れて食べたりしています。


そんななかでの、魚の、ゆでるだけ。

魚は、好きですが、

刺身は、しますけれど、めんどくさい。その気になった時、時間のある時だけ。

(やっぱり、鰺(あじ)が好きですね。脂がのって味がいい。)

でも、ゆでるだけなら、やってみようとも思います。

なにせ、最強であり、最速とまで言われていますので。


でも、

醤油ぐらいはかけてしまうかな。

(言っていることと矛盾しますねえ。)

上田さんも、ポン酢をかけた和風味のほか、洋風、中華風の味付け

と言われていますので。

(ますます、言っていることと矛盾しますねえ。)

と、まあ、

ともあれ、まず、ゆでただけを口に入れてみようと思います。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


東日本大震災が発生した3月11日の6カ月後、

2011年9月に、1週間仕事を休み、個人的に、自家用車の車中泊をし、ボランティア活動をさせていただきました。

道の駅などでの車中泊では、

震災から6ヶ月経つものの、そこら内中に、廃棄物のうず高い山々があり、

9月なので、暖をとるための焼却はないものの、

廃棄物が未処分のままの、自然発火もあるようで、くすぶっていて、

車の窓を閉めても、どこからともなく、不快な臭いが漂い、とても寝苦しかったことを思い出しました。

思い出すだけでも、頭が痛くなるような。


「燃やせるなら何でも燃やせ 東欧の燃料危機、大気汚染招く」(2022.11.1日経)では、

ハンガリー北部のオーズド 略 火をおこした鉄製のストーブに履き古したサッカーシューズを投げ込んだ。

「とりあえずは燃えるからね」

オーズド市民は暖をとるため、燃やすのが禁止されているゴミのようなものまで何でも燃料に使うようになっている。

高騰したガスや電気の料金を払えなくなった何百万人もの東欧の人々にとっては、冬をなんとか乗り切ることが最優先となっている。

「生き残りがかかるとなると、人々は何でも燃やすだろう」

暖房のため「タイヤ以外の何でも」燃やすよう促した。

「突然、煙やスモッグを誰も気にしなくなった」

などとありました。


冬将軍が来ます。


今年の冬、

日本では、太平洋のラニーニャ現象の影響で、冬型の気圧配置が強いと言われています。

欧州では、穏やかな気温になる可能性が高いとの予報もあるようで、そうあってほしいと切に思いますが、ただ、東欧は、内陸でもあり、通年は、冬がとても寒くなるようで、川や湖が凍りつくほど冷え込むとありますので、日本で言えば、北海道の冬をイメージすればいいのだろうか。


車中泊で寒い時は、雪山用のシュラフ(寝袋)で寝ます。

(車中泊は、暑い時はいたしません。)

でも、そんなことで寒さを凌げる人ばかりではありません。

好きで、シューズを燃やしているわけではありません。

たぶん、とても、嫌な煙が出ると思います。


高校生あたりまで、自宅のふろは、五右衛門風呂でして、

風呂焚きが小学生の時からの、仕事、楽しみでもありました。

しかし、燃やすものにプラスチックやビニールが混入していると、ひどい臭いとなります。


何でも燃やせに賛成するわけではありませんが、

東欧の方々も含めて、何とか、この冬を凌いでいただきたい。

お年寄りの方々も、さむがりの皆さんも。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「山田洋次 夢をつくる 9」(2022.10.29朝日)では、

みんなが仲良く暮らすことを意志的に努力する。つまり「家族をする」という努力

そもそも「家族はいいもの」というのは幻想ではないか。

家族をつくりあげるのは理性と努力を要する面倒なものです。

ある日、母から父と「離婚をする」という手紙が突然来て、僕は驚き、うろたえた。

そこには「好きな人ができた」と母が追われるように家を出たいきさつが書かれていた。

学生寮でその手紙を読みながら涙をこらえていると、 略

涙を流しながら「光」というたばこを吸った

などとありました。


実のところ、映画監督山田洋次さんの「寅さん」シリーズはあまり観ていません。

家族の付き合いでみた程度で、

何度か観たあとも、なにか、積極的に観ようと思わずに来ています。

その理由が、なんとなくわかった気がしました。

監督も、辛いことがあったんだ。

その辛さが、形を変えて、どこかに出てくるような。


渥美清さん演じる寅さんと親戚のおいちゃん、おばちゃん、異母妹のさくらさん、その夫の博さん、裏の印刷屋さんのタコ社長さんたちが集う、だんご屋さん「とらや」の茶の間は、いつもにぎやか。


つくっていた。(そんなふうに監督していた?)

努力していた。(そんなふうに演技指導していた?)

だから、なんとなく、肩に力が入るような。肩がこるような。

(そんなふうに観るのは、あんただけ。と、いう声も聞こえてきそうですが。)


(観客も登場人物も)みんな笑っている。

お茶の間の仲良い楽しい家族をつくる。


山田洋次さんも辛かった。

悲しみが押し寄せて、流した涙の分だけ、人の悲しみを理解できるのだろうか。


監督という職業も、辛いものがある。

どうしても、作品には、自分が出てきてしまう。

映画でなくても、芸術全般、自が出る。

というか、

ぎりぎりのところを出そうとすると、製作者は、全力で立ち向かう。

自らをさらけ出さねば、立ち向かえない。

飾りや立場も全部捨てて、裸一貫の気持ちで。

その度合いが高ければ高いほど、芸術性も高くなる。

人も惹きつけられる。

人が惹きつけられるのは、

その人の辛さや弱さと同じようなところを感じ、そこを見つめながらも、

もがいている、そんな人だからなのかなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


81歳の住職の方が、

今始めれば必ずあの世で役に立つ。

もし人間に生まれ変われば一からでなく生前の基礎の上で頑張れるんだよ

15歳年上の方の言葉を聞いて、

挫折した趣味に挑戦されている投書を読みました。

(2020.7.21の朝日。だいぶ前ですが。)


これも、おもしろいことを書かれるなあ。

自らを、「若輩者」とも表現されておられました。

そうです。

いつでも、自分は、若輩者。

何事においても、自分より、上手であったり、感心する行為を行われたり、はっとする言葉を言っていただいたり、それらを、見聞きできることは、ありがたいことです。

やりたいことがあるなら、何の遠慮がありましょうに。

とくに、還暦過ぎたら、もう、めちゃくちゃ?

と、までは、行かなくても、

できるだけ、やりたいことをやればいい。

それこそ、その結果を反省するのも、あの世に行ってからでもいいのかな。

先の言葉にのれば、才能がある人というのは、前世で基礎などを行ってきた人なのでしょう。


ただ、まあ、

あの世とかは、あまり、信用していません。

だって、

この宇宙と呼ばれているところが、138億年前に、ビッグバンとして発生して、

地球と呼ばれる、岩石惑星だって、48億年で、

ヒトなんて、30万年ぐらい?

かりに、あの世があったとしても、

個々の生命体ごとではなく、全体の中の何かを構成する程度のような。

手塚治先生の「火の鳥」にも、そのように表現したところがあったような。


宇宙を構成するもの(?)は、

物質はほんの少しで、

多くはダーク(よくわからないからダークとされている)エネルギーと、

ダーク(よくわからないからダークとされている)マターだそうです。

でも、

そんなことも、どうでもいい。


ともかく、

今始めれば、

あの世かどうかもどうでもいい、

明日か、明後日か、来年か、再来年かどうかも、どうでもいい。

そもそも、明日が確実に来るとは思っていない。

でも、

次の瞬間にでも、

否、

今、やろうとしている姿勢そのものが、

必ず役に立つ。

上手にならなくても、

やってみよう。

人がするのを見るのではなく、自分がしてみること。

そんな前向きな気持ちこそが、爽やかだ。


いつもやっているわけでもなく、

休み休みですが、

それで充分にいいと思っています。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


ビールとウイスキー。

ワインとブランデー。

では、

日本酒なら、

「浄酎」というそうです。

はじめて、その単語を見ました。

おもしろい。

なんとなく、その位置するところがあるべきだなあと、

うっすら感じていたところに、

言われてみて、納得したところです。

いいことだと思うし、発展して欲しい。


「香り・うまみ損なわず蒸留」(2022.11,2日経)のなかで、

浄酎は純米酒を真空状態のなか、セ氏35~40度の低温で蒸留し、アルコール分を抽出してつくる。

100リットルの日本酒は40リットルまで減るが、日本酒の香りやうまみは損なわれない。

アルコール度数は41度。

日本酒は一般的に新しさが命で、徐々に劣化する。

浄酎にしてアルコール濃度を高めることで、長持ちし、常温での輸送が可能となる。

などとありました。


だいたいのところで、

(材料の特徴・品種やホップや樽などの香り付けの違いはあっても)

麦(麦芽)を主原料とし醸造してつくるビール。

ビールの作成工程の途中で蒸留してつくるウイスキー。

果実とはいっても、リンゴやサクランボよりも、その多くは葡萄を主原料として醸造されるワイン。

乱暴に言って、

(ブランデー向きの酸味の高い品種を用いるそうですが、)

それを蒸留すればブランデーとなる。


では、醸造酒である日本酒を蒸留すれば、なにになるのか。

焼酎や泡盛がありますが、

(両方好きですが、特に泡盛大好き。あの香りがいい。)

日本酒の、いい香りや、うまみは、それらにはなく、

飲み手(本日現在、常飲しておらず、また、味わうことと飲み込むかどうかは別。)

としては違った飲み物だと受け止めています。


日本酒は、やはり、初しぼりのように、香り立つものが食欲をそそる。

新酒を売りにするのもよくわかる。

また、温かい燗酒にすると、はらわたに沁みる。

いいなあ。

古酒もあるようですが、自分には、ちょっと。


それにしても、

高価な純米酒を蒸留するのであれば、

販売価格は、それなりの価格になるのでしょう。

「浄酎」

その風味を味わってみたいけれども、

そんなに急ぎません。

(負け惜しみです。)


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


東アフリカの、アフリカの角と呼ばれる地域にあるソマリア。

ソマリア連邦共和国(ソマリアれんぽうきょうわこく)と、

国家のようにも呼ばれているけれど、

1990年代の内戦勃発で、長く無政府状態であった、いや、であるとか。


とても小さい記事でしたが、

「自衛隊派遣1年延長 ソマリア海賊対処など」(2022.11.2日経)では、

政府は1日の閣議で、

自衛隊が担うアフリカ東部ソマリア沖のアデン湾での海賊対処行動と中東地域での情報活動を1年延長すると決定した。

2023年11月19日までになる。

と、ありました。全文です。


つまり、海賊対策が継続して必要だと日本政府が判断しているアデン湾の状態であるということです。


長く無政府状態。

いつか、ソマリアの記事を読みました。

生活する食料はいつも窮乏している。

教育もない。

生活している人々に希望はない。

漁業をあまり行っていなかったが、やり始めて、少し食べることができていたところに、

(理由は忘れましたが、)できなくなった。

沖合には、先進諸国に向かう船舶が多数航行している。

生きるための選択肢のひとつ。

が、

海賊と呼ばれる行為。

そんな記事だったと記憶しています。


アデン湾は、

アラビア半島とアフリカ大陸に挟まれ、

北西は、バブ・エル・マンデブ海峡の向こうに紅海があり、

シナイ半島の付け根にある、

地中海に出れる有名かつ大変重要なスエズ運河へと繋がります。


国連としても、海賊行為を取り締まることは致し方ないところであり、

日本国が参画することも経済秩序維持のためにも意義あることだとは思います。


しかし、いつも思います。

そこに住んでいる人々に、生活の希望をよりもたらすことはできないのかと。

自衛隊の艦船による押さえつけ。

それ以上に、日本国のできることはないのだろうかと。

(やっているのかもしれませんが、承知していないので。)


ソマリアの通貨、ソマリア・シリング(SOS)は、世界でもっとも価値の低い通貨トップ5の一つともいわれています。

ソマリア沖は、インドネシア周辺海域に次いで海賊行為が多い海域だそうでして、

どこの海賊と呼ばれる人々だって、

好きで、最初から、海賊をしようとしているのではない。

やり始めて、うまみを味わった人間もいるのだろうけれど。

それは、生きていくための手段を造成できるまでの、口を賄う行為。


海賊と呼ばれ、重傷を負ったり、死んでしまった人々のことを報道で読んだことはありません。

ううう。

少し、苦しい。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「子がえし」とは、

この世に生まれた子どもをあの世に返すこと。


「地獄の教え 十選 ⑧」(2020.8.11日経)のなかで、

歌川国明「子がえしする人の結末」の地獄絵が紹介されていて、

冒頭のことに続いて

しばしば飢饉が起こった江戸時代の農村では、家族全員が飢え死にするのを避けるため、子どもを殺して、口減らしを行った

親は死後に自らは地獄に落ちると想像

などと記されていました。


まさに、人の口とは残酷なもの。

自分も、食べるものが無くなれば、正常と考えられている行動から離れていくのだろう。


また、

「ロシア軍蛮行 性暴力を「武器化」」(2022.4.19日本海)では、

3人家族の家に3月9日、複数のロシア兵が押し入った。

妻と息子を守ろうとした30代の夫は庭で銃殺され、妻は暴行された。

キーウ郊外ブチャでは、14~24歳の女性25人ほどが住宅の地下室で組織的に暴行され、うち9人が妊娠した。

ロシア兵はウクライナ人の子どもを産ませないためレイプすると話した

など。


飢饉でなくても、人間は地獄を戦争の現場で作り出している。


浄頗梨(じょうはり)の鏡には、必ず、自らが行った地獄図が映し出される。

それは、自分の行ったことは、誰あろう、自分がよく知っているから。

人は、死を迎える時、人間から、人になる。


この、「おもし」で、毎日、どうでもいいことなど、思ってしまったことを書いていますが、

人間由来の重い現実・課題の前には、多くの事象が吹き飛んでしまいます。

それでも、自らの口を糊塗すため、アルバイトに行くことも人間の現実。


ああ、

ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン(ロシア語)さんと

ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー(ウクライナ語)さん

そして、大国と呼ばれている国々の指導者たちよ。

今は、江戸時代の日本ではない。

輝かしいはずの21世紀。

指導力があるなら、即刻の停戦に尽力せよ。

月の初めに、そう強く思っています。


次のページ