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 2019年(令和元年)8月30日(金)の午前10時から12時過ぎまで、岩美町議会全員協議会が開催されました。
 協議・報告事項とも了解されたところですが、杉村宏議員としての主な発言は、次のようなものです。(なお、総務教育常任委員会で審議等を行った案件については、発言できないこととなっています。)
 今後、9月10日(火)10時からの9月定例会の中で審議等がなされます。


〇鳥獣被害対策実施隊の設置について
 杉村 実施隊の隊長が担当課の課長ということだが、職員で務まるか。
 説明 初動態勢を整える。現場は猟友会中心となる。
 杉村 鳥獣の追い払いが主目的のようだが、町内で発生したクマによる人身被害防止の観点から、再発防止の対策となるか。
 説明 鳥獣がその場を離れないときの追い払いが主目的だ。

〇集落内除雪活動支援事業について
 杉村 補助対象者として、世帯数200世帯以上の、駅前地区、町浦富地区、岩井等の8集落は、補助上限が年間10万円とされているが、一昨年やその前の積雪では相当な除雪を行われていた。実態に合う補助額か。
 説明 除雪を実施された自治会等にアンケートを行い7万円弱の支出であったと承知している。

 本日、本HPに対する、アクセスが1万回を超えることとなりました。
 何処のどなたかわかりませんが、よくぞ当HPに来ていただけました。ありがとうございます。

 本HPは、日本国の人口の1万分の1程度である鳥取県岩美町というところの町行政や町議会に対して、町議会議員の一人として、岩美町を風通しのよいまちにしたいと奮闘しているつもりの杉村宏議員の政治活動をお知らせしているものです。

 約11か月前のHP開設当初は、月間8件のアクセスでありましたが、最近は1日で80回前後のアクセスがあり(どこのどなたかわかりませんが、本当に、ありがとうございます。)、1年を経過しないうちに、本日1万回を超えさせていただいたところです。

 繰り返しますが、岩美町というところは、日本国の1万分の1の縮図であるとも思っています。「海と山と温泉の町」のフレーズで宣伝し、町の人、山の人、海の人がいます。スケールメリットは小さいのですがそれなりに揃っているところです。

 そんな町のデコボコをお伝えするこのHPに、ようこそ!
 これからも、町民目線で、現実に即しお伝えしていきます。よろしく。
 目的は、岩美町民の方々が、岩美町の自慢できるものとして、岩美町議会を挙げていただけるようになることです。(もうすぐです。)それこそ、よろしく!!

 今後も、紙面での活動通信誌「モルゲンロート」を全所帯に年2回本人が投函させていただきます。紙面は限られますので、本HPで情報量の補完をさせていただきます。

 議会活動の在り方検討特別委員会の開催通知が、本日ありました。
 日時等は以下のとおりです。

日時 令和元年9月3日(火)午後1時30分から
場所 議会全員協議会室
協議事項
1 費用弁償・交通費等について
2 住民に開かれた議会の取組について

R1.9.3 議会活動の在り方検討特別委員会開催通知 (1)( .pdf / 70.1KB )

 地元自治会である町浦富自治会が、毎月1日に発行されている通信誌「自治会だより」に、会長代行から内容はなんでもいいからと投稿を依頼され、以前からこの「自治会だより」の記事などは多くの方の筆によることが望ましいと申しあげていた手前もあり、以下のような内容で提出いたしました。発行日は令和元年9月1日のようです。

 題「熱中症対応」
「経口補水液買ってきて!」「乾いたタオル!」岩美病院の前に停車した自家用車の横で看護士さんが謂われました。急いで売店まで走り、その間に看護士さんは汗で濡れ冷たくなっている衣服と体との間に乾いたタオルを差し挟み、「経口補水液は飲む点滴だから」「岩美病院では対応できないので、このまま中央病院に行ってください。」と言われました。
 これは、8月の初めの猛暑日の夕方、近所のお年寄りが動けなくなり、家族で岩美病院へ搬送したときの状況です。中央病院のドクターから、乾いたタオルなどの対応が良かったと言われ、その方はその日のうちにご自宅に帰ることができ、ほっとしました。
 熱中症にならない対策では、こまめな水分補給とよく言われますが、麦茶ばかりでなく、経口補水液を飲むことも大事な選択肢のようです。また、年齢が高くなると食が細くなりますがタンパク質の摂取を心掛けることや、年だからという理由で筋力低下をあきらめないことも、大事な視点であると私は思っています。近年の夏はともかく暑すぎて、熱中症は誰にでも起こり得ると思います。
(文字数は、454文字です。)

 全員協議会の開催の通知が以下のようにありました。
R1.8.30 全員協議会開催通知 (1)( .pdf / 95.3KB )
(なお、杉村宏議員は、この全員協議会への出席は午前中のみといたします。理由は遠隔地への結婚式参列です。町民の皆様に対しては、午後の全員協議会欠席を議員として大変申し訳ないと思っていますが、杉村宏議員として判断いたしました。従いまして、本HPへの掲載も午前中の分のみについてになろうかと思います。申し訳ございません。)

1.日 時 令和元年 8 月 30 日( 金) 午前10時から
2.場 所 議会 全員協議会室
3 協議 事項
(1)会計年度任用職員制度について
(2)町営バスの運賃改定について
(3)中央公民館の使用料の見直しについて
(4)鳥獣被害対策実施隊の設置について
(5)集落内除雪活動支援事業について
4.報告事項
(1)令和元年度普通交付 税の決定について
(2)東浜レストラン「アルマーレ」について
(3)し尿汲み取り料金の改定について
(4)住民票等への旧氏併記について
(5)幼児教育・保育無償化について
(6) 農業用ため池の管理について
(7)その他

 2019年(令和元年)8月27日(火)の午前10時から12時前まで、岩美町議会総務教育常任委員会が開催されました。
 審査・報告事項とも、当委員会として了解されたところですが、杉村宏委員としては、次のように意見等を述べています。
 今後、8月30日(金)10時からの全員協議会において、協議等がなされます。
(なお、杉村宏議員は、この全員協議会への出席は午前中のみといたします。理由は遠隔地への結婚式参列であります。町民の皆様に対しては、午後の全員協議会欠席を申し訳ないと思っていますが、杉村宏議員として判断いたしました。)
 
審査事項の2件について
1 会計年度任用職員制度について
 町行政の説明:今年度であれば非常勤職員39名、臨時職員154名、計193名を、来年度から、採用の日の属する会計年度末までの期間を任期とする会計年度任用職員とする。人件費は今年度で約3億円(2億9600万円)で、7千万円程増加見込みだ。
 ただし、フルタイム勤務の職員は、退職手当などの支給対象となり、人件費の増が見込まれるため、できるだけパートタイム勤務の会計年度任用職員としたい。パートタイム勤務であっても現在の臨時職員の処遇が下がることはない。
 杉村宏委員:現在の臨時職員の処遇が改善する面で賛成したい。手当や社会保険なども含めた見込まれる予算増分の説明が欲しい。職員組合は組合加入を考えておられるのか。

2 町営バスの運賃改定について
 町行政の説明:最低運賃を本年10月の消費税率変更により、160円から170円とする。実施は周知期間を置き、令和2年1月1日とする。170円以上の運賃は据え置きとする。
 杉村宏委員:従来の運賃の考え方は、町内のどこに住まれておられても、同じ距離なら同じ料金としていた。このたび、町営バスが、170円以上を据え置くことは、例えば、民間路線である日本交通のバスに、町の中心である岩美駅から岩井地区や蒲生地区へ行く場合、消費税が転嫁された料金(終点で30円程度の増加)を支払うこととなるが、町営バスの利用者(陸上線や小田線)が岩美駅から同じ距離であったとしても、現在と同じ据え置かれた料金(安い料金)となる。これは考え方の大きな変更だ。町全体を見たときに、バス料金は高いけれども、異なる住所でも同一の距離ならば同一の料金ということで、町民の皆様には(しかたなしでも)納得いただいてきたと思っている。大きな危惧を持つ。

報告事項の1件について
2 東浜レストラン「アルマーレ」について
 町行政の説明:株式会社東浜に、これまでの債務(令和元年6月末)の整理を行うため、1020万円の経営支援補助金を交付する。
 杉村宏委員:純粋な民間企業である同社において、経営者や株主等の責任が明らかにされないまま、債務超過を解消するための経費を町が10分の10、全額負担することは反対だ。

 議員研修誌として「地方議会人」という月刊誌を購読(私費負担)しています。(「地方議会人」の共同編集は、全国市議会議長会と全国町村会議長会です。)

 本年8月号の特集に、東京大学大学院法学政治学研究科法学部教授の金井利之(かないとしゆき)さんが、「これからの自治体議員に必要なものとは」として、4ページにわたって掲載されていました。

 内容は、表現が相当です。ところどころ紹介します。
≪なり手不足問題≫
「議員が頑張って、議員職を魅力的なものにしてしまっては、自らの首を絞めるようなものである。なぜならば、多くの住民が議員職に魅力を感じるようになってしまえば、これまで議員職に魅力を感じず、議員選挙に挑戦していなかった人のうち、潜在的に我欲・権力欲の横溢する人材が議員職(つまり選挙)に参入する。そうなれば、現職議員は、再選する可能性は著しく減るだろう。」

≪不祥事問題≫
「議員のなり手不足を解消しようと思って、議員職の魅力を高めることは、個々の現職議員にとって「身を切る改革」の最たるものであり、個々の議員としては合理的ではない。」

「実際にも、破廉恥な言動を繰り返すことで、議員職の評判を下げて、なるべく多くの人が議員を目指さないようにすることで、「身を守る」行動をする議員もいる。」

「議員不祥事が増えれば増えるほど、現職議員は「身を守る」ことができるが、同時に、なり手不足も深刻化する。議員が不祥事を起こすことは、議員にとっては合理的なのである。 ~中略~ 現職議員は心中では利得を感じている。」

「実際、自治体議員に比べて「美味しい」汁の吸える国政与党・癒党議員は、なり手不足になることはない。」

≪無投票当選問題≫
「現職議員が競争性を高めるように行動するはずはない。」

≪ドブ板活動の再生≫
「自治体議員たち自身は、自治体議会・議員の喫緊の問題を解決することはできない。従って、住民は自治体議員に問題解決を期待してはならない。」

≪おわりに≫
「予想される近い将来において、自治体議会・議員への不信感が解消されることはまずないだろう。」

 このように述べられています。
 杉村宏議員が、岩美町議会や町行政を、風通しの良いものとして、住民に身近で頼りがいのある議会や行政にしようとし、具体的には5年前から議会の生中継など、当たり前すぎることを主張しつづけていますが、それらに対する岩美町議会議員の反発は、根底に教授の指摘する「身を守る」部分が相当当てはまると感じています。
 杉村宏議員にとって当たり前すぎる事項は、鳥取県内最低レベルの岩美町議会議員の皆様にとって、どの程度と受け止められているのでしょうか。そして、その状況は主権者である町民の皆様にとってどう受け止められているのでしょうか。 
 6年ほど前の議会改革の報告が、多くは問題先送りで、中途半端にしかできなかったことも、その後、複数回の杉村宏議員の議会改革協議再開に対する拒否反応も、結局は教授の指摘される「身を切る改革」に踏み込む姿勢がなかったためと言われても仕方がなく、だからこそ岩美町議会は鳥取県内最低レベルの議会であり、全国的にもいたずらに恥ずかしい議会となっています。
「岩美町議会議員は、税金泥棒だ。」との住民の切実な声もあります。
 それらに、謙虚に向きあう必要があると思っているのです。
 町民の方から、岩美町で誇れるもののひとつとして岩美町議会を堂々と挙げていただけるような議会にしたい。切実にそう思います。
 町民の方のご意見を頂きたいところです。

 令和元年8月21日に、令和元年8月27日に開催予定の岩美町議会総務教育常任委員会の開催通知が以下のとおりありました。(現時点では案件のみで、その内容は不明です。)
R1.8.27総務教育常任委員会開催通知 (1)( .pdf / 93.1KB )

 しかし、審査事項は3件
1 会計年度任用職員制度について
2 町営バスの運賃改定につい て
3 中央公民館の使用料の見直しについて
 報告事項は3件
1 令和元年度普通交付税の決定について
2 東浜レストラン「アルマーレ」について
3 令和元年度9月補正予算について
4 その他
 ですが、平成30年5月25日の本委員会で、岩美町地域創生総合戦略の検証についてが、単なる報告事項ではなく、各委員の審査を経るべきだとされたまま、この通知にもその審査がありません。委員長、執行部共にその提案されない理由を聞かなければなりません。
 創生戦略は、2019年度が最終で、2020年度以降に引き継がれようとされていることから、その検証には議会としてしっかりと関わっていくべきだと考えています。

 令和元年8月21日、午後1時半ごろから2時半過ぎまで、標記委員会が開催されました。
 なお、本日朝方に提出した杉村宏委員からの本委員会で検討すべき課題等の意見は配布されることなく、本日の委員会では、実質的に委員長に握りつぶされた状況となりました。(配布資料は、委員長作製分のみでした。)
 次回、本委員会の開催は、9月3日午後1時半からとされました。
 岩美町議会の在り方を論議する、杉村宏議員以外の、どの議員も避けてきた課題についての議論ですので、町民の方々の傍聴が頂ければありがたいと思っています。

 協議事項は、2件です。
 (1)未施行の議員報酬等にかかる改正条例の扱いについて
 (2)検討する優先課題について

 協議結果は、(1)については、前年分と本年分の手当改定を、期末手当基準日の12月1日までに判断したいとされました。
 (2)については、旅費等の公費支給仕訳と、本会議等の公開についてとなりました。

 なお、杉村宏委員提出の意見の中で、
 「各委員を対象とした、現時点での早稲田大学マニフェスト研究会の調査の実施とその採点、及びそれら結果の集計と公表
  目的 各委員の議会改革への認識を深めることと現時点での認識を確認し速やかな論議に資するため
   (岩美町は 2018年時点で、県内8位)」
 としておりますが、委員長から趣旨の説明を求められたところから、各委員の議会改革における認識の現状の確認と、理解を深めること、さらには今後の協議の進展をスムーズに進めるためと申しあげましたが、この調査書を各委員に配布するのみとされました。あくまでも、各委員の立場を明らかにしないようにしないようになされています。

 (県内8位は誤りで、10位でした。まことに申し訳ありません。鳥取県内で、県議会も含め地方議会は20議会あり、この調査の回答をされた議会が14で、そのうちの岩美町議会の順位が10位ということでした。)

 本日開催される、議会活動の在り方検討委員会の議論のため、委員に対して議会事務局長から次のとおり8月9日に連絡がありました。

 「次回特別委員会は、8月21日(水)午後1時30分から開催される予定で、開催通知は別途送信します。次回は、今後の検討課題を整理し、検討する順番を決めることとしています。
 検討課題について委員の皆様から、当委員会で検討すべきと思われる課題がありましたら、事前に議会事務局までご意見をお寄せください。」

 それを受けて、杉村宏委員の意見などを、本日現在のところので午前9時過ぎに送信いたしました。
 皆様のご意見が頂ければありがたいところです。

 以下のとおり送信した内容を掲載いたします。
2019.08.21 議会活動の在り方検討特別委員会 意見( .pdf / 198.4KB )

                令和元年 8月21日

 岩美町議会 議会活動の在り方検討特別委員会
   田中 克美 委員長 様

                 同委員会委員 杉村 宏(印省略)

 議会活動の在り方検討特別委員会で検討すべきと思われる課題等について

 標記の件について、下記のとおり、本日現在において考えております課題等とそれに対する意見をお伝えします。
 委員会での検討方、よろしくお願いいたします。

              記

1.協議開始の前段としての準備
(1)各委員を対象とした、現時点での早稲田大学マニフェスト研究会の調査の実施とその採点、及びそれら結果の集計と公表
  目的 各委員の議会改革への認識を深めることと現時点での認識を確認し速やかな論議に資するため
   (岩美町は 2018年時点で、県内8位)
 
 (2)各委員の現時点での、議会を改革すべきと考える事項とその改革案の提出、及びそれらの集計と公表

 (3)各委員から、政治団体収支報告書等の政務調査費用の申告とその公表

 (4)各委員の兼業状況申告とその公表

 (5)町民からの岩美町議会に対する意見の募集と公表

 (6)全委員の中央研修(議会改革)参加申込

 上記の準備を踏まえた協議を実施し、1段階として、(1)により委員全員の合意や大方の賛意がある事項について速やかに実施し、2段階として、意見の分かれる事項について、論点整理し、大方の方向ができたものから実施し、3段階として、議員定数や議員報酬など、重要な事項については、全委員の意見を公にし、論点整理したうえで、町民アンケートなどで意見を聞き、方向を示す。4段階として、2,3段階で、意見集約できない事項については、実施見送りを検討する。このような進め方がいいのではと考えております。


2.検討課題とそれに対する意見
(1)議会事務局の充実・強化
 議会の在り方検討による労務の増加及び現状での会議録作成等における議会事務局員の作業量軽減のため臨時職員人件費の検討

(2)議会中継
 全員協議会、本会議の全体を、休憩中も含めて、生中継及び録画放送(ネット放映も検討)の実施

(3)広報公聴
 議員各自の自主的な広報を町民は求めておられるため、各議員の広報誌の作成配布を推進。
 また、現在の議会だよりは、議員が中心となって編集しているが、第3者的な目線での編集が理想的だ。当面、町民の方に編集委員に加わっていただきたい。
 併せて、議会議員みずからが紙面編集の技術を習得する必要性は低く、議員としての委員数は削減を検討する。なお、議会だよりの発行責任者である議長に、毎回の委員会出席を頂いているが、最終的なご確認を頂くことでいいのではないかと考えている。

(5)一般質問
 平成25年6月の岩美町議会改革調査特別委員会の報告書(以下「報告書」)では「議員各自が更に努力することを確認した。」とあり、議長発議による本年2回の一般質問における議員研修を行ったにもかかわらず、一般質問の実施状況は県内最低レベルだ。
 質問通告書が提出に至らなかった議長以外の議員は、その理由を本会議で、町民の皆様に説明するべきだ。
 
(6)調査・研究の推進
 中央研修への年1回以上の参加、各議員の意見を示したうえでの町民との意見交換の実施、議員個々の自主的な研鑽が重要と考えている。

(11)議員定数
  7名に削減
 理由
① 町民の皆様は現定数12名の存在意義を実感しておられない。
② 岩美町地域創生総合戦略で2040年9千人、2060年7,500人の人口目標としているが、町民千人に一人の町議会議員として7名。(国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2040年:7,666人、2060年:5,046人)
③ 昨年の議員一般選挙において投票者数は6千票を超えた程度であった。
④ 土山希実枝先生によると、議論を深めるには6~8名が適切と言われている。
⑤ 他議会の議長選挙で当選者の辞退が繰り返された。奇数を定数とすることが望ましい。

 7名の場合の議会構成
  議長、副議長、常任委員長2名、副委員長2名、監査委員
  なお、常任委員会の専門性はそれぞれの委員長、副委員長が深めることに努力し、委員は重複とする。(全議員が二つの常任委員会に所属する。議会運営委員会も同意。)

(12)議員報酬
  〇報酬額の手当との分割
    議長等の報酬額を、報酬と議長手当等とに分割する。
  〇定数削減と同時進行で町課長程度を上限としての増額
    これは、定数削減と同時進行でなければ、町民の皆様のご理解はいただけないと考えていますが、民間や行政で主導的立場に居られる程度の有為な方が選挙の審判を受けていただくにあたり、町課長程度の収入は妥当だと考えている。(当面、係長程度とする段階を踏まえることも検討)
上記で分割された報酬額の定数倍を議員報酬の上限とし、各議員の報酬額は、主権者が与えた投票数を加味したものとするよう検討する。
また、期末手当については、各期末手当の当該期間における自己評価も含めた各議員相互の評価により、各議員の期末手当額を算出するよう検討したい。
  〇政務活動費は、全面公開を前提に前払い支給。
  〇本委員会の結論が出るまでは、報酬審議会の答申どおりとする。

(その他)費用弁償の即時廃止
 県内15町村の内、本会議などの出席に日当を支給しているのは3町(岩美、大山、伯耆)で、大山町・伯耆町は半日当(1300円)で交通費なしだが、岩美町は1日日当(2600円)に交通費(バス代)を加えて支給されている。
 常勤的な生活給の額を議員報酬の額とするならば、費用弁償支給は不合理だ。

 以下のとおり、議会運営委員会の開催通知が8月20日にありました。
R1.9議会運営委員会開催通知 (1)( .pdf / 16.2KB )

 その審査事項は、9月定例会の会期日程等の議会運営及び議長の諮問に関する事項についての1件であります。

 なぜ、議会運営委員会は議会のありのままを主権者にお示ししようとしないのでしょうか。以下に記載している本年7月5日の杉村宏議員の発言は、結果的に無視をされ、9月議会でも主権者が直接見聞きできる状況はお届けできないと思います。
 前期4年間と同様、今期の議会運営委員会も、議会の実態を主権者に示すことを行わないようにしています。民主的運営の障壁が、田中克美委員長を中心とする岩美町議会の議会運営委員会と言わざるを得ません。

7月5日の全員協議会で杉村宏議員が申し述べた内容等
〇議会運営委員会の開催を求める
 杉村宏議員
  6月議会の一般質問を岩美高校の3年生と1年生に傍聴いただいた。
  (詳細は、6月27日付の本HP(ブログ=「モルゲンロート」)
  大変貴重な感想を頂き、感激している。
  この度は、授業の一環としての傍聴であったが、感想の中に「また、議会傍聴に参加してみたい」とか「選挙権を持ったら、責任を持って投票したい」とあった。
 町内の高校生の方も含めて、町民の皆様が、傍聴者と同じ情報を共有することは、議会改革でも何でもなく、速やかに行うことであるとして、議会の運営を審議する議会運営委員会で、一般質問の、生中継やユーチューブ放送、日曜開催などを提案してきたが、毎回先送りされている。次回の9月議会でそれらを実施するための協議を、定例会1週間前に開催される議会運営委員会ではなく、早急に開催すべきだ。
 先日の委員会でも申しあげたが、各議員のご意見を伺いたい。
 各委員の意見 なし
 足立義明議長 本全員協議会後に、議会運営委員会の正副委員長と協議します。

言ってしまうことは誰にでもある。その時に「ごめん」そして「ああいいよ」と言えるかどうかです。

 と、第44回人権尊重社会を実現する鳥取県研究集会の分科会の研究推進委員さんが言われていました。

 そのような、当たり前のことが、人は、何らかの建前を推し進めるために、素直に「ごめん」と言えないように思います。
 過ちて、改めざる、これを過ちと謂う。このフレーズをこの何年間岩美町議会の中で繰り返し訴えていますが、暖簾に腕通しの状態です。

 年間を通じて、市町村の議員に対する研修が、公益財団法人全国市町村研修財団の全国市町村国際文化研修所(大津市)で開催されており、年度当初に希望する講義を議会事務局を通じて希望していたところ、ひとつの講義に参加することができました。
 以下に、報告いたします。
2019.08.01-02 令和元年度 第1回市町村議会議員特別セミナー 参加報告書( .pdf / 184.9KB )


            令和元年 8月13日
 岩美町議会議長 様
             岩美町議会議員 杉村 宏(印省略)

 令和元年度 第1回市町村議会議員特別セミナー受講報告について

 標記研修を、滋賀県大津市、全国市町村国際文化研修所において、令和元年8月1日(木)、2日(金)の2日間、受講いたしましたので、概略等について別紙のとおり報告します。
 なお、受講終了証の発行はなく、希望する場合のみ議会事務協経由で依頼するようでした。
 また、本受講は公費(主権者の)負担により行われたことから、本報告書は、主権者の閲覧等が可能となる措置を希望します。

 併せて、公費負担額は24,060円で、その内訳は以下のとおりですが、納入負担金の内、食費や研修生活動費は公費支出すべき内容なのだろうかと疑問があります。どのような支出に支弁するための負担金であるかを研修主体者から聴取していただくことを希望します。
 研修所への納入負担金 6,650円
(内訳:研修費2,400円、食費2,000円、研修生活動費2,250円)
 旅費 17,410円(岩美町議会事務局より)


別紙
令和元年度 第1回市町村議会議員特別セミナー受講概略等

〇受講目的とその成果
 地方行財政・地域活性化など、最近の課題となっているテーマに関し、耳目を集める講師の実践や説明を聞き、今後の地方行政の在り方や、議員に求められる役割について考えることを目的とした。
 受講成果として、複数の講師から、人を集める技術などとして、「ごちゃまぜで、多様な人々がいれば居心地がいい」とか「プレイスメイキング、自分の見つけた地域や、そこの問題、そして自分なりの解決策」など、それぞれの人なりのやり方を大事にしていくことが、結果として、人が集まったり、関係人口が増えてきていることを、改めて自覚させていただいた。
 岩美町行政に対しても、住民、住民でない方々、共に、居心地の良い生活や関係性が進むような政(まつりごと)に尽力したい。
 以下は、各講師の講義で気になったフレーズです。

○講師 滋賀県知事 三日月 大造(みかづき たいぞう)氏
 滋賀県は、北に福井県、南に三重県、本県と併せて3県が日本の中心で、東側に22都道県、西側に22府県がある。
 近江商人の三方よしは、売り手よし、買い手よし、世間よし
 琵琶湖は、440万年前からの古代湖
  
○講師 社会福祉法人佛子園理事長 雄谷 良成(おおや りょうせい)氏
 高齢者が、自宅以外で定期的に行く場所の1位は、男女ともに図書館、以下、女性の2位はスポーツクラブ、3位は親族・友人の家、男性の2位はみつからない・特にない、3位は公園。
 日本で、2007年に生まれた人の半分は107歳まで生きる。
 日本では、言わない、やらないことを説明する技術がとくに発達している。しかし、現実を踏まえ「で」どうすればいいと考える?
 主体者は(社会福祉法人の)自分たちではない。当事者やその周辺の方々に気づいてもらい、行動に移していただくことが大事。
 子どもや高齢者、障がい者やいわゆる健常者などのごちゃまぜが大事で、それが人を集める技術で、それがJAPAN WAYだ。多様な人々がいれば居心地が良い。
 トラブルは無くならない。それにどういう姿勢で対応するかだ。
 関係人口と稼働率がポイントだ。

○講師 同志社大学スポーツ健康科学 教授 二宮 裕彰(にのみや ひろあき)氏
 人間中心のマーケティングで、インフルエンサーを増やしていきたい。

○講師 月刊『ソトコト』編集長 指出 一正(さしで かずまさ)氏
 地方で幸せを見つけるのは、1にソーシャルな視点、2に未来をつくっている手応え、3に「自分ごと」として楽しいことが大事。自分の足元にあるローカルを見つめればいい。
 SDGsは、なんとなくかっこいい。中高生も見ている。
 何でも教えてはいけない。自分で見つけることが大事。
 関係人口とは、観光以上居住未満の第3の人口
 かかわりしろが大事。ざらざらとした完成していないところを、自信を無くしている若い方に、弱みや恥ずかしさをあらわしていくことが大事。
 自分の見つけた地域を、実験の場所として選んだ地域を、プレイスメイキングしてもらう。
 関係案内人、集めて編むことができる、雑味を加えることが大事。