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1年以上前の記事なので、恐縮ですが。

「父親はいなくてもいい?」(2021.7.22産経)では、

フランスの成人女性は誰でも、提供精子で人工授精が受けられるようになる。

国会で法改正が決まった。

精子バンクは公営

独身女性でもOKだ。

これからは政府公認で、女性は自由に家族が持てる。

女性は将来の出産に備え、卵子を冷凍保存できるようになる。

家族が欲しいからと、結婚や出産の「適齢期」に縛られる必要はない。

面倒なら、恋愛もしなくてよい。

同様の制度はベルギーのほか北欧やスペインで実現済み。

などとありました。


フランスの成人女性は、自分の意志だけで、家族として、子どもを持てるということらしい。

夫婦別姓ごときで悶着しているどこぞの議員先生方には、到底理解できない内容だと思います。


たしかに、

現今の日本の若夫婦も、いろんな組み合わせがあり、

受胎する年齢に縛られている女性は多い。

この結婚や同棲は失敗だったとは思うが、

いまさら離婚や別れて新たな人を見つける労力と時間を考えると、

何事にも踏み切れない。

配偶者のことに触れて欲しくない。

夫とも思わない。ただの同居人。

住居費などの負担が増えても困るので同居しているだけで、会話もしない。

子供だけは欲しい。

今の夫との子は作りたくない。

(それなら、もう、いたしかたない。離婚しかないと思いますが、)

切実さを聴きます。


だからといって、フランスなどの法改正をもろ手を挙げて歓迎すると言い切っていいのか。

私も古い昭和の男。

そんなことは、昔からあって、みんな我慢してきたんだあ。

と古い人々も言うのだろう。


法改正にあわせ、テレビのドキュメンタリー番組で、女性カップルの子供たちを紹介していた。

9歳の女の子が、「私は男の人にタネをもらって生まれた。でも、うちに父親はいらないの」

とも、記事の中で紹介されていた。


女性は、今よりより自由な生き方も、それがその人にとって、そしてその子にとってより良いかどうかは、その人たちが受け止めることであって、そんな選択も可能になるということ。

確かに、男性よりも女性は自由度は低い現状だとは思う。


しかし、

「女性は自由に家族が持てる」

なら、

タイトルにしましたが、

「男性は不自由に家族を持つ?」

ということ?

男性は家族を持つには不自由なのか。

やはり、好きな人との子をなしたい。妻子を扶養したい。

そんな考えに固執しています。

それを不自由と言うなら、勝手に言ってろ。

ただ、こんな言い分も、

いろいろなジェンダーが存在することを認めるなかで、声が小さくなっていくのだろう。


多様な考えを、自分が良しとするかどうかは置いといて、存在することは認めなければならない。

それが、逆に、自らの存在や考え方を認めてもらうことにも通じる。


日本国のジェンダーギャップ指数は、ともかく、先進諸国とされる国々のなかで最低で、

国際的には日本の女性は虐げられているといっていい。

そんな国の国民は、議論できる段階すら、遠い世界のよう。

そんな記事でした。


そして、

建前や仕方なしの現実を押し通そうとするから、

托卵によるお子さんは1割。

えー?

本当かどうかはわかりませんが、そんなことも新聞紙上などで時々読みます。

ないことは、確実にない。

そう考えたら、

よほど、フランスの方が健全なのか。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」




旅費や通勤手当などは、その費用を弁償する目的で支給され、

所得税上も非課税所得(限度あり)とされています。

あくまでも、

かかった費用額が適正(大回りはダメなど)であり、

費用支払を実際にしたかどうかだと思っています。


いつもの如く、これも、40年ぐらい前の話。

当時、町役場の給与を担当していましたが、

通勤手当に疑問があるということで、

バス等の定期券の確認を職員相手に行ったことがありました。

まだ、20代で、なんとも、やりにくかったことを覚えています。

目的は、

実際には自家用車通勤(安上がり)にもかかわらず、

バス通勤として定期券代を通勤手当として支給しているのではないかということがあり、

定期券の抜き打ち確認を行わせていただきました。

とほほのほ。


さて、

「県議宿泊費 年800万円」(2022.10.27日本海)のなかで、

応召旅費の弁償として

一律1万1700円

領収書の提出も実費との差額返還も必要ない。

などと1面トップにありました。


この組織(鳥取県議会)やその構成員(鳥取県議会議員)に対して、こう思います。

(民間の立場で事業に関わっている方もあるようで、構成員全員が気づかない、おかしいなと思わないことはあり得ないと思います。)

①まず、組織内部で修正の必要を提案した構成員の有無。

①ー1 無いなら、組織も構成員も全部だめ、自浄能力なし。

(※1)県民に代位して論議する議員という性格上、特にその資質なし。

①ー2ー1 提案議員がありながらも、問題視してこなかったなら、

組織や提案議員以外の構成議員は全部だめ。(※1)と同じ。

公費支給されている立場は、おおやけを支えている一般の方よりも、より厳しくあるべきと考えますが、実際は真逆と言われてもそのとおりと言わざるを得ない。

①ー2ー2 提案議員があり、検討中なら、速やかに検討結果を県民に提示すべし。

(たしか、国会議員の文書通信費は議員からの疑問から始まったようだったかな。)


この①ー2ー1に該当することが、岩美町議会でもあります。

この組織は腐っているのでしょう。

具体例は、町内旅費の支給です。

即刻廃止を繰り返し主張してきましたが、暖簾に腕押し。

自家用車での登庁でありながら、バス料金の支給。

冒頭の疑惑とされた通勤手当と同じですね。

既得権益を主張するが如くの反論があったと記憶しています。

詳細:下のモルゲンロート13のP10の左側です。

杉村ひろし後援会活動報告 モルゲンロート第13号-1( .pdf / 2.4MB )

議長も含め議員の誰も反論できないまま、今日に至っています。

議選監査委員も何も言わない。

小さなことであっても改善できないし、返事もできない。

①ー2ー2のように、腐っていないことを主張されませんか。


それにしても、日本海新聞。

少し見直しました。

地元紙ということで、

従来から、大事なことは記事にできない、

お友達新聞のような、

自治会だよりの類のようなものと認識しておりましたが、

少し、マスコミュニケーションのようになりますか?

でも、まあ、

署名記事(記者名を顕名する記事)でしたので、

有形無形の妨害にくじけることなく、

これからも、職務精励よろしく。

購読者として期待させていただきます。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


以前、救急救命の講習中に、人形さんで心臓マッサージを行いました。

誰かが質問しました、

「胸を強く押すと、胸の骨が折れることがあって、心臓を傷つけて死なせてしまう可能性がありませんか。」

講師の方は

「その可能性はあります。しかし、心肺停止の状態を放置するとそのままお亡くなりになります。

停止状態から動き出させることが第一番目です。」

そんなことを思い出しました。


「「腸呼吸」人に新たな能力を」(2022.10.23日経)のなかで、

呼吸不全になっても酸素を含む液体の浣腸1回で30~60分は低酸素状態を乗り切れる

肺を直接介さない「呼吸」は、人工呼吸器をつける前に体を持ち直す救命法に一躍、名乗りを上げた。

などとありました。


考えてみれば、

肺の中にある肺胞は直径約300μm(1μmは0.001㎜)で、とても小さいものの、約3億個もあり、肺胞を広げた総表面積は約70平方メートルに達すると言われているそうです。

表面積が広く、体外に接しているところといえば、それは、やはり腸なのでしょう。

日本人の平均的な大腸の長さは約1.5メートルで、 大腸の内壁を全部広げると、その表面積は肺よりも広い、テニスコート半面分=約100平方メートル、

小腸の長さは約6〜7メートルもあり、その表面積は、テニスコート1面分=約200平方メートルもあるそうです。

ときおり、絨毛びっしりの写真を見ます。


ただ、大腸は低酸素状態で、嫌気性細菌たちが働いてくれているところ。

関連:おなかの中の嫌気性細菌たち(おもしー84)

そんなところに、酸素を含む液体を注入するなんて、

と、思ったところで、冒頭の話を思い出したところでした。

生きるか死ぬかの瀬戸際で、まず、しなければいけないことは何か。

そういうことなんでしょう。


また、浣腸。

何処の医療機関でも、そんなに難しい処置ではないであろうし、

それが、30分や1時間の救命に役立つなら、とてもいい。

酸素を含む液体があるなら、薬局でもできるかもしれません。


46億年前の地球誕生時から大気中の酸素濃度は現在の10万分の1以下の状態が続いた。

22億年前ごろに突如、同100分の1に増えた。

6億~8億年前ごろに再上昇し、約20%の濃度に落ち着いた。

そんな記載もされています。


酸素。O2。

多細胞の生命体には、必須です。

あくびが出ました。

酸素不足です。

それとも、昨日の寝が足りなかったのか。

本日の天気予報は、だいたい曇り。これも日々是好日。

本日の曇りでも、植物と呼ばれている生命体たちが、光合成で、酸素を排出してくれる。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


すごいなあ。

してみたいけど、今は、(今も、)できないなあ。


「週1配信 生きている限り歌う」(2022.10.16朝日)では、

週1回、ユーチューブで歌声を配信している。

89歳で始めた「カフェアンチャンネル」で配信した動画は130本を超えた。

季節にちなんだ曲を、記憶や本を頼りに選ぶ。

などと91歳の方のことが記載されていました。


歌を歌う。

声を出して。

人が聞いてくれるかどうかは別にして、

腹から声を出して、気持ちよく伸びやかな声が出れば、とてもいい。


歌いたい歌は、思い出せば、宝の山を発掘するように、あれもこれもあります。

また、バイト先のBGMで流れる最近の歌にも、歌ってみたいものがあります。

今は、できないなあ?

そりゃ、動画配信は、とてもとても。

不特定の方に聞いていただく機会の造成など、憚られます。

(特定の方には、辛抱して聞いていただいたことがありますが、)

ひとりカラオケで練習することからするのかな。

そんなこと言ってるからいつまでたっても始められないのです。

そりゃそうですし、そんなことを時折しゃべっていますけれどー。

当方は、言い訳ばっかり。


動画の再生回数は決して多くはないそうですが、

配信なされることに意味がある。


言葉の音声は、その場で消えてしまうもの。

どこかに行ってしまう気体みたい。

歌は、その気体のような音声を、繰り返しなぞることができる。

実体が見える液体、のように仕上げたもので、他者との共感がやりやすい、それが歌であるような。

そんな感じを持っています。


しかし、哀切感のある歌が好きなのですが、

それを聞かされる人は、たまったものではありません。

(今までのところ、行ったことはありませんが)ひとりカラオケ。

ますます、哀切感たっぷりとなりますです。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


今年(2022年)8月31日に受診した健康診断の結果のお知らせが届いています。

そのなかで、

血圧は、

1回目 収縮期107、拡張期60

2回目 (測定せず)

とあります。

昨年6月2日は、収縮期117、拡張期66

一昨年11月12日は、収縮期103、拡張期69

ということでしたので、あまり変わりなし。

(おかげさまで、何の薬も服用していません。)


ここで、誰も否定できないことを書きます。

それは、私は死亡する、ということです。

それが、今日なのか、明日なのか、時期はよくわかりません。

もうすぐ、満64歳なので、そんなに遠い先ではありません。


「「死因は老衰」診断の多さに懸念」(2022.10.19朝日)のなかで、

日本の主な死因(2021年)の円ブラフがあり

悪性新生物(腫瘍)26.5%

心疾患(高血圧性を除く)14.9%

老衰10.6%

脳血管疾患7.3%

肺炎5.1%

誤嚥性肺炎3.4%

不慮の事故2.7% など

また、

世界保健機構(WHO)による世界の死因上位10位(19年)に老衰はない。

などとありました。

それらのうちのどれかが死因となるのでしょう。


血圧のことに戻りますが、

何の薬も飲んでいないと書きましたが、

薬嫌いで、たぶん、20年くらいは風邪薬も飲んでいないと思います。

(正直なところ、嫌いなので、よく覚えておりません。)

しかし、薬だと思って、特段好きでもなく特段嫌いでもない納豆は、

これも、たぶんですが、30年ぐらい毎日食べています。

在京の学生の住み込み新聞奨学生の頃、朝食にだいたい納豆が出ていました。

西日本出身者としては、最初は、なんとも、苦手で、毎日で閉口しましたが、仕方なく残さず食していました。

当時も、ナットウキナーゼのことは、なぜか知っていて、血液サラサラにすると聞いていたので、

血流が良くなるならば、血圧が高くなくてもスムーズに流れてくれるだろうということで、

それなら、まあ、しかたないかと、食べていて、

今の習慣も、何かのきっかけで、現在まで、毎朝食べるようにしています。


そういえば、先日、納豆の小売り希望価格はメーカーとしては、実際の売価の倍。

つまり、メーカーの希望額の半額程度で販売されているような記事がありました。

原料の大豆価格も高騰しているとのこと。

毎日食させていただいているので、価格についての希望はありますが、あえては申しません。


さて、

何の疾患で生命活動が停止するかはわかりませんが、

血圧が高くなくても、血の巡りはよい、そんな体でいたい。

(頭の血のめぐりは心もとない。すぐ忘れてしまうので。)

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


ドン・キホーテは、痩馬のロシナンテと共に世の中の不正を正す旅に出るべきだと考え、風車に出くわし、巨人だと思いこみ、突撃し、跳ね返されて野原に転がった。

という筋書きもあり、

風車に向かう、ドン・キホーテとロシナンテの絵を時折見ます。


「連日の円買い介入か」(2022.10.25日経)では、

21日 略 1ドル151円90銭台と32年ぶりの安値を更新した。

その後、政府・日銀による円買い介入で一時1ドル=144円台後半まで下げた

21日の介入規模は9月を上回る5.5兆円規模との見方がある。

24日にも政府・日銀が2営業日連続で介入を実施したとの観測が市場で広がっている。

財務省幹部も「介入で円安が止まるとは思っていない」

などとありました。

24日は149円台でしたので、介入効果の速やかな雲散霧消といっていい。

雲散霧消の行き先の、その一部が次の記事。


「個人ニンマリ、為替介入で利益」(2022.10.24日経)では、

介入を受けいったん144円台まで急上昇した。

この円急騰にニンマリしたのが 略 個人投資家 略 利益を手にしたとみられるのだ。

逆張り取引をしてきた 略 読み通りの展開になった。

介入でドルが下落したら、買い戻して利益を確定する

などとありました。

全ての個人が利益を出しているわけではもちろんないでしょう。

ただ、手立てを知っている人間たちへの膨大な利益供与。

それが、円買い介入の実態や結果だと思っています。


連日の円買い介入ということですが、

むなしさ、はかなさ、あわれさ、なのか。

複数の国家の協調した介入ではなく、ひとつの国が行う単独介入はとても非力とされます。

自ら保有していると思っている力のようなものへの過信と無責任。

その非力な単独介入。

金融緩和と円買い介入は目的が違うので矛盾しないと主張されていますが、

それをまともに受け止める人はどれほどおられるのだろう。


世の中の不正を正す働きは、どちらなのだろうか。

金融の流れに、掉さす動きなのか、

そのさされた棹による一時的な逆流を元の流れにするような動きなのか。

多分に、より自然な動きの方が、結果的に不正を正す働きだと思っている。


ドン・キホーテが野原に転がるのは致し方ない。

付き従うロシナンテも、かわいそうだが、役割の上でしょうがない。

ただ、

日本に住み続けようとしている私は、

さながら、「将来島を手に入れたあかつきには統治を任せる」というドン・キホーテの約束に魅かれ、彼の従士として旅に同行するサンチョ・パンサの立場なのか。

彼らに魅力を感じないが、

遍歴の騎士と誤認なされている御仁方に付き合わされ続けるのだろうか。


時間稼ぎの金融緩和と財政出動はもうだめです。


それにしても、10月23日の日本経済新聞に10月21日に行われた円買い介入の記事がありませんでした。

(22日の記事には間に合わなくてもね。)

日曜日とはいえ、日本経済の新聞を自負されているのだろうに。

地元紙には、共同配信の記事でしたが、ありましたよ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

関連:円買い介入 1時間で5円以上高(おもしー102)


どこかで、

ヒトは、睡眠中に、脳細胞は大きさが6割になり、収縮して、細胞内の体液を排出していると読んだことがあります。

それ、本当かなあ。

そうかもね。

そうだとして、

それなら、

脳細胞を、寝ている間に、

汚れを内包したスポンジをぎゅっと握って汚れを出すようにして、

その後、まわりのきれいな脳幹の液体を吸収する。

それを何回か繰り返すことで、

脳細胞内の老廃物を排除していると、

そんな感じとなります。


ヒトの睡眠中は、

急速眼球運動(REM=レム)がないノンレム睡眠と

レム睡眠を、

周期90 - 110分で反復するそうです。

自分の昨日から今朝までの睡眠時間は約8時間なので、4回か5回反復したのかな。


そして、深い眠りのノンレム睡眠の中でも、

特に深い状態が除波睡眠と呼ばれていて、

(その時は、たぶん、何も考えられない状態だと思います。)

それは脳への酸素供給が少なくて済むため、脳に流入している動脈からの圧力が低下し、

その外圧が少なくなった時に、

脳細胞をなんとかして収縮させて

老廃物(蓄積したβアミロイドなどの代謝副産物など)を細胞外に排出し、

洗浄液として、脳脊髄液を流れ込ませて、洗い流す。

しばらく時間をおいて、脳近くの脳脊髄液が循環し、脳の老廃物の含有が少なくなったら、

また、収縮を解いて元通りに大きくなる。

これを一晩で、何回か繰り返す。

だから、タイトルに、脳はスポンジ?といたしました。

手で、ぎゅぎゅと握る感じです。


脳のニューロンが静かになる状態が観察され、必要とされる酸素量が減少し、脳への血流量が少なくなることを意味し、その空白を埋めるように、脳脊髄液が大量に流れ込む様子が観察された。

そんな研究結果もあるようです。


日本経済新聞の「元気の処方箋」の、

「質の高い睡眠と筋トレ」(2022.10.22)のなかで、

除波睡眠を増やすおすすめの方法は日中の運動だ。

特に筋トレが有効で、しっかりと疲れるまで行い、週2日よりは週3日というように頻度が高いほうが除波睡眠の時間は増えるとされている。

とありました。


週3日。

これのハードルが、高いか、まあまあか、できているかは、ひとそれぞれ。

新聞に載ったからといって、それがまったくの真実であるとも限らないし。

でもまあ、自分の体感的には、正しいような。

最近の、筋トレと体を動かす趣味の状況から見て。

動けることに感謝しています。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

関連:脳のラジエーター(おもしー91)


知りませんでした。

日本海新聞の1面下のコラム「海潮音」(2022.10.22)に、

旧国道178号桃観峠は昨年9月から全面通行止め。

と、ありました。


そうか。通行止めか。

念のため、兵庫県新温泉町のHPをみると、

町道久谷桃観線(旧国道178号) 通行止めのお知らせ

町道久谷桃観線において、地すべりが発生しており、調査・観測を実施しています。

と、ありました。


自宅前の国道178号線を東方向へ。

(地域高規格道路の一部開通により、旧国道となった部分も含み)

いくつかの峠(このアップダウンもいい)や気持ちのよい直線道路が

余部の道の駅まであり

(そこから先にもありますが。柴山の港まで行ってみたかなあ。)

サイクルメーターによると、片道約35キロメートルなので、往復約70キロメートル。

趣味の自転車では丁度良い距離と気に入っているコースでして、

並行して走る高規格道路が開通し、旧国道では通行車両数が激減してくれて、

自転車では、更にいいコースになっていると思っていましたが、

そうか。

通行止めになっていたのか。

気が付かないうちに、自転車にあまり乗っていなかったか。


このコースの東側に、この通行止めの桃観峠があり、

峠には桃観トンネルがあります。

このトンネルがおそろしい。

なぜって、

暗いのです。

狭いのです。

自転車で最初に行ったときは、こわくてこわくて。

なにがこわいって。

後ろから来る車両が自分の自転車を確認してくれるだろうかとビクビクでした。

なにしろ、暗い。

そのうえ、狭い。

けっこう長い。

(道路トンネルの下に、鉄道の桃観トンネルがあり、そちらは山陰線の中で一番長く1991mだそうです。)

帰宅後、自転車の前後にチカチカ光るライトを付けました。

(最初から付けてればいいものを。夜は走らないつもりだったので。)

ライトを付けてからは、少し安心して、スピードを出して、なるべく車両の走行速度程度まで上げて追いつかれないよう、速やかに脱出します。

(ともかく、こわがりですみません。)

関連:吊り橋怖いです。(おもしー87)


70キロメートルと言えば、瀬戸内海のしまなみ海道の自転車ルートも片道それぐらいと聞いています。

多少のアップダウンがあっても、距離では1日で往復する自信はありますが、

そこも、絶対が付くと思いますが、下の海が見えて、こわくて通れない、と、思っています。


さて、

125cc以下の自動二輪車・自転車のう回路が前述の町HPに示されていますが、

申し訳ありませんが、いったい誰が、自転車で、その示されているう回路を通行しようと思うのだろうか。

拝察・想像するに、たぶん、0人。

そのう回路は、一桁国道を含み、車両の交通量も多く、自転車ではとても危険です。

距離も3倍近くあるようだし、アップダウンも相当ある。


トンネルがこわいと言えば、

この新温泉町の三尾に至る道の旧道です。

高校生の時(50年近く前)に、歩いて通りました。

軽自動車が1台通れる程度の幅。

もちろん、車両のすれ違い不可能。

でこぼこの側面。

遠くに小さく見える出口。

途中、急に明るくなり、騒音がし出したと思ったら、

軽トラックが対向して来ました。

冷たい壁に身をしっかり寄せて、軽トラもゆっくり徐行。

たしか、トンネル入り口に信号のようなものがあったような、

対向車があれば、トンネルに入らずに待機していたようです。

そんな記憶があります。

今は、立派な2車線のトンネルができていて、そのわきにひっそりと、その旧道の入口があります。

何年か前に、覗いてみましたが、ここもこわくて、とてもではありませんが、覗くだけ。

どなたかが、HPで紹介されていました。

興味のある方は三尾トンネルまたは三尾隧道で検索してみてください。


但馬は、但馬牛の産地。

但馬牛は、山が深く、牛も行き来が困難で、

牛の血統が近縁にならざるを得なかったことが、

肉牛として価値があることとなったと、どこかにありました。


山が深いので、トンネルも多く、長い。

トンネル開通以前の人々のご苦労を

(ほんの少ししかできませんが)お察しいたします。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


なんで、あんなに高くて、生活用水の運搬にも相当困る場所にあるのか。

そんな疑問を持っていました。

イタリアなどにある修道院などの宗教施設が、岩山の上に建っている写真などを見てそう思っていたものです。

精神修養の場だからかな。

などと思っていましたが、

悪い空気からの避難が大きな理由ではないかと、今は思っています。


マラリア。

malaria、語源は「悪い空気」を意味する古いイタリア語: mala aria)だそうです。


しかし、

「悪臭放つ水 マラリア急増 パキスタン洪水被害」(2022.10.19日本海)のなかで、

家畜のふんや農薬が混ざった水は茶色く泡立ち、悪臭が鼻を突いた。

湧き出た蚊が原因とみられるマラリアがテントに避難した住民に広がる。

完全に水が引くまでまだ数カ月かかる。

などとありました。

関連:補償にしたくない排出大国たち(おもしー82)


マラリアは、

かつては蚊ではなく、

低地の湿地や沼地の「悪い空気」が原因の病気と考えられていたようです。

イタリアでも、悲惨な、長い期間の被害があったのでしょう。


インダス川に育まれた古い歴史のあるパキスタン。

国土の3分の1が水没。

水没と言っても、清らかな水が流れる日本のような川の溢れではない。

数日で引いてしまう洪水でもない。

パキスタンでは

「帰る家も逃げ場もない」

蚊から逃げることも至難のこと。


そんななかで、

「「ボージョレ・ヌーヴォー」羽田に到着」(2022.10.20日本海)では、

2021年に比べ千円以上値上げ。

主力商品は750ミリリットルで3850円(参考価格)となった。

今年、約27万4千本 略 輸入する予定。

などとありました。

勿論、ワインには何の罪も咎もない。

でも、27万本を飲まれるのか。

ヌーヴォー自体は、あまり、好みではありません。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


本日の紙の新聞にはまだ書かれていませんが、

昨日21時過ぎ頃に、日本政府は円買い介入をされたようです。

ヤフーのファイナンスの為替のグラフは大きく動いていました。

タイトル名はだいたいの感じです。

詳細は、ネットの経済ニュースなどをご確認願います。


日経速報メールでは、

21日のニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで急騰し、一時1ドル=146円台を付けた。上昇前は151円台で推移しており、わずか1時間ほどで5円以上上昇した。円相場は32年ぶりに1ドル=150円を超えて円安が進んだ後、極めて荒い値動きとなっている。市場関係者の間では、政府・日銀が円買い介入に踏み切ったとの観測も出ている。

とありました。

(有料会員ではありませんので、ここまで。)

その後のメールでは、

政府・日銀が円買い介入 7円急騰、151円台から144円に

・政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った

・日米の金利差拡大で151円90銭台まで円安が進んでいた

・円相場は短時間で一時144円台まで7円ほど急騰した

政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったと関係者が22日未明、明らかにした。21日に一時1ドル=151円90銭台となり、32年ぶりの安値を更新していた。通貨当局として過度な動きを阻止する姿勢をあらためて示し...

とあります。


待ってました。やっと動いてくれましたか。ありがとう。

まあ、このような局面は相当わかりやすい。

と、

そんな感じの声が聞こえてきます。

円高になった局面で、すかさず、円売りを行う

そんな、ミセスなんとかさんのような動きをしようとする大きな思惑の中に

日本政府・日銀は飛び込んでいった。

否。飛び込まざるを得ない。と、自らを縛っている。

そうさせたのは。・・・

そんなことして、明日の少しでもの安心が買えるとも思えなくても。・・・


毎日の為替の動きは、だいたい60兆円ぐらいの売買で、

9月22日の日本政府・日銀の円買い介入規模は3兆円弱(2兆8382億円)とか。

一日の売買量からすれば、しれている規模ですが、

商いの薄い時間帯を狙って介入することで、円高にする幅を少しでも大きくしたい。

介入指示を受けた事務方としては、そんなところかな。

昨日の実施された時間も、そのような時間帯なのでしょう。

だから、目の前の動きが予測困難な経済の中で、わかりやすいと言われかねない。


待っていた思惑の方々の、待っていた理由は利潤を得るため。

一方が利潤を得るのであれば、その反対の立場をとる方は同じだけの損失を受ける。

日本は、日本国民は、

日本の舵取りをされている為政者たちにより、どちらに誘導されているのか。


今日の日経新聞の一面トップには

「円安招いた「日本病」」とあります。

まだ読んでいませんが、日本病といわれてとても久しい。

今日の円安を金融当局のせいにしてもらってもというような恨み節も聞こえてくるような。

急といわれる円安も、昨今の先延ばし政策と無策により膨れ上がったマグマが、トリガー(ウクライナ侵攻)によって爆発したようなもので、爆発なんだったら、当然急激なんです。そう言いたいのでは。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」



けっこうな書かれ方ですが、

それが、現実なのでしょう。

そして、割安だけれども魅力があるという記載だと受け止めます。


株も宝石も観光も、ニッポンの円で買えるものは割安と見られている。

関連:ピンクダイヤに資本逃避(おもしー100)


日本経済新聞の「一目均衡」で「海外勢、「安い日本株」再発見」(2022.10.18)のなかで、

「汚いシャツの中では一番きれい」 略 日本株は今、海外投資家からこう呼ばれている

すべての海外投資家が「モメンタム(相場追随)志向」ではないはずだ。

多少のドル建て価格の下落には耐えられるリスク許容度の高い投資家の目に、今の日本株はどう映っているのか。

ドル建て価格は年初の3割引き。これほどのバーゲンセールは30年近いキャリアで初めて

数十年単位の期間で割安と考える資産を探し、逆張りで動く。そんな「バリュー(割安投資)志向」の長期投資家の目に、日本株のドル建て価格の下落はチャンスと映る。

ニワトリに例えると、まだ外は暗い夜明け前から鳴き始める「一番鶏」だろう。

品質が高いわりに価格は安いニッポン

などとありました。


自国の通貨安は、その国の人々の自尊心も害することとなると思っています。


米国の指導者は、

問題は他国に経済成長や健全な政策が欠如していることだ

と語ったと報道され、

当面の11月までの米国の国内事情もあるのだろうけれど、ドル高容認の姿勢です。


それでは、日本の国において

「健全な政策の欠如」と現在の米国が考えていることはなにか。


やっぱり、マッチポンプとそういう現状にさせている姿勢だと思っていますけど。

関連:緩和と介入はマッチポンプ(おもしー73)

特に、米国人は、一時しのぎを評価しないように思います。


そういえば、車のカーナビが、この前(10月18日)バーゲンの日と言っていました。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


10~20年先など中期的に価値を保全できる実物資産を買っている

「ピンクダイヤ 5.3億円 内外富裕層、宝石に注目」(2022.10.14日経)に

ありました。


それ以外の記載では、

日本国内の宝石に、内外の富裕層が注目している。

オークションでは希少なピンクダイヤモンドが国内最高額の5億円超で落札された。

海外からは記録的な円安で円建て資産が割安に映り、

国内では円からのキャピタルフライト(資本逃避)もみられる。

関心を集めた背景はピンクダイヤの希少性だ。

ピンクダイヤのほとんどを供給していたオーストラリアのアーガイル鉱山は、資源枯渇で20年に閉山。

「6.11カラット(約1.2グラム)のピンクダイヤ」 略 5億3千万円で落札が決まった。

急速に進む円安も一因だ。

日本百貨店協会(東京・中央)によると、美術・宝飾・貴金属部門の売り上げは8月まで19カ月連続で前年比プラスが続く。

高いものから売れていく

などとありました。


キーワードは、円安・逃避・希少の3つだと思っています。

まず円安。

このまま円を持っていても、この先、もっと価値が下がるかも。イギリスのポンドが史上最安値を更新し、それは米ドル/円なら360円より安くなるようなこと。10年先にそこまではとも思うが、今のうちに と、考える国内の人。

いまなら、5億円といっても1ドル150円ぐらいだから300万ドルちょっと。少し前の1ドル100円のままなら500万ドルであった、300万ドルなら、これは安い。と、海外の方は考える。海外からの旅行者たちも口々に安いとTVで言っています。

逃避は、

国内の方は特に、円安と同様に、円から、何か別のもの、個別の国の信用力に頼る通貨よりも世界共通に価値が認められているモノ・実物がいい。と、考える。

希少は、

そのもの自体に価値がないように見えても、希少であるだけで、金額は跳ね上がるもの。

(モノでなくても、暗号資産のように実物がなくても)

カネ余りの政策であるならば、なおさらだ。と、資金に余裕のある人々は考えている。


それにしても、

高いものから売れていく、って、

何時か聞いたセリフ。

そう、日本のバブルの時によく言われていたことです。


金融緩和で、日本円はじゃぶじゃぶ。行き場を失っています。

暴走しようとしています。

しかし、それは、富裕層のお話し。


記事の最後は、

「安いニッポン」で富裕層が着々と資産を積み上げていく姿を映している。

と、締めくくっています。


貧富の差は確実に広がっていて、

日本国の政権運営者や日銀の姿勢や政策は、

その痛々しい傷を更に広げようとしている。

そういう風にしか受け止められない。

関連:教育支出の減と増(おもしー94)


だけど、

ダイヤモンドなんて、

ありふれた原子である炭素(C=カーボン)の塊ではないか。

炭素原子同士の結合の仕方が違うだけで、鉛筆の芯(黒鉛)と同じもの。

黒鉛は安くて、中性子の吸収が少なく減速能力も大きい優秀な減速材のため、チェルノブイリ原発などの黒鉛炉(こくえんろ)に減速材として使われた。

炭素は、火災に遭えば、燃え尽きて、温暖化のガスCO2になるだけ。

この度のダイヤは、窒素などの不純物がほとんど含まれない一段と希少な部類とのことだが、

外からの(希望の)光が指してくれなければ、自らは煌めくことはできない。

どんな方が、御購入なされたのか。

(また、どんな方が手放されたのか。何年か前にもオークション結果が新聞記事になっていたような。国内最高額ということで、相当な利潤を得られているのでしょう。)

ここらあたりも

それこそ、新聞の印刷で鮮明とは言い難い1.2グラムの写真を斜に構えてみてしまうわたくしめのごまめの歯ぎしり で、ございます。

逃避させる資産無し。希少性よりも日常の必需品、円安で高い海外産よりも国内産がいい。

これも、歯ぎしりの内でございます。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


日本経済新聞は土曜日に、「元気の処方箋」を連載されています。

2022.10.15は「涙が洗い流してくれるもの」ということで、

高野知樹先生が書かれていました。


内容の一部ですが、

涙には「コルチゾール」という副腎皮質で作られるホルモンが含まれる。

ストレスホルモンともいわれ、持続的なストレスによって分泌量が増えると高血圧、高血糖、免疫機能の低下などを引き起こすとされる。

泣くことはストレスホルモンの排出にもなる。

涙を流した後に「エンドルフィン」という脳内で機能するホルモンが増加するという報告もある。

エンドルフィンは脳内麻薬ともいわれ、鎮痛作用、気分高揚作用などが知られている。

泣いたあとに、気持ちがスッキリすると感じるのはこれらの複合作用なのだろう。

などとありました。


たしか、

ウミガメやガラパゴスにいる海イグアナの目から出る水分には塩分が多く含まれていて、体内からの塩分の排出作用があると聞いています。

でも?

目から出る水分は、ヒトにしてもカメやイグアナでも、そんなに多量ではない。

(イグアナは、鼻水のように、ピュッと飛ばしていたかな?)

濃縮されているのかもしれないけれど、

雀の涙という言葉もあるように、ヒトの涙の量だってしれている。

ストレスホルモンが排出されることは確かなのだろうけれども、

人体に影響を与えるほどの量なのか?

ヒトの涙腺から分泌される水分の量は1日平均2~3ccと、どこかにあったぞ。


でも、まあ、いくらかは排出される。

涙の効用?

そうか。

涙といえば、人は、すぐ、情緒的なものを思い浮かべるけれど

(わたくしめも、なみだという言葉だけで、

なにか、情緒的になってしまいまする。としだなあ。♪ )


コルチゾールだって、炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝を制御して、必須のホルモンであるそうで、必要があって分泌されているわけで、ストレスホルモンと呼ばれるのは、何か不名誉な感じ。

この物質も、コレステロールから生合成されるそうで、血中のコレステロールは大事な役割を果たしている。

そう思っています。


さても、

男性の涙は女性に対してどうなのか。

それは、女性に聞いてください。

女性の涙は男性の性的興奮を減退させ、テストステロン濃度を低下させる化学信号が含まれているという結果が得られたと発表されているそうです。

女の人の涙は、男を凍らせる。その人を大事に想えば想うほど。


泣きたいときは、人目をはばかるかどうかは別にして、泣きたい。涙を流したい。

涙もいつか枯れ果てると思いたい。

確かに、エンドルフィン。ベータかどうかは知らないけれど、ランニング中のように出ているのでしょう。

スッキリすることも少しある。

それで、少し、忘(わす)れられるなら、その方がいい。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


タイトルの「25万円と64万円」は

日本経済新聞の「くらし探検隊」の「月25万円で億ション 当時なら4000万円」

(2022.10.15)からいただきました。


変動型なら、現在は最低0.3%程度だ。

元利均等方式で35年返済する場合、

1億円のマンションなら毎月返済額は約25万円。

しかし、バブル期は同7%の金利もあり、同じ条件でみると毎月の負担は64万円弱に膨らむ。

と、いうことです。


ならば、

月25万円×12月×35年=1億 500万円

月64万円×12月×35年=2億6880万円

返済総額の差の額は、1億6380万円。

という計算になってしまいます。

これが、金利の違いというもの。


この記事の動機(?)は、

記載の中で、

首都圏の新築マンション平均価格は21年で6260万円。

バブル期の1990年(6123万円)を上回り、最高値を更新した。

22年上半期も同6511万円と上昇が続いている。

ということから、

景気がいいとは言えない中で、なぜ、ここまで、マンション価格が高くなっているのか。

ということなのでしょう。


億ションの世界は、当方からは、別世界。

しかし、

記載の最後の方にある

「そもそも住宅購入の中心である30~40代の世帯が激減している。

買う人が限られるから、好調に見えるマンション市場も実は

『低金利が頼みの綱』という構図が続く」

とされています。


1億円の物件が、35年間の合計の利息額500万円なら、買いたいと思う人も相当数あるでしょう。

これが、半額の5000万円の物件なら、35年間で、250万円。

(単純計算で、申し訳ありません。)

土地付きの新築も含めて、これくらいの価格帯は、地方でも、とても多くある。

(社会全体で良くも悪くも、)低金利は、国内の住宅建設の下支えとなっている。

そう思っています。


さて、

米国連邦準備制度理事会(FRB)は9月22日に政策金利3.0~3.25%としています。3会合連続で通常の3倍となる0.75ポイントの引き上げ幅であり、今回の決定は参加者12人の全会一致だったそうです。

これらにより、米国の住宅建設需要は減少しているようです。


関連:木材値下げ?(おもしー96)


さらに、次回見込みは、先週13日の米国消費者物価指数の予想以上の上昇から、

0.75%、いや、1%の引き上げも取りざたされています。


米国に追従し欧州など、世界各国で政策金利を上昇させ、マイナス金利・金融緩和は日本だけ。

金利の違いは、7%と0.3%ほどまでは行っていませんが、

4%と0%の違いと言っていいでしょう。

それなら、円からドルに逃避する資産はとても多くあるでしょう。

円安になるのが、当然です。

金利の違いとは、そういうものだと思っています。


日本で、世界各国のように金利を上昇させるとなると、

こと、住宅建設に限ってみても、

素人目ながら、非常に危うい。

そういうこともあって、日銀は金利を上げたくない。

(主要な理由は別にあると思っていますが、)


お金の使い方として、

建築物は不動産。

トイレットペーパーは消耗品。

米国のFRBの選択は、大きな買い物である不動産購入よりも、日常生活に欠かせない食料品や消耗品の価格上昇を抑えたい、そういうことなのでしょう。

日本とは逆。

日本は、やり始めたら終わらせにくい補助金で、ガソリン・小麦・電気料金などを低く見せようとしているし、さらにその沼地に深く沈み込もうとしている。


1926年(大正15年、昭和元年)。

この年に、曽祖父が建設してくれた建物に居住させていただいています。

もうすぐ、100年。

時の流れは、早いのか、遅いのか。

よくわかりませんが、

億ションを購入なされた方々も、所有物とされた資産を大事にしていただいて、少しでも長く使っていただければ。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


おもしろいことを言ってくれる。

そう言われれば、そのとおりです。


「満ちあふれていた情熱」とて、「今日はやらない」と問題を先送りしたことによる解放感でしかない

と、

日本経済新聞の「なやみのとびら」で山田ルイ53世さんが、「休日を無為に過ごしてしまう」とした悩みに対して、回答しておられました。

(2022.10.15)


そうなのです。

問題を先送りすると、その問題から、一時的に解放され、少し、自由になる。

それが、わくわくする、休日の前日なら、とてもいい。

そう思います。


その他の記載では、

「サグラダファミリア」や「リニア」と並ぶ、先延ばし体質

「翌朝の自分」などもはや別人。

(冒頭の記載の後に)

まさしくその心持が休日を待たずして享受し得たメリットかもという気もする。

いわば、休みの前借り。

この負債を翌朝一括返済しようと試みるからしんどい

「頭金」を入れておくこと。草むしりなら10分、窓ふきなら雑巾や洗剤の準備だけといった具合に、ちょっと作業を進めて床につく。

むしろ休むときくらい下手でいたい。

など。


スペインの建築物については、多くの方々の努力や、日本人も係られているようだし、先延ばし体質と言い切ってしまうには、とても失礼だとも思いますが、工期があまりに長いことは周知の事実。

リニアにしても、本当に役立つことになるのか、

(役立ってほしいし、乗ってみたいのですが)

静岡の水利のこともあるし、どうなるのかなあ。


「頭金」という表現も、おもしろい。

そうです。

すこし、やっとけば、その後の取り掛かりの気分的な壁がとても低くなる。

もしかすると、「頭金」のつもりでやり始めたら、もう少し、もう少し。

残りの方が少なくなるかも、もしかすると終わってしまうかもしれませんし、

そうしたら、翌日は、本当に、休日となってしまう。

無為に過ごしていいんです。

休日は、無為に過ごすことが、大事です。

無為。

自然にまかせて、自分のしれている人為を加えないことが、新たなことの可能性が開けたり、いいことになるかもね。

そんな日を、休日と呼びたい。そう思います。


一作日の土曜日、昨日の日曜日と、

世間の多くの方様と一緒の休日でした。

無為に、趣味のオートバイを走らせ、だいたいは、先行車両に追いついていくのですが、

上手い方が後ろから追いついてこられました。

すぐさま、お先へどうぞ。

ちゃんと、ハザードもたく余裕をお見受けさせていただき、

(ハザードランプのボタンは、車両にも寄りますが、旋回中の単車では、やりにくい。)

後ろから拝見して、腰の重心の位置が内側に下がり、上手でした。

当方は、まあまあの、安全的な運転。

落ち葉も少しあるし、あまり攻め込むのは、ちょっとね。

大好きな、奥大山の鏡ヶ成。

晴れて、気持ちも、少し、晴々。


無計画、為すこと無し、行き当たりばったり、風の向くまま気の向くまま。

そんな二日間。

それでいいし、それがいい。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


アルバイトの仕事の行動範囲の中に、県境付近などもありまして、

木材の中継地点や産地の材木屋さんの広い置き場を横目で見ます。

丸太が、それこそ山のように集積され、長さ(4mぐらい?)は同じようですが、太さなどで仕分けされ、またどこかへ次々と運ばれて行っています。

県境付近の仮の集積場でのオペレーターさんは、1人で、よくやっておられます。

木のいい香りがします。

たぶん、杉材。

また、木材を山積した大型トレーラーが、東に西に南に、どこまで運ぶのか、よく見ます。

(北は、日本海なのでありません。)

それらを見ていると、国内産の木材は、バブル的な需要がある、そんな感じを受けさせる丸太の山々や山積です。

2年ほど前は、材木屋さんの置き場も閑散としてたので、様変わりと言っていいと思います。


でも、

「カナダ産木材32%安」(2022.10.7日経)のなかで、

輸入木材が逼迫し価格が上昇する「ウッドショック」が始まった2021年1~3月頃の水準に近づいた。

値下がりの背景には、米国住宅向けの需要の減退がある。

22年に入り住宅ローン金利が上昇し、米住宅市場は冷え込んできた。

日本の需要も低調だ。

住宅大手が国産材を使う動きも出ている。

などとありました。


アメリカさんが金利を上げていることで、

米国の住宅市場が冷え込み、

カナダ産の木材の行き場が減少し、

安くなってきた。

北米産木材は住宅の壁などに使うということで、

国内産木材とは用途が異なるのかもしれませんが、

心配になってきます。


それにしても、

アメリカさんが金利を上げていることが、

円安になっている分の半分ほどの理由と言われたりしていますが、

円安なのに、カナダ産木材は安くなる?

ちょっと、どうかな。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


「世界のブドウ地図 激変 国産ワインも「北遷」進む」(2022.10.8日経)のなかで、

温暖化の影響で産地の構図に劇的な変化が起きている。

ブドウ栽培に適さないとされていた寒冷地が注目を浴び始めている。

良い例が英国。イングランド南部のスパークリングワインがシャンパーニュ地方に匹敵する高評価を得つつある

シャンパーニュ地方のブドウの収穫時期は30年間で1カ月早まった

日本でも産地の「北遷」が進む。

北海道で、道南西部の余市、仁木両町は10年で20軒近いワイナリーが誕生。

などとありました。


ワイナリーは、山陰でもありますが、ブドウ栽培に苦労されているのかどうか。

日本でのブドウの南限地はどのあたりなのか。

よくわかりませんが、いずれにしても、国内の「北遷」は

他の植物栽培や近海漁業と同様に、

温暖化の影響ということで、致し方のない対応なのでしょう。


ワインでは、チリ産を、長年、愛飲しておりました。

最初は、30年ほど前だったか、

研修先の宿泊時にコンビニで買った、たしか、サンライズだったと思います。

赤で、しっかりした、ラベルに描かれている太陽の如く、太陽の恵みいっぱいのフルボディ。

価格も千円程だったような。

今は、もっと安くても、日常のテーブルワインに充分で、おいしいものがあるようです。

コストコで、箱買いしていました。

円安なので、価格は上昇しているのかな?


チリは南半球なので、ブドウ栽培は南遷ということになるのか。それとも標高の高いところに移るのか。

耕作者や働いている方々は、簡単に、住居を移動することはできません。


ヒトは、移動するより、より安住できる住居を得たかわりに、

個体の日常的な居住空間の移動が小さくなり、

その一生は、まるで植物が根を張って生きているような、そんな感じを受けます。

動物であるヒトが、植物的な人になってしまっている。

人の社会活動というものを行う上で、日常移動は、大して大きいものではありません。

安住は、移動するより快適な部分が多い。

しかし、大きな気候変動には、耐えられない。

だから、縄文海進という、大きすぎる海岸浸食があったころは、人々も、

日本列島で言えば、暑い西日本を避け、東北や北海道に多く住んでいた。

やがて、現世の多くの人々にも、北遷や南遷が起こり得る。

そう思っています。

現に、中国の方々が、北海道の土地を求めておられるようですし。


ちなみに、

バラ科のハマナスの自生している南限地が、近くの白兎海岸の一角にあり、群生していて、表示もされていますが、

今後どうなるのかなあ。

なんでもかんでも、いままでどおりは、とおらない。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

関連:一次生産者は知っている


感覚的に、そのとおりだと思います。

低収入の世帯の教育費は、もともと少なかったのに、さらに減り、

そうではない世帯では、逆に、増加させている。

こんなこと、あっていいのか。

どこが、教育の機会均等なのか。


「インフレ耐性、所得で二分」(2022.10.0日経)のなかで、

7日に総務省が発表した8月の家計調査によると

家計調査では世帯主の定期収入を基に5グループに分け、

最も所得が少ないグループ(22年同期は平均で月20.3万円以下)の消費支出は6.5%減った。

真ん中のグループ(同30.3万円~39.5万円以下)も 略 消費支出は3.4%減った。

最も高い世帯(50.4万円以上)は 略 消費支出は7.0%増

所得が少ない世帯は 略 消費は減った。暮らしに欠かせない商品ほど値上がりが大きく、必需品以外に使うお金を節約している

代表例が教育の支出だ。所得の多いグループは21.7%増えたのに対し、少ない層では29.5%減った。

内閣府は 略 「年収の高い世帯は休校の影響を塾などでカバーした可能性がある」と指摘した。

所得の少ないグループほど物価高の影響が大きい。

などとありました。


所得という表現なのでわかりにくい。

所得税の給与所得控除の計算を、逆算し、年収にすると、少しそうなのかなと思う。

月20.3万円なら、年243.6万円 の所得なら 給与収入として 359万円

真ん中の真ん中

30.3万円と39.5万円を足して2で割って

月34.9万円なら、年418.8万円 の所得なら 給与収入として 578万円

月50.4万円なら、年604.8万円 の所得なら 給与収入として 794万円

となって、


少ない世帯の年収は、350万円ほど、

真ん中の世帯は、600万円弱、

高い世帯は、800万弱。

これなら、そんな感じと思えませんか。


年収800万円のある世帯は、基礎的支出の電気代や食品が値上がりしても、子世代への教育投資は減らさず、むしろ増加させて、自分たちと同じように収入確保できる立場を再生産しようとする。

そう考えるのが自然です。

関連:児童手当は、おかしい。(おもしー90)


なお、所得税の給与所得控除の計算では、年収850万円以上の控除額は一律195万円ですので、所得税上で給与所得の高い方というのは、850万円以上の方々であると言っていいような、そんな感じです。

また、収入が161万円までの給与所得控除額は55万円ですが、195万円に近づけた方がいいと思っています。

年収が高い人はそれなりの経費が掛かる、つまり、毎年、仕立てのいいスーツを新調する費用だって高所得者の税金免除となる経費なのだと言われているようで、不愉快だ。


ただ、まあ、ガラス張りの如くの給与所得に比べれば、

支払ったものはたいがい経費となる企業や自営業との違いが大きくなるなあ。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


効用としてストレス緩和と睡眠の質向上が見込まれた。

いずれも多くの人が悩みを持つ巨大市場だ。

日経新聞の「ヒットのクスリ」での「ヤクルト、2つの「3冠」」(2022.10.7)に、

「ヤクルト1000」のことがありました。


そうか、人々は、ストレスと睡眠に、悩みが深く、巨大市場とまで言われる規模なのか。

(今頃、気づくなんて、なんて脳天気。)

その他の記載では、

ヤクルトの急成長と言えば、 略 乳酸飲料「ヤクルト1000」だ。

宅配用は1本130円(税抜き)とヤクルト最高値で、毎日飲むと月額4000円程度になる。

(効用記載は、冒頭のとおり)

ヤクルト1000を同社初の機能性表示食品として売り出した。

改良ポイントは乳酸菌の一種であるシロタ株の含有密度をいかに高めるかだった。

市場力、信用力、伝達力の「3冠」から生まれた大ホームラン。

現時点でネットでの宅配注文の再開には至っていない。神的なヒットに、人知が及ばないようだ。

などとありました。


それ以外の有名な飲料メーカーや製薬会社などの新聞広告でも、

1面全部を使い、新聞各紙上で、繰り返し、

睡眠の質(眠りの深さ向上)、腸内環境改善に役立つ独自の乳酸菌とは。

とか、

「睡眠の質」×「日中のストレス」に着目

など。

日本人(のみ?)の多くが悩みを持つ巨大市場に猛然とアピールしている。

ヤクルトの1人勝ち(かどうかは知りませんが、)にさせてならずのように見える。


でもなあ。

「ヤクルト1000」飲んだことないしなあ。

家人が購入しているようなので、たぶん冷蔵庫にあると思います。


のそのそ。


ありました。

7本のパック。

(パックの表側には)

ヤクルト史上最高密度の乳酸菌 シロタ株

一時的な精神的ストレスがかかる状況での ストレス緩和 睡眠の質向上 腸内環境改善

1ml当たり10億個

(パックの裏側には)

栄養成分表示(1本(100ml)当たり)/

熱量63kcal たんぱく質1.5g 脂質0.1g 炭水化物14.1g 食塩相当量0~0.1g

などと記載されています。


早々に、冷蔵庫に戻します。


さて、

睡眠の質?

は、よくわかりませんが、寝たい時に寝ています。

同室で寝起きする方が申すには

「3秒だ。」と

今まで話していたのに、もう寝息を立てている。そうです。

自分で計ったことはありません。

TVはあまり観ないので、

(情報量が限られているようで)

たいがい、就寝は早く、

特に、趣味で疲れた日などは、暗くなったら、もう眠たくなり、さっさと寝室に上がります。

カーテンを閉め、月の明かりも入らないようにして、照明も全部消して、なるべく真っ暗にして。

(これ、大事だと思っています。)

おやすみなさいませ。

(3秒?)


起きるのも早いです。

新聞を、朝3時半ごろに配達していただけてますが、同じくらい。

睡眠の質?

よくわかりません。

それでも、自分なりのストレスはあると思っているのですが、

「ヤクルト1000」?

ヤクルトさんには申し訳ありませんが、自分としては、あまり飲んでみようとは思いません。

(家人は、あまのじゃくと言っています。)

それは、自分の腸に居てくれている細菌たちの妨げになってもなあ。

立派な研究の成果の細菌株なのでしょうけれど、

自分の腸内細菌からすれば、外来種。少し、心配をする。

細菌たちの御蔭か、近年も、気持ちよく、毎朝、お出ましいただいているので。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

関連:野菜のカブ、好きです。(おもしー89)

おなかの中の嫌気性細菌たち(おもしー84)



「ロシア、混乱抱え招集20万人」(2022.10.8日経)のなかで、

9月の部分動員令を受けて招集された兵士が20万人を超えた。

約30万人としていた動員総数のうち「20万人以上が軍に入った」

徴兵逃れの出国の動きが続く

約2週間で70万人が出国した

訓練不足のままでの前線派遣や訓練中の不審死の情報も相次ぐ

アルコール中毒や自殺、出血多量など

などとありました。


また、

「受刑者を前線へ、ロシア傭兵部隊」(2022.10.7朝日)では、

受刑者を(兵士として)『砲弾のえさ』のようにウクライナの銃の前に送り込んでいる

受刑者に対し、半年間従軍すれば、刑務所から釈放すると約束

私たちに必要なのは突撃歩兵だ

契約期間は約4か月。1週間の訓練後、ウクライナに送られる。

手取りの月給は24万ルーブル(約57万円)とロシア平均の約4倍。「実績」に応じて最大70万ルーブル(約166万円)の賞与も支払われる

捕虜になっても、親族への支払いは続くのか。 略 「我々の組織は、捕虜になることはまずない」と、苦境に陥れば戦死する可能性が高いと示唆する

などともありました。


新聞記事が元なので、どこまでが本当のことなのかはわかりません。

ただ、

戦場に人を送る、これも戦争の現場であって、現実としてだいたいそうなのでしょう。

人の命がお金で買われていく。

売る方だって、過酷な状況に置かれているとき、生きていくにはそんな選択もする。

何処の国の人間であったとしても。


後の記事の中では、

拘束した人を笑いながらハンマーで打ち付け、頭部や手足を切断した様子を撮影したとされる動画がネットで公開されたことがある。

ともありました。


買われた人々の精神も、病む。

平常時と呼ばれる日常空間に居住する人間から見れば、

病むと言ってもいいのだろうけれど、

そんなこと、単なる、上から目線。

彼らからすれば、明日が見込める人間のたわ言の範疇。

何の説得力もない。


でも、

前の記事の、

突撃歩兵は、時代錯誤?

20世紀までの戦争ではないのに、何か、日清・日露の戦争のような。

どれほどの銃弾が浴びせられるその先に、歩兵として、突撃しなければならないのか。

わたしでもあなたでも。

人の命が消耗品のような扱い。

見知ってはいないが、その人の命が。

その人には、恋人も、子も、親も、兄弟も、友達も、大切な人が、あなたと同じくらいいる。

その人を、大切に思っていてくれる人もあるはずだ。

否。

大切に思っていてくれる人が、あろうがなかろうが、それも関係ない。


即時、戦闘停止。

それしかない。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


おもしろいなあ。

そういうことか。


朝日新聞の「ののちゃんのDO科学」をいつも読ませていただいています。

2022.10.8は「はずかしいとなぜ顔が赤く?」でした。


有力な仮説との前置きを置いといて、

(ここは、二重(にじゅう)の二重(ふたえ)でした。)

内容は、

(私の解釈も入れてます。)

①はずかしかったり、不安になったりすると

「どうしよう」「なんとかしなきゃ」と

脳がフルパワーで考えはじめる。

②フルパワーでは、脳がブドウ糖を急激に大量消費し、その結果で脳の温度が上がりすぎてオーバーヒートして、ちゃんと働かなくなってしまう。

(たしか、脳と心臓が、ブドウ糖の大量消費をする場所だったと。)

③それを予防し、脳を冷やすために、冷却液(血液)を、

脳の近くでもあり、外気で冷やすことができる顔の表面の静脈血管を太くして血流を増加させ、冷やす。

(だから、顔が赤くなる。

髪の毛で見えない頭もそうなのかな?こんど髪の毛の少ない方を観察できれば面白い。)

顔に血液を多く送り込むから、体内の血液の量は変わらないため、指先や足先の血流は少なくなり、手足は白っぽく冷たくなる。

④顔で冷えた血液は、目の奥のスポンジ状の「海綿静脈洞」に送られ、

その海綿状の静脈洞の中を、脳全体にブドウ糖や酸素を送る「内頚動脈」を通らせて動脈血を冷やす。

(冷えたといっても、1度程度だと思いますが、その1度が大事なのでしょう。

そして、体の奥から送られてくる動脈血の温度は高く、身体深部の温度を核心温度(深部体温)と呼ばれているそうですが、37度くらい?

外気の影響を受けやすい表層の温度を外殻温度(皮膚温、体表面温)というそうですが、

冷やされた結果で、34℃くらいになっている?

この、3度程度(?)の差は大きいと思います。)


と、いうことのようです。

(かっこ書きは、私の感想などです。)


車のエンジンを冷やす「ラジエーター」と同じ仕組み、と、説明されています。


でも、ちょっと待ってよ?

顔を流れる血管は静脈。

静脈って、そんなに赤い?

腕を見ると、

(血管がよく見えるもんで。ついでですが、肘の内側では動脈の脈打ちが見れます。)

赤いというより、青い。

よく、怒りの表情で、青筋立ててとかありますが。


たぶん、より冷やすために、顔の表面近くの細かい血管まで血流を多く送り込み、

腕の血管よりも、体表に近いところまで血液がより多くあることになるため、

いわゆる鮮血である動脈血よりは、暗い赤である静脈血であっても、

顔としては、赤く見える、と、思ったりしています。


たしか、

血液量の、1割が激しく送られる動脈血、9割が静かに流れる静脈血、だったような。

動脈は、河川の上流のように、激しく流れ、

静脈は、中下流のように、静かに揺蕩う。

血液量よりも、もっと多くのリンパ液は、地表に見える水量よりも、もっと多量である地下水脈のように循環してくれている。

その、心臓に戻るまでの、静かな流れでいた静脈血を、

脳の冷却液に利用する。

もうひと働きしてから、帰ってきてね。

とてもおもしろい。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


以前から、

役場で給与を担当していたときからですので、

40年ぐらい前から、児童手当はおかしいと思っていました。

おかしいと思っていた部分は、

このような方々にまで、支給しなければならないのかなあということです。


「高収入所帯で児童手当廃止」(2022.10.6日本海)のなかで、

夫婦のうちどちらかが年収1200万円以上の世帯で、10月支給分から廃止となった。

960万円以上 一律 5000円 変更なし

「高収入世帯」でも、新型コロナウイルス禍や物価高が家計に響いているとみられ、少子化対策に逆行するとの批判がある。

政府はこの見直しで約370億円を捻出し、待機児童の受け皿となる保育施設を整備する。

などとありました。


なんですか。

「夫婦のうちどちらか」って、

「高収入世帯」と呼ぶのであれば、世帯全体の収入でしょうお?

下につけた児童手当の目的でも

「父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有する」とあるではありませんか。

せめて、ご夫婦収入の合計で判断すべき。

この改正内容では、

例えば、ご夫婦のうち、一方が1100万円、配偶者もそのくらいの収入が有るのであれば、

ご夫婦の収入合計は2200万円。

それでも、一律、毎月5000円が従来どおり支給される。年では6万円。

そんなこと、さっさと、やめてしまいなさい。


一定の数字で線引きすることは致し方ない。

引き続き支給対象となる960万円以上が、適切な数値かどうかは、よくわからないが、感覚的にはとても高い。

その数値を是としたとしても、

せめて、世帯全体若しくはご夫婦合計収入が、その数値未満を対象としたい。

それなら、300億円ではなく、おそらく数千億円以上の財源が確保できる。


そして、ふたたび、

なんですか。

「高収入世帯」でも、新型コロナウイルス禍や物価高が家計に響いているとみられ、少子化対策に逆行するとの批判がある。って、

家計に響いているのは事実でしょう。

でも、それが、どれほど「高収入世帯」に響いているのですか。

世帯収入全体で、数百万円の世帯はとても多い実感です。

家計に響く度合い、程度が、段違いで、そういったところに手厚くするべき。


よく、高収入の世帯は、再生産されると、昨今も言われています。

教育に投資できる資金があれば、子どもたちが成長してからの収入もたいがいは確保できる。

投資資金が乏しければ、個人の能力を生かし切るチャンスが少なくなる。

それは、おおかたの事実だと思っています。

そして、だから、教育に多く投資される世帯は、子どもはだいたい二人まで。

なにが、少子化対策に逆行するですか。

学校教育以外も含む教育の機会均等に、児童手当は逆行する部分がある。

与党の考えは、見え透いている。

受給者たちは、支持されているのでしょう。


ただ、今回の「改正」だけでも、相当な抵抗があったのかと想像します。

提案し、現実のものとされるに至らせた方々には、敬意を表します。

世の中、なかなか、思うとおりに行きませんねえ。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


関連:年金906万円(おもしー56)


児童手当の目的(内閣府のHPより)

児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。

0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。


日本海新聞に連載されている「歳々元気」(大西葉子さん)のファンです。


2022.10.8は、「カブを食べよう」でした。

冬にあまみが増しておいしくなるカブ。

ハクサイは、カブとチンゲンサイを掛け合わせたものらしい。

生のカブを浅漬けにしてもおいしいが、みそ汁や煮物にしてもいい。

栄養価は、胚軸よりも葉の方がはるかに高い。

などと、紹介していただいています。


カブ、まえまえから、好きなんですねえ。

以前は、簡易な壷で、軽く漬物にしていましたが、

めんどくさくなって、

生で食べています。

ガリガリと。

大根などより、けっこう柔らかい。

丸いところもそうですが、

葉がおいしい。

紹介されているように、何か栄養もありそうです。


しかし、もっとおいしいと思っているのは、

丸いところから葉の根元となる部分。

ここは、洗いにくくて、どうしても土壌が残ってしまうので、

生食は、したいけれども、しないようにしています。

で、火を入れます。

残り物の味噌汁などに、葉の根元を縦に切って放り込む。

縦に切れば、葉の根元あたりから、丸いところの上部のところまでが、一片になる。

この切ったところがいい。

断面には、三角の成長点のような薄い透明感が少しあるところ。

みるだけで、カブが生きているようで、ありがたくいただきます。

ほくほく感がある。あまみもある。付け根の葉の歯ごたえもある。

もしかして、カブは、この部分(株のところ)がおいしいので、カブと呼ばれているのかなあ。

カブ以外でも、

葉と身の接合点あたりはおいしい。茎の部分もそうだ。

大根も、白菜も、

ブロッコリーもタラの芽も。

野菜は、捨てるところがあまりありません。

でも、ピーマンの種は捨てます。

どこかで、再起してね。勿論、生食です。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」




石炭と言えば、

達磨ストーブで焚くために、

小学校の校舎と給食調理場の建物との間の渡り廊下の横に囲いだけで山盛りにされていた。

露天なので朝露に濡れ黒光りするインクビンほどの大きさの塊を、

スコップで、がらがら、ごろごろとバケツに入れて、教室まで運んだ。

たしか、低学年であって、バケツひとつが重く、両手で運んだような。

そんな記憶があります。

半世紀以上前のことです。

九州の筑豊などの採炭地からの、黒いダイヤだったのでしょう。


「石炭 なお最高値圏 ロシア産禁輸受け、2年前の8倍」(2022.10.8日経)のなかで、

発電用燃料に使う石炭(一般炭)の高騰が止まらない。

国債指標のオーストラリア(豪州)産は9月中旬に過去最高値を付け、足元も高止まりしている。

2年前の約8倍と異例の高水準で推移する。

燃焼効率の高い「高品位炭」で、供給国が限られている。

ロシア27%、 略 豪州40%、両国だけで7割を占める。

代替調達の受け皿となって生産能力を増やせる採炭国は見当たらない。

アジア向けの液化天然ガス(LNG)価格を同じ熱量の石炭に換算すると、足元で1トン950ドル程度。天然ガス価格は夏のピークから下がったとはいえ、なお石炭の2倍超だ。

などとありました。


石炭が、一時的と思いたいけれど、

とても求められている。

勿論、脱炭素には逆行するのでしょうが、

ともかく、この冬を乗り越えなくては。

そのように、世界中の電力などの供給側は考えているのでしょう。

日本でも、電力需給が逼迫する見込みが示されていたと思います。


一方で、

記事の中には、

高品位の豪州産石炭の高騰が続く一方、重量当たりの熱量の低い「低品位炭」の価格は低位で推移している。

ともありました。


低品位炭を日常使用されている方々も世界にはたくさんおられると思います。

好きで使っているわけではない。

安価であれば、何でも使う。

そういった選択は、至極当然で、そのような立場のところをもっと注視しなけれなならない。

そう思います。


私が運んだ石炭は、燃やした後、

石炭ガラとなって、だいたいは塊の姿を保ったまま、白くなっていたような。

あの石炭の品位はどの程度だったのだろう。


今度は、軽いガラを灰捨て場に運びます。


ん?

逆だったかな。

朝、焚きつける前の冷たいストーブからガラを出して、バケツで運び、

そのバケツで石炭を持ってきたのかな。

朝のこどもの作業の順では、そうだったような。

記憶が定かではありません。


石炭の焚きつけに、浜の松林から拾ってきた松ぼっくりを使っていたなあ。

今は、松林があまりありません。

松ぼっくりの前には、松葉だったか。

焚きつけは、おもしろい。

薪ストーブが、活躍してくれる季節がやってきます。

薪は石炭に比べれば、焚きつけが簡単、とても燃やしやすい。

でも、すぐ燃え尽きてしまう。

億年により炭素が圧縮された化石の熱量の力は、

水分を15%ほど含む、セルロースなどの植物繊維の塊の及ぶところではありません。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


このつり橋はとても不安定なため、転落して命を落とした人もいる。

「フサイニのつり橋」ロープと板でできていて、風が吹けば橋全体が激しく揺れる。

パキスタン北部の山岳地帯、

氷河を水源とするフンザ川は、カラコルム山脈の険しい山間を流れている。

などと、

「雄大な景色を渡る」(2022年10月号ナショジオ)で、

紹介されていました。

ナショジオですので、

ジオグラフィック、つまり、写真が主体です。

ところどころで、所在なくぶら下がっているロープ。

足元は横の木(?)が30センチ(?)ほどの間隔で設置され、

そこを歩く。

その間からは、下が見える。

延長およそ、150m。

転落防止の効果はあまり期待できない横のロープ。

ともかく横も下も周囲が丸見え。

とてもじゃないけど、当方の現在の肝では渡れない。


国内で、気になっている吊り橋は、

畑薙大橋(181m)と谷瀬の吊り橋(297m)


こんなことではいかんと、

10年ほど前だったか、

奈良の十津川にかかる谷瀬の吊り橋のたもとまで行き、

渡ろうとしたけれど、3分の1までが限度だった。

3回試みたけれど、もうダメ。

怖いです。

小学校へ通う子どもたちの通学路に使っていた橋なのに。


それを聞いた、近所の人は、

スキップして渡れるよ とか

逆立ちでもいけるよ など。

その頃言っていました。

当方は、石橋を叩いて渡るのだ。などと思ってみたりしますが、

(実際は違いますが、)

近くの短い吊り橋でもこわいのですが、

長い吊り橋。渡ってみたいなあ。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


日本のプロ野球ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、

ホームラン56号と三冠王の成績を残されました。

素晴らしすぎる。


当方、60代。

少年の頃は、巨人・大鵬・卵焼きの世代。

運動にセンスはなくとも、特に、球技。

キャッチボールしても、ぱっとしない。

フライは、おでこに当ててしまう。

それでも、友達や先輩に迷惑を掛けながらの試合。

失敗の想い出ばかり。

そんなの中で、王さんの、55号は誰でも知っている偉大な記録。


当方と、比較に、全くならないけれど、

想像するのは、

村上選手、さぞ、55号から56号まで、苦しかったことだろう。


「村上、劇的フィナーレ 完璧56号、三冠王に花」(2022.10.4日本海)のなかで、

9月13日に55号に達してから13試合で本塁打が出ず苦しんだ。

最終戦 略 7回先頭 略 最後の最後で壁を打ち破る

(対する投手のコメントは)

「全力で勝負しにいった結果、捉えられてしまった。」

などとありました。


20日ほどの間で、18試合も結果が出せず、とても苦しかったと思います。

この間、気になっていましたが、

この欄などでも、話題にせず、口にせず、

ただ、心の中で、頑張ってくださいと念じ、見守っていました。

たいしたものだと思います。

人々に希望を与えてくれる。


「村上、剛と柔を兼ね備えて技術」(2022.10.5日本海)では、

「元は柔らくない」という体は、試合前の準備運動で180度開脚やブリッジでファンから驚きの声が上がるほどになった。

と記されています。


180度開脚か。

これからでも、むかってみるか。

趣味のひとつになりつつある体の動かし方にもいいようだし。

凡人の生活の中においても、そんな、前向きな姿勢にしてくれるような、偉業達成だと思います。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


タイトルのなかの80ドルは、

サウジアラビアの財政収支が均衡する原油価格水準は約80ドル。

と、次の記事にありましたので、そこから引用しました。


「OPECプラス 大幅減産議論へ 原油下落に危機感」(2022.10.5日経)より。

その他の内容は、

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は 略 大規模な減産を検討する。

原油相場下落で中東産油国の財政は圧迫されつつあり

原油先物は9月26日に一時、一バレル76ドル前半と今年1月中旬以来の安値を付けた。

減産の観測を受けて原油相場は急反発。

前週末比で6%超上昇した。

10~12月期には日量10万バレル程度の供給不足に転じる。

などとあります。


アメリカさんの依頼で、段階的というか、名目的というか、お付き合いというか、

ちょっぴりの増産を続けてきたけど、

相場が下落してしまっては、元も子もない。

減らそうよ。

それは困る。

そんな話をされては相場が上がってしまう。

だから、原油先物は反発した。


また、タイトルに入れた安値競争は、

なにか、ロシアの割安な原油にシェアを奪われたくないけれどそこ以下にはなって欲しくない。

シェアが減れば、実入りの総額が減ってしまうではないか。

そんな感じです。


減産をするとして、有利になるのはどこなのか。

やはり、ロシアかなあ。

相場が上がるのもいい。

中東等の減産で、ますますロシア産原油の需要が中国やインドなどで高まる。

これはいいことだ。減産してくれ。と、思っているのでしょう。

OPECプラスの閣僚級会合で話しても、目立たない抜け道などをいっぱい考える。

いや、目立っても仕方ない。

だって、こちらは戦争しているんですよ。

戦費の調達は最優先課題のひとつ。何でもする。

押されている戦況から考えても、当然だ。


アメリカさん、また、効果が薄くて、期待もできない中東訪問をしますか。

国内は、ガソリン購入費補助のありじごくを深めますか。

電気代にも税金を使いますか。


同じようなものなら割安なところから買いたいのは、水の流れの如く自然。

少々、硫黄の含有量が多く重い原油であっても、安く調達できるなら、お願いしたい。

特に、発展の途上とされている国は、必要なものを供給してくれるなら、背に腹は代えられない、そちらに向いてしまうのは、これも反対できない。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

関連:400兆円と200兆円(おもしー80)


嫌気性細菌。

その生き物は、普段目にする生き物たちの大先輩。

しかも、ヒトの健康に大変役立っているそうです。


「腸内細菌 大事にして健康長寿」(2022.9.24朝日)のなかで、

母乳に含まれるオリゴ糖は、ヒトが分解・吸収できませんから、赤ちゃんにあげているというより、腸内細菌にあげているわけです。

大腸ではほぼ無酸素となります。

嫌気性細菌は酸素がない動物の体の中に居場所をみつけたんですね。

ヒトの細胞は37兆個といわれています。しかし、それを超える100兆個もの細菌が、腸内に住んでいます。

腸内は嫌いな酸素がなくて、自然とエサがやってくる、腸内細菌にとって絶好の居場所なんですね。

ビタミンなどの栄養素をつくったり

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンなどの神経伝達物質もつくります。

などとあります。


地球上で、生命の大絶滅が5回あり

(現在6回目が進行中との意見もあります。)

何回目だったか、酸素が発生したことによるものでした。

酸素のない大気中に、ストロマトライトたちによる酸素供給がなされ、

生命の大先輩である嫌気性の生物たちは、海底など、酸素のあまりないところで生き延びてきています。

しかい、海底など、遠いところの話ではなく、それが、自分のおなかの中にある。

おもしろい。


なお、

嫌気性代謝では十分なエネルギーが確保できないため、

多細胞生物の嫌気性生物はほとんどいないそうです。

酸素を用いる代謝があってはじめて、カンブリア爆発などの、

生物の、目に見える多様性が、

(実際に目にしたわけではありませんが、化石の写真などです。)

まさに、爆発したということなのでしょう。


しかし、

いくつかの嫌気性細菌は、破傷風菌による破傷風毒素や、ボツリヌス菌によるボツリヌス毒素のような毒素を産生するということで、とても恐ろしい。

半世紀前に、畑に穴を掘って、戸板で蓋をした秘密基地をつくりました。

(秘密でも何でもないのですが、自称の基地です。)

その際、爪に土が入って、化膿して、とてもとても痛い思いをしました。

医者に行って、爪の半分ほどを取り、化膿した部分を消毒していただいたと思います。

普段、酸素のない土中など、あまり素手で触れてはいけません。


腸内だって、いつも平和な環境ばかりではなく、

ヒトは下痢をして、腸内は洪水になってしまうこともあるでしょう。

細菌の皆さんも、流されてしまいます。

どこかに流されない秘密基地が必要です。

私は、そこは、虫垂だと思っています。

虫垂は嫌気性細菌の秘密基地。

虫垂は大腸の始まる盲腸にあり、そこから、細菌たちがにじみ出てきてくれる。

流されても、しばらくすると、また増殖してくれる、そのタネの居場所が虫垂ではないかと、

勝手に考えています。


おなかも、共生の場。

ヒトは、ヒトの体だけで生きているのではない。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

関連:草?を食べる(おもしー68)


今朝は、放射冷却とは言えないようながらも、そんなに温かくはない。

昨日の午前6時ごろの13度程では、結構寒かった。

秋の季節柄、ちょうどいい感じ。


朝の見回り(どうも、所属する中町と隣の下町の町内、それに裏山の一部を歩いているよう)を終えた家猫「勘太」君が、

カーペットの上で饅頭のように、少し丸まってたたずんでいるので、

抱き上げて、膝の上に乗せると、のどをゴロゴロ鳴らす。


両手は、私の右手の上で、前にいい子して、気持ちよさそう。

鼻やのど、頭の後ろなどを左手で撫でる。


尻尾が15センチくらいはあるのかな。

だらりと下がっているので、軽く握ってみると、毛を通しても猫の体温が伝わってくる。

温かい。

脳から脊髄に繋がり尻尾まで。

太い神経が繋がっているのだろう。

尻尾を動かす筋や肉もあるのだろう。

血流もいいように感じる。

軽くの握りでも、拘束を嫌がるのか、くねってするりと握りから逃げてしまう。

体はじっとしていても、気持ちを表しているようで、おもしろい。

外の敵(野良猫や鹿など)のことを知らないお前になんか、厳しい現実はわかるまい。

おっしゃるとおり。

ぷらんぷらん。


まるで、お寺の道具の払子(ほっす)の動きみたい。

(払子(ほっす)=もともとは、お釈迦さまの時代に、蚊やハエを追い払う道具として使用することが許されたのがはじまり。私たちと同じように飛び回る虫に悩まされていた当時のお坊さん。しかし、むやみに殺すことはできない…。殺生を禁じる仏の教えを実践するための生活道具だった。)


払子みたいというよりも、払子が尻尾みたいと言った方が正しいだろうなあ。

牛の尻尾も、飛び回る蚊やハエを追っている。


わたくしめも、勘太君からすれば、蚊やハエ程度の存在か。

それもまたよし。

人を殺してしまう動物で、人以外の生き物では、蚊が一番だったかな。

勘太君(たぶん11歳ぐらい)、長生きしてくれよ。

どちらが先にいくかわかりませんなあ。

特に、自宅前の国道横断は、急ぐ風にはみえるけど、できればしっかり確認して欲しい。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


持続不可能な経済成長の代償を自国民の血で支払っている


なんのことか。


次の記事からの引用です。

「パキスタン洪水、大国は「補償」を」(2022.10.2日経)


その他の内容には、

パキスタンの多くの地域で雨期の平均に比べて700%以上の降水量を記録した。

この豪雨は自然災害ではなく、人間の活動による気候変動の結果だという点で専門家の意見は一致している。

前例のない規模の被害にもかかわらず、世界はパキスタンの災難を見て見ぬふりをしている。

パキスタンの炭素排出は世界の1%未満

最大の問題は、資金が人道支援という名目で提供されているいること

「支援」と言うとあたかも善意で寄付をしているようにみえる。

しかし、実際には欧米や中東、中国の持続不可能な経済成長の代償を自国民の血で支払っているのだ。(ここは重複いたします。)

このため援助ではなく「補償」と呼ぶ方がふさわしい。

洪水による被害額を100億ドル(約1.4兆円)と見積もっているが、過小評価だと思われる。

人道支援を申し出ている国はほんの一握りで、 略 最大の支援国は中国と米国で、それぞれ5800万ドルと5000万ドルを搬出する。

パキスタンの指導者は補償という言葉を使って資金を搬出するよう各国に働きかけるようになっている。

などとあります。


しかし、

「支援」ではなく「補償」としてしまうと、

パキスタンだけではなく、世界中にその考え方が、あっという間に、拡がってしまう。

しかも、従来の平年並みから考えれば、毎年のように各地で大災害が頻発すると、誰だって考える。

その度に、「補償」するのか。

そんなことは、できない。

なぜ。


目の前には、

「世界債権・株 価値44兆ドル減 減少幅最大GDPの半分 4~9月」(2022.10.2日経)では、

歴史的な金利の急上昇を震源とした証券価値の減少が、 略 危機の芽を生み出している。

とあり、

今の世界経済は、とても危うい。

砂上の楼閣のようで、しかも「持続不可能な経済成長」であるならば、

夢幻の如くとなってしまうのか。


「パキスタン「国の1/3冠水」 泥の家 目の前で崩れた」(2022.9.14朝日)のなかの最後のところで、

国連の事務総長は、 略 各国による気候変動への対応が不足している現状について「狂気であり、集団自殺だ」と訴えた。

とありました。


そう言った中で、

日本国がどれほど「支援」しているかは承知していませんが、

日本政府は目先の物価上昇を目くらまししたいかの如く

「ガソリン補助 来春まで延長」(2022.10.2日本海)では、

補助開始からの予算は総額で4兆円を上回る見通しだ。

来春の統一地方選挙をにらみ、補助水準を維持したままの延長を求める声が自民党内にある。

補助金がなければ205円程度になると経済産業省は説明している。

とあります。


4兆円を、(9月22日の為替介入したときの相場の)140円で割ると、286億ドルぐらい。

米国支援額の600倍弱(572倍)になるのか。


どこの大国たちも、「補償」にしたくない。

自国内対策で、アップアップ。


冒頭記事の最後に、

経済成長よりも人命を優先し、汚染国の政府と企業に、自らが引き起こした損害への責任を問うシステムへの変更が必要になる。

とありますが、

当たり前は、通らない。

そんな世の中を変えるのは、

そう。

わたしとあなたです。

具体的な動きができなくても、そう思いたい。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」




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