• 記事検索
RSS

浄酎(おもしー114)

ビールとウイスキー。

ワインとブランデー。

では、

日本酒なら、

「浄酎」というそうです。

はじめて、その単語を見ました。

おもしろい。

なんとなく、その位置するところがあるべきだなあと、

うっすら感じていたところに、

言われてみて、納得したところです。

いいことだと思うし、発展して欲しい。


「香り・うまみ損なわず蒸留」(2022.11,2日経)のなかで、

浄酎は純米酒を真空状態のなか、セ氏35~40度の低温で蒸留し、アルコール分を抽出してつくる。

100リットルの日本酒は40リットルまで減るが、日本酒の香りやうまみは損なわれない。

アルコール度数は41度。

日本酒は一般的に新しさが命で、徐々に劣化する。

浄酎にしてアルコール濃度を高めることで、長持ちし、常温での輸送が可能となる。

などとありました。


だいたいのところで、

(材料の特徴・品種やホップや樽などの香り付けの違いはあっても)

麦(麦芽)を主原料とし醸造してつくるビール。

ビールの作成工程の途中で蒸留してつくるウイスキー。

果実とはいっても、リンゴやサクランボよりも、その多くは葡萄を主原料として醸造されるワイン。

乱暴に言って、

(ブランデー向きの酸味の高い品種を用いるそうですが、)

それを蒸留すればブランデーとなる。


では、醸造酒である日本酒を蒸留すれば、なにになるのか。

焼酎や泡盛がありますが、

(両方好きですが、特に泡盛大好き。あの香りがいい。)

日本酒の、いい香りや、うまみは、それらにはなく、

飲み手(本日現在、常飲しておらず、また、味わうことと飲み込むかどうかは別。)

としては違った飲み物だと受け止めています。


日本酒は、やはり、初しぼりのように、香り立つものが食欲をそそる。

新酒を売りにするのもよくわかる。

また、温かい燗酒にすると、はらわたに沁みる。

いいなあ。

古酒もあるようですが、自分には、ちょっと。


それにしても、

高価な純米酒を蒸留するのであれば、

販売価格は、それなりの価格になるのでしょう。

「浄酎」

その風味を味わってみたいけれども、

そんなに急ぎません。

(負け惜しみです。)


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):