東日本大震災が発生した3月11日の6カ月後、
2011年9月に、1週間仕事を休み、個人的に、自家用車の車中泊をし、ボランティア活動をさせていただきました。
道の駅などでの車中泊では、
震災から6ヶ月経つものの、そこら内中に、廃棄物のうず高い山々があり、
9月なので、暖をとるための焼却はないものの、
廃棄物が未処分のままの、自然発火もあるようで、くすぶっていて、
車の窓を閉めても、どこからともなく、不快な臭いが漂い、とても寝苦しかったことを思い出しました。
思い出すだけでも、頭が痛くなるような。
「燃やせるなら何でも燃やせ 東欧の燃料危機、大気汚染招く」(2022.11.1日経)では、
ハンガリー北部のオーズド 略 火をおこした鉄製のストーブに履き古したサッカーシューズを投げ込んだ。
「とりあえずは燃えるからね」
オーズド市民は暖をとるため、燃やすのが禁止されているゴミのようなものまで何でも燃料に使うようになっている。
高騰したガスや電気の料金を払えなくなった何百万人もの東欧の人々にとっては、冬をなんとか乗り切ることが最優先となっている。
「生き残りがかかるとなると、人々は何でも燃やすだろう」
暖房のため「タイヤ以外の何でも」燃やすよう促した。
「突然、煙やスモッグを誰も気にしなくなった」
などとありました。
冬将軍が来ます。
今年の冬、
日本では、太平洋のラニーニャ現象の影響で、冬型の気圧配置が強いと言われています。
欧州では、穏やかな気温になる可能性が高いとの予報もあるようで、そうあってほしいと切に思いますが、ただ、東欧は、内陸でもあり、通年は、冬がとても寒くなるようで、川や湖が凍りつくほど冷え込むとありますので、日本で言えば、北海道の冬をイメージすればいいのだろうか。
車中泊で寒い時は、雪山用のシュラフ(寝袋)で寝ます。
(車中泊は、暑い時はいたしません。)
でも、そんなことで寒さを凌げる人ばかりではありません。
好きで、シューズを燃やしているわけではありません。
たぶん、とても、嫌な煙が出ると思います。
高校生あたりまで、自宅のふろは、五右衛門風呂でして、
風呂焚きが小学生の時からの、仕事、楽しみでもありました。
しかし、燃やすものにプラスチックやビニールが混入していると、ひどい臭いとなります。
何でも燃やせに賛成するわけではありませんが、
東欧の方々も含めて、何とか、この冬を凌いでいただきたい。
お年寄りの方々も、さむがりの皆さんも。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」