バルバドスは国名で、
その国の位置は、
南米大陸の北側の、地球最後の秘境とも言われるギアナ高地のあるベネズエラの沖合で、
人口は30万人ぐらい。
全体が珊瑚礁で出来ている島国。
首相のミア・アモール・モトリー(英語: Mia Amor Motley )さんは、私より7つ年下の方らしいですが、
リーダー格と言われています。
なんで?どこの?
それは、次の発言などによります。
「COP27、カリブ海の声を聞け」(2022.11.11日経の大機小機)のなかで、
産業革命以降の化石燃料使用で温暖化ガスの大半を排出し続けた先進国にこそ、気候変動の責任があると糾弾する。
「平均気温がセ氏2度上昇する未来は、気候変動に脆弱な国々にとっては死刑宣告だ」と訴えた。
大国相手に一歩も引かないその姿勢に世界の注目が集まる。
などとあるところからです。
至極、当たり前のことを述べておられる。
大国の人々は、逃げ腰なのでしょう。
記載の紹介を続けます。
経済協力開発機構(OECD)と国際エネルギー機関(IEA)によると化石燃料への政府補助は2020年の3624億ドル(約53兆円)から21年には6972億ドルとほぼ2倍に増えた。
ともされています。
いったい、どこの国が「化石燃料への政府補助」といった気候変動に対する無責任さの重い国なのか。
そうです。
日本だと指摘されています。
「COP27で日本「化石賞」」(2022.11.11日本海)では、
気候変動対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に日本を選んだ
化石燃料への公的搬出が世界トップだった点を理由とした。
とありました。
あーあ。
日々、バイト先への通勤などに燃料を使用し、日本中で燃料補助金が気体となって世界中を循環し影響を与え続けている。
私は加害者の1人です。
さらに、記載の紹介を続けます。
「自国優先主義」に歯止めをかけなければ、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に登場する無慈悲な男のように、自国の利益を優先しようとする先進国の動きが、糸を伝おうとする世界全体を奈落の底に落としかねない。
先進国ですら財政状況は逼迫しており、脆弱国の多くはもはや限界状態にある。
ともされています。
そうか、自国優先は蜘蛛の糸か。
そして、糸は切れてしまう。否、切れざるを得ない。
英国トラス前政権崩壊の顛末はどこの国でも起こり得る。
開催中(11月6日から18日まで)の国連の気候変動対策会議(COP21)。
事務総長曰く、
「我々は気候の地獄への高速道路をアクセルを踏んだまま走っている」
ブレーキとアクセルの踏み間違いで、車が建物に突っ込む事故が時々報道されますが、
最近の車両は、衝突被害軽減ブレーキの機能を多くは搭載しています。
車両はそうでも、
気候に対しては、
足元の、戦争、エネルギー、インフレを理由として、
ブレーキを踏むどころか、補助金を出してアクセルを踏んでいるようなもの。
気候変動に対して、後ろ向き、対策を進めていない。
バルバドスの首相に戻ります。
同国では、提案した憲法改正に伴い、君主制廃止を果たされたそうです。
小国であるとか、人口が少ないとか、それがどうなのか、関係ない。
言いたいことがあれば、誰だって、言えばいい。
応援もさせていただければ。
言いたいこと。
この、毎日のブログも、そんな気持ちも含めてやってます。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」