日常的にクラッチのある四輪や二輪に乗っています。
どうだろう。
本日現在、珍しくなっていると思います。
さて、
カエルとキリギリスを併せて、カエギリス。
それぞれの足裏には、微細な六角形模様があり、
ぬれていてもグリップする。
引っかかったり滑りすぎたりせずに一様の摩擦を生じる。
同じような六角形模様をスチールプレート表面に加工すると
排油性が高まり、クラッチとしては低温時の伝達安定性と耐久性が高まる。
(ジヤトコさんのHPを参照させていただきました。)
「手本はカエルとキリギリス」(2022.11.13日経の生物に学ぶ⑤)では、
自動車の発進や停止時に働く「クラッチ」で、開発者たちが「カエギリス・クラッチ」の愛称で呼ぶ製品がある。
開発した変速機大手のジヤトコ(静岡県富士市)
クラッチを構成する鉄に、微小な六角形の溝が刻んである。
一辺120マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル、深さ20マイクロメートルの溝
摩耗安定性が改善し、耐久性も1.5倍以上になった。
などとありました。
それにしても、なになにマイクロメートルの溝を整然と六角形にどうやって鉄に刻むのだろう。
基礎研究の賜物なのでしょうか。
私が知らないだけで、専門家さんでは簡単なこと?
そして、
このような技術開発を見聞きすると、とてもうれしい。
ジヤトコさん、引き続いて躍進してください。
カエギリス・クラッチは本年5月の発表で、
私の愛車の四輪・二輪とも、それ以前の製造であり、カエギリス技術は使われていません。
本日現在、買い替えは全く考えていませんが、
(気持ちよく動いてくれているので)
また今度も、クラッチのある車両を選んでしまうのだろうか。
時折運転することとなってしまう関係者のひんしゅく(運転しずらい)を買うこととなりますが、
自分の車両は、気に入ったものとしたい。
そもそも、社会的に、いつまで運転させていただけるものなのか不明。
(いまのところ)自動運転なんて、まっぴらごめん之介。
(そのような感覚の人こそ自動運転が適切なのか?)
いや。いや。いや。人生に、社会に、抗う気持ちの部分も必要なのだ。
(できるかどうか、するかどうかは、別にして。)
HondaさんのシビックタイプR、気になっています。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」