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180センチの大雪(おもしー141)

アメリカのニューヨーク州で、11月20日ごろ数日間にわたり雪が降り続け、180センチ以上もの積雪となったそうです。

北半球を廻って来る寒気は、12月には日本にやってくるのでしょう。


さて、

ニューヨークの北西側には、5大湖があり、そこが大雪になる水蒸気の供給元。

規模は違いますが、新幹線で雪のため遅れが出ることがある関ヶ原の北西側には琵琶湖があります。

反対に、

豪雪県である新潟県の新潟市は周辺地域よりも積雪量が少ない。

それは、新潟市の北西沖合には、佐渡島があり、そこでそれなりに雪が落ちてしまうので、周辺市などよりも除雪費負担が楽。

(新潟の方が、ビジネスで来鳥された時に、よくご存じですねと言われたので、たぶん、本当のことなのでしょう。)

鳥取県の東部の鳥取市よりも西部の米子市の方が雪が少ないのも、米子市の北や北西には島根半島があることも一つの理由。

西高東低の冬型の気圧配置で、日本列島に、北西の風で運ばれてくる雪は、その風上にある、水蒸気の供給源となるものか、盾となってくれるものがあるところかによって、積雪量に大きな違いが出てくる。

そう思っています。


さて、

「「地球無風化」、電力確保に難題」(2022.11.21日経)では、

気候変動によって長期的に風速が落ちるという「地球無風化」の予測

地球上の風は北極および南極と熱帯地域との気温差によって引き起こされる。

北極では赤道直下より温暖化が進行し気温差が縮まっているため、ジェット気流(偏西風)が弱まっている。

などとありました。


偏西風は、天候を、西から東に変える原動力。

そして、赤道と極の温度差が大きくなると偏西風は、あばれて、南北に蛇行することがある。

偏西風が波動すると呼ばれているようですが、

ようは、北半球で言えば、北極と赤道付近との温度差が大きいと、その温度差でよく混ぜ返されてしまうということなのでしょう。

それが、温暖化により、温度差が少なくなるなら、混ぜ返す力が弱まって、おとなしくなってしまう。

蛇行も少なく、風力も落ちる。

そんな感じなのかな。


「12月後半から寒気が強まる 気象庁、3か月予報」(2022.11.23日本海)では、

南米沖太平洋の海面水温が低くなる「ラニーニャ現象」の影響で12月後半から冬型の気圧配置が強まり、寒気の影響を受けやすくなる

とありますので、

鳥取県東部に住まうものとして、

様子を見ながら、スタッドレスタイヤに交換します。

(根性も貧乏なので、なるべくぎりぎりまで。)

180センチなどと言わず、

ぼちぼちの積雪でお願いしたい。

でも、偏西風が弱いなら、数日同じような気候が続いてしまって、

積雪深が大きくなってしまう?

なんとか、ロックもできる4WD車が動く程度の積雪まででお願いいたします。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」



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