やっぱり、そうか。
ロシアから中国へ金が運ばれていたのでしょう。
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「中銀、金買い最大ペース 300トンは「名乗らぬ買い手」」(2022.11.22日経)では、
7~9月期 略 中銀の購入から売却を引いた純購入量は 略 1967年以降、単年での過去最大の純購入量を上回っている。
中国がロシアから金を相当量購入したのでは
ロシア中銀が保有する2000トン以上の金の一部を、原油同様に中国が買ったとの見立て
中国は9月末時点で金の約2200トンに相当する米国債(1212億ドル)をロシアのウクライナ侵攻直後の2月末から売却を進めた。
中国が資産を売却して得た資金の一部が、ロシアからの金購入に流れたとすると辻つまがあう。
などとありました。
記事の見立ての通り、「名乗らぬ買い手」は中国の中銀だと思います。
ただ、
記事が報道する7~9月の期間の、その後は、どうなのか。
10~12月は来年2月にならなければ明らかにされないようですが、
本日現在も尚、300トンに続く購入を中国は行っているのか。
300トンなどと言わず、ロシアの所有する2000トン全部でも買える資金を用意しているようだし。
外貨準備の分散として金保有を各国の中銀は行ってきた。
この機会を利用して、ロシアの外貨準備としての金を、丸ごとでもいただきたい。
そんな思惑があっても、全く不思議ではない。
それも、ひとつの、国家戦略のうちであり、少子化などの国内問題を抱える国にとって生き残りの手立ての一つ。
否定はしないが、なぜ、「名乗らぬ」のか。
現在の国際情勢に置いて、あえて顕名する理由も利益もない。
そう判断することは推して知るべし。
しかし、
問題は、軍資金を中国はロシアに提供しているということ。
それも、
たぶん、
相場よりも安く金を手に入れていると思うし、
ウクライナ侵攻の、
露国の軍事行動の資金的支えを中国が行い。
ウクライナの軍事行動の武器の提供を欧米が行っている。
欧米の武器供与はだいたい報道されているようで、世界の認識しているところ。
しかし、中国の金購入による軍資金供与は「名乗らぬ買い手」。
名乗らずに、後ろめたいと思うなら、そんなことするな。
なにが、大国だ。
ウクライナだろうがどこだろうが、自国の利益のためには、
戦争状態でさえも継続させる。
そんな風にしか受け止めできない。
言い過ぎなのだろうか。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」