「2つの出口」(2022.11.25日経の大機小機)では、
戦争は始めるのは簡単だが、終わらせるのは難しい。
などとして、
ウクライナ戦争と
日本の野心的な異次元緩和の
終わり方を、2つの出口とされ、
終わり方が難しいとするなかで、
指導者の撤退への胆力についても、紹介されている。
ウクライナ戦争について、
露国の大統領の任期がいつまでなのか知らないが、
戦争継続中に置いて、任期が来たので辞めますとは、本人も含めて誰も考えていないと思う。
祖国興隆の英雄なのか、敗軍の将なのか、
ともかく、戦争責任から逃げることはしないだろう。
(と思う。)
(一方で、中東・米国などへの早めの亡命が、全体的には傷口がまだ小さくて済むとも思う。
それは、戦争責任を柔道で鍛えられたただの一身のみで背負おうとすることも、ひとつの、出口の考え方。)
また、日本の経済・金融では、
超低金利の長期化、無制限の国債買い入れ、禁じ手と言われる株式(投資信託)購入、
円の信用や金融市場の混乱する恐れから、記載のとおり、出口が見えない。
それでも、来年春に日銀総裁の任期が来ることから、新総裁の人事予想が時折報道されている。
こんな、「異次元」の対策をしておいて、通常のとおり任期が来たから辞めます。
日本国で、これは、通る道理なのだろうか。
一定の方向が出せるまで、責任を取るべきだ。
言い方は悪いが、
自分のお尻は、自分で拭いてもらいたい。
死んだ人をうらやましく思うこともあるだろうが、
ここが胆力を示すところだ。
立場と、やって来たことに相応する行動を行うべきだ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
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