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活版印刷(おもしー395)

昨日は、暑くて何かをする気にもならなくて、

1日、少し旧そうな本に向かっていました。


第1刷が昭和63年、第2刷が平成3年の書籍でしたが、

上下2段で、文字が小さくて、読みにくい。

でも、

おもしろいのは、

活版印刷というのかなあ。

ひとつの文字を職人さんが選んで並べて組む、

金属(鉛)の文字、ひとつひとつを手で文選し、

植字と言うと思うけれど、(組版)する。

だから、

僅かながら、

(400頁を超える中で1カ所だったか)

文字抜けと思われる個所が有ったり、

文字が躍っていたり

(右や左に傾いていたり、)

きれいにならんでいないのは相当数ある。

印刷の仕上がりも、

インクが掠(かす)れていたり

逆に、多く付いていて、太くなっていたり。

(そういうのは、けして、悪い印象にはならないのですが。)


言いたいことは、

よくもまあ、これだけ多くの文字を、

感じとしては、ほぼ100%と言っていいぐらいの精度で、

(よくわからないということです。)

文選されたことよ。

元々小さいのに、

(1文字が2ミリぐらい)

もっと小さなフリガナまでついている。

職人さんに、大きな敬意を抱きます。

たいしたものだ。

小さな金属だろうけれど、素手で扱われていたのだろうか。

鉛の害は、どうだったのだろうか。


感謝しながら読ませていただきました。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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