「気候コスト3京円の衝撃」(2023.8.28日経)のなかで、
とりわけ、巨額の政府債務を抱える日本にとってエネルギー危機は死活的な問題だ。
政府はガソリンへの財政支出を続けるぐらいなら、
まずは日銀が異次元緩和を撤回し、
ガソリン価格押し上げの一因である円安の根を断つべきだ。
とありました。
また、
「ガソリン補助金「継続を」79%」(同日同紙)では、
補助金を
「継続すべきだと思う」が79%で、
「継続すべきだとは思わない」の15%を
大きく上回った。
全世代で「継続すべきだ」が多数だった。
ともありました。
政府は、
異次元緩和を撤回し、政府債務残高1000兆円超の金利が1%上がれば、それだけで毎年10兆円必要になる。
だから、政策金利は上げたくても上げれない。
一方、輸入物由来の製品の価格高騰を抑制する政策は、国民の求めるものである。
だから、ガソリンに象徴される燃料費への補助金を続けてきたし、その額は(たしか)6兆円(そんな報道がどこかにあったような)で、前記の額より低価だし。
そんな印象です。
まったく、サスティナブルではありませんねえ。
その場しのぎの(そう呼びたくもないみっともない愚策な)政策。
もっと正直に、ありのままを、国民に示さなくては。
当事者意識を持たせないように持たせないように苦慮している。
預金の元本が危うくなる日も遠くない。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
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