そんなこと言っているから、進まない。
何って、
「「皆保険」見据えた働きを」(2023.10.1日経の先読み)の最後のところに、
個人は変更必至の制度に振り回されず、生涯収入を上げる道を追求したい。
とありました。
本来はそのとおり。
しかし、
衣食住が安定し、学業や学びなどに専念できる、そういう学生さんや余裕のある立場のある方なら追求できるでしょうけれど、
日常の衣食住や教育費が、配偶者の収入で足り苦しいから、パートタイムで働く人がいる。
その人たちに対して、目の前の収入(月収や年収)よりも、生涯の収入増を選択してはと言われても、できるわけがない。
そんな選択をできる方は、そもそも、パートタイム労働をなされていない。
日本経済新聞さんの「先読み」?
ほんとに先読みできているのですか?
ともあれ、
来年は5年に1度の公的年金の財政検証で、制度の抜本改正も予定されている。
「第3号被保険者」を巡る議論も始まった。
とも記載されていますが、
「議論も始まった。」?って?
今さら始めることなんですか?
「制度の抜本改正も予定されている。」 も って?
本題こそが、抜本改正そのものでしょお。
時々書いていますけれど、
まったく信頼できないなあ。
年金制度を議論なされている方々のことです。
国民は信用していない と 思っています。
「社会保障ゆがめる「年収の壁」助成金」(2023.9.29日経の社説)では、
これでは優遇に優遇を重ねることになる。
とあります。
これはそのとおり。
優遇されている方々があり、その方々をさらに優遇することで、不公平を拡大させる。
まあ、日本政府のやりそうなこと。
こんな政府の姿勢だから、検討する側も、及び腰程度のことしか示すことができない。
5年に1度などと言わず、抜本改革を集中して押し進めるべきですね。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)