鉄冷えと合理化の繰り返しだった日本製鉄が変わった。
2兆円を投じる米USスチールの買収計画だけではない。
2024年春季労使交渉では業界横並びの慣習を捨て、組合要求を上回る14.2%の賃上げ率をしめした。
と
「経営者の執念 成長力に」(2024.4.2日経の1面)の冒頭にありました。
読ませていただいて、昨日書いたことを思い出しました。
なにか、業界横並び≒下請け体質 のような。
業界横並びでは、将来を切り開く利益は生み出せない そんな印象です。
加えて、
同社を率いられている橋本英二会長は
「投資と賃上げは経営者の責任。それができない経営者は自ら引くべきだ」と言い着る。
ということだそうです。
経済界だろうが、政界だろうが、
いかに、しがみつかれていることか。
どこに、自ら引く潔さがあるのだろう。
潔く引けば別の場面で役割を果たすこともあるのではないか。
目の前のことしか見えないので、しがみつくことしかできない。
それであればあるほど、全体の重しになる。
どうにかして振りほどきたいけれど、
無理矢理に放すと恨みを買う、自然に観念していただくしかないんだけれど。
来年の労使交渉でも、
業界どころか、日本をリードする賃上げで、後進(後退?)となっている現状から、先進国に追いつき追い越せ。
そんな期待をさせていただきます。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」
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