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1.5倍を耐える(おもしー665)

昨日も、河川の水面を眺めながら、そんなに大きな川ではないなと感じたところ。

まあ、それは、平時のことで。


「千代川を大規模改修」(2024.5.7日本海)では、

千代川は全国有数の急流河川。

岡山県の1級河川「吉井川」が水源から約133㌔を経て海に流れ込むのに比べ、千代川の延長は約52㌔しかない。平均勾配は吉井川の2.5倍だ。

洗堀されやすく 土砂が堆積しやすい。

下流域は 低地が多く、内水被害のリスクも高い。

鳥取市を流れる1級河川「千代川」で本年度から約20年間、 河川改修工事が行われる。

降雨量が2018年の西日本豪雨の約1.5倍に増大した場合でも、浸水被害を防止できる計画

などとありました。


同じ中国山地を水源としてその水源地が、北側が千代川、南側が吉井川、勿論同じ水源地ではないものの、似たような標高からの流れの始まりだと思う。

だから、2.5倍の急流といえばそうなるのか。

北側の山陰側は、土地そのものが瘦せたイメージ。

南側の山陽側は、なだらかでゆっくり標高を落としながら海に至るイメージ。

車でもバイクでも、鳥取から岡山までそれなりに行き来している身にとっては、そんな印象を持っている。

河川や河川敷を見てみると、白い岩が目立つと思っている。

中国山地は花崗岩が主体なのかな。

(たたらも行われていたことからもそう思う。)

重い岩より、見える位置に比較的軽い花崗岩の白っぽい岩が河川のそこかしこに。

そんな感じを受けながら、千代川の中流域を眺める。

そんな岩を元とした痩せた感じの土壌ならば、土地の保水力の差も相当あると思う。

ただ、やはり、大量の水蒸気を含む空気の来襲は南側からの方が多いとも思う。

しかし、

北側に暴力的な豪雨がないわけではない。

2.5倍かあ。

そりゃあ持たせにくいなあ。

20年間で被害防止能力を1.5倍に高めるとのことですが、それも大事なことながら、どうも、この地球環境の変化を受け止めなくてはならないならば、そんな時の移動(避難)も想定しておいたほうがいいように思う。

バイクは勿論使えない。

車でどこに向かいましょうか。

それとも徒歩になるのか。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


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