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趣味や生きがい(おもしー667)

何か釈然としないなあ。


(2024.5.3朝日の湊かなえさんの連載小説)のなかで、

(高齢者が入居される施設の方が)

「ほとんどの方は、ここで趣味や生きがいを見つけて、元気に過ごされていますよ。」

という一節がありました。


そうなんでしょう。

そうなんでしょうけれども、

ともかく、現役ではない。

ほんの一部でも、現役ではない。

だから、

趣味となるし、何らかの生きがいということになるものの、

施設入所なされる方々はもう社会貢献できるわけではないと言われているような。

ほぼすべてそうなんでしょうけれども。

それで良しといたすのかなあ。

だから、釈然としない。

そんなことを感じるのは、自分がまだ若いつもりでいるからなのか。


施設入所は、生きていればそのうちお願いすることになると思う。

社会貢献?

そうさなあ。

なにかしらの収入により確定申告をする?

貢献するかどうかはそのときの社会が求めることに沿っているかどうかで。


「ニャー。・・ニャーーー。」

朝5時になり、

二階から家猫が降りて来て、

外へ出たいから、サッシを開けろと、催促に来た。

頭をひと撫ですると気持ちよさそうにするものの、

鍵を外して開けると、さっと飛び出す。

どこかしらねども、見回りに出陣也。

この行為も、僕が今生きている小さな社会のなかでの他者への貢献。

生きていて、手足に限らず頭の中だけでもなにかしら動けているのであれば、

趣味や生きがいにつながるのかな。

小さかろうが大きいと言われようがどうだろうが。

趣味や生きがいと言われなくても、

動けていればいいのかなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


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