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予防切除(おもしー387)

両方の乳房を予防的に切除した。

卵巣は発症リスクが高まる40歳頃までに予防切除するつもりだ。

「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」と診断されていた。

「「遺伝性」予防切除を検討」(2023.7.2読売の医療ルネサンス)にありました。


関連:骨盤の奥(おもしー382)


ヒトの体って、わからない。

でも、

医療の力によって、

親や祖父母など、先の代の病気の原因が、説明できる部分ができ、素人にも、納得できることとなる。

そうなると、

その対策を未然に取ることも、自然とというか、おのずと導かれることとなる。

それが、予防的な措置であったり、タイトルとした予防切除だったりする。


当事者となる、ご本人様におかれては、身近な近親者の苦悩やその結果に加え、医療のエビデンスに裏打ちされているとはいえ、大きな決断だと思う。


自分にとって、

予防的にどこかを切除したほうがいいとの見方が示されたとき、

どう受け止めるだろうか。

本当に、この医療の見方は信用するに足りるのだろうか。

何か別のやり方があるのではないか。

たぶん、最初にそう思うようにして、なんとかその場を逃げようとする自分があると思う。


この前の日曜日、

習い事の帰りに、

先生が、僕のバイクを見て、

「夢がありますね。」

といってくれた。

僕は、

「夢はあっても、明日があるかどうかわかりません。」

などと、うそぶいていた自分がある。

どうも、

人の生に未練たらたらな自分があるみたい。

とても、とても、予防的な切除なんて考えられない根性無し。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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