両方の乳房を予防的に切除した。
卵巣は発症リスクが高まる40歳頃までに予防切除するつもりだ。
「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」と診断されていた。
と
「「遺伝性」予防切除を検討」(2023.7.2読売の医療ルネサンス)にありました。
ヒトの体って、わからない。
でも、
医療の力によって、
親や祖父母など、先の代の病気の原因が、説明できる部分ができ、素人にも、納得できることとなる。
そうなると、
その対策を未然に取ることも、自然とというか、おのずと導かれることとなる。
それが、予防的な措置であったり、タイトルとした予防切除だったりする。
当事者となる、ご本人様におかれては、身近な近親者の苦悩やその結果に加え、医療のエビデンスに裏打ちされているとはいえ、大きな決断だと思う。
自分にとって、
予防的にどこかを切除したほうがいいとの見方が示されたとき、
どう受け止めるだろうか。
本当に、この医療の見方は信用するに足りるのだろうか。
何か別のやり方があるのではないか。
たぶん、最初にそう思うようにして、なんとかその場を逃げようとする自分があると思う。
この前の日曜日、
習い事の帰りに、
先生が、僕のバイクを見て、
「夢がありますね。」
といってくれた。
僕は、
「夢はあっても、明日があるかどうかわかりません。」
などと、うそぶいていた自分がある。
どうも、
人の生に未練たらたらな自分があるみたい。
とても、とても、予防的な切除なんて考えられない根性無し。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
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