日本企業は失われた30年間で守りの経営を続けてきた結果、財務は強固となった。
インフレ経済では、現金を眠らせると価値が減る。
などと
「140兆円、どう使いますか」(2024.4.4日経の1面)にありました。
さてさて、
大方の企業は、たぶんよう使わないだろうなあ。
だって、
貯める方が使うよりも考えなくて楽なので。
守りの経営の方が、打って出ていく姿勢よりも楽、といった方がわかりやすいのかな。
それが30年間とくれば、一世代以上といっていい。
使えるのだろうか。
金利支払いをしたくないので、負債削減でお茶を濁すぐらいなのか。
(それは既にやり尽くそうとしているか。)
それでは、法人設立は何の為だったのか。
ビジネスチャンスを求めて、融資を受け(負債を背負い)事業展開を行ってこられてきたのが企業法人の姿だと思っている。
そんなこと忘れてしまったと言われても納得してしまう期間の30年間。
この際、法人の財務に対する課税を少し重くするような姿勢を見せてもいいのでは。
尻を叩かれても動かないのだろうけれど。
インフレ経済下で、新しい企業が求められている。
そう思います。
人生100年と言われ、
何歳になっても、したいならすればいい。
若い方は失うものが少ないと言われることがあるけれど、
年配の方の方が、失ってもいいようなものを多くお持ちなのではないかなあ。
子育てなどの負担から解放されたりして、
自由に生きて、働いて、
年金なんか受け取らないで、
(現行制度上、75歳になって仕方なく受け取るようにすればいい)
どんどん儲けて(社会貢献して)、
そんなところに、
140兆円? 使わせていただきましょういな。
いい使われ方だと思うけどなあ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」