ある意味での転換点だなあ。
夜から昼へ。
原発から太陽へ。
そして、電気とは生産と消費が一体であるとする生活にすることが。
「電気「昼がお得」各社PR」(2024.4.1朝日)では、
「昼シフト」の取り組みが大手電力会社で相次いでいる。
「電気は夜が安い」をアピールしてきた姿勢を転換させつつある。
24時間一定出力で稼働する原発の電気を需要の減る夜間に使ってもらおうと、夜間割安の料金体系をPRしてきた。
太陽光の発電を一時的に止める「出力制御」が全国的に増加
家庭のエネルギー消費の約3割を占めるとされる給湯
昼の単価は、従来のオール電化プランの夜の単価より安い。
翌日の「でんき予報」が届く
市場価格は需給バランスで変わるので、電気が余れば下がり、逼迫すれば上がる。
年約168時間、小売り会社が仕入れる電気の原価が「実質ゼロ円」だった
欧州では電気が余ったときに市場価格がマイナスになるしくみを導入
などとありました。
貯めれない、若しくは、貯めることに困難や効率が悪いもの。
それが電気だと思っている。
だから、揚水発電のようなことも行ってきた。
貯めるものを電気ではなく、高所に移動させる重たいもの(水)として。
使用されていない夜間電力の活用とは、1日24時間の中で出力制御が困難な原子力発電を利用すること、温存すること、建設し続けること、好悪や主義に関係なく、そういうことです。
ヒトが電気を使いたいなら、ヒトが起きている時が主な時間。
太陽光による発電が出力制限を受けるほどならば、それを活用するのが、「昼シフト」。
当然、天候に左右されるから、天気予報に加えて「でんき予報」が必要となるけれど、
だいたい天気予報とでんき予報はおなじようなもの(だろう)。
明日は晴れ予報だから、畑を耕運するか。
といったように、
明日は晴れるから、電気でお湯をつくって置こうか。
EVに充電するのは明日にしようか。
といった具合。
晴耕雨読のような天候に合わせて人の行動で、電気使用も同じように。
いいんじゃない。
そもそも、ヒトだって、雨模様の時は気圧が低くて本調子ではない人もある。
晴れていれば、何かしようという人の方が多いように思っている。
電気をヒトの調子に合わせて造って使用するということ。
余ったときは電気がマイナス料金?
そんな時にどうやって大量に使おうか。
太陽光発電が普及し、新たな商機が訪れているような予感がします。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」