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越冬(おもしー659)

タイトルにした 越冬 とくれば ツバメ。

越冬ツバメは健気に生きているイメージで、

アルバイト先のビルの下に吊り下げてある照明の傘のところに、

4月中旬から、つがいと思われるツバメがせっせと行き来している。

彼らがどこかで越冬していたかどうかは勿論知らないけれど。


「カメムシ多数越冬」(2024.4.30日本海)では、

越冬成虫の平均観測数は、過去最高 で平年の3倍以上だった。

好物のスギやヒノキの球果が豊富になる7,8月ごろまでは腹をすかせて果樹などに被害を及ぼす

などとありました。


ツバメとカメムシでは、同じ越冬でも、人間が受けるイメージは正反対。

カメムシだって、

近くで見ると、細い足で、かくかくした大き目の体をよたよたさせて動く。

ひっくり返ると、その名のとおり、カメさんみたいに、戻るのに困っている。

そうですか、

スギやヒノキが好物なんですか。

杉の林が多ければ同君も多いのかな。


ヒトも氷期を耐えて生き延びて間氷期に拡がっている。

臭いはあまり出さないけれど、

地上の他の生物からすれば迷惑この上もない生きものなのにね。


今心配しているのは、

ビルの管理者が巣を撤去するのではないかということ。

ツバメの巣の下は人が往来している。

今はたいして落ちてきていないけれども、

そのうち、卵から子が生まれ、親から餌をもらうと、子は排泄する。

それらは、巣から落ちてくる。

商業施設を管理する立場であれば、人が多く往来する場所に落ちてきてもらっては困るのです。


どうすればいい?

なんとか、どこかに転居してくれないか。

ツバメも、撤去を考える人間も、ともに、心身が痛む。


地上から、人間を撤去させる他の生物は今のところ見当がつかない。

生物以外の現象で、人の数が減ることは、

それは、いいことなのか?

それとも、よくないことなのか?

人間様から嫌われているカメムシ君たちよ。

君達はどう思う?

心が痛むかい?

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。」


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