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岩美病院の現状などの報告がありました

 令和元年7月31日、午前10時ごろから11時前まで、議員懇談会として、岩美病院の現状と取り組みについて議員11名(12名の議員の内、澤議員は欠席)に報告されました。

〇主な内容は、次のとおりです。
 1日平均患者数の、外来は右肩下がりが続き、入院は均衡しているようです。

 累積欠損金は、平成20年に11億円を超えていましたが、その後回復し、9億円超まで改善しましたが、その後増加し、平成30年度で10億6千万円程度になりました。

 今後の純損益の見込み等は以下のとおりです。
 平成30年度 損失9億2千万円 繰越欠損金 10億6千万円
 令和元年度    1億2千万円   〃   10億5千万円
 令和2年度  損失4億1千万円   〃   10億8千万円
 令和3年度    1億5千万円   〃   10億7千万円
 令和4年度    1億円      〃   10億6千万円
 令和5年度    2億3千万円   〃   10億4千万円

 なお、杉村宏議員としては、「3条・4条の資金収支」としてそれらの合計が示されていますが、この収支を示す意味が理解できません。
 4条(資本的収支)の、収入は3条の長期前受け金戻し入れに期間に対応して計上され、支出は3条の減価償却費にこれも期間に対応して計上されています。したがって、「3条・4条の資金収支」を示すことは2重の二重となります。誤解される数字を主権者に与える表示であり、複式会計が理解できていない証左であることを証明する表示であると感じました。 

 なお、今後の取り組みとして、⑴病病連携の強化、⑵地域連携室の強化、⑶在宅診療の充実、⑷在宅介護事業の拡充が、印字されていましたが、詳細説明はありませんでした。


〇議員懇談会としての開催は、町民から見えない。議会の見える化に反した開催
 なぜ、実質的な秘密会のような議会運営を行おうとなされるのか、理解できません。主権者である町民の方に、重要な情報を出さないよう出さないように議会を運営していると言われても、致し方のない懇談会という開催の仕方です。

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