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モル8P2 岩井町営軌道跡地看板(H30.6.12)

(問)岩井町営軌道跡地説明板の設置を
(答)設置しない
杉村 岩美町域の発展に寄与してきた近代の施設に対する敬意は大事なことだ。昭和22年の国勢調査で岩美町域の人口は2万225人、人口のピークだ。それを支えていた産業に荒金鉱山があり、従業員500名だった。現在の鳥取銀行が700人であり、相当な企業だった。従業員や家族の衣食住を賄うあらゆる生業があり、消費の地が岩井温泉でもあり、当時の岩井は大変にぎわった。そんな時代に岩井軌道が活躍し、岩井村以外の現在の岩美町域の方々も利用されたと想像する。
昭和9年の岩井大火、昭和34年の伊勢湾台風の水害。苦しく、つらい経験をされた岩井の皆さんにとって、今より大変にぎわっていた時代があった記憶は心の支えになっていたと拝察する。その象徴が岩井軌道だ。
 平成28年度決算認定にあたり、地籍調査で旧岩井軌道敷地を財産から削除するとし、反対した。今年度、再調査で財産を戻すと町は報告した。これでは、町は地籍調査や決算認定の信頼を低下させたこととなる。
そして、町は、軌道敷の再計上と、跡地の標柱を設置するとしているが、それだけでは、視野が狭い。岩井地内にも説明板などの設置を行うべきだ。

町長 軌道用地は町有地として残ってない。湯かむり温泉駐車場に岩井温泉歴史絵巻の説明板がある。看板を設置する考えはない。

杉村 現在の駐車場は、町所有ではないか。岩井軌道に特化した説明がもとの駅のあたりにはあってしかるべきだ。

町長 失礼した。ただ、岩井地内に2つの看板が要るのか。旧車両基地に新たな説明板をつくる考えはない。

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