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住民と総務教育常任委員会との意見交換会

 標記の意見交換会が、7月16日午後1時半ごろから3時過ぎまで、岩美町の住民の方14名、岩美町議会総務教育常任委員5名の参加で行われました。
 住民の方14名の内訳はつぎのとおりです。
 東地区と岩井地区は1名づつ、浦富地区なし、以下の各地区は2名づつ、田後地区、網代地区、大岩地区、本庄地区、小田地区、蒲生地区

 進行は、宮本純一委員長が行い、平成30年度に行われた「岩美町の交通実態に関するアンケート(結果)」をもとに、各地区からのご意見を伺いたいとのことで進められました。

 参加された住民の方からは、(一部です)
・各地区有志による乗り合いシステムの構築
・町運営の循環バス
・100円(300円)バス
・バス利用料の割引
・アンケート結果は誰もが思っていること。それができていないことは何が原因なのか。財政面なのか。総花的に話しても意見交換にならず、どこが問題なのか言えない。
・意見は出尽くしている。多くの人で話しても結論は出ない。交通会議が年2回あるのでそこで話せばいい。
・地域交通会議の参加は、町営バス路線の地区のみだが、町内全部にすべきだ。
・第10次の総合計画に交通のことが載っていない。何でこの会議が必要なのか。
・専門的な交通の会議で進めていただければいい。
・日本交通のバスの小型化をお願いしてはどうか。
・スクールバスとの関連は。
・町内周回バスは


 杉村宏議員の発言は、
 町行政はもっとよく現実を説明すべきだ。
 例えば、町営バスは何故現在4台なのか。それは、列車への接続のため、同時に岩美駅に到着したり、岩美駅を発車したりしているが、3台で運行し、1台は車検・点検等の車両だ。以前は5台で運行していたが、ご利用いただいている利用者にはご不便を掛けつつも田後線と陸上線を統合して、同時運行が1台削減できている。もっと以前は、小田線に2台同時運行がなされていたが、荒金線を小田線に統合し、その時も同時運行が1台削減できている。
 また、車両の大きさにしても、最も多くの乗客数に合わせて決めている。朝は大型車両、日中の乗客数が少ない時は小型車両とすることは、大型車両のみのコストに加え小型車両の維持管理費も加わることとなるため、固定費が増大するだけだ。
 しかし、路線統合などの小手先の手段で改善してきた町営バスの運営は限りがある。何のために、4000人もの町民に対して交通のアンケートを行ったのか。抜本的な対策を打ち出すためではないのか。


 なお、総務教育常任委員会として、町民の方との意見交換会を行うことは重要なことであり、各委員からそのテーマを委員長は聞いて、テーマの選定や、進め方は各委員が委員長・副委員長にお任せして、この意見交換会がもたれたところです。
 杉村宏委員としては、地方銀行支店の廃止も県内にあり、金融関係の意見交換を半年ほど前に提案していたところです。町内出身者が三井住友信託銀行の鳥取支店長であることから、全体的な概観のお話しなどが聞ければと思っていました。
 今後も、意見交換はどのような形になるかは、委員長の判断ですが、行われるものと思います。

 また、終了後に参加なされた町民の方から、この意見交換を行って、総務教育常任委員会の委員長や副委員長は、委員会を代表して、町行政に対し、一般質問などを行うつもりがあるのかと聞かれました。
 意見交換を行って、それでおしまいでは、参加いただいた方々に対して失礼になってしまうと思います。

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