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全国公報研修会に参加しました。

 町村議会広報研修会が、東京都千代田区、シェーンバッハ・サボーで、令和元年9月25日(水)に開催され受講いたしました。概略等は以下のとおりです。
 町議会には10月7日付けで報告します。
 また、本受講は公費(主権者の)負担により行われたことから、町議会への報告書は、主権者の閲覧等が可能となる措置を希望しています。(今までも行われておりませんが)
 公費負担額(旅費)は41,250円でした。(岩美町議会事務局より)


〇受講目的とその成果
 議会広報の認識や実績の深い方々の実践や説明を聞き、今後の議会広報の意義の認識を深めるとともに、在り方を考えることを目的とした。
 受講成果として、行政広報と議会広報の役割の違いをより明確にすることができた。また、広報コンクール入賞団体の広報誌に対する姿勢に感銘を受けた。
 どうして議会はそう決めたのかを知らせる努力、きっかけを広報紙で提示し、詳細はWebで知らせることなど、議会広報の役割を果たしつつ、紙面を補う努力も必要と感じた。
 以下は、各講師の講義で気になったフレーズです。

○講師 豊田健一氏(『月間総務』編集長)
 「読者目線で親切な広報紙をつくるには~手に取られ、読まれ、行動に結びつけるには~」
 前日に移住した方でも、最後まで読んでいただけるものに
広報紙は、住民と議会との良好な関係を作り、住民が議会への関心を高め、議会に参加し、議会と共により良い地域社会をつくっていくため発行するもの
 大前提として、コミュニケーションの主導権は受け手である住民であり議員にはない。
 課題があるから、質問、審議、研修があるのであり、課題感の共有が大事で、何が課題であるかを伝えること。詳細はWebで伝えればいい。広報誌はきっかけでいい。
 編集途中に住民目線を入れて欲しい。知らない人の目線が必要だ。
 編集体制として、住民以外にも公開していることが大事
 行政広報は、政策・計画の執行を行うために住民に招致をしていただきたい決まったことを広報するもの、議会広報は、政策決定までの形成過程、どのような意見があったのか、どうしてそう決めたのかを広報するもので、双方を読むことでさらに理解が進むような補完関係がある。
 読んだ感想をもらいたい。読ませたいなら、その階層、例えば子育てママや社会人1年生と議会との座談会などに登場させ記事にする。
  
○講師 安田安正氏(朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部長)
 「情報をわかりやすく伝える」
 5W1Hも大事だが、WHYを意識して文章を作ってほしい。なぜ〇〇なのか。
 4W1DそれぞれにWHYを問いかけること
 (WHEN+WHO+WHERE+WHAT+DO/DID)*WHY
 主語と述語をしっかり対応させ、言いたいことを前に持ってくること。


○講師 吉村潔氏(エディター)
 「町村議会広報コンクール 上位入賞団体の評価ポイント」
  最優秀賞を受賞された寄居町の記事
「議員ではなく町民の「声」を元に予算を審議!
 寄居町議会広報編集方針「読まれない議会だよりに出す意味なし!」

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