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生中継の懸念?

 令和2年1月7日に開催された、第10回目の議会活動の在り方検討特別委員会のなかで、一般質問の生中継が協議され、消極的な意見が多く、録画放送についてもいままでどおり編集して放送すべきとの多数意見でした。

 杉村宏委員としては、次のとおり考えておます。
 従来から同じことを申し上げておりますが、傍聴者と同じ情報を出すべきだとしています、
 議事の公開の原則は、住民の意思がいかに議会に反映しているかを広く住民に知らしめるとともに、議会を監視させて、常に議会運営が公正に行われるようにするため、傍聴の自由、報道の自由、会議録の公表がなされています。
 議会の議論の公開は、結果を公表するのではなく、そのような結果に至る過程の議論を公開することに意味があり、わかりやすさを追い求めるものではありません。
 協議の中で「臨場感を持ちたかったら、議場に来ればいい。」との発言が複数ありましたが、これは暴論です。多くの町民の方から、傍聴には行きたいけれども、様々な理由で行けないとか、質問中の休憩によりその前後が繋がっていないなど、多数の意見を頂いています。
 生放送も、録画放送も全部出すべきです。特段の問題は起こらないと思いますし、仮に何かあったとしても、それがその議会なり、議員なりの現実です。議会に品位があるのは、それぞれの議員がその言動に対して責任を示すことから生まれるもので、それがため会議録の公表がなされています。
 生中継を行うにあたり、懸念があるとの意見が多くありましたが、ありません。

 田中委員長は、各委員に対し生中継における懸念事項を1月10日までに提出するよう求め、了解されました。
(その際に、どの委員がどのような懸念を提出したかわからないようにしてほしいとの意見が複数ありました。そのような姿勢こそが、あからさまに議員らしくないと受け止めます。自らの主張を、なぜ明確にしないようになされるのか不思議です。)

 次回1月27日(月)9時から開催の同委員会の中で、その懸念事項が示されるものと思います。

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