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誰も信用できない。(岩美町議会)

令和3年5月28日午前10時から岩美町議会臨時会が開会され、開会直後に休憩となり、全員協議会が開かれました。(この会議は、全員協議会とされながらも、なぜか、非公式会議と会の途中で議長等から発言があったため、会議録は残されていないと思います。報道関係者も室外に排除されていたようです。)

10時4分から36分まで。


議題は、議選監査委員の辞職についてでした。

議長説明は、「昨日、議選監査委員から辞職願が提出された。任命権者の町長は続投を望み、受理できないとしている。議会選出であり、議員皆さんの意見をお聞きしたい。」とされました。


議選監査委員の澤治樹議員は、「3月議会の監査委員の人事案件で、ある議員が反対討論をされようとした。代表監査委員の人事案件に、反対討論をしてもらわないための妥協として、辞職願を出すことを議長の要請に従い承諾した。代表監査委員を守り、議事をスムーズに進めるためであった。臨時議会が開会される本日の前日に辞職願を任命権者の町長に提出した。」


議長から指名された杉村宏議員の発言概要「3月議会での監査委員の人事案件において用意していた反対討論の要旨は、証拠書類を確認できる見識において信用ができないということである。しかし、証拠書類を確認できる見識においては、具体的事例において、より責任の重い議選監査委員の辞職があれば、物事はより良くなることから、3月議会において議長から、議選監査委員と議長の辞職を提案され、反対討論を思いとどまった。」


議長「3月議会の対応について、偽りはない。」


議長「議選監査委員の辞職願に対して、各議員の判断を求めたい。引き続き議選監査委員に留まってほしい議員は起立を求める。」


起立議員大多数(杉村宏議員は、起立していませんし、起立者達の状況を確認していません。)


澤治樹議員「辞職願を撤回する。」



あああ。岩美町民の皆様。監査能力のない監査委員の辞職を実現できない杉村宏議員の無力をお笑いください。

それはそうでしょう。

まず、任命権者の町長は、議選監査委員の辞職願をすんなり認めるわけにはいかない。認めれば、杉村宏議員の主張を追認し、町の決算が誤っていたことにつながる。

そして、議員各位においても、同様です。

したがって、町長や議員各位の意見は、聞くまでもなくわかっている。

過ちを押し通すことしか、自らの立場を守る手段はないかのようです。何のために彼らはその地位に固執しているのでしょうか。少なくとも、岩美町民のためではありません。


辞職と辞職願の提出とは全く意味が違います。人を信用することを当たり前のようにしてきた杉村宏の人生ですが、岩美町議会のなかでは、通用しません。おひとよしは岩美町議会に必要ない。

解釈の違いといつまでも、ご自分と岩美町民から逃げようとしている監査委員の皆さん、岩美町議会の皆さん、町長をはじめとする岩美町行政の皆さん。

㈱いわみ道の駅出資金(買参権に関わるもの)として、出資等による権利として一般会計歳入歳出決算付属書類に計上した400万円を証明する証拠書類を明示してください。町長はないと言っています。岩美町が出資をし、その権利を保有していると書類上は明記をしながら、それを証明する書類がない。当然です。出資先は資本組み入れしていないのですから。誤りをいつまでたっても認めない。それが、岩美町の監査委員であり、岩美町議会議員であり、岩美町行政です。

参照:議長と議選監査委員辞職?、議選監査委員辞職願


引き続いて、全員協議会が開かれました。(この会議も、全員協議会とされながらも、なぜか、非公式会議のようで、会議録は残されていないと思います。)10時46分から57分まで。


議題は、議長の辞職についてでした。

議長説明は、「本日の席を持ったことも含め、議会運営の責任を取りたい。2年数カ月同じことがずっと繰り返されている。もう無理です。新しい方になっていただいて、一新して欲しい。議会が、本来考えることに向かってほしい。私は、責任を取らねばならんのです。」とされました。辞職願いは「一身上の都合」ということでした。


本会議が10時59分に開会されて、議長辞職が日程に追加され、異議がなく、11時4分に辞職が許可されました。


議長室で、足立義明議員に立候補されますかとお聞きし、そんな破廉恥なことはしないと聞いたことから、杉村宏議員は立候補届を提出いたしました。


議長の辞職が許可されたことから、議長選挙が行われることとなり、議長選挙にかかわる所信表明等のため全員協議会が開催されました。11時30分から38分。


立候補者は2名で、届け出順に、杉村宏議員、柳正敏議員でした。

所信表明の概要

杉村宏議員「私のスタンスは、前回行われた副議長選挙の平成30年7月の時と変わっておりません。岩美町議会を、町民の最も身近な議会にしたい。頼りがいのある議会にしたい。修正しない、提案しない、公開しないの3ない議会を返上し、町民が誇れる議会としたい。議論をすべきである議会の中で、議員の発言を制限するようなことはあってはならない。なお、仮に議長となった場合、前議長の意向を引き継ぎ、主権者からの強い要請がない限り、号外のことに関しては深堀しないこととなります。」

柳正敏議員「常任委員会活動の充実、議会力・議員力の向上、住民とと関わりを大事にしたい。」



本会議の追加日程として、議長選挙が行われました。11時45分から12時まで。

選挙結果(カッコ内は杉村宏議員見込みによる投票議員)

立候補届出者 杉村 宏議員 1票(杉村)、柳 正敏議員 2票(柳、寺垣)

立候補届出者以外の議員

足立義明議員 7票(橋本、升井、森田、吉田、宮本、川口、澤)

田中克美議員 2票(田中、足立)

杉村宏議員が岩美町議会で孤立無援であることを、この選挙結果が証明しています。



足立義明氏が、「もう無理」と言われたのであれば、選挙結果に関わらず辞退なされればいい。選挙結果を100回ぐらいも連続して辞退した議会もあります。それをしないのは、やる前から再度の選出を想定していたからです。辞退しないで就任するのであれば、「無理です」などと何を言っても信用できない。そういうこととなります。足立義明氏においては無理ではないのです。


岩美町民の皆様。杉村宏議員は、前期も今期も正しいと思うことを主張しておりますが、岩美町議会の中では、上記のとおり、いつまでも一人ぼっちで孤立無援な状態です。町民の皆様のご支援だけが、杉村宏議員を支えていただけます。


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