• 記事検索
RSS

杉村ひろしの政治スタイル(風通し)

 次のような、激励・応援を頂きました。

◎町議会での質疑等の様子を拝見し、その孤軍奮闘ぶりにいつも関心を寄せています。正論を述べて、耳障りの悪い事柄を質すためか、町執行部からは一定の距離を置かれ、また、同僚議員からも賛同がえられないように見受けられますが、(中略)私自身は、杉村さんが自己の良心に従い、町民の目線で物事を捉え、町民の生活が一番という姿勢で議員活動を展開しておられる様子に共感を覚える一人です。(中略)御健闘をお祈りします。(御葉書)

岩美町に引っ越してから8年くらいたちます。毎月の議会便りを見てますが同じ人しか質問してないし、内容も何ら変わりないなと思いました。本当に良くしようと思っている人が何人いるのか、ただの名誉職になってないですかね。私の地元も田舎の小さい町ですが若い力で議会を引っ張って活発な意見を交わしています。岩美町もしがらみのない風通しの良い町にしてほしいです。

 相当嫌われているようですが(笑)、私は応援しています。頑張って下さい。


 ありがたいことです。

 本日現在は、岩美町の風通しをよくしてもらっては困る方々が、タッグを組まれている現状だと捉えています。


 風通しが悪すぎて、それがわかりやすくて象徴する事項が、町長交際費の非公開と議会運営委員会会議録の未公開です。


〇 町長交際費の非公開

 町長交際費のことなんか、本来は、皆様にお伝えしたくない。

 しかし、そういうようなところにこそ、中心者の政治姿勢がよく出ている。そう感じます。


 199万円が25万円に。

 なんですか、それは?


 町長交際費の支出額です。

199万円は、平成27・28年度の町長交際費の決算額。

  2020年10月30日の「町長交際費」(下に再掲載)に記載しています。

25万円は、令和2年度の町長交際費の決算額で、正確な数字は254,265円です。

(予算現額50万円ですので、執行率50.8%)


 町長交際費についての杉村ひろしの主張は一貫して、次の3点です。

①必要と判断する交際費は、予算の範囲内で、有効にしっかり使わせていただくべきだ。

(予算額200万円からの増額提案もあり得る。)

②公費支出である以上、他の自治体同様に、当然に、公開する。

(自信を持って公開すればいい。公開できないような支出は、それは個人としての付き合いで、私費払いすればいい。何のために、県内町村長トップの年間1300万円もの支払いを受けているのか。)

③他の予算科目同様に、予算現額は3月補正し、執行率をみっともないものにしない。財政規律を緩ませたくない。


 なぜ、何の問題もない支出だとしながら、公開しないのか。

 なぜ、公開するようにし始めたところ、執行額が激減してしまったのか。


 町行政の姿勢は、風通しがいいですか。

 町民の皆様のご支持が、いただけますか。

 町長交際費について、杉村ひろしの政治姿勢とは、まったくの真逆であるとしか、言い様がありません。


〇議会運営委員会会議録の未公開

 岩美町議会の運営を議長から諮問され、常任委員会として、議会運営委員会が定例的に開催されています。杉村ひろしが町議会議員であった7年余りの間の同委員会の会議録は、本HPに、その開催日付けで掲載しています。これは、個人として公文書開示請求をして得られた情報で、ここでしか閲覧できません。町議会HPに掲載されていません。

 最近の同委員会で、会議録を公開することを、同委員長はしようとしたように聞こえましたが、本日現在で、実行はされていません。

 この委員会会議録をお読みになられた方は、ところどころの、あまりの異様さに仰天なされると思います。

 特に、平成30年あたりは、岩美町の公の機関として悲しくなるぐらいです。

 すみやかに、過去の分も、当然に、公開すべきです。

 公開できていない現状が、その異様さを、証明しています。



(再掲載)2020.10.30「町長交際費」

投函中のモルゲンロート12号(2020.10.19発行)の補正予算に関する記事(P1)の中で、町長交際費についても記載しています。

それに対して、「町長交際費についても記述の通り同感です。」など、主権者からのご意見も頂いております。


平成30年6月に杉村宏議員は町長交際費について一般質問を行いました。

杉村宏議員の質問の趣旨:正当な支出であるならば、過去の分も含めて公開すべきだ。

それに対する西垣英彦町長の答弁:過去の分(平成29年度以前分)は公開しない。他自治体は公開しており、今後の分のみ公開する。支出の基準を作成する。

(モルゲンロート8号P3)

県内自治体の中で、平成28、29年度ともに当町の町長交際費の支出額が最多であり、鳥取県知事の7倍近く、鳥取市長の3倍以上で、岩美町民からは「町民として恥ずかしい」、「県知事より多いことが理解できない」との多数のご意見を頂いたことから、その内容や公開について、上記のとおり質問をしたところです。

町長答弁は、明らかに、町民目線から外れています。説明できる支出であるならば、全て公開すべきです。支出基準の作成は、公の公費を支出する以上、当然です。杉村宏議員の姿勢とは相反する答弁で終わっています。

そして、その質問実施以降、支出額は以下のとおり半減以下となっています。

しかし、予算額はあまり減っておりません。

ということで、本年3月の補正予算案に対する反対討論(補正減の額が少ない)となってしまいます。

(本来、このような些末なことは、議論したくありません。しかし、行政の姿勢が末端のようなことに現れてきてしまうことから、議員の立場としては、その姿勢を質(ただ)すこととなってしまいます。)

杉村宏議員は、町行政を推進するための、町長交際費を肯定しています。必要なら、増額も是です。

しかし、その支出は、公費である以上、主権者に認められるものでなければならないと考えています。それならばこそ、公開できない支出であるならば、返還も致し方ないものと考えています。

現町長は、理解できない質問であるとして、返還は考えられないとの答弁をしています。(平成30年6月)そのような答弁こそが、理解できません。

(岩美町議会の中では、杉村宏議員のみが、問題であるとしており、他議員の発言はありません。)

今までの経過

平成25年度、予算現額200万円、執行済み額187万円、不用額13万円(モル8号P3参照)

平成26年度、予算現額200万円、執行済み額193万円、不用額7万円(モル8号P3参照)

平成27年度、予算現額200万円、執行済み額199万円、不用額1万円(モル8号P3参照)

平成28年度、予算現額200万円、執行済み額199万円、不用額1万円(モル8号P3参照)

平成29年度、予算現額200万円、執行済み額179万円、不用額21万円(モル8号P3参照)

平成30年度、予算現額200万円、執行済み額93万円、不用額106万円(モル10号P6参照)

令和 元年度、予算現額150万円、執行済み額71万円、不用額78万円(モル12号P6参照)

(元年度の当初予算額は200万円のところ、3月補正で50万円減額で、予算現額は150万円)

令和 2年度、当初予算150万円

前町長の支出を正当化するための、当初予算における前年踏襲もどきは、西垣英彦氏の岩美町行政の長としての限界を現わしています。

岩美町行政は、このような些末なことでも、変わることができていません。

どうして、予算案を100万円程度に半減しないのでしょうか。


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):