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骨盤(おもしー300)

40代に、腰椎椎間板ヘルニアの診断を受けた者として

(20年ほど前のこと)

骨盤とその上に在る脊髄、

特に、

診断いただいた箇所である脊髄の下部である腰椎あたりのことは、

今でも、気になる。


痛かったなあ。

歩けないし、動けない。

無理してトイレにたどり着いても、出せない。

2カ月の入院で保存治療を。

それも2年ぐらいの間をおいて、もう一度。


「骨盤の傾きが意味するもの」(2023.5.6日経の元気の処方箋)では、

骨盤にはつなぎ目が2つある。

仙骨と左右の腸骨との間にある仙腸関節と

左右の恥骨との間にある恥骨結合

人体で最強クラスの強固な靭帯が張り巡らされている骨盤は頑丈で、

仙腸関節と恥骨結合の可動域はそれぞれ僅か2度、1度程度にすぎない。

関節の表面は通常は滑らかだが、仙腸関節の表面は凸凹しており摩擦抵抗が強い。

同関節は進化の過程で可動性よりも固定性の役割を担ってきた関節といえる。

医学的には日常生活で骨盤が歪むとは考え難い。

上にある背骨や下にある股関節の柔軟性や筋力のアンバランスによって骨盤の傾きは生じる。

骨盤の歪みから不調が生じるのではなく、その逆で背骨や股関節の不調が骨盤の傾きとして表れているだけ

骨盤の傾きは悪者どころか、むしろ本当の原因を教えてくれる存在

などとされています。


そうなんだよなあ。

痛かったあたりから、不思議だった。

仙腸関節。

本当に、関節なのですか?

関節といえば、折れ曲がったりして、動くところ。

日常的には、そんなところに、関節があるとは感じない。

その仙腸関節は、関節と呼ばれてはいるものの、固定性の役割と書かれていて、納得です。

そして、左右の腸骨に、仙腸関節を介して仙骨が強く支えられ、その上に背骨がのっかっている。

そこらあたりは、

人体で最強クラスの靭帯によって、頑丈であると。


骨盤って、なんだかすごいなあ。


退院後も長い間、右足の小指のあたりにしびれが残っていた。

ただ、

最近、なんだかそれをあまり感じない。


体幹の真ん中を貫く背骨、股関節の柔軟性、筋力のバランス。

これらに、良い影響を、昨年からの運動が与えてくれているように思う。

突きにしても蹴りにしても、手足を先に出すのではなくて、先に動くのは腰あたりで、

その動きに手足がついてくる、そんな感じ。

上手くできていないけれども、

先生は、よく見てくれていて、指摘していただける。

そんな動きが、バランスや体幹に、目立たないところで効果を与えているような。

でも、連休で、練習も空きができて、自主練もどこへやら。

まあでも、年も年なので、ぼちぼちにしながら。

これでいいのだ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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