バイト先の先輩がハムスターを溺愛している。
専用の温熱マットや入れ物全体を温める電気毛布などでこの冬を温かく過ごさせているとか。
個々の動物の寿命が体重の4分の1に比例する
その動物が生きるさまざまな運動(心拍、呼吸、まばたき、反射運動など)に伴う時間や行動の速さも同じ法則に従っていることが明らかになった
動物が一生の間に打つ脈拍の全回数(約20億回)や全呼吸数(約5億回)になり、全ての動物に適用できる
むろん人間も例外でない。
などと
本川達雄さんの「ゾウの時間 ネズミの時間」が(2024.1.20日本海の読書日和)で宇宙物理学者の方が紹介されていた。
白亜紀に生き体重60トンともいわれる恐竜と呼ばれる生物たちは長生きだったのだろうか。
件の先輩のハムスター君(立派なタマタマが付いていると自慢していた。)の寿命はそれほど長くない。
四半世紀前あたりにこの家でも娘が飼っていて、その時にも、大泣きされた。
たしかに、小さな生き物の寿命は長くない。
ネズミだろ、と言うと、その先輩は怒る。
「ネズミって言うな!」
齧歯目の動物だと思うけれど、
恐竜のいなくなった地上で生き延びて来てくれた生き物たちの系譜が僕にも続いている。
大きくなれば、個々の生命体は長生きする。
それなら、
同じ種でも、大きさでその傾向があるのだろうか。
体を大きくすれば、
体深部への外気などの影響はより小さくなり、安定的に機能を継続できる。
それで、その体の都合を優先できるのであれば、
脈拍や呼吸回数も少なくできてしまう。そんな感じか。
今から思いやられる。
確か、1年半か2年ほどの寿命だったか。
そして、1年ぐらい経過していると思う。
なにって。
先輩の悲嘆が目に見えるようで。
せめて、寒くも暑くもないようにして、1日でも長生きしていて下さりませ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」