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モル8P3 自然館と交流館の連携が大事

(問)県の自然館と町の交流館の連携が最も大事だ
(答)考え方が違う
杉村 日本ジオパーク委員会再認定審査における指摘事項の対応策として、山陰海岸ジオパーク推進協議会は本年3月にアクションプランを策定し、同月末に日本ジオパーク委員会に提出した。鳥取県立海と大地の自然館(以下「自然館」)を展示学習型中核拠点施設、新温泉町立山陰海岸ジオパーク館(以下「パーク館」)を体験交流型中核拠点施設とし、調査研究や商品開発、ガイドのスキルアップなどを促進とある。両施設の役割を明確化し、補完し合う体制の構築をするとされている。しかし、自然館が補完し合う第一の施設は、岩美町立渚交流館(以下「交流館」)だ。ジオフィールドとして自然館と交流館の一体的な運営が否定されているかのようだ。プラン作成において、当町はどう関わったのか。

町長 実験機器によるジオ形成の体験ができる施設としてパーク館を位置づけている。新温泉町と連携するよりも交流館と連携すべきとの議論とは考え方が違う。

杉村 交流館のアクティビティー、役割を発展させたい。自然館は中核拠点施設として、前回の一般質問では規模拡大はしないという答弁だったが、本当にそれでいいのか。今の自然館と交流館のもっとしっかりとした連携を、施設規模も含めて、来られる方々の満足度を上げたい。そして、民間の事業、持続的なことにつなげたい。