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12月6日の全員協議会

 岩美町議会の全員協議会は、それ以前に開催される二つの常任委員会で審議などがなされるため、所属する委員会で協議した案件については、原則発言できないこととされています。
 したがいまして、以下に杉村宏議員の発言要旨を記載していますが、主に総務教育常任委員会所管外について発言しました。

〇高齢者世帯等雪下ろし助成事業の見直し
 予算審査や決算審査の論議を踏まえた検討結果であり、評価したい。

〇町有施設における受動喫煙対策
 法より踏み込んだ取り組み内容で評価したい。女性の意見はいただけたか。
 回答 女性のご意見はあまりいただいていない。

〇職員の懲戒処分
 県職員が同様な飲酒運転で懲戒免職となっていた。以前からの説明では、他団体の処分を参考にしているとあったが、整合性は取れているのか。
 回答 岩美町の処分基準は、人事院勧告に沿ったもので、その処分基準に従い処分した。県の処分基準とは異なる。
 杉村 それならば、鳥取県も人事院の勧告は重視していると思うが、それを上回る処分を行ったこととなる。なぜ、県はそこまでしているのか。そこらあたりも充分参考にすべきだ。
 回答 職員懲戒審査委員会の委員構成や処分基準を見直したい。

〇議員報酬
 前期4年間の中で、2回ほど議員報酬等の増額の改定があり、いずれも反対した。反対理由は、平成25年6月11日付けの岩美町議会改革調査特別委員会の報告書は、当時の本会議で異議なく了承されているが、町議会議員の平成26年7月改選後に議論を委ねた事案が多数あり、その中に議員報酬も含まれている。
 前期4年間の中で、複数回、協議の再開を全員協議会で呼びかけたが、同委員会を構成されていた議員からも賛同はなく、また、今期、本年7月に改選後にも協議の再開を訴えたが、現在のところ、各議員の反応はない。
 議会改革全体を協議する中で、報酬等にも議論を進めるべきで、岩美町特別職報酬等審議会で増額等の答申があったからとして、議会改革を進めない中で報酬のみ答申通りとすることは、政治的判断として、その立場に立てない。
 
 なお、同審議会に諮問した時点で、答申は受け入れるものとする議員の意見が多かった。杉村宏議員は、審議会に適正な相場を提示していただくことはやぶさかではないが、それをそのまま条例改正して実施するかどうかは、各議員の政治判断によるものであると主張した。理由は異なるながらも、八頭町議会では期末手当引き上げに対し、その支給率に対することではなく、他の事案で町民からの信頼回復のため反対された議員があったようだ。問われているのは、その姿勢だと考えています。

〇議長交際費
 過去にさかのぼって、公開すべき。
 議長 見て頂ければいいが、おかしな支出はない。しかし、過去の支出の公開は考えていない。

〇議会傍聴規則
 本会議の傍聴は、希望者が氏名等を票に記載するのみ。委員会等は、委員長等の許可が必要?

〇議場への国旗掲揚
 岩美町議会の議場は、まさに、地方自治の現場であり、国旗の掲揚の必要性は、特段感じない。

〇議員の服装
 議会議員は、行政の長のように一人ではなく、複数だ。そして、その複数が定める条例や予算に従い行政の長が執行する。行政より議決機関のほうが上位に位置するのは、多様な民意を議会のほうが行政より反映できると考えられているからだ。
 したがって、議会が多様性を重んじるならば、服装に関しても、一律的な制限は避けるべきだ。町民から見て奇異に感じられることでなければ、許容する方がいい。
 前期の総務教育常任委員会委員長田中伸吾氏から同委員会開催中に、クールビズ期間の会合で、杉村宏議員が、岩美町がPRしている「いわみん」のポロシャツを着用し出席したことに対し、注意があり、以後もされるのであれば、懲戒等も考えるとあった。しかたがないので、同ポロシャツを、以後はあまり着用しなくなったが、岩美町がPRしているものを、クールビズ期間に着用して、注意を受けることが、未だに理解できません。

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