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特別職給与減額

平成30年12月定例会 議案 特別職給与1割3か月減額

 私は、この特別職の給与減額について、減額する受け止めが執行部において、もっと真摯に受けとめるべきであるとする立場から、議案に対し、反対いたします。

 平成30年度の定期監査報告書の中で、「飲酒運転や、軽自動車での誤徴収、交付書類取り違えミスが新聞報道され、岩美町役場の信頼が大きく失墜されたことは、遺憾に思う。」と記載されています。当然の記載内容だと捉えています。
その中でも、特に、飲酒運転について、岩美町役場職員が起した飲酒運転は特殊であります。
 通常の飲酒運転での違反者の釈明の中には、たいがい、飲酒後、時間が経過しており酔いは覚めたというような記載が新聞報道されています。つまり、釈明としては、体内のアルコールは基準以上に残っていないとする自覚のもとに運転したが、結果として、アルコールが検出され、飲酒運転として検挙されているようです。その釈明自体を擁護する立場にありませんが、そのような釈明が一般的な事例であると捉えています。
 一方、当町の委員会資料では「飲酒して運転」という表現でありますが、当初の説明などでは「飲酒しながら運転」とありました。私は、この違いが、大変大きなものであると捉えています。
 飲酒運転は決して過失によるものではなく、確信的に行っている犯罪だとされていますが、先に申しあげた、釈明としての自覚ではアルコールが抜けている状態での運転と、アルコールを摂取しながらでの運転は、そのレベルが全然違います。
 ハンドルを握りながらの飲酒、運転中の飲酒が、人間が社会を形成し、その中で飲酒運転を根絶しようとしている中で、行われた。それが、公務を行う岩美町役場の職員であった。
 再発防止として町職員の方への研修などを行われているようですが、たぶん、全ての職員の方々は、発生した事犯に相当な違和感を持っておられるのではと思います。
 そうした特殊な事犯などの発生を受けて、本日、追加議案で特別職の給与減額として、1割減額を3か月として提案なされていますが、事態の深刻さを、もっと真摯に受け止めるべきであると感じています。これでは、町民の皆様に顔向けできません。
 この程度の減額では、賛成いたしかねます。
 以上、反対討論を終わります。

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