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「兵馬俑展」没原稿

 以下は、1カ月前に新聞投稿し、本日現在のところ掲載がありませんので、没になったと思われるものです。


題「兵馬俑展」

 兵馬俑展に行かせていただきました。兵士達の俑に、以前からとてもお会いしたかった。「20世紀最大の考古学的発見」と言われているようですが、始皇帝陵が発掘されれば、21世紀最大どころか、もっと規模の大きな表現になるのでしょう。でも、たぶん、わたくしめの存命中には陵の発掘は望めません。会わせていただけるのは兵馬俑まで。兵士の表情がそれぞれに異なる俑そのものを間近かで拝見でき、同じような姿勢で写真も一緒に撮らせていただきました。

 中国四千年の歴史と言われていますが、等身大の兵馬俑が作成されたのはこの時だけで、この以前も以後も小さな俑であると説明されています。それにしても、兵士達の生き様が迫ってくるようでした。陶工の方々の決死の作業もうかがわれます。

 俑を焼き上げるため、黄土高原の樹木を伐採し大量の薪としたため、広範囲で黄土が露出し、現在でも黄砂が日本列島に飛んでくるとどこかで読みました。ホントなのかな?

(文字数は、401文字です。)


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