以下は、1カ月前に新聞投稿し、本日現在のところ掲載がありませんので、没になったと思われるものです。
題「紫電改実物大模型」
兵庫県の鶉野飛行場跡に建てられたsoraかさい(入場無料)に行ってきました。目的は、旧海軍機「紫電改」の実物大模型を見学するためでした。
中学生の頃だから、半世紀前。老先生御自宅での私塾に通い、勉強はあまり熱心ではなく、友達との五目並べや漫画本を読ませていただいていました。その本の中に、ちばてつやさんの「紫電改のタカ」があり、何度も読みました。戦闘機の空中戦は、いかに敵機の後ろに付くかで勝負が決まるようでして、後ろに付かせて、すぐさま機体を無理な急上昇姿勢とし、失速させ急降下。後ろの敵機からは消えたように見せ、その後上昇して、後ろだったか下からだったか攻撃する戦法だったような記憶があります。無理な戦法に耐えられる機体も、馬力も高い高性能機を、模型とはいえ、見ておきたかった。紫電改という名前も、何かかっこいいじゃあありませんか。
記憶の整理をするような、たのしい終活のひとつのように思います。
(文字数は、398文字です。)
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