どうですか。次の国々。
①アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、バングラデシュ、ボリビア、ブルンジ、中央アフリカ、中国、コンゴ、キューバ、エル・サルバドル、赤道ギニア、インド、イラン、イラク、カザフスタン、キルギスタン、ラオス、マダガスカル、マリ、モンゴル、モザンビーク、ナミビア、ニカラグア、パキスタン、セネガル、南アフリカ、南スーダン、スリランカ、スーダン、タジキスタン、ウガンダ、タンザニア、ベトナム、ジンバブエ
②アゼルバイジャン、ブルキナファソ、エスワティニ、エチオピア、ギニア、ギニア・ビサウ、モロッコ、トーゴ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベネズエラ
国連総会緊急特別会合は3月2日(日本時間3日未明)、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議を賛成多数で採択しました。193カ国中、賛成141カ国、反対5カ国(ベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、ロシア、シリア)、棄権35カ国でした。①は棄権の35カ国、②は意思を示さなかった12カ国。それぞれに事情があるのでしょう。
①のなかのスリランカの首相は議会演説で「破産した国家」と語り、ロシアに燃料支援の要請をしているそうです(2022.7/8日経)。ラオスも「頼みはロシア」(2022.7/7日経)とありました。両国とも、ガソリンの給油に長蛇の列で、なかには、数日間並んでいて死者まで出ているそうです。経済の低迷がある中で割安で石油が手に入るならば、背に腹は代えられない。すきで燃料要請しているわけではない。理念やきれいごとだけでは、目の前の生活が立ち行かない。銃などによる政情不安もあるのか。そんな事情も含まれるそれぞれの国々であると思っています。
屋根があり、食べることができている人間が、一面的にそれらの国を非難できない。それぞれの国の問題を解決できるんなら飛び込んでやってみろ。そう言われると尻込みする自分がいます。
でも、過ちを行ってしまうことや判断を違えてしまうこともあるなかで、今できることを積み重ねるていきたい。そんなことをおもってしまいました。
(文字数は、853文字です。)
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」