「世界2.2%成長に減速 侵攻の損失400兆円」(2022.9.27日経)のなかで、
長引く戦争の代償が重くのしかかる。
23年の実質所得は21年12月時点の見通しを2.8兆ドル(約400兆円)下回る。
とあります。
また、
「ウクライナ侵攻で原油高騰 湾岸諸国に200兆円流入」(2022.9.27日経)のなかで、
ロシアによるウクライナ侵攻で高騰した原油価格はサウジアラビアなどの湾岸産油国に巨額の財政収入をもたらせた。
消費国からの追加的な資金の移動は今後5年間で1.4兆ドル(約200兆円)に達するとの試算がある。
物価高騰に苦しむ世界の経済で、湾岸産油国は「一人勝ち」の地位を得た。
などとありました。
まさに、湾岸産油国にとっては、ロシア様様で、
「脱炭素」と新型コロナウイルス禍で、消費が落ち込んでいたところの「神のご加護」現象です。
ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチンさんを、現世における神の化身として厚く遇されてはいかがか。
といった恨み言のひとつも言いたくなる。
だって、200兆円は追加的な分であって、元の分にその分、増して収入になる試算なんですよ。
記事に記載がないため分かりませんが、元の分と併せたら、いったい、どれほどとなるのか。
私が税金を払い、
その税金で補助金を出して、あるべき価格よりも少し安く購入しているガソリンや軽油。
世界中が、化石燃料に高騰している対価を払って求めている。
後の記事の中で、
長期的に消費国の石油離れが加速するのは確実で、今回のブームは最後となる可能性が大きい。
ともありますが、
気候変動よりも今年の冬の暖房だ。
と、欧州各国も、ガス買いあさりや石炭争奪に焦っている。
そんな中での、ノルドストリーム。
「海底ガス管 停止長期化も ノルドストリーム ロシア、破壊工作か」(2022.9.29日経)のなかで、
「ロシアが計画したテロ攻撃で、EUに対する侵略行為だ」
ロシア政府も「何らかの破壊行為があったことは明らか」
などとあります。
何でもありなのか。
戦争だから。
「ウクライナの反抗は成功する」(2022.9.22産経)のなかで、
宣戦布告と軍の総動員を回避するような人物が、核使用を決断できるとは思わない。
とありました。
そうあってほしい。
切実に思う。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」