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寒すぎる家(おもしー186)

僕の家は寒い。

寒すぎると思います。

築97年目(大正15年建築)。

隙間風が当たり前。

吹雪く日は、改修していない部分の屋根の下あたりから、室内に粉雪が少しだけれども舞う。

近所の、僕の家より古い家にお住まいの方は、

夜寝る時、顔が外にあるようだと言われています。

室内で、息が白くなる。

もっとも、もっと寒さに耐えて住まわれている方もあるのでしょうけれど。


「日本の家は 寒すぎる」(2023.1.1朝日の気候危機と住まい 適温で暮らしたい)では、

WHO勧告「最低室温18度」9割が満たさず

「高血圧や循環器の病気は生活習慣病として広く知られていますが、住環境による『生活環境病』としても捉える必要があります」

「日本人の多くは、寒すぎる部屋で暮らしている」

18度は、世界保健機関(WHO)が推奨する冬の最低室温だ。

特に高齢者や女性では、室温の低下によって血圧が上昇する傾向が強い

断熱改修をすると、特に朝の最高血圧は有意に下がった。

「家の作りやうは、夏をむねとすべし」

その時代は人生50年。大多数の人は若くして死ぬので、寒さに耐えられた

今は「人生100年」と言われ、寒さに弱い高齢者が多い時代

などとありました。


そうか、うちだけじゃなかったのか。

でも、

日本は先進国。

(最近、自信をもって言いづらくなっていますが、)

それなのに、室温18度なんて、夢のまた夢のような。

(趣味の薪ストーブを焚くときはもっと上がりますが、

アルバイトで忙しくて、やっぱり趣味の範囲での焚く頻度です。)

そんな温度であれば、ポロシャツになって、身軽。

心も身軽になるようで、

自由な考えが浮かんでくる。

(そうか、だからいつもろくでもないことを言うのか、と、言わないでくださいませ。)

だからこそ、先進国はさらに先進する。

日本は、いろいろな面で、進んでいる進もうとしている国に追い越されているような、

まるで、降りているエレベーターに逆に立ち、

昇っているエレベーターに乗っている人を眺めているような。


寒い我が家では縮こまる。

つい、猫背になる。

今も、趣味の山歩きの冬用のシュラフ(寝袋)に足腰を入れている。

(これはとてもいいです。暖房がいりません。)

この家を改修して、気密性を高め、保温できるような室内にすることは、

たぶん、無理。

風を入れなければ、白アリなどの被害が入ってくる。

そう思います。


高齢者や女性が寒さに困るのは、筋肉量が相当影響していると思う。

人生100年なら、それに応じるように、

発熱する筋肉をできるだけ、何歳からでも、つくる、維持する。

(昨日までのことは健忘したので、今が一番若い、と考えて、)

そんなことを心掛けたい。

たぶん、気持ちも前向きになる。


それとも、冬だけ、南の島に行きますか。

(鉄砲玉のように、帰って来なくなる?)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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