「新総裁の決まり方」(2023.1.16日本海の炉辺解説)では、
「金融政策については新銀行法精神にのっとって運営したい」
「当然だ」
「新銀行法の精神」というのは政府からの独立
誰がなるにせよ、黒田総裁は「異次元緩和」と称する大規模な金融緩和を繰り出し、「中央銀行にはできない」とされていた長期金利のコントロールまで始めてしまった。
金利上昇は国家財政に直結する。
などとされていて、
読後の受けた印象は、
やってはならないことをやっていて取り返しのつかないところまで落とし込み、それでも任期満了まで居座るの?
そんな感じです。
もっと、はっきりと書くべきだと思います。
辞めるなら、さっさとお辞めなさいと。
4月まで居座るなら、尻拭いの覚悟を示さなければなりませんと。
そもそも、やってはいけないとされているのは、
世界各国の、過去の、戦争などに至らせてしまった、金融政策の反省から。
それを、
その場しのぎの大甘なお方と、自分は正しいと信ずる意固地なお方との共同で、
今日の、日本経済の泥船を糊塗してきた。
そう思っています。
本日、人前に出て来られて、なにを語るのか。
日銀政策金利の発表は、時間も未定のようですが、
世界の金融に携わる方々が注目されています。
僕なら、自己矛盾を突かれるので、出たくない。
穴を捲って逃げたいぐらいです。
だってそうでしょう。
12月20日に、嘘をついたとまで言われていて、
9月の発言と矛盾することを言っておきながら、
さらに、矛盾を拡大させるのですか?
「日銀新総裁を来月提示」(2023.1.18日経)では、
政府は日銀の黒田東彦総裁の後任人事案を2月に国会へ提示する検討に入った。
黒田氏は4月8日 略 に任期満了を迎える。
などとありました。
悠長だなあ。
そんな時間的余裕は日本国にはないんじゃないの。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」