世界で最も寒い都市とされるロシア極東ヤクーツク
(人口は35万人のようで、鳥取市(18万人)の2倍ぐらい?)
の気温がマイナス62.7度を記録したと、
今日のニュースでありました。
体感的に想像できない寒さですが、
この20年あまりで一番の冷え込みということだそうです。
自分的に体感した寒さは、
いつだったか(5年ぐらい前?)の
大山頂上での
マイナス10度(避難小屋の前の温度計、小さくてよく見えなかった。)くらいだったかな。
吹雪いていて、寒くて、後から考えると、気持ちが焦っていたのかもしれません。
(だいたいに風も強いので、体感温度もそれなりに下がり、こんなところに長居すると、死んでしまうと、感じていたのかな。)
さっさと下山してしまいました。
この前、1月11日の山頂温度はマイナス5度まで下がっていなかったような。
(快晴で、気持ちよかったので、温度は全然気になりませんでした。
手先足先は少し痛かったです。)
大山登山で、車を駐車するところ
(だいたいは、大山寺の南光河原駐車場、この前は第1駐車場。¥1000円)は、
標高800メートルくらい?で、
マイナス10度まで寒くなることは稀?だと思います。
でも、寒い中、車中泊(結構楽しい)をして、翌未明に登り始めると、アイゼンが心地よい。
さて、
タイトルにした軽油。
ディーゼルエンジンの愛車は、12年目に入っています。
燃料の軽油が寒さに弱く、シャーベット状になることは知っていましたけれど、
今までのところでは、支障がありませんでした。
でも、平地でマイナス5度と聞くと、少し心配です。
そんな天気予報もあったものですから。
軽油は、気温に合わせて、どうも5種類あるようでして、
季節によって、販売されている種類が異なり、
この、山陰で、石油連盟さんの「軽油使用ガイドライン」によると、
1~3月は、2号(流動点(液体が凝固する最低温度)がマイナス7.5度以下)
4.5月と10~12月は、1号(同マイナス2.5度以下)
6~9月は、特1号(同プラス5度以下)
ということのようです。
流動点が低い(凍りにくい)と、着火しにくくなるので、エンジン出力や燃費性能も低下するそうです。
つまり、燃料的には、凍りにくいものではないほうが出力は上ということ。
でも、使えなければ、元も子もありません。
軽油には潤滑のため添加材として、パラフィン
(炭素原子の数が20以上のアルカンで、鎖式飽和炭化水素)
が使われているようです。
蠟燭のロウです。
つまり、ロウが少ないものは凍りにくい。ロウが多いものは出力が出るということなのかな。
まあ、常温で固体のロウですから、それを溶かして入れているのだから、気温が下がれば流動性は下がるんだろうなあ。
今度、2月に、国道の峠越えをするかもしれません。
以前(2年前だったか)、その峠の道路標示で、マイナス8.5度とありました。
その時、異常は感じず、エンジンは普通に動いてくれていましたが、
車体には、多くの氷雪が付き、つららがぶら下がり、
麓のコンビニエンスストアで休憩すると、
何人かが、どこから来たのというような眼で見ておられました。
(麓は良く晴れていたので。)
その時の、軽油が、2号だったのか、それとも3号(同マイナス20度以下)だったのかは、わかりません。
ともかく、無事に、支障なく、峠越えができたらありがたい。
寒い時か、その日に、満タンにして、出発します。
本日17時30分に、大寒を迎えますね。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」