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軽油のシャーベット(おもしー193)

世界で最も寒い都市とされるロシア極東ヤクーツク

(人口は35万人のようで、鳥取市(18万人)の2倍ぐらい?)

の気温がマイナス62.7度を記録したと、

今日のニュースでありました。

体感的に想像できない寒さですが、

この20年あまりで一番の冷え込みということだそうです。


自分的に体感した寒さは、

いつだったか(5年ぐらい前?)の

大山頂上での

マイナス10度(避難小屋の前の温度計、小さくてよく見えなかった。)くらいだったかな。

吹雪いていて、寒くて、後から考えると、気持ちが焦っていたのかもしれません。

(だいたいに風も強いので、体感温度もそれなりに下がり、こんなところに長居すると、死んでしまうと、感じていたのかな。)

さっさと下山してしまいました。

この前、1月11日の山頂温度はマイナス5度まで下がっていなかったような。

(快晴で、気持ちよかったので、温度は全然気になりませんでした。

手先足先は少し痛かったです。)


大山登山で、車を駐車するところ

(だいたいは、大山寺の南光河原駐車場、この前は第1駐車場。¥1000円)は、

標高800メートルくらい?で、

マイナス10度まで寒くなることは稀?だと思います。

でも、寒い中、車中泊(結構楽しい)をして、翌未明に登り始めると、アイゼンが心地よい。


さて、

タイトルにした軽油。

ディーゼルエンジンの愛車は、12年目に入っています。

燃料の軽油が寒さに弱く、シャーベット状になることは知っていましたけれど、

今までのところでは、支障がありませんでした。

でも、平地でマイナス5度と聞くと、少し心配です。

そんな天気予報もあったものですから。


軽油は、気温に合わせて、どうも5種類あるようでして、

季節によって、販売されている種類が異なり、

この、山陰で、石油連盟さんの「軽油使用ガイドライン」によると、

1~3月は、2号(流動点(液体が凝固する最低温度)がマイナス7.5度以下)

4.5月と10~12月は、1号(同マイナス2.5度以下)

6~9月は、特1号(同プラス5度以下)

ということのようです。

流動点が低い(凍りにくい)と、着火しにくくなるので、エンジン出力や燃費性能も低下するそうです。

つまり、燃料的には、凍りにくいものではないほうが出力は上ということ。

でも、使えなければ、元も子もありません。

軽油には潤滑のため添加材として、パラフィン

(炭素原子の数が20以上のアルカンで、鎖式飽和炭化水素)

が使われているようです。

蠟燭のロウです。

つまり、ロウが少ないものは凍りにくい。ロウが多いものは出力が出るということなのかな。

まあ、常温で固体のロウですから、それを溶かして入れているのだから、気温が下がれば流動性は下がるんだろうなあ。


今度、2月に、国道の峠越えをするかもしれません。

以前(2年前だったか)、その峠の道路標示で、マイナス8.5度とありました。

その時、異常は感じず、エンジンは普通に動いてくれていましたが、

車体には、多くの氷雪が付き、つららがぶら下がり、

麓のコンビニエンスストアで休憩すると、

何人かが、どこから来たのというような眼で見ておられました。

(麓は良く晴れていたので。)

その時の、軽油が、2号だったのか、それとも3号(同マイナス20度以下)だったのかは、わかりません。

ともかく、無事に、支障なく、峠越えができたらありがたい。

寒い時か、その日に、満タンにして、出発します。

本日17時30分に、大寒を迎えますね。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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