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斜め上をゆく(おもしー199)

なにか、

おもしろい表現だなあ。


料理のアレンジが斜め上をゆくもの。

どんなものを指して斜め上をゆくと言っているかというと、

お味噌汁の具は羊羹と謎の木の実。

そういう、場面で、「斜め上をゆく」と表現なされている。


どなたかというと、

光浦靖子さん。

「自分流やめる=負けた感」(2023.1.15読売)では、

なんか、レシピに従うと負けた気がするんですよね。

なんか、メモすると負けた気がするんです。

時計見たら負けた気がするんです。

3大良いと分かっているけどやれないこと

などともありました。


まず、「斜め上をゆく」。

そんな言葉使いは知りませんでしたので、

ネット検索してみると、

ちゃんとありました。

「予想や常識を超える、または予想や常識から逸れるという意味のネット用語。」

ということのようです。

確かに、僕のような年配者でなくても、

みそ汁の具に、

羊羹やよくわからない木の実が入っていることは、

僕の予想や、僕の常識、そして僕の味覚を超えて、

栄養を補給するための食事から逸脱して、

口汚しと言ってはお菓子に失礼ながらも、

主たる栄養補給路線の横にある食であるお菓子になってしまったような。


それから、

「負けた気がする」

僕も歳をとったもので、

例えば、

車で追い越されても、お先にどうぞ。

当方は安全運転で行きます。

(若かりし頃は、やはり、負けた気がして、嫌な感じを持っていたのになあ。)

メモや時計も、手段や道具と割り切ればいいものをと感じるのは、

これも、僕が、お年寄りになったから。

自分で、自分の力で、

人生を、ストラグル、悪戦苦闘しながら取り組もうとなされている方々においては、

はた目から見れば、そんなことにこだわらなくてもと思われても、

当人からすれば、いたって真面目に真剣に取り組まれている証左のように思えてくる。

悪い面ばかりだとは思えない。

たぶん、根が真面目なんだろうと思う。


空手やバイク、山歩きやこのブログのような文章作りもどきは

楽しみながら大事にしつつも、

もっと、人生の、「斜め上をゆく」ことをできないかなあ。

他の人と比較するのではなくして、

自分のなかで、自分の予想や常識を超えること。

自分で自分が面白いことやってるなあとびっくりさせてみたい。

僕も、根が真面目なので、おもしろいことがなかなかできないのですが。

まずは、今まで知らなくて、おもしろい表現だと感じた

「斜め上をゆく」を

時々使ってみようか。

でも、そんなことじゃあ、「斜め下をゆく」程度だなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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