なんてことですか。
「戦車を軸に領土奪回へ」(2023.1.26日経)のなかで、
ウクライナ軍は、 戦車や機動力の高い装甲車や歩兵戦闘車などを組み合わせて前進する作戦
ロシア軍はウクライナ東部で戦力増強を急いで
春以降の戦闘激化が予想される。
ウクライナが求める300両
欧州13カ国の軍が約2000両を保有するレオパルト2は、欧米からウクライナへの大量供給が可能な唯一の戦車
春には供与された戦車を軸とした部隊を前線に投入できる
などとあることを、
苦虫を噛みながら読みました。
春といえば、戦闘は2年目に突入してしまい、しかも、戦車をポーランド、フィンランド、ドイツが供与の意向という。
停戦を僕は望みながらも、戦闘激化というどなたかの見通しとは。
なんてことか。
「欧州天然ガス8割安 記録的暖冬 高い貯蔵率維持」(2023.1.25日経)とありますので、
ウクライナの方々も、少しは、寒さが凌げているのか。
それが少しの慰め。
「使い捨て、ごめんだ」(2023.1.24日本海)のなかで、
ロシアが昨年9月に部分動員令を発動したことを受け、多くの若者が軍の招集を回避するため母国を離れた。
「僕ら若者がもっと政治に興味を持っていれば、戦争を食い止められたかもしれない」
とありました。
国民として、その国の政治の方向を選択できる権利がある。
自分の思う方向に行かなくとも、その世代に生きてきたものとしては、
共同責任が免れないと、僕は、思っている。
だから、
日本国の政治の結果責任も、
あの時ダメだと言ったじゃないかといえたとしても、
やっぱり、良いも悪いも、全体で結果を担い、次世代に対して説明責任を負い、つなげなければならないと思う。
それはまた、
一国の話だけではないとも思っている。
ロシア国内で、戦争食い止めのできなかったことを出国した若者たちの責任にしてはダメ。
そう感じてくれる人々がいたとしても、
その責任は、大なり小なり、僕にもある。
そう、考えている。
ロシアの兵士。ウクライナの兵士。
ウクライナの兵士。ロシアの兵士。
どちらが先か後かなんて関係ない。
定員4名のレオパルト2。
どんな気持ちで、64トンの車体に乗車するのだろう。
誰だって、戦場へ向かうものに乗りたくない。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」