「血流改善、免疫力アップ」(2023.1.28日経)のなかで、
寒い季節、暖かいお風呂につかると幸せを感じる人は多いだろう。
毎日入浴すると健康寿命が延びることも確認された。
週2回以下しか入浴しない人たちに比べて毎日入浴する人たちは要介護になるリスクが29%低くなる。
「硫黄泉と酸性泉は皮膚表面の雑菌を殺してくれる。」
などとありました。
そのとおりなのだと思います。
でもねえ。
宮本武蔵ではないけれど、
お風呂が、いつごろか、億劫になっています。
(汗をかいたら、気持ち悪いので、さっさと入りますが、)
年を通じて、10年前ごろから、あまり寒さが辛くない。
時々書いていますが、自宅では、1年中素足。
お風呂の床のタイルが、冬は冷たいので、
市販の、すのこのようなものを、以前は使っていたけれど、
今は、ありません。
素足で、冷たい(時々は凍るような)タイルの床の上に、
特に、最初の入浴者(だいたい僕)は立ちます。
そして、
僕も、歳をとったのでしょう。
時々、新聞の欄で、年配の家人のお風呂嫌いが相談されています。
入浴すればしたで、とても気持ちがいいけれども、
疲れて、1時間程は余分に長く寝てしまう。
僕の皮膚の大事な常在菌も洗い流されて、
菌たちにとっては、どこにノアの箱舟があるのか状態になり、
回復に時間を要する。
そんな心配をしたりしています。
さてさて、
新聞記載の感想ですが、
血液は1割ほどが動脈血で、全身に送られ、
9割の静脈の血液がゆっくりと心臓や肺に戻ってくる。
静脈の流れをスムーズにさせてくれるのが、
お風呂の、温熱、浮力と水圧。
温熱により、静脈は体の表面近くに多くあるため、血液が暖まりやすく血管も拡張する。
浮力により、体中が浮いた状態に近いため、体の重さの負担を和らげ、
水圧により、特に、第2の心臓と呼ばれるふくらはぎも含めて、水深がある方の下半身や足にたまった血液を押し戻してくれる。
(深くて広いお風呂は、とても好きで、気持ちがいいです。)
滞り気味の血管内の血液の流れを促進してくれれば、
それはもう、体が喜ぶこと間違いなし。
だから、幸せを感じる。
日々の生活で血流があまり芳しくないような方ほど、入浴の効果が大きいように思っています。
「せっけんを使うときは十分に泡立てて手で洗うようにする。」
?
固形石鹸が好きで、頭から足先まで、一個の石鹼で洗っていますが、
手だけで洗うことは、できません。
第一、背中中に手が届かない。
(体が硬いのかなあ。)
泡立てのよいタオルのようなもので、ごしごし。
「すねや二の腕など乾燥しやすい部分は毎日洗う必要はない」
?
それなら、やっぱり、そもそも、
それなりの健康体なら、毎日の入浴はどうなのかなあ。
(ここは、論点をすれ違いにさせているような。)
入浴後にしっかり保湿しておく。
?
そんなことしたことありません。
だから、たぶん、毎日は入浴していない僕の健康寿命は伸びていません。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」