いよいよ、
本日から明日まで、
日本銀行の金融政策決定会合が開催されます。
新総裁さんにとっては、初めての決定会合。
結論から申し上げますと、
次の記事と同意見。
「植田日銀のシナリオを読む」(2023.4.25日経の大機小機)では、
長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)をまず解除するという予想もあるが、これはやや期待先行かもしれない。
出口を急がず
緩和修正の最初の一手はより慎重にならざるを得ないのだ。
などとあるのを、主語すっとばしで、紹介します。
そう思っていたところに、今朝の記事、
「長短金利操作 継続の観測」(2023.4.27日経)では、
日銀は見直しに慎重だ。
植田総裁は(4月)25日の衆院財務金融委員会でIMFの指摘を念頭に
「現状イールドカーブの形状は総じてスムーズだ」
「現状の経済・物価・金融情勢に鑑みて、現行のYCCによる金融緩和を継続することが適当だと考える」
ただ、日銀は22年12月の長期金利の引き上げの際、
市場に予測を与えないサプライズで実施した。
市場が政策修正を織り込めば投機筋が利益を得ようとして大量の国債の空売りを仕掛けかねないためで、
財務省関係者は
「緩和縮小はだまし討ちで決断するしかない。」との見方を示す。
などとありました。
決定会合の後、
明日の昼頃には、日銀の政策金利が発表され、
その後、午後3時半ごろなのかな、日銀総裁さんによる定例記者会見が行われる。
昨年12月の会見では、一方通行質疑応答での自己矛盾答弁による、急激なドル安円高が進んだけれども、いつの間にか元通りのような。
この度は、どうなされるのだろうか。
僕の感じは、先の記事のとおり。
次回の決定会合は7月下旬に予定されているので、
その付近までは、明日の総裁会見を受けて、円安傾向なのかな。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」