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中枢時計と抹消時計(おもしー302)

知らなかったなあ。

体内時計にもいろいろあり、

それぞれをリセットされているなんて。

ヒトの体って、各部がバラバラのようでいて、また、統率されているようでいて、

けっこう厄介みたい。

よくやっているよ。ほんとうに。

司令塔から言わせれば、なかなかに、言うことを聞いてくれない そんなのだろうか。


「朝食でリズムをつける」(2023.4.22朝日の元気にキレイ)では、

脳の視床下部の視交叉上核(しこうさじょうかく)という部分にある「中枢時計」は、

太陽の光が目(網膜)を通じて入ると「朝になった」と脳が認識してリセットされる。

肝臓や肺、腸など各臓器もそれぞれに「抹消時計」を持つ。

抹消時計がばらばらに動くと病気を招いたり体調を崩したりするもと

中枢時計が司令塔となって全身に「いま何時」という情報を送り、体内時計を調整している。

光の刺激にあわせ、食事のタイミングや内容をうまく使えば時計をスムーズに動かせるため、起床後の最初の食事(朝食)が大きな役割を果たす。

などとあります。


腸からすれば、生命体の最初に必要とされた器官であり、

免疫などや、外の生物群(腸内細菌など)との付き合いも含めて、手いっぱい。

後から、出て来て、大きな顔をしている、脳なんかの、言うことなんか聞くものか。

でも、消化するべきものが入って来れば(食事をされれば)、

話は別。

(朝日の)光の刺激にあわせ、食事のタイミング(を、その後などに合わせて)や内容をうまく使えば(末梢の)時計をスムーズに動かせる(合わせられてしまう)


時計を合わせるって、

つまり、他人同士なら、他人のペースにあわせるということ。

自分のペースが間違っているなんて、言われたくないけれど、

それを、朝日で司令塔がリセットされ、、

(本当に、脳が、いろんな意味での司令塔なのかは、とても疑問に思っていますけれど、)

食事などで、身体全体の時刻リセットのしやすさを応援する。


たぶん、言ってもなかなか聞かないので(情報を送っても)、

食事で、腸を黙らせて、

深呼吸で、肺を目覚めさせて、

食事で吸収された栄養素などを門脈を通じて送って、肝臓に呼びかけて、

それぞれ五臓六腑の言い分もおありなのでしょうけれど、

ここは、地球の自転(日の出)に、皆さん合わせましょう。

あんなこんなで、それぞれの抹消時計を合わせているんだろうなあと。


そうか、

胸腔や腹腔に鎮座まします内臓と呼ばれる器官は、

肋骨や腹筋などで、大事にしまわれている分、

そこには光が届きにくい。

生命体の外部の情報は、

五感の多くがその主要な感覚器(目や鼻など)を集中させていて、

かつ、その感覚器で得た情報の交通整理をする機関(脳)を近く置いている

いわゆる、頭部のあたりのことを、

それ以外のところが、聞かざるを得ない。

そんな感じ。


そういえば、

僕の、腕時計も、しばらく時刻合わせをしていないなあ。

(腕時計ですが、手首に巻き付けることが嫌なので、ベルトにつけています。)

少々ずれているぐらいが、幾分、気が楽なような感じもします。

(たぶん、それなりに、人間社会のペースからズレているのでしょう。

こんな僕のような人の体内時計を、人間社会の時刻に合わせることは、

とても困難なような。

単なる頑固で意固地なんですが。)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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